防具/【ガントレット】

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:56:53

ヨーロッパで発祥した甲冑の一部で、指先から前腕まで防護する中世の騎士の小手(gauntlet)。
ゴーントレットとも言われる。
ナイトの代表的な防具。物語の中盤あたりで登場する。


FFシリーズでは初代FF1から登場し、その後も数作品に登場するが、アイテムとして使用した際に魔法が発動するのは初代のFF1のみ。


関連項目:アクセサリ/【ガントレット】武器/【ガントレット】


FF1

ナイト忍者赤魔道士用の腕防具
試練の城で入手できるが、装備はクラスチェンジするまでお預けとなる。
試練の城2階のこれが入っている宝箱の前でクレイゴーレムと強制戦闘になるが、無視して進むと3階の宝箱で入手可能。
こちらでは強制戦闘がない。


戦闘中にアイテムとして使用する事で「サンダラ」の効果がある。
これを取得すると雑魚戦での戦力が格段に上昇するので、慣れたプレイヤーは氷の洞窟のお共に先に試練の城を攻略する人が多い。
防具としては、最終的には店売りのまもりのゆびわに取って代わられる。
FC版では防具の欄に空きがないため、売られる運命にある。

  • まもりのゆびわとの性能差はほとんど無い。
    リボンを装備すれば他の耐性は無関係なので、2人目のナイトや赤魔導士なら、こちらを装備し続ける選択肢も十分にある。

純粋な防具としての詳細な性能は防御力6・重さ3。
戦士が装備できない点以外はミスリルの小手と全くの同性能。
装備しなくともアイテムとして利用できるようになったリメイク版以降は実際に防具として装備されることは一切ないが、一応GBA版以前では全腕防具中2番目の硬さはある。


無制限にサンダラが撃てるようになる便利なアイテムのため、防具の所持に制限のあるFC版のみでしか実際に売ってしまうことはまずないが、売った際の値段は全バージョン共通で7500ギル。

  • 追加ダンジョンのないバージョンでは、試練の城2For3Fで手に入る1個のみしか入手できない貴重品。
  • 上でも述べられている通り、リボンがあれば他の部位の耐性は一切関係がなくなる&まもりのゆびわ装備時より防御力と回避率が共に2低いだけの違いしかない&サンダラが無制限で使える有用な防具であるため、プレイスタイルによっては防具の所持が厳しいFC版でも売らずに2人目のナイト・赤魔道士・忍者にまもりのゆびわの代わりに装備させて最後まで使い続ける可能性はある。

「使用するとサンダラの効果」は、「ウィザードリィ#2 ダイヤモンドの騎士」に出てきた防具「コッズガントレット」が元ネタと思われる。

  • それならフレアーが発動してもらいたいものだが…流石にバランスが崩壊するな。
    • でも、GBA版では使うとフレアーの効果のある武器が登場したんだよなぁ。
    • その場合、クレイゴーレムではなく、魔法の効かないフレアー使い2体と戦う必要があるが…

僕と一緒に冒険をしよう!の人のとは違い呪われることは無い。

FF1(GBA版以降)

GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は『つかうと「サンダラ」のこうかがある こて』。


GBA版以降は風の囁く洞穴で買うことも可能。
エフェクトの早い魔法発射装置としてぜひどうぞ。
トールハンマーより半額以下のお求めやすい価格となっています。


ただし同じ場所ではよりエフェクトが短く威力もやや高いブリザラが発動可能な黒のローブも購入可能。

  • ちなみに値段はそれぞれトールハンマー:40000ギル、黒のローブ:25000ギル、ガントレット:15000ギル。

言うまでもなくこれを人数分購入した後は魔法として覚えている方のサンダラは完全に不要となる。

FF1(ピクセルリマスター版)

試練の城2階にあったガントレットはポーションに変更されており、3階でのみ入手可能。
その際必ずクレイゴーレムx3と戦闘になる。

FF3

回避率8%,防御力2,魔法防御力3の小手
ナイト竜騎士バイキング忍者が装備できる。
火のクリスタルの称号を手に入れ、ナイトにジョブチェンジできるようになった頃にドワーフの洞窟ナイトの鎧勇者の盾と共に入手できる。
回避率が若干上なミスリルの腕輪程度の性能だが、ミスリルの小手よりは強いので入手しておこう。
これでも、パワーリストダイヤの小手入手まではお世話になるはず。


何気にFC版ではパワーリストより魔防が高い(パワーリスト:魔防1・ガントレット:魔防3)。
もっとも、この小手の魔法防御が高いというよりも、パワーリストの魔法防御が低いというだけだが。


売値は1250ギル。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

物理防御力8,魔法防御力4。重量+1、体力+1の補正が付く。
装備可能ジョブが増え、すっぴん戦士魔剣士たまねぎ剣士も装備可能に。
意外にも忍者も引き続き装備可能だが、イメージ的に似合わない気がする。


DS版ではパワーリストが強化されたため、防御力だけでなく魔防の方でも負けるように。
とはいえDS版でもこの小手はパワーリストと共に1点物のままのため、ダイヤの小手を入手するまではこの小手の存在がかなりの助けになる。
うっかり売ったり捨てたりしてしまうとミスリルの小手で我慢するしかなくなるので、たとえアイテムコレクターでない場合でも大事に持っておくこと(持ち物数制限が廃止されたDS版でそんな真似をする人は余程ないだろうが)。

  • 特に魔剣士の場合、これを装備できるジョブの中で唯一パワーリストが装備不可能なので気を付けよう。

FF4

防御力5,回避率0%,魔法防御力1,魔法回避率1%。精神+3の装備補正が付く小手
セシル(パラディン)専用の腕防具。ミシディアで売られている。
聖なる小手らしく、アンデッドに耐性がある。もちろん暗黒騎士では装備不可。
おそらくパラディンになって最初に装備する防具である。
試練の山攻略後は暗黒装備が装備できないため、これを買う事で戦力がかなり上がる。
懐に余裕があるなら試練の山へ行く前に買っておくのも悪くない。

  • 3000ギルなので、パラディン装備の中では安い方。
    また、セシルが装備出来る小手が少ない為、光の兜ナイトの鎧より優先して買いたい。
  • ちなみにこの時点のセシルが装備できる腕防具は、他にルビーの指輪鉄の小手がある。
    鉄の小手は単なる下位互換だが、ルビーの指輪は防御力で劣る代わりに回避率が高いので選択の余地あり。お金を節約したいならガントレットは買わないのも手。

セシルの腕装備中では数少ない精神ボーナス付き(他にはクリスタルの小手のみ)。
装備品による能力増減は移動中にも反映されるので、回復したい時だけ光の剣司祭の帽子ローブと共に装備させると回復量に意外なほどの差が出たりする。
もちろんセシル以外に白魔法を使わせる際にも有効。


FFシリーズの中では珍しく、本作では防御がミスリルの小手に劣る。
さらに他のFFシリーズと違って本作のガントレットはパラディンセシル専用で同じ重装備のカイン・シドは装備不可。

  • FF1での謎の高性能さを引き摺って初期作ではガントレット>ミスリルの小手の扱いになる傾向が強い中、FF4は初期作にしては珍しいミスリルの小手>ガントレットという扱い。
    ただし最近の作品ではガントレットが単語本来のイメージ通りの地位まで落ちていることが多くなってきていて、ミスリルの小手>ガントレットの扱いはシリーズ全体で見るとそこまで珍しくはない。
  • とはいえミスリルの小手との防御力の差は僅か。
    あちらは霊体耐性を持つがガントレットにはアンデッド耐性があり、本作全体を通して見るとどちらかと言えばアンデッドの方が手強い相手が多い。
    加えてガントレットの方にだけ精神ボーナスもあるので、ミスリルの小手が単純な上位互換にはなっていない……どころか総合的に見たらガントレットの方が使えるまである。
    そのためセシル用に限って言えばミスリルの小手を買う必要はほとんどない。

FF4イージータイプ

イージータイプでの名称は「はがねのこて」。
性能は特に変わらないが、精神の装備補正が掛かる事を考えるとあまりそれらしくないネーミング。

  • そもそもガントレット自体「籠手」以上の意味はないので、オリジナル版の時点で違和感バリバリである。
    FF1のガントレット、及びその元ネタを知っていればその範疇ではないが……。

FF4(DS版)

相変わらずまともな小手が少ないので、常時金欠に悩まされるDS版でも買う価値がある防具。


それでもトロイアまで我慢するorギルバートから剥ぎ取って手に入れたルビーの指輪か、カインから剥ぎ取った鉄の小手を装備させて応急処置にする事も多い。
できるだけトロイアまでで無駄な浪費を抑えたい(ギルハント獲得のため)ので、3000ギルでも結構な出費なのである。

  • DS版の防具全般の共通点だが、種族耐性が消滅している点も留意したい。
  • 防御力に加えて精神+3の利点は、魔法防御力や回復魔法の効果の向上を考慮すると、安易に切り捨て難い。
    特に1周目ではかなり後半の時期に突入するまでオニオンレットが手に入らないので、魔法攻撃が苛烈になる今後を見据えると磁力の洞窟攻略後には調達しておきたい。
    この位の時期なら会員証(≒ギルハント)も何とか可能なはず。

FF4TA

本来はセシルの初期装備として1つしか手に入らないが、セオドア編で外して引き継げば終章前編で再加入するセシルが装備している分と合わせて2つ手に入る。
特に意味はないが。

  • 精神が強化される小手は少ないので増殖させる意味はある。

FF9

FFシリーズでは中堅もしくはそれ以下の扱いが多いガントレットだが、本作では最高峰の扱いで登場する。
スタイナーフライヤの腕用防具、小手の一つ。
物理回避36、魔法回避7。売値は4400ギル。
物理回避率トップ、火土水風半減、さらに素早さも1上がると最強の小手にふさわしい能力。
最終装備でありながら、その修得アビリティは「かばう」ただ一つ。
騎士道を体現したかのような渋さである。
チョコボのお宝探しで手に入るほか、Disc4の黒魔道士の村の合成屋に「ミスリルのこて」「ドラゴンリスト」と8000ギルを渡せば入手できる。

  • まもりのこて(火冷雷の3属性を半減)が主要なライバルとなるだろう。

FF10

HP限界突破」と「MP限界突破」のアビリティがついたキマリ小手


アビリティ的には、9に続いて最高峰の防具の位置づけである。

FF10(INT版)

英語表記ではPride of the Ronzoというすごくかっこいい名前になった。
意訳すると「誇り高きロンゾの魂」という意味だろう。

FF11

プレートアーマー一式の両手部位装備に当たる。
防御力以外の性能は特に無い。
HQ品で「ガントレット+1」になるが、こちらも防御力が少し上昇するだけである。


詳細はこちら→ガントレット

FF14

公式データベース→ガントレット


タンク専用の手装備。甲冑師が製作可能なほか、いくつかのクエストで入手可能。
素材的にはブロンズ装備の一種と言える。


見た目は二の腕までを覆う赤銅色の籠手。装飾のないシンプルなデザインとなっている。
同形状の装備が幾つかあるるほか「○○ガントレット」といった類似名称の装備が多数存在する。

DFF

レベル22以上で装備できる小手。特に効果はない。
6050ギルで買える。

DDFF

装備Lv1以上の小手。BRV+21、DEF+14。
ショップで8810ギルで買える。

DFFOO

ガラフ

「ガントレット【V】」。☆4の防具。
ガラフ相性装備。相性性能は初期BRV+110。

リュド

「ガントレット【XII】」。☆5の防具。
リュドの専用装備かつ相性装備で、相性性能は「命と力の意思」。

FFRK

FF3、FF5、FF7、FF9、FF10、FF12、FF零式共鳴の腕防具として登場している。

  • 「ガントレット【III】」
    レア5。デッシュの専用必殺技「捨て身の決心?」付き。修得ボーナスは魔力+10。
    デッシュ初登場のFF3イベント「解き放たれし大地」で追加された。
    Lv20のステータスは
  • 「ガントレット【V】」
    レア6。ガラフの閃技「不滅の烈士?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
    2022/1/14、「ラビリンスダンジョン(地属性)」装備召喚第1弾で追加された。
  • 「ガントレット【VII】」
    レア5。ヴィンセントのレジェンドマテリア「魔獣の因子」付き。修得ボーナスは攻撃力+5・魔力+5。
  • 「ガントレット【IX】」
    レア5。必殺技や特殊効果は無い。
  • 「ガントレット【X】」
    レア6。キマリの閃技「ロンゾの覚悟?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
    2023/2/24、クリスタルダンジョン攻略!装備召喚第1弾で追加された。
  • 「ガントレット【XII】」
    レア5。バッシュのレジェンドマテリア「将軍の武威」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
    2019/11/30、イベント「きらめくがんさく」装備召喚で追加された。
  • 「ガントレット【零式】」
    レア5。セブンのレジェンドマテリア「0組女生徒の憧れ」付き。修得ボーナスは魔力+10。

キマリ英雄神器「ガントレット【X】」(腕防具)としても登場している。
固有効果は自身のクリティカル率アップ。