セリフ/【ナブディスに償う】

Last-modified: 2022-05-28 (土) 23:20:52

FF12

レダス最期の言葉。
全文は・・・

さっさと逃げな。
臨界越えて、複合崩壊が始まってる。
ふざけた規模だ。あの時の何千倍だか――。
ナブディスに償う。

彼は、ナブディスを破壊してしまったことを償いとして、天陽の繭に突っ込んで自爆した。

  • 「ジャッジマスターを甘く見るな!!」という言葉を残してな
  • 劇中ではジャッジ・ベルガが「ジャッジ・ゼクトはまことの武人だった」と評価しているので、
    他のジャッジの模範のような存在でジャッジとしての誇りもあったんだろう。
    • 帝国の人間の中では数少ない義人であるジャッジマスター故に責任を感じていたんだと痛感出来るセリフ。
      復讐に走る野良犬も少しは見習えよ…

ナブディスは単に破壊されただけではない。
破魔石のミストで自然が歪み人は住めず、もはや復興不可能という凄まじいもの。
凶悪モンスターの巣窟になっているので、興味本位で入って地獄を見たプレイヤーも多いことだろう。
こんなにしたら誰だって頭が禿げ上がるほど責任を感じるだろう。

  • アルティマニアΩ掲載のベニー松山著の外伝小説に崩壊直後のナブディスの様子が記されているが、凄惨の一言に尽きる。吐き気催すレベル。薄暗く陰鬱な話が展開されるが、思わず頷いてしまう。
    レダスの苦悩も思い知れるだろう。描写こそないものの、彼もまた「その場」にいたのだから。

その男は、ナブラディアから奪った「夜行の砕片」をわけもわからず発動し
ナブディスを吹き飛ばした……
破魔石の威力をしりたがったシドが命じた実験だ

とあるがベニー松山氏執筆の小説では実はシドからの命令を請け実験を行ったのは
ジャッジ・ゼクトではなく、部下であるジャッジ・ジョラスとのこと。

  • とはいえ、部下であるジャッジ・ジョラスの暴走を止めることができず、「人間の力を求める欲望に反応する」という破魔石の性質も見抜けなかったジャッジ・ゼクトが、まさに言葉通り「訳もわからずナブディスを吹っ飛ばした」と自負しても辻褄が合う。

奔流となって荒れ狂うミストに飛び込み、贖罪の思いと元ジャッジマスターの意地で繭を破壊したレダス。
ミストに呑まれゆく刹那、彼の頬には務めを果たした者の微笑みがあった。
あれだけのミストの怒涛に晒され、恐らく彼は髪だけでなく胸毛もスネ毛も残らず禿げて逝ったことだろう。
さようならレダス、君の雄姿、僕らはずっと忘れない。

  • 彼が天陽の繭を破壊しなければ、バハムートは数千倍のミストを吸収し、ヴァンらの突入も不可能だった可能性がある。
    またRWでは天陽の繭のミストの影響でレムレースの結界が破損したことが明かされているため、彼の行動がなければ結界が全損していたことも考えられる。