FF5
FF5のOPから登場する城。窪地部に落ちた隕石によって、第一世界での陸路は封じられている。
飛竜を入手した後に城へ行くと通算三度の宿泊イベントが発生するほか、宝箱を得ることが出来る。
BGMは王家の宮殿。
飛竜に乗れるようになってすぐに城内の宝箱を回収すれば、大きな戦力になる。
倉庫では大臣から癒しの杖がもらえ、阿修羅なども手に入る。
この癒しの杖は過去にとある旅人から贈られたものである事が古代図書館の本に書かれている。
右手の塔には第一世界では貴重なコテージが入った宝箱が二個置かれているが、こそドロ一匹オオカミを脱獄させると奪われてしまうため、宝箱回収率に影響しない。
第三世界になると、第二世界から帰還した一行を迎えるタイクーン城舞踏会が催される。
バッツとクルルがレナと別れて別行動をとるその間、祝宴の真っ最中に次元の狭間が現れ、タイクーン城は「無」に吸い込まれてしまう。
タイクーン城の老人によると、1000年前にもここの上空が裂けたらしい。
その後ストーリーが進むとタイクーン城上空が次元の狭間の入口となる。
物語のオープニングを飾った地が、最終決戦の場の入口へと姿を変えるのである。
賢者ギードからは突入前に、強大な敵に対抗するため12の武器を集めよと助言を受けるが、直行する事も可能。
タイクーンの飛竜は、第三世界でレナを助けるために捨て身の体当たりでメリュジーヌを分離させた結果、重傷を負う。
死期を悟った飛竜はフェニックスの塔から飛び降りてフェニックスとして転生し、召喚獣としてレナに力を貸す事となる。
城の消滅後、周辺は第一世界のモンスター中心に生息するようになる。
異変後に現れたモンスターに生息地域を奪われたのだろうか?
タイクーン城周辺に生息するモンスターは
- 海賊のアジトへの洞窟へ行くための橋の東側から洞窟の入り口までの砂漠以外のところにゴブリン。同エリアの砂漠にサンドベアなどの第一世界の流砂の砂漠のモンスター。
- タイクーン城から北の川までと、第一世界と第二世界の島々が繋がった陸地の少し手前ぐらいまでがビッグホーン、タトゥ、ガトリングス、レアでガルラなどの、第一世界のカーウェンとウォルス周辺のモンスター。
- その島々の繋がった陸地で、2つ目のまがっているところまでがズーなどの第一世界のカルナック周辺のモンスター。
という生息域になる。それより南はミュカレなどが出現し、カルナック周辺モンスターのうちワイルドナックは孤島の神殿南東の半島部分に出現する。
第一世界で見られるイベントを逃すと、無に吸い込まれて消滅するまで第三世界突入後にお城の各所で見られるようになる。
王の部屋には第三世界になってからでないと入れない。机の上を調べると日記が読める。
- 肝心の内容は幼少期のファリスが飛竜に乗りたくないとダダをこねるイベント。
本来心温まるエピソードの数々がそれら全て嵐の前の静けさにしか見えなくなる。 - 第一世界で見逃したイベントがあると、日記を読むことでイベントが始まるようになっている。
ファリスがPT内に居ないタイミング(離脱後~アントリオン撃破前)だとイベントが発生しない。
NTT出版基礎知識編49Pによれば、城主が代々、風のクリスタルを守る役目を受け継いでいる。
元々は森林が暮らしていた狩猟民族。その伝統により、現在でも国民のほとんどが武術を修得している。
先代のタイクーン王は好戦的で世界制覇を目論む暴君であった。
アレクサンダー・ハイウィンド・タイクーンと先王の間には血縁関係はなく、禅譲によって譲位されている。
- 現実の歴史上、「禅譲」と言えば、形式的にそうであるだけで実質的には簒奪に近い場合が多い。
暴君だったという先王が素直に禅譲に応じるわけもないからである。- かつて竜騎士の国であったタイクーン国が世界統一に走った経歴で、飛竜が戦争で絶滅寸前にまで追い込まれたというエピソードも踏まえると
少なくともタイクーンの先代国王が暴君であったであろう事は想像に難くない。
そして、その先代国王が登場しない所から見るに、当時反逆勢力の筆頭であったであろうアレクサンダー王一派に討伐されて、故人になったか追放されたのかのどちらかだろう。
- かつて竜騎士の国であったタイクーン国が世界統一に走った経歴で、飛竜が戦争で絶滅寸前にまで追い込まれたというエピソードも踏まえると
ゲーム開始後すぐ国王は国を離れ、そのまま帰らぬ人となる。
国王亡き後、娘達はタイクーン城を支える存在として一層慕われる事となる。
レナの自宅だがイベントが発生した時でないと宿泊することはできない。
- レナの部屋にも普通に入れるが特にイベントが起こったり貴重なアイテムがあったりはしない。レナが自室に泊まるのは最初の1回だけ。
最上階の屋外部分(OPで登場した場所)に行くと「飛竜の塔」というフロア名が表示される。
屋内から屋外にマップ移動した際にフロア名が表示されるのは珍しく、たぶんここだけ。
次元の狭間は王宮や砂漠など既存のマップのつなぎあわせのような構成だが、1000年前に吸い込まれたエリアが封印されている設定であるため、次元城などもタイクーン城と直接の関係はない可能性が高い。
FF5(iOS/Android版)
iOS版現行最新のver1.1.4でガラフ離脱中に大臣から癒しの杖をもらうと、大臣が画面外に歩き去った瞬間アプリが強制終了するバグがある。ver1.1.3から現バージョンへのアップデートでも改善されていない。
- パーティーの一人目が空欄の状態で受け取ると、大臣が消えて行動可能になった瞬間落ちる。
一人目を空欄にせずキャラを置いておけば、ガラフ離脱中でも正常に進行する。 - 大臣と話す都合上、会話中だけ先頭がレナに切り替わり、大臣が消えると元のキャラの姿に戻る。この時先頭が空欄だと不具合が生じて強制終了するようだ。
- 1:空欄 2:レナ~と空欄の次にレナを置いた並びにしても落ちる。落ちた場合はアイテムも消えており記録されていないため、阿修羅や癒しの杖の無限増殖などは出来ない。
- SFC版では大臣と話すとレナに変わるのは同じだが、会話が終わってもレナになったまま。ただし実際に隊列が入れ替わったのではなく、メニューを開いて閉じると元に戻る。
FF5(ピクセルリマスター版)
ガラフ離脱中に先頭空欄で癒しの杖をもらっても正常にレナに切り替わり不具合は発生しない。
FF(OVA版)
FF5の200年後のOVAでは、なぜかタージマハール風の外観に変化している。
200年で何があった(他の地形にも突っ込みどころ満載だが)。
200年前同様、風のクリスタルを守護する王国。治めているのはレナの子孫である同名の女王レナ。
バルカス隊長が率いる飛空艇部隊「鉄の翼」を有し、城の近くには伝説の飛龍が眠る塔がある。
FF14
モンスター/【タイクーン】#FF14を参照のこと。
FF16
アルテマが戦闘中にフェニックスに対応した炎の魔法を放つ際に「タイクン」という名前を口にする。
DFFAC
バッツのC.Lv15で開放されるシンボルチャットに「…フニャッ!」がある。
元ネタは飛竜入手後にタイクーン城へ泊まると発生するイベントで、バッツが起こされた際に発する謎の音。
レナ「バッツさん バッツさん!」 バッツ「…フニャッ!」
いたストSP
マップの一つとして登場。BGMのFF5メインテーマとバトル1が
上空から見下ろした、クリスタルを抱くタイクーン城の背景と実にマッチしている。
円の中をY字のコースがあり、中央にぎんこう城がある。
当然、この中央のエリアを制する事が勝利への法則につながる。
トーナメントモード
トーナメントコースではスライムコース2戦目、闇のクリスタルコース1戦目。
自キャラに選ばない場合は必ずリノアが対戦キャラの一人となるため
彼女の相乗り、交渉戦術に注意が必要となるがそれ以外の対戦キャラは特に意識する必要は無い。
余談
対戦キャラの台詞で特に面白いもの。
「リノアならこの城のお姫様も 似合うかもしれないな」(スコール)
「この城はあろうことか 竜をペットにしているらしいな。 けしからん!ほろぼしてやる!」(りゅうおう様)