キャラクター/【ディオン・ルサージュ】

Last-modified: 2024-04-20 (土) 12:01:27

FF16

ザンブレク皇国の皇子にして召喚獣バハムートドミナント
同国の「聖竜騎士団」の団長でもある。
竜を神聖視するザンブレクでバハムートのドミナントと言うこともあり、民からも部下からも慕われている。


初登場はウォールード王国とザンブレクの戦争時でバハムートの力でオーディンと対峙する。
本国から蛮族が来て増援が出せないと言われた際にも、まず神皇である父シルヴェストルの身を心配し、その後も「自分がやればいい」というなどドミナントとしての高い実力と自信をうかがわせる。


ロストウィングで吟遊詩人が彼のことを歌っている。
要は民草のヒーローになるくらい人気の男なのである。
2週目で気が付いた人もいるのでは?


側近のテランス(男)は恋人でもある。
所謂ホモセクシュアル。

  • 作中で下賤な血の母親に売られたと言われており、この辺が関係しているのかもしれない。
    もっとも、女性が嫌いと言う描写も特にないためただの偶然かも。
  • ザンブレクの娼館付近には男娼が男性兵士を慰める様子が見られる。
  • ミドに抱きつかれた際には、女性慣れしていないのか露骨にうろたえていた。
    • 女性とのスキンシップの機会も殆どなかった可能性が考えられる。
    • クライヴ達と比べてミドとそれほど親しいわけではなかったので、自分もハグされたことに驚いただけでは。
  • アルティマニアの二人の年表によるとおよそ10年以上に渡る純愛であることが判明した。

ジョシュアとは旧知の中。
彼から戦乱の黒幕の話を聞かされる。

  • 肝心の主人公クライヴとは関わりが薄いというFFではちょっと珍しい人物。
    • お互い一歩引いた関係といった感じ、クライヴはディオンを貴方呼び、ディオンはクライヴを貴殿呼び
      • なんならクライヴはディオンをフルネームで呼び、ディオンに至ってはクライヴの事はイフリート呼びである

父親のシルヴェストルがアナベラの影響で道を踏み外し、戦火を拡大し、民をないがしろにしていくような態度になっていくことに不安を覚えるようになる。
それでも国のためと耐えたディオンだったが、シルヴェストルがまだ幼いオリヴィエに神皇の座を禅譲したことやアナベラが「自分が仕組んだ」と自慢げに自白したこともあり、アナベラとオリヴィエを逆族として討つ決意をし、クリスタル自治領に攻め入る。

  • このときにも民には手を出さないよう命令している。
  • なお、こんな状態の父でもディオン本人は父は悪くないというニュアンスの発言をしておりファザコンの気も少しあるように思える。

攻め入ったクリスタル自治領でシルヴェストルを真っ向非難し、諸悪の権化と考えたオリヴィエを殺そうとするがシルヴェストルがそれを庇い敬愛していた父を殺すことになってしまう。
そのことをオリヴィエに嘲られた結果精神が崩壊。
暴走状態で顕現しクリスタル自治領を破壊してしまう。


敗北後はクライヴ達に回収され、隠れ家で養生していたが少し回復すると脱走。
自分の破壊してしまったクリスタル自治領で絶望し倒れるも、薬売りの少女キエルに助けられたことで償いのためにも真の黒幕と戦う決意をする。
その後は聖竜騎士団をバイロンに預け、テランスにキエルの保護を命じて別れ、クライヴ達に合流。最終決戦にも参加する。


今作でも屈指の人格者。
過ちを犯してもそれを償うために前を向いて進むなど、高潔な精神の持ち主。
(アナベラの影響もあるが)ザンブレクには碌でもないイメージの人間が多いため、その高潔さが際立っている。

  • しかし罪を糾弾している最中に幼いオリヴィエを処刑しようとするなど些か熱くなりやすい感はある。謁見の間に集まった面々は困惑が強いとはいえディオンの言葉の方を正論と感じてる様子だったため、後は部下の到着を待って拘束すれば良かった。オリヴィエが結果的にアルテマの傀儡だったわけだが、それに気付いたのはバハムート戦後で、あの場でそこまで気付いていた様子は無かったはず。
    • ff16のデザイナーである髙橋和哉氏へのインタビューより、「実は少々短気な皇子という設定をもらっていた」とのこと。オリヴィエが神皇になったという知らせを聞いた時にも憤りをあらわにしており、普段は自制しているものの、一定のラインを越えると感情が爆発するところがあるのだろう。一応フォローしておくと、実父に冷遇され義母と弟に煽られる日々を耐えていたディオンの我慢強さはアルテマのお墨付きである。

作中でもアルテマと並んで最も多くの物を失ったキャラクターであろう。


アナベラがザンブレクの皇后になったため、クライヴやジョシュアとは義理の兄弟ということになる。
ちなみにジョシュアからは母が迷惑をかけてすまないと謝られていた。