FF5
第三世界突入後直後(このときはまだ第三世界であることが判明していない)、
エクスデスを倒してタイクーン城に凱旋したレナとサリサ(ファリス)を迎える宴で演奏された曲。
すっかり大団円と言った感じだが、この宴の中バッツとクルルはこっそり城を抜け出す。
こんな大層な曲が流れた後にタイクーン城があのような悲劇に見舞われたことを考えると
なんともやりきれないものがある。
- 建物外に出るとボリュームが小さくなるなど、細かな演出にも注目したい。
この曲は、DQ5の結婚ワルツに感銘を受けた師匠が作ったらしい。
- あちらの「結婚ワルツ」も青年時代前半の重大イベントを彩る名曲だが、その後主人公の身に更なる波瀾万丈が訪れるため(自分の真の出生を知る、妻がさらわれる、石にされ8年経過等々)、こちらの曲もクライマックスを思わせて更なる波瀾へプレイヤーを誘う点ではよく似た構造と言える。
- 発売日はドラクエ5が1992年9月27日、FF5は同年12月6日。
割とせっぱつまった状況で作られたものと思われる。- DQ5も音楽自体は割と早い段階から発表されていたので、すぎやま氏と親しい植松師匠なら何らかの形で「結婚ワルツ」を聞く機会があり、それで感銘を受けたとも解釈できるかと。
さすがにマスターアップしていてもおかしくない時期なら(DQ5で最速で結婚イベントまで辿りつくにしても余裕が殆どない)作曲する事が困難だろうし。
- DQ5も音楽自体は割と早い段階から発表されていたので、すぎやま氏と親しい植松師匠なら何らかの形で「結婚ワルツ」を聞く機会があり、それで感銘を受けたとも解釈できるかと。
- 発売日はドラクエ5が1992年9月27日、FF5は同年12月6日。
この曲はワルツの中でも2拍めが1拍目の末尾に前のめりに食い込む、いわゆる「ウィンナワルツ」であり、
最初こそ普通の「ぶっちゃっちゃ」だが中盤から最後にかけてウィンナワルツのリズムになっている。