キャラクター/【バイロン・ロズフィールド】

Last-modified: 2023-08-07 (月) 21:54:04

FF16

ロザリア公国の湾岸都市ポートイゾルデの領主。

ロザリア大公エルウィンの弟であり、クライヴジョシュアの叔父にあたる。
大豪商でありながら豪快で腕っぷしも強く、甥達を溺愛する好人物。

  • クライヴの支援に隠れ家の人間が驚く金額をポンと渡してきたり、おとり捜査の際にも平気で大金を払ったり、富豪故か金銭感覚がちょっとおかしい。
    • むしろ富豪故に金で解決できれば安いものと考えている節がある気もする。

ロザリアの属領化に際して、ロズフィールド家の有力貴族という極めて危険な立場だったが、重税を支払うことで身分を保証され難を逃れていた。

  • クライヴや「シド」としての活動に協力を惜しまないのは肉親の情もあるが、フェニックスゲート事変以降我が身可愛さにアナベラやザンブレクに恭順して生き延びたことへの負い目や罪滅ぼしという意味合いも大きく、後にそのことをクライヴに打ち明け詫びている。

支援専門のように見えて、パーティメンバーとして同行時は片手斧を振るってモンスターや兵士と豪快に戦う一面も持つ。本人曰く、若かりし頃は「首狩りバイロン」と渾名されたほどの斧術の名手だったらしい。

  • また結構な蒐集家でもあり屋敷の応接間には様々な武器や剥製が飾られている。豪商らしく富豪相手に競り合うやり手のようだ。
    愛用している斧は本人曰く「巨人の斧」。過去作の同名の武器と比べるとやや凝ったデザインとなっており、こちらもコレクションの一つと思われる。
    • 斧については「修羅王の刃」と呼ぶこともある。巨人の斧含めてその場のノリで適当なことを言っているだけな可能性もある。

作中の会話から甥であるクライヴジョシュア兄弟同様兄エルウィンとの仲は極めて良好だった模様


表向きはザンブレクに従順であるが、影ながらロザリアの騎士たちの残党「種火の守り手」を支援している。
フェニックスゲートの事件により二人の甥は死んだと思い、心を閉ざしていたが、マザークリスタル・ドレイクブレスに向かおうとするクライヴが助力を求めてきたため再会することとなる。
始めはクライヴが本物であると信じなかったものの、子供の頃クライヴが好きだった「聖女と使徒」の一シーンを演じたことで本物と確信する。


登場初期は気難しい印象を受けるが、実のところ相当面白い人物。
金銭面や人脈で頼りになるが、根が結構単純だったり、どことなく抜けてたり、アクション映画におけるコメディ役ポジション。
トルガルと並んで今作の癒しと言われ、多くのプレイヤーから「バイロン叔父さん」と呼ばれ親しまれている。
本作は名ありのキャラでも容赦なく死んでいくヘビーな展開が続くため、いたるところで死亡フラグを立てるバイロンの行く末を案じるプレイヤーも少なくなく、「叔父さんが死んだらさすがに立ち直れない」などの声も多かった。


上述の通りエルウィンは兄なのだが見た目はどう見てもこっちの方が老けており知らない人が見ればこちらが兄と勘違いしてしまうこと請け合い。
最もバイロンが初登場するのはエルウィンの死から18年後なので兄の年齢を通り越し、その分老け込んだのだろう。

  • だが回想シーンでは今と見た目がほとんど変わっておらず、当時から老け顔だったのが分かる。しかし、髪色は黒々として現在よりはさすがに若々しい。
    • いわゆるモデリングの都合。アナベラは少年期が基準であったため壮年期でも若々しいままであり、それに対してバイロンの基準は壮年期なので回想シーンでは低コストの髪染め差分のみとなっている。

最終決戦でクライヴにかける言葉は"That's my boy!"(さすが我が甥っ子!)。