セリフ/【あんたを信じた兄さんは、間違ってなかったんだ】

Last-modified: 2018-11-24 (土) 23:49:45

FF12

レックスラミナス暗殺事件に巻き込み死なせてしまったことを謝るバッシュに対してヴァンが言ったセリフ。
全文は
「兄さんのことは、あんたのせいじゃない。
悪いのは帝国だ。あんたを信じた兄さんは、間違ってなかったんだ。」
 
レックスが事件に巻き込まれる発端はヴェインの謀略にある。
ラミナス暗殺の情報を流しバッシュをおびき寄せて捕らえ、ガブラスがバッシュの変装をして、
「バッシュがラミナスを殺した」と見せつけるために芝居を打った。
これはダルマスカにおける戦後統治の円滑化を狙い
「バッシュがラミナスを殺し和平協定を決裂させた」と罪を着せ、帝国への反感を和らげるため、
さらにバッシュを生け捕り、ダルマスカ王家に伝わるレイスウォールの遺産の在処を聞き出すための謀略。
その場に居合わせたレックスが、この芝居の証人として利用されてしまった。
つまりレックスもバッシュもヴェインに嵌められたのであって、バッシュが裏切ったせいではない。
 
ヴァンも、ウォースラアーシェもヴェインに騙されてバッシュの仕業だと信じていた。
ナルビナ牢獄から脱獄中にバッシュから事件の真相を知らされたヴァンは驚き戸惑ったが、
レックスを巻き込んだことに責任を感じて謝るバッシュを、ヴァンは責めなかった。


最終的にはバッシュの弟のガブラスも改心(?)したのか、暴走を始めるヴェインに歯向かう事をする。
しかし、その行動は裏目に出て、彼は命を落とす事になる。
シュトラールの中で「ラーサーを頼む」と言い残して旅立ったガブラス。
漢を感じる一幕でもあった。


レックスが死んだ直接の原因は、自白を強要させるために薬や魔法漬けにされて精神を病んだこと。


主人公(この頃はまだ主人公だった)が一つの悩みをふっ切れたシーンなのだが、
やっぱり時期が早すぎた。この場面ともう少し後のガリフの村でヴァンの役目はほぼ完了してしまう…。


これの一つ前のムービーでのやりとりも好きだな。
「バルフレアに合わせてくれ 今いるのは足だ」
「これで貸し借りなしだからな」
「借り?」
「ナルビナ あんたがいなきゃ無理だった」
ってやつ。