アビリティ/【ぬすむ】

Last-modified: 2024-03-11 (月) 16:26:01

全般

戦闘中に敵からアイテムを盗むコマンド。
作品によってシーフのアビリティや仲間の特殊コマンドとして存在する他に、武器の追加効果として発生する場合もある。
これの発展したものに「ぶんどる」がある。


作品によっては盗むことでしか得られないアイテムも存在する。
ボス・レアモンスター戦ではとりあえず使っておけ的なアビリティ。

  • 盗むことでしか得られないアイテムだけでなく、盗むことで大量生産しやすくなるアイテムもなかなか有用。
  • 作品や状況によっては、普段からこのアビリティを使っているかどうかで、消費アイテムの補充の観念すら割と違ってくる。

基本的に盗んだ物はその瞬間アイテム欄に加わる。盗んだ後に逃走してもちゃんと手元に残る。
この特性を上手に利用すれば経験値を省いてアイテムだけを稼ぐことが可能。
また、強敵からアイテムだけ盗んで逃げるという使い方もできる。
様々なプレイスタイルで活用できるアビリティとなっている。

  • 最低歩数・最少戦闘回数・宝箱/ショップ封印系の制限プレイでは特に重要。
    アイテム入手機会が制限される中での消費アイテムや強力な装備品の調達に大きく貢献する。

戦闘中に所持しているアイテムを変更するという特殊な処理が行うためか、「アイテムを盗む」というコマンドはバグをよく見かける。


こだわり派のプレイヤーにとってはある意味とても罪作りなコマンド。
このコマンド持ちのキャラやアビリティを外せない、そのキャラに延々盗みをさせてしまい戦力にならない、十分な能力があるのにレアを盗めるまでボスを倒せない、現在地に出現する全ての敵から盗むまで進めない…と言った症状の患者を今日も産みだし続ける。

  • アイテムコレクションなどの多様な遊び方を生み出したアビリティである。
    どこまでこだわるかでプレイヤーの性格がよく出る。
    よほどのこだわりがなければ盗みを苦痛に感じない範囲でやり込むのがいいだろう。
    何もかも全部盗もうとするのはなかなかに修羅の道である。

FF5くらいから盗むことによって、その時点で得られる最強の武器・防具より一回り、二回り強いものを得られるようになった。
そのため、アイテムコレクターでなかったとしても「宝箱はできるだけ回収しておきたい」と思っているプレイヤーなら、初出の敵が出ると「コイツは何を持っているんだろう」と確認するまではなかなか先に進みにくくなった。

  • PS2移行あたりから装備の扱いの変化(バリエーションの減少、防具のアクセサリ化)や上記アビリティ枠の占有、盗めるまで先に進めない問題に対応するためか、盗めるアイテムは無難な消耗品や素材アイテムが設定されることが多くなった。
    この分野での最後の華は、やはり主人公が盗賊のFF9であろうか。
    • かと思えば装備を盗めるボスが1体だけ存在することもあるので侮れなかったりするのだが。

いろいろな作品に出る定番でありながら、DFF・DDFFには登場しなかった。
ドロップとトレードだけじゃ手間隙かかって大変なので対戦相手の武器防具アクセを盗む手段があったらよかった。

  • AC版にて待望の実装。アイテムではなく相手のパラメータを盗む技となった。

言うまでも無いことだが、現実で他人の物をを盗むのは重い罪であり、盗まれた側は金銭的な問題だけではなく精神的にも苦痛を与え、盗んだ側にも多大な悪影響を及ぼすものである。
絶対に、絶対に盗みは現実ではやらないように

  • 盗む対象は基本的にモンスターや敵キャラクターが対象であるためか、これが原因でCEROが引き上がる訳では無いようだ。
    CEROが引き上がっている場合、暴力・虐待表現等が主な要因と考えられる。

特技/【盗む】アイテム/【ぬすむ】

FF3

シリーズ初登場。シーフの固有コマンドである。
このコマンドによりそれまでは素早さ・運が高いだけの微妙な位置づけだったシーフに新たな役目が与えられることとなった。


FF3ではモンスターが落とすアイテムを盗むことができるのだが、シーフの熟練度やレベルを上げることで、アイテムドロップでは落とさないアイテム(テーブル4)も盗むことができるようになる。
1戦闘で9回以上「ぬすむ」をして戦闘終了させれば熟練度1上がるので根気よく稼ごう。

  • 厳密にいうとテーブル4も、本来はドロップする「はず」のアイテム。
    内部処理と乱数の手違いにより絶対に落とさないので、事実上の盗み限定アイテム枠と化している。
    それでも盗むことすらできない5~8と比べたら、陽の目を見る可能性があるだけマシだったりする悲劇。

シーフ大躍進への貴重な一歩なのだが、本作ではまださほど有用なコマンドではなかった。
何も盗めない敵が圧倒的に多い。
有益なアイテムが得られることもあるが、大抵は魔法で代用できる。

  • 今作のシーフはアムル以降は高い攻撃力を誇るので、既に躍進済み。
    ただしそのアタッカー能力が頼りになるために、「ぬすむ」を選ぶ頻度は減ってしまうが。

盗める敵からは何度でも盗むことができるので、使い方によっては強力。
ブラックホールやボムの右腕を狩りまくれ!三色ドラゴンからエリクサーも取り放題。

  • 終盤にてシーフ用の装備がない場合でも、後列なら裸で大丈夫。
    プロテス重ねがけさえやっておけば、ほとんどダメージを受けることはない。

ねらい目は


成功率が微妙でありなかなか盗んでくれない。根気よく使う必要がある。盗める確率はレベルと熟練度を高めると上昇する。
上昇度合いは少なく、両方99にしても失敗することがある。
最高にしてもオニオン装備を盗むことはできない。

  • こちらのレベルが上がると敵が逃げ出す事も多いのも困りどころ。
    魔法で眠らせたり混乱させたりしておきたい。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

DS版ではシーフ熟練度が上がればいいアイテムを盗むことができるようになるが、それでもレアアイテムまでは盗めない。
また、1つの敵から1個しか盗めない。
分裂させれば再度盗める。

  • モンスターにはテーブル1~8まで、8つのドロップアイテムが設定されているが、シーフが盗めるのはテーブル1~4のアイテム。

シーフの熟練度が31以上でテーブル2、71以上でテーブル3、99でテーブル4を盗めるようになる。
盗める基本確率は1が19%、2が17%、3が15%、4が12%となっている。
が、実際は確率式と乱数の仕様上特定のテーブルを盗める確率が圧倒的に高くなる。


具体的には

  • 熟練度1~30:テーブル1しか盗めないので確率の偏りはない。
  • 熟練度31~70:テーブル2を圧倒的に盗みやすくテーブル1を盗みにくい。
  • 熟練度71~98:テーブル3を圧倒的に盗みやすくテーブル1・2を盗みにくい。
  • 熟練度99:テーブル4を圧倒的に盗みやすくテーブル1・2・3を盗みにくい。

要するに熟練度が上がる程若いテーブルのアイテムを盗むのが困難になってしまう。
(裏を返せば特定のテーブルを狙って盗むのが簡単である、ということでもある)
ボムの○○・北極の風・ブラックホール・リリスの口付けあたりは熟練度99で盗むのは大変厳しい。

  • ぬすむの成功判定が4→1という順番で行われているのが原因。
  • 該当しないテーブルの盗み成功率は大体2~3%。
    ちょうど4人キャラが居るので、シーフの熟練度も4段階に分けておくと良いかもしれない。
  • とはいえ、キングベヒーモスからほぼ確実に守りの指輪を盗めるのはありがたい。
    ごく稀にエリクサーを盗む。

FF4

エッジの専用コマンドとして登場。対象にした敵の『おたから1』を盗める。
1度の戦闘中に何度でも同じ敵からアイテムを盗む事ができるため、アラームの量産などに向く。


前作3でもそうだが、あまり成功率が高くない。
何回でも盗めるとはいえ、アイテムの大量生産にはかなりの根気が必要。

  • ただ、買うと高額なアイテムをタダで何度でも盗める点はかなり重要である。
    購入金額分を盗んでいると考えればかなりの時間短縮だと思う。
  • GBA版以降の追加を含めた多くの厄介者を一撃必殺できるメデューサの矢
    強大なドラゴンを片っ端から狩りの対象にできるアルテミスの矢
    要所要所で便利かつ販売価格の高いエーテル
    誰でも即座にバーサクがかけられるバッカスの酒
    強敵対策にとりあえずコレといった形で2段スロウが猛威を振るうくものいと
    レアモンスター経由でレアアイテムが欲しい時にこそアラーム
    と確保しておくと便利なものも結構多い。

盗むのに失敗して反撃を受けることもある。

  • 1~3ダメージ程度なので全く苦にならないが、敵が麻痺していても反撃をくらう。
    • 普段は気にならないが、盗もうとしたところに運悪くトルネドやミールストームをくらうとトドメの一撃になるので地味に厄介。
  • 失敗すると「モンスターに見つかった」という表示が出る。
  • 特定の条件によるのか、256ダメージを受けるケースがある。
  • レベルが高い相手から盗もうとして失敗するとダメージを受けやすい。
    GBA版以降のゴールデントード(Lv99)から盗もうとすると、ほとんどの確率でダメージを受ける。
  • エッジの最大HPが4096を超える度にダメージが256増える。
    「超える度に」なので、リンゴを大量摂取して最大HPが8192を超えるとダメージが512になる。
    SFC版からPSP版まで同様なので、少なくともバグではないようだ。何故こんな仕様なのかはさっぱりだが。
    リンゴを食べさせない場合、レベル70が見えてくる辺りでダメージが跳ね上がるだろう。
    GBA版では、丁度半蔵の小手を入手する辺りで到達するので、それに絡んだバグと思う人もいるようだ。
  • 多くの人が気にするアラーム集めだが、アイズのレベルは低めなのでサクサク集められる。

入手が容易なアイテムを盗むとはいえ、入手数がぜんぜん違ってくるのでかなり役に立つ。
非売品のアイテムを大量調達しよう。矢は10本単位で盗める。


ボスからはポーションしか盗めない。これはFF4TAでも同じ。
唯一の例外はダークマター

  • ボスからは、というよりドロップアイテムテーブルに何も設定されていないモンスターは一律でポーションが盗めるようになっている。

宝箱から罠として出てくる敵からは盗めない。ドロップアイテムが宝箱の中身だから。

  • 理由は、100%アイテムを落とす敵からは何も盗めないことである。
  • バブイルの塔のオーガキラー入り宝箱のバーサオーガからは盗めた(SFC版)。
    バッカスの酒ばっかりだったが。

もしバトルスピードを遅くしているプレイスタイルでも、これを使って大量生産をする時は、スピードを最速にしておこう。


1度の戦闘中に何度でも同じ敵から盗めることと、盗んだものはその戦闘内ならリディアローザも装備できることを利用して、彼女達に本来装備できないミスリルシールドを装備させるバグがあった。
ただのアルマジロがミスリルシールドを255個も持っているという辺りに違和感を感じる。
裏技・バグ/【大地のハンマー装備】

FF4(GBA版以降)

半蔵の小手」を装備すると『ぶんどる』に変化する。


月の遺跡に登場するしんえいたい(忍者の試練限定)からは何も盗めない。

  • 宝箱モンスターと同様の扱いである可能性も。

カインがタイマン勝負で戦うルナバハムート戦に備えてフェイズから光のカーテンをめっちゃパクったり、月の遺跡のバブイルの巨人再現フロアのサーチャーorラストアームから再びアラームめっちゃパクったりなどでこのコマンドの存在意義が非常に大きくなった。
逆にそれで「しまった!エッジ外しちゃったよ!あいつ入れときゃ良かった!」なんて事態も特に初見プレイじゃ多い。

FF4(DS版)

今回は1つの敵から1個しか盗めない。
またレベルではなく素早さ依存であり、素早さが99になっても確率は29%~59%位までしか上がらない。
ドロップテーブルが変わった事でSFCのいいアイテムがレアで盗めるようになった。
LV71以上のステータス上昇値は素早さ+1。


「モンスターに見つかった!」が無くなった。
原則として、盗めるアイテムはSFC同様にドロップアイテムのうち最も確率の高いものだが、上記のような例外として盗む専用のレア枠が存在するモンスターがいる。
ただしレアアイテムの方を持っている確率は低く、通常枠に対して1/40や1/60となっている。

  • 該当モンスターは魔人兵レッドドラゴンの2種類。
    追加アイテム所持に伴い、盗みのレアアイテム枠に突き出されたような処遇と言うべきか。

また、オーディンから手に入るデカントアビリティ「あんこく」も盗む専用枠となっているが、こちらは確実に持っている。

FF4CC(PSP版)

GBA版と基本的な仕様は同じ。
めでたくオートバトルが実装されたため、敵を無力化することで高速で盗み続けることが可能。
敵に見つかった場合のダメージも、HPが4096以下ならローザいのりで相殺可能。
ガンガン盗んでいこう。

FF4(ピクセルリマスター版)

オリジナルのSFC版とほぼ同じ仕様だが、
オートバトルの実装のおかげで敵を無力化した後はゲームを放置しているだけでも盗み続けてくれる。
ただし、アイテムを1束99個までしか持てなくなったので1戦闘に盗めるのは99個(正確にはさらに所持している個数分少なくなる)まで。
高額で売却できるアイテムを99個盗んで売却すればギル不足も解決。
少しでもギル稼ぎ効率を上げるなら盗めるアイテムはでぶチョコボに預けておこう。
エンディングのエブラーナ復興にも役立った…のかどうかは不明。

ミステレグの孵化前に「ぬすむ」を仕掛けると中身がでてきてしまうため、
カウンターの対象になった模様。

FF4TA

エッジのぬすむがぶんどるに変わり、ツキノワのコマンドとして登場した。
(攻略本によると30%の確率で)敵に見つかると、ツキノワの最大HPの6%のダメージを受けてしまう。
盗むに成功すると、ツキノワが2回ピースする演出が含まれている。

  • 盗める確率に関する公式は多分前作と同じ。
    レベル5のツキノワでもレベル99のフェイズから1%ほどの確率で光のカーテンが盗める。
  • 前作と違い、盗むべきアイテムはあまりない。
    フェイズ系から盗める光のカーテンは便利だが、縛りプレイでもしない限りはトレジャーバンドやレアバンドを付けて、リョーテ系から月のカーテンのドロップを狙った方がいい。

FF5

シーフのジョブコマンドで、ジョブLv4で習得可能。必要累積ABPは110。
モンスターからアイテム類を盗む。
本作からは以下のような仕様になり、以降のシリーズ作品でも大まかには5と似た仕様となっている。

  • 一度の戦闘で盗める個数は1体につき1個だけ
  • ドロップアイテムとは別のものが盗める(同じ場合もあるが無関係)。
  • 通常とレアの2種類のテーブルが用意されており、どちらかがランダムで盗める。
    この情報は初期の攻略本には書かれていなかった為に、余り知られていなかった。

これらは一部に例外あり(通常枠とレア枠どちらしか設定されていない、など)。


リターンと組み合わせる事で、レアアイテムの入手が容易になる。

  • 盗賊の小手で成功率を上げると尚良。
    • この盗賊の小手装着で、通常枠のアイテムならば成功率を約80%まで上げられる。

FF5の盗みの成功確率は40%で、そこから盗んだものが通常かレアかの判定をする。詳細は後述。

  • 盗賊の小手 非装備時の確率
    盗み失敗:53.1% 通常枠:43.8% レア枠:3.1% 盗み成功時レア率:6.7%
  • 盗賊の小手 装備時の確率
    盗み失敗:15.6% 通常枠:80.9% レア枠:3.5% 盗み成功時レア率:4.2%

ご覧のように小手なしの方が成功時レア率は高い。
一つの戦いでレアを盗む確率を高めるなら小手は装備しないのが基本。

  • 反面で失敗してどちらかが判明するのが遅れるため、「盗むの繰り返しと2.5%の確率上昇」と「リターンの繰り返し」の選択となる。
  • 計算上の期待値では、非装備だと通算失敗数が約10回多く、装備時は通常盗み数が約10回多いか。

大事なのは、盗賊の小手を装備するとどう変わるか。
盗賊の小手を装備すると結果的に、通常枠を大幅アップ、レア枠少しアップ、失敗率大幅ダウン。

  • 端的にいうと、少ないエンカでレア枠を盗みたいなら、小手無しで挑んだ方がリターンの回数が減る。
  • 逆に、Aボタン連射で盗み担当以外が敵を倒しながらエンカを繰り返すなら、盗賊の小手を装備した方がレアドロ取得も早いし、同時に通常ドロも大量に手に入る。

序盤から最後までその時点の装備より1ランク上の武具を持っている敵が所々で登場する。
例として、ソーサラー大地の衣サンドベアジャベリン石像ツインランサープアゾンイーグル疾風の弓矢用心棒天叢雲水晶竜飛竜の槍等。
そのため、うまく使えば冒険が楽になるだろう。

逆にのちのシリーズに見られるような、序盤の時点でいきなり最高ランクの武具を盗めるというケースは少ない。
せいぜいタイタン大地のハンマーと、ラミアラミアのティアラくらいか。


低確率で盗めるアイテムをもっている敵の中には、通常枠に何も持っていない場合もある。
この手の敵の場合リターンする必要は無いが、盗める確率は変わらないので延々と盗めないときつくなってくる。

  • レア(低確率)枠の成功率は通常枠よりはるかに低い。
    だが、一番きついのは両方持っているパターンで大抵の場合は通常アイテムを盗めてしまうので、リターンが無いと何度もやり直すことになる。

1個盗んだあとに使うと「何も持っていない!」と表示される。


お目当てのモンスターから低確率で盗めるレア枠アイテムを1つは所持し、反対に高確率で盗める通常枠アイテムは売却等で1つも所持していない状態にし、戦闘に入ったら装備変更を繰り返してアイテム欄を一杯にすると、通常枠アイテムの置き場が無くなるのか、レア枠アイテムだけを盗むことができる。
このやり方はスマウグ法とも呼ばれている。
(例えるとネオエクスデス右上の天叢雲と同じ状態になる)

  • 複数所持している装備武器Aを別の武器Bに装備変更すると、武器Aは元の束に戻らず他のアイテム欄を埋めるのを利用するわけである。
    • FF5のアイテム欄は無駄なほどスペースがあるので、全部埋めるのは結構大変。
    • 同じ操作を延々続けるのはなかなか苦痛なので、この装備変更のプロセスにはキー入力を記憶できる「必殺コマンドコントローラー」の使用を推奨したい(持っていれば)。
  • その仕様上、99個盗みとの併用はできない。
    やはり、欲張らずに地道に1個ずつ盗んでいくのが正道である。
  • 仕様上、巨人の小手アポカリョープスしか盗めないのでこの方法は無理。
    高確率で盗めるアイテムが、それなりの価格で購入可能な品ならともかく、水晶竜みたいにエリクサーなんかだと売り払うのもためらわれるので実用的でないか。
    この方法の利点は「一度準備すれば、レア物を盗めるまでのコマンド入力が楽」、「複数体出現するモンスターなら、その数だけ一回の戦闘で入手できる」ことだろう。
    オワゾーラールからミラージュベストを人数分ほしい時に役立つか?
  • ようじんぼう」も通常枠がコテージ、レア枠が「あめのむらくも」なので
    ヤツの攻撃をいなせるなら一考の余地あり? 用心棒は本当に「リターン」必須。

通常枠をいっぱいにして盗むテクニックが有効そうなケースを挙げてみた
複数入手する価値がある&通常盗み分は処分することが気軽にできるものを。
ラミア/ラミアのティアラ(通常・乙女のキッス) 序盤最強頭防具
石像/ツインランサー(通常・ハイポーション) 中盤最強武器の一つ
セクメト/盗賊の小手(通常・ハイポーション) 貴重品
全てを知る者/コルナゴの壺(通常・ポーション) 二つしか取れないので是非
用心棒/天叢雲(通常・コテージ) 最強武器の一つ
ドラゴンエイビス/アルテミスの弓(通常・トライデント) 最強武器の一つ
ゴーキマイラ/イージスの盾(通常・ハイポーション) 対ラスボスその他
スローニン/アイスシールド(通常・阿修羅) 対神竜やゴゴ
・暗黒魔道士/裁きの杖(通常・ポイズンロッド)

  • 99個盗みができるなら特にリターンが使える石像以降はそちらの方が効率が良い。有効なのはラミアくらいか?
    ただし、石像は5体組で現れるのでその際は有用かもしれない。
    他には同じく5体で現れるファルファレッロからリリスのロッドを量産したいときとか(通常・スピードドリンク)。

解析ページによると盗む自体の成否判定→通常かレア判定、の2段階判定となっているらしい。
1段階目は40%(盗賊小手装備時は80%)で成功、60%(盗賊小手装備時は20%)で失敗の判定。
2段階目は10/256でレア枠、246/256で通常枠(通常枠未設定時は失敗と同じ)という判定。
つまり計算上レア枠アイテムを盗める確率は1.5625%(盗賊小手装備時は3.125%)。

  • レア枠の成功率は1.5%か…。ネオエクスデスから盗みづらいわけだ…。
    体感的にも、通常枠とレア枠じゃあ「盗み成功率」がまったく違ってたから。
  • しかし実際には乱数表の関係で、盗賊小手装備時には通常枠を盗める確率→大幅上昇・レア枠を盗める確率→ほんのちょっぴりだけ上昇となっているとの解析結果も出ている。
    つまり通常枠とレア枠の両方を持っている敵相手だと、盗賊の小手を装備していると盗み成功時レア枠が選ばれる確率は下がってしまう。
    1体の敵から1個ずつしか盗めないのでかえって効率が悪くなる。
    通常枠を持っていない敵が相手なら気休め程度ではあるが一応盗賊の小手は有効である。

盗む判定の後に何故か無意味な回避判定があるため、そこで乱数が消費されてしまいレア盗みに成功する乱数が1つだけしか増えない。
このため盗賊の小手装備中は盗めたものがレア枠になる確率が、小手なし時と比べて下がってしまう。

  • 精神的なストレスが溜まりやすいので、盗賊の小手を装備して盗めなかったら、リターンか逃げるを行って、次に切り替えたほうが良い。

多段階抽選に関わる条件付き確率の理解は難しいし、システム的な計算経緯は忘れておいて、実用面に注目して盗みを楽しもう。


内部的な仕様の解説。
盗む判定の後に回避判定があるのは、通常の攻撃と同じように「攻撃側の命中判定→防御側の回避判定」のブログラムを単純に当てはめてしまったせいだと思われる。
しかし敵側のぬすむ回避率は常に0なので無駄な乱数消費になっている。

  • それどころか、本作の乱数は「一種類の乱数表を2つ用意し、戦闘開始時にランダムに重ね合わせて交互に使用する」というような形で作っているので、1つ無駄に消費してしまうと乱数表が戻ってきてしまう。

つまり「乱数表Aを用いてぬすむ命中判定→乱数表Bに移って回避判定(無意味)→乱数表Aの1進んだ位置に戻りアイテム判定」というプログラムであり、乱数表で命中判定とレアアイテム判定の数値が隣り合っている箇所でしかレア盗みは成立しない。
10/256のレアアイテム判定のうち、手前に命中判定がある箇所は8。盗賊の小手装備時のみ命中判定が緩くなるのでもう1箇所増える。
一方で通常アイテムを「盗んでしまう」条件は大幅に緩く、盗賊の小手装備時はさらに増えてしまうので体感的にはレア盗みがいまいち成功しないように思えてしまうわけだ。

  • ただ、この回避判定が無かったとしてもレアアイテム判定が成立する乱数は1か2しか増えないので致命的なプログラムミスというほどでもなく、それどころか戦闘開始時の乱数表重ね合わせ次第によってはかえって判定が減る可能性がある。

問題なのはそもそもレア判定が厳しすぎる点と、盗賊の小手装備時は「盗む成功率」が上がるだけで「レアアイテムを盗みやすくなる」わけではない点だろう。


レア盗みしか存在しない敵(もしくは上記の方法でレアしか出ない状態にした敵)の場合、何らかの方法で無力化し全員に「ぬすむ」を付ければ、あとはAボタン連打だけで盗める。
確率自体は低くとも回転は速いので、割りと早め&楽に盗めるようになる。
無力化させるには、睡眠(FF5の睡眠は自然回復しない)やバーサク+小人暗闇など。

FF6

ロックのオリジナルコマンド。
モンスターからアイテム類を盗む。通常枠とレア枠があるなど主な仕様は前作5と同じ
アクセサリ盗賊の小手を装備すると、コマンドが「ぶんどる」に変化する。

  • 成功率が2倍になるアクセサリ「盗賊の腕輪」も併用すると便利。

ぬすむの成功確率は「(50+「ぬすむ」使用キャラのレベル-対象モンスターのレベル)/128」。盗賊の腕輪を装備している場合はこの数値を2倍する。
ぬすむに成功した場合、87.5%で通常アイテム、12.5%でレアアイテムが盗め、盗めるアイテムが空欄だったら失敗となる。

  • 盗賊の腕輪はあくまで成功確率が2倍となるだけであり、そこから行われる通常/レア枠の成否判定には関与しない。

このため通常枠にアイテムを持っているモンスターからはレア枠のアイテムが盗みにくい。FF5と違いリターンがないことも、それに拍車をかける。


FF5と比較して「通常枠がなくレア枠だけ」という敵が非常に増えている。

  • そのためけいかいダッシュ要員として入れたシーフが適当に盗んでいるだけでガンガン盗めた前作と違って、FF6はとにかく「盗めなかった」となる事が多い。
  • 必要な場合はパーティ全員がシーフになったり全員に盗むのアビリティを付ける事が容易な上、素早さの歌などで回転率も上げられた5に対して、ゴゴが加入する終盤以外はぶんどる要員のシャドウを加味してもそもそも盗み手が少ない6は、明らかに5よりも盗みに時間がかかる。
    • 仕様(レア枠のみの雑魚が多い)を知らない場合はやたらとロックが盗みに失敗するように映るだろう。

成功率は使用者と対象のレベルに依存し、対象よりもレベルが50以上低いと絶対に盗めなくなる
なかなか盗めないと感じたら、「怪音波」で対象のレベルを下げてやると良いのだが、「怪音波」は即死耐性があるとまったく効かないのが難点。

  • SFC版ならバニシュ→怪音波が使えるが、そのバニシュ自体が効かない敵もいるから大変(特にGBA版)。
  • 逆にレベルさえ上がれば、前作5より『通常枠のアイテムならば』ほぼ確実に成功するようになった。
    なお「レア枠」は、「通常枠」と比べはるかに盗みづらいので注意(体感的にはレア枠は通常枠の1/10以下)。

SFC版FF5は230種類程度いる雑魚中通常枠なしでレア枠のみの相手は全て合わせて50程度、そのうち有用なアイテム持ちは多く見積もって10種類前後。
前知識なしで粘った時「盗めなかった!」が頻発するのはほんの2~3割程度、7割程度の相手からは何かをあっさり盗める計算になる。

対してFF6は260種類程度いる雑魚中通常枠をもっている相手は130種類程度、実に約半分の敵が通常枠なしでレア枠のみとなっている。
盗みに失敗する相手がいて当たり前で、道中の雑魚の半数が成功率12.5%という体感10倍の試行回数が必要とすれば、盗みにくく感じるのは無理もない。


ゾゾ周辺の敵がこちらに対して「盗む」を行う。
盗むを使う敵は4種類おり、発動条件はそれぞれ異なるが、主にこちらの盗みにカウンターしてギルを盗み返して来る。

  • ヴァイス:「盗む」か「ぶんどる」へのカウンターで2/3の確率で「盗む」、1/3の確率で「ぶんどる」を行う。
  • ダダルマー:「盗む」か「ぶんどる」へのカウンターで100%の確率で「盗む」を行う。
  • パニッシャー:「盗む」を受けると2/3の確率で「盗む」、1/3の確率で 「何もしない」。
  • ストールンベア:1ターン目に2/3の確率で「盗む」、1/3の確率で「何もしない」。ダメージカウンターで1/3の確率で「盗む」。

盗んだ後逃走するのはストールンベアのみ。
盗まれた所持金は倒す事で取り返され、リザルトの獲得ギルに合計される。

  • ゾゾ山で「13000ギルもゲットだぜ!」って思ったら、そのうち9000ギル弱は盗られた分だったりする。

盗まれるギルの計算式は(敵レベルx256+20)。Lv34のストールンベアは8724ギルになる。
ネコ耳フードを装備していると盗まれた分のギルが倍額で返ってくる。
敵のギル盗みの成功確率はプレイヤー側の盗む計算式が「そのまま」流用されており、こちらのレベルが高いほど成功しやすく、低いほど失敗しやすいと、レベル差の影響が逆になっている。

  • このため回避/魔法回避を128以上にしても盗まれる。透明になれば盗みは失敗する。

コロシアムで盗みたい場合は、ゴゴにこのアビリティを3つ付けると良い。
盗賊の小手で「ぶんどる」に変えて、ついでに皆伝の証で4回攻撃にすれば戦闘力もなかなか。


身も蓋もない話だが、楽してレアアイテム収集したいなら、ロックとゴゴのレベルをカンストした上で盗賊の腕輪を装備させること。

  • 一番の問題はロックの魔石ボーナスを考慮するならゴゴがまだいない崩壊前ではレベル調整の判断が難しい。
  • 特に崩壊後に魔石と魔石ボーナス利用できないゴゴ・ウーマロの二人除くPT全員揃うまで低レベルキープ目指すなら、ゴゴだけ先にレベルカンストさせる。
    さらにゴゴが仲間になるまでに一度きりのボス戦のレアアイテムとかに関しても、逆に多少は妥協する勇気も必要だ。

もっとも崩壊前のボス戦なら、風斬りの刃をトロッコでのナンバー128のアイテムレア枠から盗んだの合わせて二本ゲットする以外なら基本的に大半は後で取り返しつくものが多いのが救いだ。
魔石ボーナスドーピング禁止プレイなら崩壊前の時点でさっさとロックのレベルを上げ込んで、幻獣防衛戦終了後以降は盗賊の腕輪も装備させてどんどん盗ませよう。


取扱説明書には「このコマンドでしか手に入らないアイテムもあります」とあるが、実際は通常アイテムで盗む以外で手に入らないアイテムは存在しない。あえて挙げるならロック編で商人や帝国兵から盗める服か。

FF6(ピクセルリマスター版)

アップデートによりver1.0.6から2種類のアイテムを盗めるモンスターについてレアアイテムを盗める確率がアップした。
しかしver1.1.1では逆にSFC版よりもレアアイテムが盗める確率が低くなっている。
おやつの人の解析によると12.5%→12%

また、ver1.1.0より「ぶんどる」使用時にはぬすむの成功判定がなくなったため、レベルが50以上上の敵からもアイテムが盗めるようになった。

FF7

同名のコマンドマテリアを装備していると使用できる。
初期状態で習得済み。


便利な事は便利なのだが、成功率が低い。
モススラッシャーからカーボンバングルを盗もうとしたらなかなか盗んでくれず腹が立った。
過信は禁物。

  • ぬすむのマテリアを全員分手に入れれば決定ボタン押しっぱなしでも盗めて便利。

ついでにぬすむと複数回攻撃できるマテリアをセットにすると複数回盗むことが出来る。


盗賊の小手が129000ギルと高額な上に手に入るのがやや終盤なのが難点といえば難点。
手に入る頃には有用に活かせる敵が少ないのが何とも。
勿論アルテマウェポンやタークスの面々など居るには居るが。
キャラ全員分に盗むモーションがあり、更にぶんどるモーションも別にあるのは細かくて良かった。


神羅ビルでハードブレイカーを盗むのが有名な攻略テクニック。


マジックポットなど、こちらのアイテムを盗んでくる敵もいる。
その後逃走されたら取り戻す手段はないので要注意である。

  • 最終武器とか盗まれたら終わりだよな…(被害者)
  • 敵が盗むアイテムは売却できるアイテムのみ。売却できないアイテムは盗まない。
    • 盗んだ敵を倒すことでアイテムが取り戻せるが、これを利用したアイテム増殖の裏技がある。
      (インター版のみ→アビリティ/【Wアイテム】

7ではアイテムを盗んだ場合、そのモンスターはアイテムを落とさなくなるので注意。

  • へんか」と「ぬすむ」は両立するが、ドロップは「ぬすむ」とも「へんか」とも両立できない。

本作での成功率は盗む使用者のLv・対象のLv・盗むアイテムの基本成功値の3つの要素で決定される。
盗む使用者のレベルが対象のレベルより高くなるほど盗める確率は上がる。
同じアイテムでもモンスター種が違えば基本成功値は異なる値となる(基本成功値は高い方が有利)。
例えばエーテルならカームファングの基本成功値は低く、アークドラゴンの基本成功値は高い。
 
基本的に高Lv時の方が有利だが、バジリスクからバジリスクの爪を盗む際は注意が必要。
Lvを上げすぎると金の針を盗める確率が極端に上がり、相対的に爪を盗める確率が下がってしまう。
使用者のLvが78以上の場合、金の針を100%盗んでしまうため爪を盗めなくなってしまう。

FF7R

敵単体から確率でアイテムを盗むアビリティ。
本作では設定されているアイテムは1種類で、通常とレアのような区別は無い。
「運」のステータスによって成功率が高くなる。


「REMAKE」においては、盗むでしか入手できない重要アイテムはエリゴルのストライクロッドのみであり、それ以外では必要性は薄いと言える。

  • ジャイアントバグラーからチャンピオンベルトを盗む際にも使える。それ以外の有用性は…。

INTERMISSIONでは、特定の敵に特定の状況でぬすむを実行すると、相手の体勢を崩して弱体化させるという新たな要素が出てきた。

  • 尤も、ユフィの「ぶんどる」でも可能なので、わざわざマテリアを装備する必要性は薄いか。

FF8

「ぬすむ」は登場せず、「ぶんどる」がその役目を果たしている。
ボスから貴重な物を盗める場合があるので、ディアボロスを早めに倒して覚えたいところ。


一度しか盗めない点は過去作品と同じだが、盗める個数が複数個のパターンが登場するようになった。


精製の素材集めでお世話になる機会が多い。


ドロップと二者択一になってしまっており、ドロップと並んで前作までよりかなり株が落ちた。
しかもぶんどる・ドロップが違うアイテムであることも多いので、両方ほしいという贅沢ができず、余計に使いにくくなってしまった。


過去作のように手当たり次第ボスから盗んで、後でドロップの方が貴重品だったことを知って悔しい思いをした人も多いはず。

FF9

ジタンアクションアビリティ
敵の懐に潜り込み、アイテムを入手する事が出来る。
敵1体ごとに最大4つのアイテムを持ち、成功率1/256、16/256、64/256、256/256の4段階に割り振られているが、『盗賊の極意』がない場合は気力とレベルの値による成功判定が追加され、上記の数値よりも成功率が大きく落ちる。
また、『目利きの手触り』があれば成功率の下限が32/256に変更される。
ボス戦では主に装備品を盗めるが、タイムロスやターンの制限や敵の攻撃等に悩まされることになる。


一時的に行動を共にするシナマーカスブランクも使える。
ただし、サポートアビリティの装備が不可能であるために、盗む確率は上げられない。


ジタンは盗賊のあかしという技があり、それは盗んだ回数に基づいて計算する。
面倒だが、9999ダメージを毎回出すことも可能。


目利きの手触り習得前に戦うボスで、盗める確率が1/256に設定されているのはベアトリクスミスリルソードヒルギガース妖精のファイフダンタリアンデモンズメイルの3つ。


特にボス戦では、プレイ段階でまだ手に入らない武器や防具が盗める事が多いため、ジタンが盗み終わるまでは他のメンバーを待機させることになる。
が、確率の問題もあるので適当なところでの諦めも必要。
前作での「敵から強力な魔法をドローし尽くしてから攻撃開始」に近いものがある。


タンタラスに所属しているルビィももしかしたらこれを使えるのだろうか?

FF10

リュックが初期習得している。表記は漢字で「盗む」。これの技版で「ぶんどる」もあり、いずれもリュックエリアにある。
本作では初回成功率100%の上に何度でも盗めるが、盗むが成功するたびに成功確率が半分になるという仕様になっている。
また、機械系の敵に盗むを仕掛けると一撃で倒せるようになっている。
リュック「パーツぶっこ抜いて チョイチョイってやっつけちゃうから」

  • 当然ながらアビリティさえ取得すれば、機械系の敵を一撃で倒すことは(おそらくパーツで致命傷になる部分を外すか壊しているのだろうが)アルベド族のリュックでなくても誰でも出来ることになるわけだが、機械に精通してるアルベド族って本作の設定からするとそれってどうなのと…
    キャラが没個性になるのが嫌ならリュック以外に覚えさせない手もある。
    • リュックが仲間に、どのパーツを外すべきなのかを教えたのだろうか。
  • 装備品などは盗めなくなったが、その分成功率が高くシリーズ中でもかなり快適な部類である。

これで宝箱を開けたり、敵を倒しても撃破数のカウントに入る。そのため、リュックに任せていると意外とみんなのうらみのダメージが大きくなってしまう。被害を減らしたい場合は他の誰かにやってもらう方が良いだろう。
なお、リュックもチュートリアルバトルで宝箱は必ず1個開けることになるため、みんなのうらみのダメージを0にすることは残念ながら出来ない。


リュックは加入時期がやや遅いため、配置エリアが近いキマリに序盤で「使う」共々覚えさせる人は多い。
後のビラン&エンケ戦でも役に立つ。


基本的に通常枠とレア枠があり、通常は3/4、レアは1/4で入手可能。レア枠は大体盗める個数が多くなるか、別のものを盗めるかのどちらかになる。
確率こそ従来よりも高めではあるが、基本的にレアアイテムを盗むのは大変である。
それでもアイテムドロップの吟味(1/8でレア判定)や装備アイテムの吟味(多くが8/256。ほぼ確定ドロップのボスでも7人の武器と防具で誰の何のアビリティが当たるかランダム)よりはマシか。
レア枠のアイテムは各種族のモンスターからわいろでまとめて手に入るものが多い。以下はその例。

これらのアイテムを増やすためにギルを使いたくない場合は基本的にレア盗みに頼ることになる。


魔法で攻撃するプリン系エレメント系、小鬼系などはいずれも基本的にそのモンスターが得意とする属性攻撃のアイテムを盗める。
ただし、通常枠とレア枠で個数が増えるか上位のものが盗めるかは異なっており、こちらは法則が定まっていない。

  • 例としてイエローエレメントは通常枠が電気玉、レア枠が落雷玉だが、ゴールドエレメントは通常枠もレア枠も電気玉で盗める個数が通常とレアで異なっている。
    他にもウォータプリンは通常枠が魚のウロコでレア枠が龍のウロコだが、次に出現するサンダープリンは通常枠もレア枠も電気玉で個数違いとなっている。

使用者がレアアイテム入手の防具を装備していると、レア枠の確率が1/2になり、レアアイテムのみの防具を装備していると、通常枠を盗めなくなる代わりにレア枠が確定になる。


成功率から考えると、盗む回数は多くても4回程度に留めておいたほうがいい。

  • 理論上は無限に盗めるので1回の戦闘で99個盗むことも不可能ではない。
    • 試してみました。VSロンゾ&ロンゾ(途中4回タゲ変更)。約70時間放置でLv,3キースフィア43個入手。確かに『理論上は』99個も夢ではないかと。
    • 1ロンゾから21.5個という結果は、レア(2個盗み)が25%と仮定すると1ロンゾあたり17回程度盗んでいる計算になって、17回目の成功率は1/65536だから、18回目の成功率は0/65536になっている可能性も。18回以降は小数点以下の確率で盗まないといけない。

リュック加入前に戦うボス達は、いずれもなにも持っていないか、ポーションくらいしか盗むことができない。
たとえアビリティを習得していても、わざわざ盗むを使う必要はないだろう。


インターナショナル版以降ではギルを盗める「くすねる」が追加された。が、肝心の使い勝手は……。


HDリマスターにおいては、「盗む」に関するトロフィーが追加された。
獲得条件は「リュックで盗むを200回成功させる」こと。

FF10-2

シーフドレスフィアをドレスアップしているキャラクターが使える。

FF11

シーフがレベル5で習得するジョブアビリティ。敵からアイテムを盗む。
ジョブ特性「オーラスティール」を習得すれば、敵からアイテムを盗めなかった場合に限り、代わりに強化効果を盗めるようになる。


詳細はこちら→ぬすむ

FFT

シーフのアクションアビリティ。表記は漢字で「盗む」。
実行可能なコマンドは更に、「ギル取り」「ハートを盗む」「兜を盗む」「鎧を盗む」「盾を盗む」「武器を盗む」「アクセサリを盗む」「Expを盗む」に分けられる。
⇒【アビリティ詳細


装備を盗む際の成功率はアクセサリ=兜>鎧=盾>武器。
相手の物理回避率によって成功率が下がる。精神統一で回避率は無視できる。
さらに対象が特定の状態異常にかかっている際は成功率が上がるが、石化していると盗めない。
ダーラボンの真似などで眠らせてから身ぐるみ剥いでしまおう。


ナンバリングタイトルのようにただアイテムを入手するだけではなく、敵の装備品を奪っての戦力低下にも一役買う。
ただ、確実性に欠けるのでその面では有用とは言い難い。

  • このゲームはシステム上防具には防御力ではなく「HP+」や「MP+」と言うステータス増加効果しかないため、防具を盗むと一気に相手のHPが下がる事が多い。
    下手をすると直接殴るより効果が大きい場合も少なくない。
    • より成功率が高い「戦技」でおk。遠距離攻撃武器で「ヘッドブレイク」でも使う方がよっぽど安全確実。
      盗んでまで欲しい装備品なんてどうせ終盤まで出てこないんだし。
      • その終盤に出てくる盗んでまで欲しい装備品を獲得することこそが、このアビリティの真骨頂。
        あと、基本技の「ためる」の使えない固有キャラについては、ギルを盗んで半永久に稼ぎ作業ができるため、地味に便利。
      • 終盤まで行かずともイベントバトルの敵はレア装備でなくともその時点よりランクが上の装備をつけていることは少なくない。
        固定ユニットなどはその傾向が顕著なので盗んでおけば役に立つ。

すばやいほどに盗みやすい。
まさにシーフにうってつけのアビリティである。

  • なのでラムザのエールなどでSpeedを上げれば成功率が上がる。
    星座相性の問題もあるので必中とはなかなかいかないが、最高値の50にすれば正面から敵の武器をかっぱらうと言うような芸当もかなり楽になる(ただし「ハートを盗む」のみ成功率が50%+魔法ATなのでSpeedが関係ない)。
    まぁ、上に書いてあるように寝かせてから盗む方が楽なんだが。
  • 格闘と攻撃力UPで成功率を底上げできる。
    Speedは劣るがアビリティ併用できるモンクに盗ませるのもよい。

ボスはレアアイテムを装備している敵も多いので、そういう場面では役に立つ……
だからといって、銀髪の人に盗みかかって成果が出ないと嘆かないように。
セリフ/【このゲームでは小数点以下を(略)】


味方のレベルが上がるとランダムバトルで出てくる敵のレベルも上がり、それに応じた装備品も持つようになるため、序盤から高価な装備品入手が可能になる。

  • 勧誘でも同じく可能だが、わざわざ仲間にして装備を剥ぎ取り除名してしまうことが嫌ならこっち。

非売品を盗むのだけが目的なら覚えるのは武器とアクセサリだけでいい。
PSP版の場合は追加シナリオでレアアイテムを装備しているユニットが出るので他も覚えておくこと。

FFTA

シーフのアクションアビリティ。表記は漢字で「盗む」。
実行可能なコマンドは更に、「ギルを盗む」「経験値を盗む」「JPを盗む」「盾を盗む」「鎧を盗む」「兜を盗む」「武器を盗む」「アクセサリを盗む」「アビリティを盗む」に分けられる。


盗むの成功率は通常攻撃と同等なのでアビリティに精神統一をセットしたり、盗賊の小手を装備すると、正面からでもほぼ100%の確率で色々なものを盗める。
特別な準備なしでも、背後を取れればかなりの高確率で成功する。
なので滅多に手に入らないものがいとも簡単に手に入ってしまう。
装備を全て引っぺがす追い剥ぎプレイも可能。
「アビリティを盗む」のみ例外で、これは動きを止めないと厳しい成功率。


小手だけは盗むことが不可能なので要注意(なぜか「アクセサリを盗む」でも盗めない)。


『盗む』一覧はこちら

FFTA2

シーフのアクションアビリティ。表記は漢字で「盗む」。
実行可能なコマンドは更に、「アイテムを盗む」「ギルを盗む」「おたからを盗む(Lv1~4)」「アクセサリを盗む」「主役の座を盗む」に分けられる。
成功率が50%以下と低めなので、確実に盗みたければ敵を石化ストップ状態にする必要がある。


強力なジョブへの足がかりになるアビリティ。
ヒュムはこれを4つマスターで「忍者」に、モーグリはこれを2つで「からくり士」→からくりを2つで「曲芸士」にジョブチェンジできる。


命中率は「通常攻撃の1/n」となる。
「アクセサリを~」は1/4、「主役の座を~」は1/3、それ以外は1/2。
また、1回成功するごとに成功率が激減する。


前作にあった「武器を盗む」や「アビリティを盗む」がなくなってしまったため、価値が大幅に下がった。
命中率も激減した上に、眠り状態の敵を起こしてしまうようになったというオマケつき。
「おたからを盗む」は上手く使えば素材集めが多少楽になるが、おたからを入手する手段やアビリティは他にいくらでもあったりする。


ヴァン専用ジョブ空賊の「ターゲット」の中にも「盗む」という技がある。
基本的な性質はシーフの盗むと同じだが、こちらはギル、おたから、アイテムの中からどれか1つをランダムに入手する。
そのため素材収集には向かないが、実は成功させるたびに「空賊のあかし」の威力がアップするという特徴がある。
相棒のパンネロ緑魔法を覚えさせてサポートしてもらおう。


『盗む』一覧はこちら

光の4戦士

盗賊のレベル1アビリティ。消費AP1。対象は前列。
敵が持っているアイテムを一定確率で盗む。


盗む限定のアイテムが存在し、しかもほとんどは入手機会が一度しかない。
マスタリーアート完成を目指すなら「ぬすむ→リセットor全滅」の作業が必要。

FFL

シーフのジョブコマンドで、ジョブレベル8で習得できる。
敵からアイテムを盗む。必要スロットは2。

TFF

BMSでモンスターを倒した時に発動する条件発動系アビリティ。
Lv1で10%の確率で1回だけ発動し、モンスターの持つアイテムが確実に手に入る。
以降レベルが上がるごとに10%ずつ確率が上昇する。
必要CPは16、20、24とLv1でも必要とするCPが多い。
覚えるのはロックジタンヴァンと本編でも盗むのがおなじみのキャラと、なぜかファリス

  • トレジャーハンター・盗賊・空賊と来て、海賊のファリスにもイメージ的に合うからだろう。FF5でもシーフで覚えられるし。
  • また、ぬすむの書を使用することでLv1を誰でも修得可能。

TFFCC

条件発動系の確率アビリティ。
BMSでモンスターを倒した時に一定確率で発動。
そのモンスターが持つアイテムを必ず手に入れる。発動はステージ中に1回だけ。

レベルCP効果
Lv116モンスターを倒した時に10%の確率で1回だけ発動。必ずアイテムを入手する。
Lv220モンスターを倒した時に20%の確率で1回だけ発動。必ずアイテムを入手する。
Lv324モンスターを倒した時に30%の確率で1回だけ発動。必ずアイテムを入手する。

エッジロックユフィジタンヴァンリュックはLv1~3を全て、バルフレアラムザはLv2のみ覚えられる。
また、ぬすむの書を使用することでLv1を誰でも修得可能。

FFEX

シーフのユニークアビリティ。コスト0。
目の前の敵から一定の確率でアイテムを盗む。


射程が短めなのでかなり近づかないと命中しない。また、一回盗んだ相手からは盗めない。
盗めるアイテムはその敵を倒した時に手に入るアイテムと同じで盗む限定品は特にない。
召喚獣にも使用できるがその場合には本体を倒した際に手に入るアイテムだけで部位破壊した際に手に入る素材は手に入らない。


シーフのアイデンティティの一つ。特に召喚獣限定素材を集める際にはかなり有用。

PFF

表記は「盗む」
シーフのジョブメモリアが使えるアビリティ。
クエスト終了時にドロップ報酬内から1つ盗む。
成功率は50%と、体感的には低め。
全員が盗むアビリティのPTをつくり判定を増やすのが無難。
虎徹・絶を装備することで成功率が強化されるが、短剣なので装備できるメモリアが限られる。


コスモスのジタンが、盗むに特化している。