アクティブタイムバトルに付随する行動順番の調整手段。
初出はFF6。FF6~9、10-2で採用されている。
戦闘では、Xボタン(SFC)か△ボタン(PS)を押すことで、
既に行動出来るキャラクターの順番をスキップして次のキャラクターに行動させることができる。
FF6のみYボタン(SFC)か□ボタン(PS)で逆の順番にスキップできる。
実はこのコマンドに対する公式の統一された呼称はない。
たとえばFF6の取り扱い説明書(22頁)には以下のような記述がある。
自分以外の、ゲージが一杯の(コマンド入力待ち)キャラクターに
コマンドの順番を渡します。渡したキャラクターはそのまま
コマンド待ちになります。
またFF9の取り扱い説明書(4頁)には以下のような記述がある。
コマンド入力するキャラクターの変更
このように公式でも呼び方は様々であり、「行動スキップ」というのもあくまで通称である。
そのため本wikiにおいても、「コマンド送り」「順番送り」「順番飛ばし」など様々な表記揺れが見られる。
- PSP版のFF4では「コマンド送り機能」のON/OFFを選ぶことができる。
強いていうならこれが公式の呼称と言えるかもしれない。
これが出来るのと出来ないのとでは、バトルの戦術性に大きな差が出てくる。
たとえばキャラAで補助魔法をかけてからキャラBが攻撃したい場合に、
キャラBの順番が先に回ってきてしまうと、予定した戦術が崩れてしまう。
しかしキャラBの行動をスキップすることで、予定した順番通りにキャラを動かすことが可能になるのである。
行動スキップが可能な作品では基本ともいえるテクニックなので、是非覚えておきたい。
- 特にものまねを効果的に使うのに重要。
なお単にスキップというとムービーシーンなどを飛ばす事を指す場合が多いが
文脈によっては戦闘中の行動スキップを指す場合もある。
関連項目:【△ボタン連打】