概要
【やり込み】プレイの一種。
何らかの制限(縛り)を課し、難易度を意図的に上げる、あるいは面倒なプレイを挑むこと。
主に手応えを大きくすることでゲームの満足度をあげたりマンネリ解消を目的に利用される。
俗にいうSMプレイでも使われる名称だからか、そういう誤解や連想を回避するために制限プレイと呼ばれることもあるが、公式での通称は「しばりプレイ」である。
一言で縛りプレイと言ってもその内容はピンキリで軽いものから根本的に進め方を変える必要があるものも存在する。
短時間でオープニングからラスボスを撃破までを目指す所謂タイムアタックやRTAも、必要最低限以外の要素を極力カットすることから一種の縛りとも言えるが、これについてはこちらの頁に譲る。
またDQ11からはゲーム上で行動を制限するシステムとしての「しばりプレイ」が登場した。
縛りプレイの種類
以下に主な縛りの対象の一例を挙げるが、ここに記された以外にも様々な縛りが存在する。プレイスタイルの数だけ縛りもあるのだ。
人員に対する縛り
- 【仲間モンスター】システムを採用している作品において、彼らを仲間にしない。
DQ5では青年期に突入して馬車を手に入れても【モンスターじいさん】に話を聞いたフラグを立てないとモンスターは仲間にならないため、その状態を維持したままのクリアデータは最初からモンスター禁止縛りを行なってきたことの証明にもなる。
特に【死の火山】や【デモンズタワー】はシナリオ上仲間はモンスターしかいないタイミングであるため、キラーパンサーすら仲間にしない縛りの場合、これらを主人公のみでクリアすることになり、難易度は極めて高くなる。 - 完全に禁止とはいかなくとも、特定の仲間モンスター(特定の【系統】のモンスターのみ、特定の作品に出演しているモンスターのみ、通常プレイではあまり使われないマイナーモンスターのみ、同種のモンスターのみなど)で【パーティ】を組む。
ナンバリング作品だけでなくモンスターズシリーズでもよく行われる縛りだが、使用するモンスター次第では【配合】解禁前の難易度が極めて高くなる場合がある(特にGB・PS版DQM2の【水の世界】が顕著)。 - DQ4の【デスピサロ】戦前に【バロンのつのぶえ】を使わない。
- リメイク版DQ2で【ベラヌール】に【サマルトリアの王子】を置き去りにしたままでクリアする。
- 【キャラクターメイキング】を採用している作品で、決め手に欠ける職業のみ、あるいは全員同じ職業でパーティを組む。
- バランスのとれた能力の【主人公】を排除して【棺桶勇者】状態で旅をする。
- あえて仲間を作らず、あるいは特定の仲間以外を全員死亡状態にして【一人旅】を行う。
- 一度死んでしまったキャラの蘇生・使用を禁止する「人生縛り」。あるいは【全滅】したらそこでゲーム失敗扱いとしてセーブデータを消す。
キャラの強さに対する縛り
- 【レベル】を制限する【低レベルクリア】。あるいは(リメイク版DQ3・5の【すごろく場】、DQMシリーズ等で)故意に低レベルのキャラクター・モンスターを使う戦法を禁止する。
- 装備に何らかの制限を加える(武器装備禁止、盾装備禁止、装備全般を禁止、など)。
- DQ3における【性格】の制限。パーティー全員の性格を使いにくいもの1つに固定したり、【呪い】装備の【いしのかつら】や【にげにげリング】などを入手後、すぐに装備して後から性格を変更できなくしたりする。
- 固定キャラクターの【転職】システムがある作品で【職業】に制限を加える。あるいは一切の職に就かせない。
- 【スキル】システムを採用している作品で、特定のスキル以外にスキルポイントを振ることを禁じる(例:【格闘スキル】縛り)。
あるいは(スキルポイントを振らずに取っておくことのできる場合)一切スキルポイントを振らない。 - DQ11で、過ぎ去りし時を求めた後に【神の民の里】で【イゴルタプ】に能力を呼び覚ましてもらわないまま各地のサブイベントを攻略する。
戦闘中の行動に対する縛り
- 【呪文】あるいは【特技】に何らかの制限を加える(攻撃呪文禁止、回復呪文禁止、全ての呪文特技の使用を禁止、など)。
- DQ8では全員武器を装備せずに素手で【竜神王】に挑むと、挑戦前・撃破後に専用のコメントが貰える他、トロデからも称号が貰える。
- 【アイテム】の使用禁止。
- 呪文だけしか使わない、アイテムしか使わない、など。
- 上記の「人員に対する縛り」で使用を禁止しているキャラをやむを得ずパーティに入れているが【棺桶】にするのは憚られる場合、そのキャラに無駄行動をさせる。
- もしくは、使用禁止キャラを一時的にパーティに入れている間はザコ敵と戦わずに逃げる。
- 【作戦】の【めいれいさせろ】を使わない。または「めいれいさせろ」だけを使う。
- ザコ戦ではできるだけ逃げ、イベント戦だけ戦う。
- 逆に、他の縛りと組み合わせて逃げるのを禁止する。
- DQ3の【ゾーマ】戦やDQ11の【邪神ニズゼルファ】戦において【ひかりのたま】や【勇者のつるぎ・真】を使わず、【闇の衣】を剥がさないまま倒す。
- 【初期装備】だけでプレイ
- DQMシリーズにおいて、野生のモンスターに肉を与えない、または(チュートリアルで強制的にさせられるものを除き)【スカウトアタック】を使用しない。
- 逆に、そのエリアに出現するモンスターを全てスカウトしてから次のエリアに進む。
- レベルアップ時にランダムにアイテム、特技、呪文、戦闘キャラを封印する。
移動中、探索に対する縛り
- 探索用アイテム(【たいまつ】や【やまびこのふえ】等)を使わない。
- アイテムの拾得に関する縛り(人の家から物を盗まない、アイテムの入手は買い物のみ、など)
- 逆に【ゴールド】を使わない。アイテムの入手は敵のドロップや【宝箱】のみに頼る。
- 【宿屋】や【キャンプ】の使用回数を制限する。
- その時点で入手・獲得可能なアイテムや【称号】などを全て入手・獲得するまで先に進まない。
- 【錬金釜】や【ふしぎな鍛冶】などの利用を制限もしくは禁止する。
あるいは逆にその時点で入手可能な装備品を全て+3にするまで先に進まない。 - セーブ回数を制限する。
- 【ルーラ】の登録箇所を制限する。
- ルーラや【キメラのつばさ】の使用を一切禁止する。
この縛りをする場合、移動はダンジョンからの帰りも含め全て徒歩や乗り物に頼ることになり、プレイ時間はかなり伸びることになる。ただし作品によってはルーラを使わないと元の場所に戻れなかったり、イベントで別の陸地に上陸した後に船を呼ぶために必要であったりすることもあるので、完全にルーラ0回でのプレイは不可能である作品も多い。 - ジョーカー3・3プロにて、【幸運の妖精】や【闘気の精霊】を取らない。
- 配合解禁前の【ボーンバット】入手などの理由で闘気の精霊を取得せざるを得ない場合、倒してもよいモンスターの種類を制限したり、上記の「人員に対する縛り」と組み合わせて使用しないモンスターに経験値を請け負わせる等する。
- 不思議のダンジョンシリーズでは【ガーゴイルの店】が縛りの対象にされ、主に「絶対に【泥棒】する」「絶対に泥棒しない」「絶対に店に入らない」というプレイが挙げられる。
「『・・・ドロボーっ!!』というメッセージが表示される・されないタイプの泥棒を使う」「ワープの効果で店に入ったり泥棒したりしてしまう」といった細かい展開をどう取り扱うかも事前に決める必要がある。 - ビルダーズシリーズで、(壊さないとストーリーが進まない物を除き)自然にある物を破壊しない。
戦闘の記録に関する縛り
- 【モンスターずかん】、【討伐モンスターリスト】の縛り
- 「初めて倒したレベル」を、できるだけ低レベルにする。
- 「倒した匹数」を999にしてから、次の地方へ進む。
- 「ドロップアイテム」を全て埋めてから、次の地方へ進む。
その他
- DQMシリーズにおける【配合】に関する縛り
- 配合の回数を制限もしくは禁止する。
- 逆に、序盤で特定のレアモンスターを配合で生み出すまで先に進まない。
- サイコロなどを使い、配合やスキル継承をランダムで行う。
- 最初にパーティに入れたn体のモンスターの血を引くモンスターを最後までパーティに入れ続けなければならない「わらしべ縛り」。
- 配合する度に生み出したモンスターと両親のモンスターを合成したイラストを描かなければならない「配合創作縛り」。
- アーケードシリーズにおいて、SPカードなどの特定のカードを使わない。
- 剣神およびソードで、利き腕ではないほうの手でプレイする。
- 剣神で、正規の剣型コントローラーではない物(市販の反射材で作った自作コントローラーなど)を使ってプレイする。
- ウォークで、プレイ中の移動に自転車などの乗り物を使わない。あるいは、電車やバスなどでの移動中は(装備変更など位置情報が関わらない要素を除き)プレイしない。
- 各種オンライン作品で【ジェム】を使わない、あるいは購入しない。
- 攻略本・情報サイトなどを見ずにクリアする。
公式にこれを宣言してプレイする人も多い。初回しかできない、ある意味もっとも有名で緊迫感のある縛り。 - ある作品で使った呪文、特技、道具、装備、職業、モンスターを他の作品での使用を禁止する。例えばDQ1で【ホイミ】を使用したらDQ2以降でホイミの使用を禁止する。
- 「小説・CDシアター・ゲームブック・漫画」といった公認のゲーム外作品にて登場した「呪文・特技・道具・職業・仲間モンスター」のみ使用可能にする・使用禁止にするかを選択する。
- 「あ~わ行」のうちどれかを選び、それに応じて公式が名付けた「呪文・特技・道具・職業・仲間モンスター(種族)」を使用禁止にする。
- 言語設定が可能な作品で、母国語以外の言語でプレイする。
公認の縛りプレイ
ある縛りをした上でクリアすると、特別なセリフや【称号】が出現することがある。
DQ2(リメイク版)
【ベラヌール】で呪いイベントを起こし、【サマルトリアの王子】を離脱させたまま【シドー】を倒すと、【エンディング】が少し変化する。詳細は【ハーゴンの呪い】の項に譲る。
DQ3(リメイク版)
【勇者】一人で【バラモス】を倒すと【アリアハン王】のセリフが変化し、【バスタードソード】を貰える。
また、一人でゾーマを倒す、クリア後のデータにおいて勇者なしでゾーマを倒すことで、それぞれ【ラルス王】のセリフが変化する(こちらは特に実利はない)。
DQ4(リメイク版)
デスピサロ戦や【エビルプリースト(6章)】戦において、【武器】や【防具】を装備しない事でクリアすると称号を入手できる。
なお、これで得られる称号は3種あり、「武器だけ装備しない」「防具だけ装備しない」「両方装備しない」のどれに該当するかによって分岐する。
「勇者をできる限り使わない」場合に得られる称号もある。
DQ6
パーティを一人にした状態で【ブラスト】を倒すと、彼の息子の台詞が変化する。
肉体側の主人公と融合していない状態で【まおうのつかい】を倒すと、彼の断末魔が「ぐふっ!」から「ガハッ!」へと変化する。
DQ8
【竜の試練】の【竜神王】+巨竜戦を素手のみで倒すと【朝焼け番長】の称号がもらえる。
ここで言う「素手のみ」とは装備の縛りだけを指すのではなく、アイテム・呪文・一部特技で敵にダメージを与えるのもアウトとなる(セーフ・アウトの基準は当該項目を参照の事)。
つまり、装備という「キャラの強さに対する縛り」と、攻撃手段という「戦闘中の行動に対する縛り」の両方をクリアした状態で勝利する必要があるのだ。
DQ9
本作では「特定の条件を満たして戦闘に勝利する(それを一定回数こなす)」という【クエスト】が存在する。
そのため、クエスト攻略の上で一時的に縛りプレイが必要になることが多い。
また、ラスボスを一定プレイ時間内で撃破すると獲得可能な称号が存在する。
DQ10オフライン
DQ9のような特定条件で敵を倒すクエストがいくつか存在するほか、オフラインでは11と同様にシステムとしても登場。
DQ10オンライン
「特定の職業・武器種を使わなければならない」「道具は使用禁止」等の条件下でボス敵を倒す【達人クエスト】【邪神の宮殿】というコンテンツがある。
DQ11
作品では特定の縛りを受けて戦うシステムも登場した。詳細は下述。
システムとしての「しばりプレイ」の他、以下のように「特定の条件下で戦闘に勝利しろ」系のサブイベントも存在する。
- 一部クエスト及び【シルビア】と【グレイグ】の【スキルパネル】拡張イベント
特定のれんけい技を使った上で特定の敵を撃破する。あるいは特定のれんけい技で止めを刺す。 - 【ムンババ・邪】戦
【デイン系】呪文で止めを刺す。
そのため、恥ずかしい呪い中はなかなか止めを刺せない場合も。 - 【ネルセンの最終試練】
味方キャラ一人一人が行動する度にそれを一手とみなし、一定手数以内にボスを撃破する。 - 【連武討魔行】
ネルセンの最終試練同様に手数の制限があるほか、出撃キャラの人数にも制限がかかる。詳しくは当該記事を参照のこと。
トルネコ2
【冒険の記録】には「不思議を何も持たずに○F到達」という項目がある。
【倉庫】からアイテムを一切持ち込みをせずに28Fに到達し、無事に帰還すると村の住民から【まもりの指輪】がもらえる。
実はもっと簡単にまもりの指輪をもらえる手段があるのだが、そちらに関しては当該アイテムや【魔法屋】の項目を参照のこと。
トルネコ3
【バリナボチャレンジモード】の状態で一部のダンジョンをクリアすると、「通常のモードではなくバリナボチャレンジモードでクリアした」という証明として【冒険の履歴】の一部の文字が青くなる。
世の中には上述のバリナボチャレンジモードで【もっと不思議のダンジョン】史上最難関とも呼ばれている【異世界の迷宮】を1発クリアした猛者も存在するのだから驚きである。
ソード
特定の装備の組み合わせ(各部位の最弱装備セットなど)でクリアするとボーナス点が入る。
ビルダーズ1
【フリービルドモード】のアイテム解禁等に関わるチャレンジ項目のうち、
実行しようとすると縛りプレイになるものがいくつか存在する。
各シナリオのクリア日数制限等は、効率よく進める為に間接的に行動が縛られるが、
中には「特定の装備を持たずに【ラスボス】を撃破」等、明確にプレイヤーの選択肢を縛ってくるものもある。
DQMシリーズ(テリワン3D~ジョーカー3プロ)
通信対戦で使用率の低いモンスターをパーティに入れて勝利すると、より多くのポイントを獲得出来る。
DQMSL
各クエストに「特定の系統のモンスターのみでパーティを組む」「道具を使わない」等のミッションが存在し、達成するとアイテムやモンスター、称号が手に入る。
また、ストーリークエストの一部ステージは特定の系統のモンスターのみでパーティを組まなければ入れない他、期間限定イベントの中にも指示された通り(特定の系統のモンスターのみ、特定のモンスターを入れる等)にパーティを組まないと最深部まで辿り着けず途中退出させられたり(クリア扱いにはなり、クリア時の宝箱も貰える)討伐対象のボスが出現しなかったりするものがある。
ナンバリング作品とのコラボイベントである「レジェンドクエスト」にも、モンスターの系統やウェイトに制限のあるステージが存在する。
【闘技場】では、テリワン3D以降の本編同様にGPで使用率の低いモンスターをパーティに入れて勝利するとボーナスポイントを獲得出来る。
また、バージョン9以降は【闘技場マスタリー】が導入され、同じ系統(【???系】・【超魔王系】・【超伝説系】以外の7系統の他、サブ系統の【ブレイク系】も対象)のモンスターを3体以上パーティに入れて対戦すると系統ポイントが得られるようになり、ポイントの累計に応じて【ジェム】や【称号】が手に入る。
星ドラ
各クエストに「特定の武器種を装備してクリア」「ボスに特定カテゴリの技で止めを刺す」等のミッションが3つずつ存在し、達成するとアイテムが手に入る。
システムとしてのしばりプレイ
DQ11から、システムとして「しばりプレイ」が登場した。
新しく【ぼうけんのしょをつくる】際、希望の項目にチェックマークを入れることによって設定することができ、プレイヤーは制限された内容でのプレイを強制されることになる。
スクリーンショットや動画の配信向けに、しばりプレイの内容は画面に常時表示させておくこともできる。
【教会】または【女神像】で「しばりプレイの解除」(無料)を選ぶことでいつでも解除してもらうことはできる。
DQ10オフライン
DQ11で登場した【防具を装備できない】【楽な戦いは経験値なし】【主人公がやられたら全滅】【すべての敵が強くなる】【逃げられない】に加え、新たに【消費MPがすべて2倍】【必殺技はテンション100消費】【使う道具の持てる数を制限】が登場。
教会での「しばりプレイの解除」は項目ごとにできる。
また超大型拡張DLCを導入している場合、ストーリーがVer.2に突入すると再設定が可能。達成状況はVer.1、Ver.2とで別々に記録される。
達成フラグは全セーブデータの合算で行われるため達成したセーブデータを消すとフラグも消えてしまう。
分割して達成する場合はセーブデータを消さないようにしよう。
DQ11
初登場。
【戦闘から逃げられない】【買い物できない】【防具を装備できない】【はずかしい呪い】の4項目が搭載。発売前に配信されたイベント「カウントダウンカーニバル」にて各回1種類ずつ、【堀井雄二】から発表された。
【ふっかつのじゅもん】で始めた場合は設定できず、何も設定されていない状態で始まる。
一度解除したしばりを復活させたり、ゲームの途中から新たに設定したりはできない点には注意。
無印版では解除時もいっぺんに全項目を解除する形となり、項目を選んで個別に解除してもらうことはできない点にも注意。
しばりをつけたまま【魔王ウルノーガ】を倒して初回【エンディング】を迎えれば、冒険の書メニュー画面で達成状況に★マークが付けられる。
達成フラグはゲームのパッケージ単位で立てられるため、1つのセーブデータですべてのしばりを達成する必要はない。安全を考えるならば何回かに分けてしばり達成を目指すほうが無難。
中には初見でいきなり全てのしばりを設定するような強者もいるが、特にはずかしい呪いは冗談抜きで難易度が数段跳ね上がるため、初回プレイではオススメできない。
なお、【邪神ニズゼルファ】戦まで残して真エンディングを迎えてもこれと言ったご褒美や称号は貰えないので、もし達成フラグを得るだけの目的であるならば、魔王ウルノーガ撃破後にしばりプレイを解除した方が無難である。
欧米・韓国語版
DQ11Sに先駆けて【楽な戦いは経験値なし】と【すべての敵が強い】が新たに追加され、既存のものと合わせて6項目になった。
欧米版表記は "Draconian Quest"。draconianとは過酷や厳格という意味。Dragon Questとの掛けであるのは言うまでもない。
繁体字版・韓国語版にはこのようなしゃれた名前はついておらず、単に「制限プレイの設定」。
DQ11S
欧米版DQ11のものにさらに【超はずかしい呪い】【町の人にウソをつかれる】【主人公がやられたら全滅】が追加。一方【戦闘から逃げられない】は削除され、全8項目となった。
3Dモードに限り、解除は項目ごとに可能になった。
ウルノーガ戦後のシナリオに支障をきたす「はずかしい呪い」や「買い物できない」辺りを解除して、「すべての敵が強い」などを残すといったプレイスタイルも可能。
解除せずにモード切替によるストーリー遡りを実行し再びウルノーガを倒した場合、再びしばり達成の演出が表示されてしまうがすでに達成済みのため無意味である。