モンスター/【ジオスゲイノ】

Last-modified: 2024-04-20 (土) 12:50:22

FF10

海の遺跡(パージ=エボン寺院)の海中に潜むボスモンスター。HP32767。
1回目はティーダ1人での戦いとなるが、現在HPを半減させる割合ダメージ攻撃しか使ってこない上、向こうに3ターン目が回ってきた時点で戦闘が強制終了するので全滅することはない。
2回目は水中に潜れるティーダ・ワッカリュックの3人で戦うことになる。
こちらは1回目と違ってサブイベント扱いだが、ナイト・オブ・タマネギアニマを入手するためには倒す必要がある。
オーバーキル判定が最大HPと同値である珍しいボス。


基本的には単体物理攻撃+石化効果(50%)の「石化パンチ」のみを、HP半減後は更に単体物理攻撃+即死効果(50%)の「即死パンチ」も織り交ぜてそれぞれ2~3ターン使用し、その後に味方1人を文字通り体内に吸い込む「吸いこみ」を使用する。
このとき、通常は次のターンに「吐き出し(A)」を使用するが、吸い込まれたキャラクターがトリガーコマンド「あばれる」を使用した場合はカウンターで「吐き出し(B)」を、誰かを吸い込んだ状態でHPが0になった場合はファイナルアタックで「吐き出し(C)」を使用する。

  • アルティマニアではこのようになっているが、実は(A)と(B)の条件が逆になっている。
    HPの高いキャラが吸いこまれた時に放置していると、壊滅状態に陥るので注意。

外部の攻撃によるマイナスステータス異常は(防御率95%)を除いて一切受け付けないが、「吸い込み」を使用すると、そのキャラクターのステータス異常を耐性を無視してトレースする特性がある。
(これによって発生したステータス異常は、「吐き出し」使用後も継続する)
上手く使えば向こうを弱体化させられるが、プラスステータス異常もきっちりトレースするので注意。
 
また、3種類の「吐き出し」には以下のような違いがある。

  • 吐き出し(A)
    吐き出したキャラクターに、そのキャラクターの現在HPと同値(最大9999)のダメージ
  • 吐き出し(B)
    吐き出したキャラクターを含む味方全体に、吐き出したキャラクターの現在HP-1(最大9999)のダメージ
  • 吐き出し(C)
    吐き出したキャラクターを含む味方全体に、9999の固定ダメージ

なお、「石化パンチ」「即死パンチ」はそれぞれ回避可能なので、味方全員の武器に「回避カウンター」をセットし、「吐き出し」による被害を適宜回復しつつ戦えばまず負けない。
(かばうか鉄壁の味方がいれば1人分で足りる)
別にそこまでしなくても勝てるけど。

  • 恐ろしいまでの初見殺しの塊である。
    無対策で挑むと、「石化パンチで退場」「吐き出しのダメージで戦闘不能」「即死パンチで戦闘不能」を連続で食らい瞬殺される。
    予備知識無しの初見で倒すのはよほど鍛えたパーティーでないと厳しいだろう。

倒すと、「エンカウントなし」のオートアビリティがセットされた武器を落とすことがある。

  • 他にも「オートリフレク」がセットされた防具も落とす。
    • 「エンカウントなし」は本来防具のアビリティ。だから特記していると思う。
      • オートリフレクがセットされた防具を落とす唯一の敵、という珍しさはある。
  • 防具と違って付け替えによってHP限界が変動する心配のないエンカウントなし武器は一本持っておくと何かと便利なため、ここでドロップを粘る価値はあるだろう。

FF10-2のアンダーベベルジオパラウドというそっくりさんが登場する。


水中での石化は戦闘離脱扱いになる。
ファイナルアタックの吐き出し(C)は「リレイズ」または「HP限界突破」がなければ全滅確定と、対策をとっていないと結構な強敵である。


序盤の戦闘ではパンチしかしてこないが、戦闘後のムービーではティーダを吸い込むべくひたすら突進してくる。
間一髪逃れるわけだが、もしもここで吸い込まれていたら物語自体が終了していたことだろう。

  • チートを使えば、初戦でも倒すことは出来る。
    イベント前提で作られているためか、戦利品は無い。

ドロップ品のエンカウントなし付き武器は、魔法カウンターが付いた防具のバックラーに並び、FF10でもトップクラスのレア物。
ドロップ率はオートリフレク付き防具との二択になるが、倒せばほぼ必ず落とす程の確率なので入手自体は楽。
誰の武器にしたいかまで拘るならちょっと大変だが。
ただ倒すだけならどうということもない敵だが、ドロップするエンカウントなし武器の所有者や空きスロットの数にこだわる場合、腰を据えて掛かる必要がある。
石化耐性防具を揃えて挑もう。上記の通り「吸い込んだキャラのステータス異常をコピーする」ので、アルティマニアなどではキャラ強化は非推奨とされているが、ぶっちゃけ吸い込みが来る前に十分倒せるのでヘイスガした方が回転は速い。
全属性弱点の「かたい」持ちなので、属性武器にそろそろ余り始めたLV.2キースフィアで「貫通」をつけると捗る。
リュックは魔石でも使っていればOK。
というか上記の貫通武器がなくても魔石8個使うだけで倒せる(若干、回転効率は落ちるが)。
ぶっちゃけた話、ワッカが自分のルート終点到達ぐらいのステータスがあればアタックリール一撃で倒す事も可能。
アタックリールを覚えていない場合は調合カルテット99を作り、水の魔石をコイツから盗んで使うといい。
リターンスフィアやテレポスフィアといったワープ系移動のスフィアを駆使すれば、特殊スフィアを使わずともティーダとワッカに盗むや使うを覚えられる。

FFRK

FF10からボスとして登場。ノーマルダンジョンでは海の遺跡のボス。

魔石

FF10の「ジオスゲイノ【X】」がレア5の水属性の魔石となっている。
魔石効果は「エンウォータ」「アンチアタック」。
魔石スキルは「ハードスプラッシュ?」「水圧掌?」「パンチ」、超魔石スキルは「【契】吐き出し」。