【どうのつるぎ】

Last-modified: 2020-10-15 (木) 14:09:21

概要

漢字で書くと「銅の剣」。
 
それは全ての作品に登場し、後世において伝説と語られた【勇者】達のその多くが、一度は手にしたであろう一品。
長きに渡る【ドラゴンクエスト】シリーズを通じて受け継がれるこの武器は、シンプルながら扱いやすさと手頃な価格を両立している事もあって、駆け出しの若者に過ぎなかった彼らの冒険を支え、「駆け出し剣士はまずこれを持つことから始まる」とされたり、「はじめの村の守人や初級冒険者達にも幅広く愛用されている」と言われる。
 
DQ9、DQ10を除くといずれの作品でも攻撃力は10を越え、ダメージ期待値を大きく上げてくれる優れもの。
最序盤に登場する弱めのモンスター相手ならば十分な威力を発揮してくれる。
作品によってはこれから旅に出る主人公の【初期装備】(あるいは即手に入る事実上の初期装備)である場合もあり、文字通り「これ無しでは冒険が始まらない」武器だったりもする。
 
…と書くと非常に凄そうだが、実際は【銅】を鋳型に流し込んで固めただけというシンプルな量産品のだったりする。
鋳造の量産品で刃は研磨されていないので斬れ味が鈍く、質もいいわけではないので刃こぼれもしやすい。
そんなわけで、一応は(見た目は)剣だが、実際は斬るというよりは【こんぼう】の様に叩いて使用されるらしい。
 
ちなみに刃が無いという設定は、戦いの素人であるはずの職種や初心者が扱った時の違和感を抑えている。
そのせいか、刃物が苦手なDQ3の僧侶【ミネア】【クリフト】等の僧侶系のキャラも装備可能。旅の【商人】の護身用としても手頃に見えるし、【遊び人】は文字通り装飾目的とも解釈できる。
ただ、あくまでカテゴリ上は「剣」なので、攻撃時のエフェクトは斬撃となっている。
 
また、最近でこそ黄土色だが、旧作品ではピンク一色という何とも言えない色合いをしていた。
とは言え、実際に銅を研磨すると赤み掛かったピンク色に近い色にも見えるので、あながち間違っていないかもしれない。
SFC版DQ1・2説明書のイラストでは、かなり鋭利そうに見えるスマートなデザインだったりする。
DQ1~8までは攻撃力10~13の間を微増減していたが、武器の種類が大幅に増加したDQ9では攻撃力7にまで下がっている。
 
実は上記の「銅で作られた叩く剣」という設定はシリーズ開始当初は無かった。
初登場から長らくの間は「銅で作られた剣」では無く「青銅で作られた剣」という設定だった。
これがFC版DQ4とPS2版DQ8それぞれの説明書において、決定的に変化する事になる。
まず、FC版DQ4ではその分厚さから「斬るより叩く」という設定が出来上がった。
SFC版DQ5においては、それに上述の「型に流し込んで作る」という設定も加わり、現在の設定にかなり近付いたと言える。
そして材料が青銅から銅になったのがPS2版DQ8の時。実は意外と最近の事なのだ。
 
青銅製の設定にも拘わらず初期の作品では「アイテム名には7文字までしか使用できない」という仕様上の制限があった為か、「せいどうのつるぎ(bronze Sword)」では無く「どうのつるぎ(Copper Sword)」という和名・英訳で登場していた。
「せいどうのけん」ならばこの7文字制限をクリアできそうに思えるが、DQ1に登場する剣は全て「つるぎ」で「けん」は存在しない。
1980年代後半の当時のプレイヤーに、馴染みの薄いファンタジー系RPGの世界観を平易に説明する事に腐心していたDQ1では、メッセージ欄に漢字を使用できない事も相俟って、同音異義語の多い「けん」は徹底的に避けられていたのだ。
それも最初に手にするまともな剣であろう銅の剣ならば尚更の事だった。
※同音異義語の例:【ふくびきけん】【すごろくけん】【じょうせんけん】
 
但しDQ2の時点でその縛りは無くなった様で、早速【はやぶさのけん】【いなずまのけん】等のアイテムが普通に登場し始める。
【かわのふく】【かわのよろい】等、このタイミングでアイテムの実質的な名称変更ができたにも拘わらず、この武器は「せいどうのけん」に変更される事無く「どうのつるぎ」のままだった。
 
なお、後に発売された【公式ガイドブック】上巻等では初期の作品を含めて「名前通りの銅製の剣」と設定が変更されている。
また、初期設定の形状に基づいて作られた青銅製の【せいどうのつるぎ】に関しては、DQ10からは実際に登場を果たしている。
ほか、外伝では同上の形状に似せて作られた金製の【きんのつるぎ】と言ったこの武器よりも弱いが高額な武器も登場している。

実際の銅

現実的な話をすると、銅という金属は同じサイズの鉄製品より重量がある上に柔らかいので叩くと簡単に曲がる、挙句の果てに高価と武具には向いていないので、製鉄が既に普及している世界においては剣の素材にする理由はあまりない。
主に武器などに使われるのは、通常スズなどの添加物を1~2割ほど加えた「青銅」で、実際ファイナルファンタジーなどに登場するのは青銅製の「ブロンズ製品」である。
ただ、西洋世界における剣は刃物としての切れ味によって敵に裂傷を与えるものというよりその重量を活かして強引に叩き切るものであったため、日本刀などと違い切れ味はなまくらだった。(上記された「斬るよりも叩く」というゲームでの設定と一致する)
そういった意味では鉄より比重の高い純銅を用いる意味がまったくないわけではない。
なお古代日本では鉄器と青銅器の製法が近い時期に伝わったらしく、武器に用いられた金属は早くから鉄で、青銅は銅鏡や銅鐸などの祭器・威信材となっていたといわれる。
 
DQにも【せいどうのよろい】という青銅製品が存在するのだが、コイツは頑なに「銅」。英語でも「Copper Sword」なので、青銅ではなく純銅。DQ世界の銅はそんなにありふれているのか……?
なお現実世界の銅、商品相場では鉄の10倍ほどする。鉄と違い精密部品の内部素材としての需要がある事に加え、単純な埋蔵量に大きな差があるからだ(鉄:2320億トン、銅:6.1億トン。JFEスチール社のホームページより)。
ドラクエ世界での鉄と銅の埋蔵量や、武器防具以外での需要の有無は不明だが、我々の世界で古代に青銅器が用いられていたのは鉄の加工技術が未発達だったからであり、鉄器が発達している時代ならわざわざ青銅の武器を作るのはありえない。
例外的に大砲などはむらなく鋳込む必要があるので近代直前まで青銅が最上だったが、剣はその必要はない。純銅なんてなおさらである。
銅にせよ青銅にせよ、鉄製品が普及しているとされることが多い中世風ファンタジーの世界において、銅の剣が安価な武器として使われているという設定は実はかなり独特なのである。
 
ただし価格については飽くまで現実世界における需要、埋蔵量からくる話であり、DQ世界では「武器防具として銅より鉄の方が有用だから高価」「精密部品に使わない、或いは存在しないのでそういう需要がない」「製銅より製鉄のほうが大掛かりな設備や労働力が必要で加工にもより高度な技術と労力が求められるため高価」という扱いになっている可能性もある。
埋蔵量についても、それを調べる技術がDQ世界に無ければわからないだろう。単純に現実世界とは異なって銅の産出量が多い、或いは鉄の方が貴重なのかも知れない。
そもそもファンタジー世界に現実世界の常識を当てはめる方がナンセンス。気にしたら負けなのだ。
 
銅という名前から「竹や木よりも強いが、鉄よりは弱い」という性能を直感的にイメージできるため、わかりやすさを重視した【堀井雄二】らしい言葉選びと言える。
1つツッコミどころを挙げるとすれば、装備可能キャラの設定。「銅の剣は装備できるが鋼鉄の剣は装備できない」と言うキャラは主に後衛キャラを始めとして多く存在するが、銅の方が密度が高く重いため、重さを考えれば逆の方が自然なのだ。
これについては、

  • 銅の剣は「叩く」武器なので特に技術はいらないが、鋼鉄の剣は「斬る」武器なので剣術を修めていないとロクに扱えない
  • 鋼鉄の剣が長剣なのに対し銅の剣は脇差程度のサイズであるため、金属自体の重量差を考慮しても小振りな銅の剣の方が軽くなって扱いやすい

などという考察がある。
※脇差の長さは刃渡り40~50㎝くらいと思っておけばいい(百均で売っている玩具の刀の短い方と同程度)。
ちなみに江戸時代の武士が帯刀していたのは70㎝程度、居合い斬りで使われるのは1m前後なので、大半の剣系武器のサイズもそのくらいだと思われる。
後に【ブロンズナイフ】なる姉妹品が登場し、「銅の剣から装備できないが、ナイフは装備できる」というキャラクターも登場している。
 
なお、DQのロト装備のように伝説の武具が「オリハルコン製」という設定のファンタジー作品は多いが、そのオリハルコンの語源はギリシャ語の「オレイカルコス」で、意味は「山の(=オレル)銅(=カルコス)」。古代ギリシャでは基本的に銅や銅合金の雅表現で使用されていた言葉だったりする。とはいえ、この銅関係の設定は現在の作品だと採用されていない場合が多かったりするのだが。

DQ1

攻撃力は10で、価格は180G。
【ラダトーム】【ガライの町】【マイラ】【リムルダール】【メルキド】と、唯一全ての町や村(町として機能していない【ドムドーラ】は除外)で売られている。
ラダトームでは最高額の品で、初期支度金の120Gでは所持ゴールドが足りず、最初の段階では購入する事はできない。
【たけざお】から替えたら攻撃力+8、【こんぼう】から替えたら攻撃力+6と序盤では目に見えて大きい差が出るので、【ゴールド】が貯まり次第買い替えたい。
 
特にFC版の【ギラ】はダメージが5~12と頼り無く【ドラキー】すら打ち漏らす可能性があるので、早々にこの武器を入手したい所。
本作では【スライム】【スライムベス】が相手なら頑張れば何も装備していない状態でも何とか倒す事はできるので、敢えてこの武器を買うまで他の武具を買わないプレイヤーもいる模様。
両者を均等に狩っていけば経験値40前後で60Gになるので、支度金120Gと合わせて一応180Gには届く。
初期ステータスが最大HP15/力6/素早さ6であれば【ホイミ】を覚えるまでに【旅の宿】に泊まる回数は2~3回と言ったところ。運が良ければ2回の宿代を含めて192Gに達するのは経験値48前後なので、場合によってはギラを覚える前に買う事が可能だったりする。
 
ただ、ギラ習得(経験値47)よりも先に買うのはあまり効率が良いものではなく、あくまでやり込みやこだわりプレイの一種であろう。
Lv3以下かつ全裸では【ドラキー】【ゴースト】までは倒せるかもしれないが、いずれも経験値1に対しゴールド1~2の枠を超えられない。
そもそも普通のステータスの何も装備していない状態では【スライムベス】ですらかなりの強敵なので、ゴールドの少ないスライムを倒す比率が高まり、結果的にギラ習得が先になるだろう。
勿論Lv2までは【ラダトーム城の老人】は何の意味もないので宿賃も無視できない。初期装備をしっかり揃えておかなければ宿に泊まらずにホイミを習得するまで戦うこともまず無理だろう。
その都度復活の呪文を入れなおして全快させれば宿代はかからないのだが、余程のこだわりが無ければ普通そこまではしない。
結果、支度金でしっかり装備を買い揃えるほうが確実な道だろう。
そしてギラ習得後そちらを主力にして【まほうつかい】【おおさそり】を狩ったほうが、ずっと早く簡単に180G貯めることができる。
Lv4時点でこれらを相手にする場合、ステータスによらず銅の剣よりはギラのほうが強いことが多い。
Lv1~2の最序盤ならまだしも、ギラ習得の前後に銅の剣を買うこと自体が非効率だったりする。

リメイク版

【ガライの町】にある【宝箱】からも入手することができるが、手に入れるには【かぎ】が必要。
即ちリムルダール到達以後という事なので、この時点ではアイテム枠の邪魔になるため換金してしまおう。
 
FC版と比べギラの威力が16~20まで強化されているので、ギラを主力にしてマイラ近辺で稼いで、【てつのオノ】を先に買うほうが経済的に優しいので無視されがち。 
スマホ版に至っては竹竿を最初から持っているのでさらに立場がなくなってしまった。

ゲームブック(双葉社)

原作ゲーム同様、下から3番目の武器。買値は100G。
主人公のレベルを3にする上で必要となる。

DQ2

攻撃力は10で、価格は100G。
【ローレシアの王子】【サマルトリアの王子】が装備する事が出来る。
ローレシアの王子が冒険の旅に出る際に、王様から貰う宝箱の中に入っているので、実質彼の初期装備と言える。
世継ぎの王子への手向けとして王から下賜される品としてはあまりに貧相だが、そこはそれ、ゲームという事で。
 
【リリザ】の町と、リメイク版では【サマルトリア】の城でも販売されている。
ただ、サマルトリアの王子の初期装備の【こんぼう】とは攻撃力が2しか違わないのでわざわざ店で買うまでもなく、サマルはローレのお下がりの銅の剣を装備する事になりがち。
この時期はローレの力が伸びてオーバーキル気味の敵も多いので、単にサマルの棍棒と交換してしまうのも手。
パーティシステムの導入による「仲間内での装備品の使い回し」を初体験させてくれる武器だろう。
 
なお、【バブルスライム】【うみうし】【サーベルウルフ】【ブラッドハンド】と、やたらと多くのモンスターがドロップ品として落とす事がある。
しかも全員剣とは無縁。辛うじて「サーベル」ウルフが名前繋がりというくらいだ。倒れた旅人達からの強奪品か?
ちなみに、バブルスライムが【どくけしそう】を所持していないのは本作だけ。
とはいえ、この時点では結構な金策となるので、ありがたく貰っておこう。
 
FC版の仕様として、ドロップするアイテムと同じものを既に所持している場合はアイテムを落とすのではなく、その戦闘で手に入るゴールドが2倍になる(厳密にはランダムで変動し、2倍よりやや低くなる場合が多い)。
つまり銅の剣を持っている状態で上記のモンスターを倒しても銅の剣がドロップする事はない。
そんな状況が起きるのは時期的にはほぼバブルスライムだけだが、仮にバブルスライム単独だった場合の獲得ゴールドはたったの4G。
2倍しても8Gと二束三文もいい所なので落胆は大きいだろう。
バブルスライム出現地域で粘るつもりなら、王子の銅の剣を処分して【せいなるナイフ】【くさりがま】に更新すると金稼ぎが捗る。正攻法ではちょっとキツイところがあるが本作では【ふくびきけん】という【錬金術】があるのでそれを利用すれば、銅の剣の売却収支も含めて鎖鎌でもわりと簡単に買える。

DQ3

攻撃力は12で、価格は100G。【勇者】【戦士】【武闘家】【僧侶】【商人】【遊び人】【賢者】と、多くの職業が装備できる。
ただし、武闘家が装備した場合この武器の攻撃力は"-6"となる。
本作でも勇者の初期装備として最初から一本持っている。
【アリアハン】の城下町と、リメイク版では【レーベ】の村でも販売されている。
 
DQ3ではパーティメンバーや装備アイテムが増え、お金のやりくりにも頭を悩ます事になりがち。
勇者の初期装備品の分は、使い回しも含めて長くお世話になる人も多いかもしれない。
なお装備可能者は【こんぼう】【くさりがま】【てつのやり】と完全に被っているので、序盤は武器の使い回しがしやすい。
これらの装備可能者(武闘家を除く)が2人しかいないパーティでは最初に貰える棍棒が1本余ってしまうので、棍棒を2本とも売って銅の剣に買い換えるのも有効。
旅人の服に着替えて余った布の服を1枚売り払えば支度金の50Gと合わせてちょうど100Gを超えるくらいになる。
武闘家と魔法使いが両方いるパーティなどでは、最初から僧侶に銅の剣を買い与えてパーティの打撃力を強化しておくと良いだろう。
 
また開始直後にどうしても3本目の銅の剣が欲しい場合は、王様からの餞別4つを全部売り払ったうえで勇者の旅人の服も売り払えばどうにか届く。
しかしこの場合は守備力がガタ落ちとなってスライム相手にも常に事故死と隣り合わせのスリリングな展開となる。
リアル運が良ければ最序盤をサクサク進めることもできるが、普通に進めれば蘇生代に追われることになるだろう。
いずれにせよしばらくは防具の更新に追われて武器に手が回らなくなることを覚悟する必要がある。
 
モンスターでは【さまようよろい】が稀にドロップする場合がある。

DQ4

攻撃力12、価格100G。
【勇者】【ライアン】【クリフト】【トルネコ】【ミネア】【ピサロ】が装備できる。
今回は勇者・ライアン・ミネアの初期装備となっている。
 
装備できる者は多いものの1~4章には各1人ずつしかおらず、5章で合流するときにはもっとよい武器をまず持っているため、意外にも今作では使い回しの利かない武器となってしまっている。
 
ミネアはこれが初期装備になっている事や第4章での最終装備【モーニングスター】が剣と誤解された過去もあってか剣を使いこなせるイメージがあるが、 実際にはミネアが装備できる「剣」は【はぐれメタルの剣】(最強)とこれ(最弱)の2本だけだったりする。
また、他のメンツが装備できる「剣」に着目するとクリフトはそれにプラス【きせきのつるぎ】の3本、トルネコはそれにプラス【はじゃのつるぎ】【みなごろしのけん】の5本だけなので、大方の剣は勇者、ライアン、ピサロしか装備できない。市販されていながら汎用性のある唯一の「剣」だったりする。
ちなみに前作の僧侶も装備できる剣は2本、商人は4本(女性なら誘惑の剣で5本)なので本作の同職キャラとほぼ同じ。
本来「スタンダードな剣」は【はがねのつるぎ】であり、銅の剣は「形だけの剣で切れ味のない叩く武器」のため「剣」と呼称するのも微妙な位置づけなのだが、本作ではある意味これが「スタンダードな剣」のような位置付けになっているとも言える。
 
【バトランド】【イムル】【サラン】【フレノール】【レイクナバ】【ボンモール】【モンバーバラ】【ブランカ】と、章を跨いで世界各地色々な町や村で購入できる…というより、各章の【スタート地点】周辺でよく売られている。
 
購入して装備する可能性があるのはクリフトとトルネコ。 
クリフトの場合、【いばらのむち】(リメイク版では【せいなるナイフ】)に比べ、攻撃力差2に対し価格差は100Gもあるため、こちらの方がコストパフォーマンスが良い。
一方で、他の2人がこれを装備できないので、後々まで長く使いまわせるという観点でのコストパフォーマンスはそれほどでもない。
とは言え、序盤の戦力を考えれば最初にこれを買う利点は決して小さいものではないだろう。
クリフトにこれを買い与え、素手の【アリーナ】にお下がりの【こんぼう】を装備させるのがセオリーである。
しかしDS・スマホ版では第二章の初期資金が40Gに激減したため、開始直後に購入するにはサントハイムのバルコニーに落ちている50G、同じくサントハイムで拾える
【せいすい】の売却額15Gを合わせて出費する必要がある。
どのみち聖水は序盤で必要ないため、売り払って装備品購入資金の足しにしてしまっても一向に問題無い。
 
トルネコの場合、力の初期値の関係でこの武器ではスライムすら一撃で倒せないことが多いため、もう何日かバイトしてもっといい武器を買った方がいいだろう。
また、【はじゃのつるぎ】を登場させるにはほとんどの場合それなりの日数バイトする必要があり、その場合はなおさらである。
あるいは簡単な防具だけ買って、【レイクナバ北の洞窟】【くさりがま】を取りに行くという手もある。
 
【ひとくいサーベル】【スライムベホマズン】【ドロップアイテム】でもある。
前者はもしかしてモンスターご本人だろうか。だとすれば銅から作られたモンスターという事になるが。
 
作中ではライアンの初期装備な事から【バトランド】兵の標準装備と解釈できるが、王宮戦士の装備にも拘わらず貧相であるその理由として「税金が安い為、官給品の装備も安物である」とゲーム中で説明されている。
加えて【エンドール】の兵士も、トルネコが【はがねのつるぎ】を仕入れるまでは銅の剣を使っていた事が明かされている。
このためDQ4世界ではポピュラーな武器なのかも知れないが、当のエンドール兵は「もっと強い武具がいくらでもあるのに、こんな安物を使っているなんて情けない」と世知辛い愚痴を漏らしている。

DQ5

攻撃力は13で、価格は270G。
どうのつるぎよりも弱い武器がいくつも追加された影響か、値段が前作の倍以上に跳ね上がった。
主人公・【ヘンリー】【男の子】【ピピン】の他、様々な仲間モンスターが装備できる。
普通に購入できるのは幼年時代のみで【サンタローズ】【アルカパ】【妖精の村】【ラインハット】で購入できる。
なお、青年時代でも妖精の城から過去のサンタローズに戻れば購入できる。
敵では【がいこつへい】【さんぞくウルフ】が落としていくことがある。
 
序盤の単体攻撃武器としては【たけのやり】(+5)→【かしのつえ】(+9)→どうのつるぎ(+13)と価格が倍増しながらちょうど4(実ダメージ2)ずつ攻撃力が増える。
幼年時代の主人公の装備としてはやはり【ブーメラン】が強力で、繋ぎ等としてこの剣を買うかどうかはプレイヤー次第だろう。
ただSFC版では202Gで売却できる(実コスト68G)為、一旦購入してお金稼ぎをスムーズに行える様にするのも一考と言える。
本作から、DQ2より続いていた「主人公の初期装備」から「初期装備より若干強い武器」へと立場が変わる。
立場は強化されたと言えるかもしれないが、攻撃力自体はほぼ変わらず、しかもブーメランの圧倒的存在感もあって影が薄くなったとも言える。
 
頑張れば【サンタローズの洞窟】攻略中に購入する事もできなくもなく、この時点で購入出来れば洞窟内のモンスターとの戦いがかなり楽になる。
だが、連中の稼ぎだけでは非常に時間が掛かり、そこまでする程難しいダンジョンではないのでスルーする人も少なくないだろう。
【ビスタ港】~サンタローズ間の戦闘で稼げる額の多いPS2版ならば狙ってみるのも一考だが。
しかしブーメランとの攻撃力差自体は2しかないので、【おやぶんゴースト】【ゆきのじょおう】戦にて会心狙いで装備させる手もある。ただその後は、青年時代まで取っておけば加入直後のスライムナイトに取りあえず持たせておくという使い道はあるものの、それはヘンリーの初期装備であるブロンズナイフで事足りてしまう(売値は半額近いのに、意外にも攻撃力は1低いだけ)ので、汎用性が高いという設定の割には使い回しもあまりきかなかったりする。

小説版

【パパス】の所持品として登場。野宿の際の調理などの雑用に使われていたらしい。
主人公リュカが【レヌール城】に向かうために急遽持ち出し、事件解決後に「毎日自分で手入れすること」「人に向けないこと」を条件に正式に譲渡されている。
その後は妖精の村で受け取った【かしのつえ】と併用した。
また、ラインハットまでの道中、銅の剣と樫の杖の二刀流での扱い方などをパパスから指南された。
ちなみに、物語開始から間もない、ビスタ港⇒サンタローズ間の道程で、ちょっとした回想が入り「リュカが<短剣>を忘れて、パパスがあっという間に回収して戻って来た事があった」というエピソードが語られているのだが、リュカが己が武器について考える場面で、この短剣の事は全く話に出てこなかったりする。

DQ6

攻撃力は13、かっこよさは9で、価格は270G。
【主人公】【ハッサン】【テリー】【アモス】【ドランゴ】の他、様々な仲間モンスターが装備できる。
【ライフコッド】【シエーナ】【マルシェ】)・【レイドック(上)】で購入できる。
 
やはり序盤の武器だが最初のダンジョンでこんぼうが拾え、次のダンジョンに挑む頃にはブーメランが購入できる様になっている。
そしてこの間長距離移動等も殆ど無い。
その為、DQ5同様メイン武器として長く使う機会には恵まれない場合が多いかもしれない。
それでもシエーナ(マルシェ)で【むらのみんげいひん】を売り払い、路銀を稼いでいれば購入は容易く、またレイドックに入るまで結構長く一人旅をさせられる為、購入しておいた方が安定して戦える。
前作同様、試練の塔に挑む際は【会心の一撃】に期待してボス戦のみこちらに持ち替えるという戦法もあるが、ただでさえ金欠気味の序盤にブーメランとセットで揃える程の余裕ができるかは微妙なところ。
 
とはいえ、主人公が装備可能でこれより強い単体武器【くさりがま】が登場するのが【ゆめみのしずく】を入手して透明化を解除してからとかなり間が空いてしまう。
その間に【とうのへいたい】【ネルソン】【ブラディーポ】といったボス戦もあるため、買えるなら買っておけば損はしない。
 
入手するのであれば「ハッサンが加入したら彼に渡す→【てつのつめ】を入手したら主人公に返す」という形で使い回すと効率が良いだろう。
これなら上記のボス戦3回以外の時期もハッサン用として無駄なく使える。
ハッサン加入直後の武器としては【いしのオノ】の方が強いが、そちらはコストパフォーマンスが劣悪(鉄の爪入手後に使い回せる相手もいない)なのでどうせ出費するなら主人公と共用できる銅の剣に費やした方が良い。
 
ちなみにSFC版の【公式ガイドブック】に掲載されたイラストには何故かテリーがコレと【せいどうのたて】を装備しているものがある。
彼の加入時期的にはどちらもとっくに役立たずのはずなのだが。
【戦士】の職業解説ページに載っている事から、初級職時代のテリーが装備していたのかもしれない。
 
敵では【スライムナイト】がドロップする場合がある。

DQ7

攻撃力+11、かっこよさ+9で、価格は220G。
物価のインフレが激しい本作において、珍しく前作より値下がりしている品物。
ただしその代わり攻撃力も低下している。
 
【主人公】【キーファ】【ガボ】【メルビン】【アイラ】が装備することができる。
ただし、ガボが装備した場合は攻撃力は「−5」となる。
また、キーファは公式イラストにこの剣を装備しているものがある。
【ウッドパルナ】(過去・現代)・【エンゴウ】(過去)・【フォーリッシュ】(現代)で購入できる他、過去の【オルフィー】・現代の【ルーメン】でも入手できる。
【ラッキーパネル】でもすべての場所で登場する。
 
主人公・キーファ共に【ひのきのぼう】かせいぜい【たけのやり】、人によっては武器無しでウッドパルナにたどり着くので、序盤の武器としてはなかなか重宝する。
手馴れたプレイヤーなら、【マチルダ】がパーティに居る間に戦いまくってお金を貯めてしまうのもありだろう。
だが、同時に銅の剣の半額で攻撃力が3しか違わない【こんぼう】も販売されており、コストパフォーマンスを重視する場合は棍棒で済ませ、余った金額で防具を整える場合も多い。
 
落とすモンスターは非常に多く、手に入ると嬉しい序盤から手に入ると拍子抜けする終盤まで散見される。
最も高頻度でドロップしてくるのは【メタルライダー】で1/32と結構な確率で落とす。
それ以下は、【スライムナイト】【ダンビラムーチョ】【どぐう戦士】が1/64、【ソードワラビー】【シャドーナイト】は1/128、そして【カニおとこ】が1/256の確率でドロップする。
落としてくれると嬉しいのがソードワラビーで、金欠気味な本作の序盤において装備して良し、売って良しのこの武器が現品で手に入るのは非常にありがたい。
カニおとこから出ても時期的にまだ嬉しいが、こちらはドロップ率が流石に低すぎる。
逆にダンビラムーチョの場合は「」を落として欲しくて狩っている時に、『【▼】が出て、どうのつるぎでガッカリ』という一連の流れがほぼお約束となっている。
 
本作ではシナリオにも名前が登場し、異変後の砂漠で【サイード】を仲間にしてシャーマンのイベントを見た後に砂漠の城を訪れると、道具屋が村の族長の3人の息子達からそれぞれ「自分だけにいちばんいい武器を売れ」と言われたので「世界に3つしかないんですよ」と言ってただの銅の剣を売ったという話を聞ける。
…正直言って買う方も買う方だが売る方も売る方である。

小説版

アルス【キーファ】が使用。ウッドパルナの塔を攻略するにあたり、それまで素手や竹槍で戦ってきた一同を見かねた【ハンク】が買い与えてくれた。
これは自分を助けてくれた礼も兼ねており、男2人が遠慮を見せる中【マリベル】は「当然の権利」と堂々言い放っていた。
 
その後キーファはこれ1本で、アルスも途中入手した【せいなるナイフ】のサブウェポンとして、フォロッド編序盤までという結構長い期間使われ続ける。
最終的に、キーファの分は【からくり兵】戦で真っ二つに、アルスの分は「船旅の荷物を減らすため」という理由で自宅に置き去りになるという形でお役御免となり、それぞれ現地で【てつのオノ】【てつのやり】に換装された。

DQ8

攻撃力+13。価格は270G。
【主人公】のほか、【短剣スキル】を30ポイントまで上げた【ゼシカ】も装備可能。
 
【トラペッタ】【リーザス村】で購入できる他に【滝の洞窟】【宝箱】にも入っている。
ご丁寧に分かりやすい場所にある上、ちょっと進むだけで入手できるので貴重な最序盤のゴールドを使用してまで購入する必要は無いだろう。
本格的に攻略する前にこれだけ貰って一度離脱し、【ブーメラン】を購入する前の稼ぎを楽にすると良い。
敵では【エビルドライブ】(1/32)が通常枠で、【くしざしツインズ】(1/256)、【ボル】【ホークマン】(両1/64)がレア枠でドロップする事がある。
くしざしツインズが落としていく確率は非常に稀だが、もし滝の洞窟に入る前に入手できたら超ラッキー。
すぐに主人公を【兵士の剣】から強化してあげよう。
 
主人公を【剣スキル】メインで育て始めた場合、当然主人公の武器はこれになるのだが、この1つ上の剣はなんと【アスカンタ】でようやく登場する攻撃力35、お値段2000Gもする【はがねのつるぎ】である。
両者の中間に位置する剣は全く存在しないので、そこまでずっと銅の剣で戦い続ける事になってしまう。
この空白期間が原因で、反対にその空白期間中に充実していく【鉄のヤリ】【ブーメラン】に浮気する様になり、自然とそちらに移行したプレイヤーも居る事だろう。
少なくともPS2版では、わざと空白期間を設けた事で【ヤリスキル】【ブーメランスキル】にも目を向ける様にしていたのかもしれない。
「主人公だから剣以外は絶対使わない!」と、とことん拘るプレイヤーにとっては、かなりの期間主人公の攻撃力が非常に物足りない事になる。
 
もっとも、まだまだ序盤のこの段階ではスキルもろくに揃わないわけだし、【ブーメラン】などを使っていけば特に問題は無い。
状況に応じて武器を持ち替えれば良いだけなので、別段困るという事は無いはず。
そもそも、先に剣装備時攻撃力+5を取ったとしてもまだブーメランより威力が下なので、【かえん斬り】まで取ったというのでなければ剣に持ち替える意味は薄い。
ただし【じんめんガエル】戦ではブーメランを使うとむしろ苦戦する思いをするので、剣スキルが無くともこちらを使った方が安全。
 
【ブロンズナイフ】×2の錬金で作る事もできるが、前述の通り最初の町と最初のダンジョンで入手できるアイテムなのでレシピ埋め以外に作る理由は無い。またこれを材料とした錬金レシピも存在しない。不要になったら売却しても良いだろう。
 
ところで、ブロンズナイフは名前の通り青銅製、銅の剣はCopper、つまり(純)銅製。
錬金の過程で錫成分が取り除かれでもしているのだろうか。

3DS版

配信限定アイテムではあるが【いにしえのロトの剣】の登場により、これとはがねのつるぎの中間に位置する剣ができたため、前述の攻撃力不足に関してはやや緩和されている。
というか、いにしえのロトの剣があれば銅の剣を使う必要がないため、価値が落ちたともいえる。
短剣スキルを上げれば【ゲルダ】も装備できるがまず装備する必要性がない。

DQ9

攻撃力+7、おしゃれさ+4で、価格は150G。
戦士、【盗賊】【旅芸人】【バトルマスター】【魔法戦士】が装備することができる。
今回は【主人公】と戦士の初期装備となっている。久々の初期装備となる。
【ウォルロ村】【セントシュタイン城】で購入することができる。
今作では他シリーズとは異なり剣カテゴリの中で最も攻撃力の低い剣となっているため、それ以上の価値はないと言える。
錬金のレシピも、これを作るものも、これが必要となるものも存在しない。
敵では【がいこつ】が落としていくことがある。

DQ10

DQ9と同じく最も攻撃力の低い片手剣。基本攻撃力は4。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【主人公(DQ11)】【カミュ】【シルビア】【グレイグ】が装備可能。
うち直しに必要な宝珠は2つ。

-+1+2+3
攻撃力13151720

DQ11において、最初に買える片手剣。
【デルカダール城下町】【武器屋】で売っている。値段は270G。
ただ主人公に両手剣を使わせている場合だと【どうの大剣】を優先するか、あるいは【イシの大剣】で十分であろう。
カミュの場合も初期装備の【兵士の剣】があるし、よしんば買うとしても150Gで攻撃力12の【ブロンズナイフ】を優先したほうが得策。そのため、今作では影が薄い事になっている。
「勇者は片手剣以外は絶対使わねぇ!」というプレイヤーなら【せいどうのつるぎ】入手まで愛用することにはなるが。
 
ただし序盤の【メソコボルト】から通常ドロップ枠で手に入り、時期的にカミュが【ぬすむ】を使えるようになる時期でもあるため、盗みの練習台と序盤の小遣い稼ぎとして役に立つことも。
このあたりはメソコボルトの同系統モンスターから盗める【さんぞくのサーベル】【ほのおのつるぎ】と似た扱いになっている。

モンスターズシリーズ

初代ジョーカーからイルルカまで皆勤。攻撃力10。
これといって付加効果はないが、最序盤の武器には珍しい攻撃力2桁の武器。
……といっても所詮は序盤武器なので、活躍できる期間は短いが。

不思議のダンジョンシリーズ

こちらでも皆勤を果たしている。
本編に準拠してやはり武器の強さは低めで特殊能力も何も無い。反面、それが一番扱いやすかったりするが。
他に強い武器が手に入り次第持ち替えても良いだろうが、それぞれの作品で異なった用途があるので、状況によって使い分けたい。
 
【不思議のダンジョン】シリーズでは「銅の剣」という漢字表記で登場する。
一部の資料では「どうのつるぎ」では無く「どうのけん」と呼ばれる事もある(トルネコ1の取扱説明書の48ページ、トルネコ1の公式ガイドブックの36ページ、トルネコ2のVジャンプブックスの19ページ)。

トルネコ1

武器の強さは3、買取価格は75G。
 
【ちょっと不思議のダンジョン】【不思議のダンジョン】【もっと不思議のダンジョン】全てに出現する。
と言うか、入手できる武器の殆どがこれだったりする場合もある。無いと困るかと言えばそうでも無いので違った意味で嫌らしい。
 
長丁場となるもっと不思議のダンジョンでは【シャナクの巻物】を持っていない場合の【呪い】のリスクを考慮すると
敢えてこの武器を装備せずに、素手か他の武器の状態で戦うというのも戦略の一種になるかもしれない。
 
【Vジャンプブックス】の攻略本のアイテム紹介のページでは、何故か銅の剣の挿絵に【鋼鉄の剣】のイラストが使用されている。
なお、今作に鋼鉄の剣は登場しない。
 
【パルプンテの巻物】を利用したちょっと変わった方法で作れるのはもっと不思議のダンジョンに到達できてからになるが、修正値のオーバーフローを起こさせる事で「銅の剣-11」といった面白いものを作成できたりもする。
買取価格も65534Gとべらぼうに高額で、これは【さいごの巻物】の60000G、【証明の巻物】の65000Gをも超えて最も高額なアイテムとなる。

トルネコ2

武器の強さが5にアップし、序盤では頼れる性能になった。
これよりも強い武器は【火吹き山】までお預けとなるが、それでも十分に戦っていけるだろう。
同ダンジョンで【鋼鉄の剣】辺りが入手できれば多少のゴリ押しプレイもできる。それまでの繋ぎとして大切に使用したい。
 
【戦士】の技の【パンおとし】をセットできる武器の中では最も入手しやすいだろう。
万が一壊れた時用の予備も簡単に拾えたり、または【ガーゴイルの店】でも高い確率で販売されているので確保しやすい為、戦士に【転職】して持ち込み不可のダンジョンに潜入する際には非常に役に立つ武器とも言える。
修正値の付いたものは【合成の壺】【合成】したり、そして【保存の壺】に余裕があればストックしておくのも良いだろう。
戦士では【はぐれメタルの剣】が最凶の剣とも言われているが、この武器も全然負けていない。積極的に収集していきたい。
(最凶の理由は「はぐれメタルの剣」の項目を参照)

トルネコ3

武器の強さは4、上限値は+99、印数は5、重さは120。
販売価格は400G、買取価格は200G。
 
シナリオの最初のダンジョン【謎のほら穴】で入手でき、それ以外の【トルネコ】編で通過する大半のダンジョンでも入手できる。
前作まで特殊能力を持っていない武器では最弱の強さだった【こんぼう】は新たに「傷みよけの印」を持った事で特殊能力を持ち、その「こんぼう」も今作では優遇され【グレートバレイナ城】の中にある【武器屋】まで到達できないと初めて入手できない。
以上の事柄から今作では特殊効果を持っていない武器の中では、実質的にはこの武器が最低の武器の強さを持つ武器となる。
但し低確率だが更に弱い特殊効果を持っていない武器として【海底山地 山頂部】【金の剣】が入手できる場合がある。
 
上限値が+99、印数が5と多く【合成】のベースとして使用しても差し支えは無いが、特殊効果を持っていない武器の中には完全上位互換に【魔法の剣】または【鉄の斧】が存在するので、何らかの拘りや【縛りプレイ】でも無い限りは無理してベースに使用する必要は皆無だろう。
その場合でもより強い武器が入手できた場合は、丸ごとその強い武器をベースにこの武器を合成してしまえば無駄が無い。
 
ただ、アイテムを持ち込みできない【異世界の迷宮】では話は別となり、また異なった利用方法があったりする。
前作と同様に修正値が+1、+2のものを拾ったとしても捨てずに【合成の壺】の中に入れて合成する事で、【ドラゴンキラー】【はぐれメタルの剣】【せいぎのそろばん】等のメインの武器を少しでも強化したり、その「合成の壺」を利用して武器の【弱化解除】【封印解除】【解呪】する荒業に利用したりと、実は意外と用途がある。
今作ではモンスター攻撃力が最序盤の【スライム】から非常に高いので、たかが+1の修正値と言っても侮ると馬鹿にならない。
持ち物に余裕がある場合はこの武器のみならず、可能であれば修正値の付いた武器は1本でも無駄にせずに多く持っておきたい。
他のトルネコ専用の武器にも言えるが【ポポロ】ではこれらの武器を装備できず、持っていてもどうしようも無いのが悔やまれる。
 
余談だが、この最低限な性能にも拘わらず今作では本編では恐ろしく強い武器の筆頭とされる【奇跡の剣】よりも強い。何故だ。
ちなみに更に弱い「金の剣」よりも印数が少なく弱い。でもでも無いならば一体何の素材から作られているのだろうか……。
(その異常な攻撃性能の詳細は「奇跡の剣」の項目を参照)

少年ヤンガス

武器の強さは3、上限値は+15、印数は5(空きスロットも5)。
販売価格は400G、買取価格は200G。
 
【カンダタ遺跡・夜の間】から登場する。それ以外のダンジョンでも比較的簡単に入手できる。
今作では【カンダタ】遺跡・夜の間をクリアすると、クリア報酬として【スライムハンマー】がすぐに入手できるので現役期間は非常に短い。
役目を終えたら【仲間モンスター】にあげよう。
武器は【ドラゴン系】の大好物となっており、あげると通常よりもすごく喜んでくれる。
 
ただ、修正値が付いた武器は後程【合成】による強化の事を踏まえ何本かは【倉庫】【保存の壷】の中に入れてストックしておこう。
【インヘーラー】との最終決戦、即ち【盗賊王の迷宮】に進入可能になるまでにはそれなりの時間と下準備を要するが、【ウィンドスピア】【げんわくの剣】【はぐれメタルの剣】【メタルキングの剣】(要【ちいさなメダル】50枚)のいずれかを鍛え上げておけば、盗賊王の迷宮をはじめ、この先に控えるシナリオクリア後の冒険も格段に楽になる筈だ。

シアトリズムDQ

プレイヤーカードに設定できる通り名の一つとして登場。それだけドラクエを象徴する武器ということだろう。

DQSB

そうびチケットスキャン時に武器を装備せずに決定するとレンタルできる。
剣なので職業は自動的に戦士に決定される。

DQB

1章と3章で作成可能。攻撃力16。
材料は【銅のインゴット】1つ。
炉系の作業台から作れる。
1、3章では【石材】の近くでこれの材料は全て揃い、【鉄】の入手はもう少し先になるので【いしのつるぎ】を通り越してこれを作り、鉄製武器までの繋ぎとするのが普通。特に1章では長らくお世話になるだろう。3章は拠点エリアの砂マーブル岩のところに鉄がわずかに埋まっており、それを利用するならこれの出番はなくなる。
終章ではそもそも【銅】が手に入らないので作れない。まあ作れたとしても作る価値は無いに等しいが。

DQB2

攻撃力40。材料は【銅のインゴット】3つ。
レシピ(レベル11で習得)・素材ともに【オッカムル島】編の序盤で手に入る。【金床】で作成可能。
 
第二の遠征地であるオッカムル島で新たに作れる金属武器の中では最弱。
だが金属と無縁だった【モンゾーラ島】編の最強武器である【いばらのつるぎ】(攻撃力28)の約1.4倍の攻撃力を持つため、主人公にとっては大きな戦力アップとなる。【どくばり】があるとそちらの方が便利だがそれでも住民の戦力アップに使える。
これまでの「微妙な頼りなさ」漂う武器から一転、本作では「強力なオッカムル産武器の先鋒」として割といい地位を貰っている。
【ムーンブルク島】ではすべての兵士の初期装備はこれ。ずっと戦争していてこれはないだろう、と思うが【ゼセル】によると本当はもっと強い武器を使っていたらしいのだがいつの間にかこれにすり替えられていたらしい。
激戦区のムーンブルク島ではさすがに心許ない、早めに強力な武器に交換しよう。

ダイの大冒険

序盤、復興中の【パプニカ】の武器屋で、1本100Gで売られていた。
しかし、名前だけで実物は出てこない。
当時のパプニカは魔王軍襲撃からの復興途中で十分な仕入れができておらず、加えてリストの下部に書かれていた【てつのオノ】【おおばさみ】が売り切れ状態だったため、これでも当時の商品の中ではもっとも強力な武器だったようである。
【どたまかなづち】を除いては。
愛用している鋼鉄の剣がボロボロになったので新しい武器を探していたダイだが、店長は国を救った英雄だからお金はもらわないと言っていたものの、これを含め何ももらうことはなかった。
【パプニカのナイフ】も持っているダイにとっては「この程度だったらなくてもいい」という認識だったようだ。

アベル伝説

鋼鉄の剣を失った【デイジィ】が、隼の剣を入手するまでのつなぎとして使用。
ぼったくり商店で脅は…交渉の末に一度に安価で大量購入し、刃こぼれしたら次々と使い捨てるという消耗品の扱いだった。
デイジィ曰く「銅の剣に毛が生えたような武器」らしいので、市販品よりは上質だったようだ。

ロトの紋章

【蜃気楼の塔】キラの最初の修行時に用いられた。
大賢者【カダル】が課した修行内容は巨大な水晶を剣で切り裂くというもの。
この際、水晶を斬るための剣は様々な形状のものが何本も用意されていたが、すべて銅の剣だったようだ。
用意されていたほぼ全ての剣を用いても水晶には傷一つ付かなかったが、最後の一本を使いヘトヘトの状態から繰り出した「自然な動作」の一撃により、真っ二つに切り裂いた。
この辺りの描写はダイの大冒険の【大地斬】の修行と共通している。
そして、「自然な動作」により「静なる闘気」が宿った一撃は奇跡を起こし、「静なる闘気」に水晶のパワーが呼応してただの銅の剣を【ひかりのつるぎ】へと変貌させた。
 
ちなみに蜃気楼の塔に入る直前、カダルが【レッドドラゴン】に化けてアルス一行に襲い掛かった際キラの腰に公式ガイドブックと同じデザインの銅の剣が収められているのが見て取れる。

天空物語

両親捜しの旅に行けることになったテンの最初の武器として登場。
テンが6歳の子供であるためか、刀身がガイドブックで見るよりもいささか短いように見える。
設定どおり切れ味が悪く、【北の教会】近辺の湖で戦ったプクンパ戦でも言及されている。
【デモンズタワー】【アームライオン】戦で失われた。