【縛りプレイ】

Last-modified: 2021-04-04 (日) 16:13:35

概要

【やり込み】プレイの一種。
何らかの制限(縛り)を課し、難易度を意図的に上げる、あるいは面倒なプレイを挑むこと。
主に手応えを大きくすることでゲームの満足度をあげたりマンネリ解消を目的に利用される。
俗にいうSMプレイでも使われる名称だからか、そういう誤解や連想を回避するために制限プレイと呼ばれることもあるが、公式での通称は「しばりプレイ」である。
一言で縛りプレイと言ってもその内容はピンキリで軽いものから根本的に進め方を変える必要があるものも存在する。
 
短時間でオープニングからラスボスを撃破までを目指す所謂タイムアタックやRTAも、必要最低限以外の要素を極力カットすることから一種の縛りとも言えるが、これについてはこちらの頁に譲る。

縛りプレイの種類

以下に主な縛りの対象の一例を挙げるが、ここに記された以外にも様々な縛りが存在する。プレイスタイルの数だけ縛りもあるのだ。

人員に対する縛り

キャラの強さに対する縛り

  • 【レベル】を制限する【低レベルクリア】。あるいは(リメイク版DQ3・5の【すごろく場】、DQMシリーズ等で)故意に低レベルのキャラクター・モンスターを使う戦法を禁止する。
  • 装備に何らかの制限を加える(武器装備禁止、盾装備禁止、装備全般を禁止、など)。
  • DQ3における【性格】の制限。パーティー全員の性格を使いにくいもの1つに固定したり、【呪い】装備の【いしのかつら】【にげにげリング】などを入手後、すぐに装備して後から性格を変更できなくしたりする。
  • 固定キャラクターの【転職】システムがある作品で【職業】に制限を加える。あるいは一切の職に就かせない。
  • 【スキル】システムを採用している作品で、特定のスキル以外にスキルポイントを振ることを禁じる(例:【格闘スキル】縛り)。
    あるいは(スキルポイントを振らずに取っておくことのできる場合)一切スキルポイントを振らない。
  • DQ11で、過ぎ去りし時を求めた後に【神の民の里】【イゴルタプ】に能力を呼び覚ましてもらわないまま各地のサブイベントを攻略する。

戦闘中の行動に対する縛り

移動中、探索に対する縛り

  • 探索用アイテム(【たいまつ】【やまびこのふえ】等)を使わない。
  • アイテムの拾得に関する縛り(人の家から物を盗まない、アイテムの入手は買い物のみ、など)
  • 逆に【ゴールド】を使わない。アイテムの入手は敵のドロップ【宝箱】のみに頼る。
  • 【宿屋】【キャンプ】の使用回数を制限する。
  • その時点で入手・獲得可能なアイテムや【称号】などを全て入手・獲得するまで先に進まない。
  • 【錬金釜】【ふしぎな鍛冶】などの利用を制限もしくは禁止する。
    あるいは逆にその時点で入手可能な装備品を全て+3にするまで先に進まない。
  • セーブ回数を制限する。
  • 【ルーラ】の登録箇所を制限する。
  • ルーラや【キメラのつばさ】の使用を一切禁止する。
    この縛りをする場合、移動はダンジョンからの帰りも含め全て徒歩や乗り物に頼ることになり、プレイ時間はかなり伸びることになる。ただし作品によってはルーラを使わないと元の場所に戻れなかったり、イベントで別の陸地に上陸した後に船を呼ぶために必要であったりすることもあるので、完全にルーラ0回でのプレイは不可能である作品も多い。
  • DQBシリーズで、(壊さないとストーリーが進まない物を除き)自然にある物を破壊しない。

戦闘の記録に関する縛り

その他

  • DQMシリーズにおける【配合】の回数を制限もしくは禁止する。
  • DQMB(現在再現できるのはDQMBVのみ)において、SPカードなどの特定のカードを使わない。
  • 剣神およびソードで、利き腕ではないほうの手でプレイする。
  • 攻略本・情報サイトなどを見ずにクリアする。
    公式にこれを宣言してプレイする人も多い。初回しかできない、ある意味もっとも有名で緊迫感のある縛り。

公認の縛りプレイ

ある縛りをした上でクリアすると、特別なセリフや【称号】が出現することがある。

DQ2(リメイク版)

【ベラヌール】で呪いイベントを起こし、【サマルトリアの王子】を離脱させたまま【シドー】を倒すと、【エンディング】が少し変化する。詳細は【ハーゴンの呪い】の項に譲る。

DQ3(リメイク版)

【勇者】一人で【バラモス】を倒すと【アリアハン王】のセリフが変化し、【バスタードソード】を貰える。
また、一人でゾーマを倒す、クリア後のデータにおいて勇者なしでゾーマを倒すことで、それぞれ【ラルス王】のセリフが変化する(こちらは特に実利はない)。

DQ4(リメイク版)

デスピサロ戦や【エビルプリースト】戦において、【武器】【防具】を装備しない事でクリアすると称号を入手できる。
なお、これで得られる称号は3種あり、「武器だけ装備しない」「防具だけ装備しない」「両方装備しない」のどれに該当するかによって分岐する。
「勇者をできる限り使わない」場合に得られる称号もある。

DQ6

パーティを一人にした状態で【ブラスト】を倒すと、彼の息子の台詞が変化する。
 
肉体側の主人公と融合していない状態で【まおうのつかい】を倒すと、彼の断末魔が「ぐふっ!」から「ガハッ!」へと変化する。

DQ8

【竜の試練】【竜神王】+巨竜戦を素手のみで倒すと【朝焼け番長】の称号がもらえる。
ここで言う「素手のみ」とは装備の縛りだけを指すのではなく、アイテム・呪文・一部特技で敵にダメージを与えるのもアウトとなる(セーフ・アウトの基準は当該項目を参照の事)。
つまり、装備という「キャラの強さに対する縛り」と、攻撃手段という「戦闘中の行動に対する縛り」の両方をクリアした状態で勝利する必要があるのだ。

DQ9

本作では「特定の条件を満たして戦闘に勝利する(それを一定回数こなす)」という【クエスト】が存在する。
そのため、クエスト攻略の上で一時的に縛りプレイが必要になることが多い。
また、ラスボス一定プレイ時間内で撃破すると獲得可能な称号が存在する。

DQ10

DQ9のような特定条件で敵を倒すクエストがいくつか存在する。
また、「特定の職業・武器種を使わなければならない」「道具は使用禁止」等の条件下でボス敵を倒す【達人クエスト】【邪神の宮殿】というコンテンツがある。

DQ11

作品では特定の縛りを受けて戦うシステムも登場した。詳細は下述
 
システムとしての「しばりプレイ」の他、以下のように「特定の条件下で戦闘に勝利しろ」系のサブイベントも存在する。

トルネコ2

【冒険の記録】には「不思議を何も持たずに○F到達」という項目がある。
【倉庫】からアイテムを一切持ち込みをせずに28Fに到達し、無事に帰還すると村の住民から【まもりの指輪】がもらえる。
……が、実はもっと簡単にまもりの指輪をもらえる裏ワザがあるのだが(詳細は【魔法屋】の項目を参照)。

トルネコ3

【バリナボチャレンジモード】の状態で一部のダンジョンをクリアすると、「通常のモードではなくバリナボチャレンジモードでクリアした」という証明として【冒険の履歴】の一部の文字が青くなる。
世の中には上述のバリナボチャレンジモードで【もっと不思議のダンジョン】史上最難関とも呼ばれている【異世界の迷宮】を1発クリアした猛者も存在するのだから驚きである。

DQS

特定の装備の組み合わせ(各部位の最弱装備セットなど)でクリアするとボーナス点が入る。

DQB

【フリービルドモード】アイテム解禁等に関わるチャレンジ項目のうち、
実行しようとすると縛りプレイになるものがいくつか存在する。
 
各シナリオのクリア日数制限等は、効率よく進める為に間接的に行動が縛られるが、
中には「特定の装備を持たずに【ラスボス】を撃破」等、明確にプレイヤーの選択肢を縛ってくるものもある。

DQMSL

各クエストに「特定の系統のモンスターのみでパーティを組む」「道具を使わない」等のミッションが存在し、達成するとアイテムやモンスター、称号が手に入る。
また、ストーリークエストの一部ステージは特定の系統のモンスターのみでパーティを組まなければ入れない他、期間限定イベントの中にも指示された通り(特定の系統のモンスターのみ、特定のモンスターを入れる等)にパーティを組まないと最深部まで辿り着けず途中退出させられたり(クリア扱いにはなり、クリア時の宝箱も貰える)討伐対象のボスが出現しなかったりするものがある。
ナンバリング作品とのコラボイベントである「レジェンドクエスト」にも、モンスターの系統やウェイトに制限のあるステージが存在する。

星ドラ

各クエストに「特定の武器種を装備してクリア」「ボスに特定カテゴリの技で止めを刺す」等のミッションが3つずつ存在し、達成するとアイテムが手に入る。

システムとしてのしばりプレイ

DQ11

シリーズで初めて、システムとして「しばりプレイ」が登場した。
新しく【ぼうけんのしょをつくる】際、名前入力と同時に希望の項目にチェックマークを入れることによって設定することができ、プレイヤーは制限された内容でのプレイを強制されることになる。
【ふっかつのじゅもん】で始めた場合は設定できず、何も設定されていない状態で始まる。
スクリーンショットや動画の配信向けに、しばりプレイの内容は画面に常時表示させておくこともできる。
 
設定したしばりプレイは【教会】または【女神像】で「しばりプレイの解除」(無料)を選ぶことでいつでも解除してもらうことはできる。この際にはDQ3で【オリビアの岬】呪いを解いた時のMEが流れる。
ただし、一度解除したしばりを復活させたり、ゲームの途中から新たに設定したりはできない点には注意。
無印版では解除時もいっぺんに全項目を解除する形となり、項目を選んで個別に解除してもらうことはできない点にも注意。
 
しばりをつけたまま【魔王ウルノーガ】を倒して初回【エンディング】を迎えれば、冒険の書メニュー画面で達成状況に★マークが付けられる。
達成フラグはゲームのパッケージ単位で立てられるため、1つのセーブデータですべてのしばりを達成する必要はない。安全を考えるならば何回かに分けてしばり達成を目指すほうが無難。
中には初見でいきなり全てのしばりを設定するような強者もいるが、特にはずかしい呪いは冗談抜きで難易度が数段跳ね上がるため、初回プレイではオススメできない。
なお、【邪神ニズゼルファ】戦まで残して真エンディングを迎えてもこれと言ったご褒美や称号は貰えないので、もし達成フラグを得るだけの目的であるならば、魔王ウルノーガ撃破後にしばりプレイを解除した方が無難である。
 
欧米版表記は "Draconian Quest"。draconianとは過酷や厳格という意味。Dragon Questとの掛けであるのは言うまでもない。
繁体字版・韓国語版にはこのようなしゃれた名前はついておらず、単に「制限プレイの設定」。

DQ11S

3Dモードに限り、解除は項目ごとに可能になった。
ウルノーガ戦後のシナリオに支障をきたす「はずかしい呪い」や「買い物できない」辺りを解除して、「すべての敵が強い」などを残すといったプレイスタイルも可能。
 
解除せずにモード切替によるストーリー遡りを実行し再びウルノーガを倒した場合、再びしばり達成の演出が表示されてしまうがすでに達成済みのため無意味である。

一覧

各製品・言語ごとに用意された縛りは以下。