FFTA
シド「ちょっと、寄っていかないか?」
同僚「あれ?ランデルさん、前にお酒やめたって言ってませんでした? 息子さんに怒られるからって。」
シド「はは、仕事帰りの1杯だけ大目に見てもらってるんだ。こればっかりはやめられなくてね。」
エンディングにて、同僚と一緒に帰宅途中のシドが酒場の前で発するセリフ。
FFTAは、登場人物のコンプレックス・現実逃避をストーリーの中心に置いている。
彼らが現実逃避を克服し、異世界イヴァリースが消滅した後だからこそ映える台詞。
オープニングでぶっちぎりの駄目っぷりを見せていたシドが発言しているというのも大きいかもしれない。
シドもだが、許しているミュートも成長したと思うセリフ。
これに全てが語られているような気さえする。