裏技・バグ/【アイテム減少バグ】

Last-modified: 2022-02-28 (月) 17:44:10

裏技・バグ/【アイテム増殖】


FF6

盗賊のナイフ皆伝の証で複数のモンスターから一気にアイテムを盗んだ際に、成功したその都度「〇〇を盗んだ!」という表示が出るものの、戦闘後に確認すると実際には1つのアイテムしか入手できていないというもの。
それぞれのモンスターからアイテムを欲しい場合は、盗む等で一つずつ盗もう。


また、ぶんどる+みだれうち中は、盗むのに成功した時のメッセージに表示間違いが起こり、
実際にはそのモンスターが持っていないはずのアイテムを盗んだと表示されてしまう場合がある。

(解説)
盗賊のナイフみだれうちによって複数体のモンスターからぶんどるを成功させるとどうなるか検証した。
試したのは「カムイ(盗:あしゅら)+バルーンビスト(盗:チェインフレイル)」の組み合わせ。
すると、1撃目であしゅらを持っているはずのカムイから「チェインフレイルを盗んだ!」というメッセージが表示され、
2撃目でバルーンビストからもチェインフレイルをぶんどるのに成功したのだが、
戦闘終了後に確認すると盗めていたのはチェインフレイル1つだけだった。
つまり、

  • 盗賊のナイフ+みだれうちの場合、コマンドを入力した時点で、ぶんどるの成否はもう結果が決まっている(攻撃の何回目で、何が盗めるのか)。
  • 盗賊のナイフ+みだれうちで、複数体からぶんどるに成功しても、実際に入手できるのは最後に盗んだアイテム1つだけである。
  • みだれうち中にぶんどるを成功させると「〇〇を盗んだ!」というメッセージがその都度表示されるが、
    〇〇に入るアイテム名は、最後のぶんどるによって盗めることが決定している(実際に入手できる)アイテムの名前になってしまう。

ということだと思われる。
上の場合だと、コマンド入力時点で、2撃目にバルーンビストからチェインフレイルが盗めることは決定しているため、
1撃目でカムイからぶんどるに成功しても、盗んだアイテム名はチェインフレイルと表示されてしまうのだろう。

  • つまり「ぶんどるをみだれうちしても1つのアイテムしか盗めていない」と
    「盗んだ時のアイテム名の表示間違い」という2つの特殊な現象が発生している。
    後者を正確に表現するならば「盗んだメッセージ増殖バグ」とでも呼ぶべきだろうか。

因みにこのバグはGBA版でも解消されていない。

FF6(ピクセルリマスター版)

修正されており、ぶんどる+みだれうちによって、一度に複数のアイテムを盗めるようになった。

FF7

マテリア「Wアイテム」をつけた状態で、一個目のアイテムの対象を選んでから、
二個目のアイテムを選ぶ前に×ボタンでアイテムのウィンドウを閉じてしまうと、
一個目に選んだアイテムが減るというバグ。
このバグはオリジナル版でもインターナショナル版でも発生する。
裏技でアイテムを増やそうした時や、使うアイテムを間違えた時に起こりやすい。


これを避けるには、二個目に適当なアイテムを選んでからウィンドウを閉じるといい。
(アイテム増殖のバグを発生させて一個目のアイテムを増やしてるだけなので、インターナショナル版のみ有効。)
なお、オリジナル版ではアイテム増殖のバグが発生しないため、このバグは避けられない。

  • INT版のアイテム増殖は、このアイテム減少バグに対する応急処置的な修正を逆に利用した裏技のようにも見える。
    • ↑…そうか?俺にはアイテム減少バグの修正をミスったように感じるんだが…。

      1回目に使用するアイテムの数をm、2回目に使用するアイテムの数をnとする。括弧内は内部の動作。
      オリジナル:1回目のアイテムの対象を選択→(mから1引く)→2回目のアイテムを選ぶ→キャンセル
      INT:1回目のアイテムの対象を選択→2回目選択→キャンセル→(m+1)
      本来:1回目のアイテムの対象を選択→(mから1引く)→2回目選択→キャンセル→(m+1)


上記枠内の説明、「本来」がINT版そのものの仕様では?
INT版について正しくは

1回目に使用するアイテムの数をmとすると(※=は等号ではなく右辺を左辺に代入の意)
(1) 1回目のアイテムの対象を選択(m=m-1)→キャンセル→操作終了:結果アイテム数減少(オリジナル版も同様)
(2) 1回目のアイテムの対象を選択(m=m-1)→2回目選択→キャンセル(m=m+1)→キャンセル→操作終了:結果アイテム数変わらず
(3) 1回目のアイテムの対象を選択(m=m-1)→2回目選択→キャンセル(m=m+1)→2回目選択→キャンセル(m=m+1)…:結果アイテム数増加

結果として辻褄が合う2番があるので、「応急処置的な修正」という認識も「修正ミス」という認識も、どちらも合っているように思える。
本来やりたかったことは

1回目のアイテムの対象を選択(m=m-1)→キャンセル(m=m+1)→操作終了
(1回目の対象選択後、2回目アイテム選択前キャンセル時にm=m+1を追加)

および

1回目のアイテムの対象を選択(m=m-1)→2回目選択→キャンセル→キャンセル(m=m+1)→操作終了
(2回目アイテム選択後2回キャンセルの後にm=m+1を追加)

(m=m+1)を入れるべき箇所が本来2か所あったが、どちらでもない位置に一か所だけ入れた結果INT版のような挙動を示すことになる。

  • 魔法のMPのように発動後に減少し、発動しようとしたときに持っていなかったら「アイテムがない」といったように表示すればよかったのかも。
    もっとも「ものまね」のコメントにある通り、アイテム消費とMP消費はどうも処理の仕方が異なるようだが。

オリジナル版では一個目に選んだアイテムはどうやっても取り返せない。
Wアイテムを利用する際は選択ミスに注意しよう。

FF7(通常版)

戦闘中、モンスターを操るのに成功し、そのモンスターが行動する度にアイテム欄の一番左上のアイテム個数が1個ずつ減るバグ。
当然ながらこれこれなどの1個限定物も消えてしまうので要注意。