音楽/【ムジカ・マキーナ】

Last-modified: 2023-07-30 (日) 02:15:48

FF5

飛空艇のドック及びロンカ遺跡でも流れる曲。
一定のテンポで打つ低音とギロが機械的なイメージを与えると同時に、非常に不安にさせる。
題名はそのまま、ラテン語で「機械の音楽(ミュージック・マシーン)」の意。
低音のテンポが心拍数と近いと不安になると言われるが…それだろうか。


流れる状況も滅びの町ゴーンの地下の転送装置から辿りついたカタパルトや、
第一世界の佳境であるロンカ遺跡など、いかにもプレイヤーを不安にさせてくれる状況ばかりのため尚更不安なイメージを抱くのだろう。

  • 序盤のゴウンゴウンがエンジン音、ウォオオンがモーターの唸り、ビーン!が電波信号をイメージしているのかもしれない。
  • 確かに不安になるが、色々と想像力を掻き立てる曲でもある。

サントラでは収録時間が短いため気付きにくいが、バックに流れる効果音が徐々にズレていっている。
歯車のかみ合わせでズレるように、効果音も一小節ずつズレる。
ゲーム中に意識して聞けば気付けるだろう。
そのズレも曲の一つとしてみると、この曲はループするのに8分掛かる。
 
ズレを確認できるのはSFC版だけである。
SFC音源は音のパートごとにループする時間を設定できるので、恐らく意図的なもの。
他にはロマサガ3のジャングルも徐々にズレるようになっている曲で、完全ループするには何十分とかかる。
こういうのをSFCと同等の機能が無いハードでやろうとすると完全ループ分を全て収録するしかないので省略したのだろう。
単に移植時に気づかなかった可能性もなくはないが…。