プロマシアの呪縛/第5章~第8章/眦決して

Last-modified: 2012-06-17 (日) 18:35:18

■  第3節<眦決して>

 5つ目の母なるクリスタルを目指し、
 ムバルポロスへ行こう。
 正義を行う者には、その道、
 閉ざされることはないはずだ。


■ ムバルポロス・2716号採石場

(累々と倒れ伏しているモブリンたちに駆け寄るJabbos)

Jabbos:スィポティク!
 スィポティク!

Jabbos:チェコチュク!
 チェコチュク!

Jabbos:ウォオオオオオオォォォォーーーー!!!

(隅で震えるチェブキー3兄弟を睨みつけるJabbos)

Jabbos:おまえら……が、
 やったの……か!?

Prishe:待てぇ!
 そいつらじゃねぇぞ!

Cherukiki:ナグモラーダが、

Kukki-Chebukki:モブリンたちを

Makki-Chebukki:こんなにしたんだよー!

Cherukiki:うわーん!

Kukki-Chebukki:うわーん!

Makki-Chebukki:怖かったよー!

Ulmia:もう大丈夫よ。
 プリッシュと私たちが来たから、
 ナグモラーダに勝手はさせないわ。

Prishe:ナグモラーダはどこだぁ!!!
 ナグモラーダはいねぇかあ!!!

Tenzen:まだ息はあるでござるよ!
 皆、手を貸すでござる!

Jabbos:……。

Prishe:すまねぇ、ジャボス。
 俺のせいだ。俺が、ここのことを
 ナグモラーダに教えたから、こうなったんだ。

Prishe:あいつのことを考えれば、
 モブリンたちをひでぇ目にあわせるだろうって
 予想できたのに……。

Jabbos:……。

Jabbos:おまえは……。
 ヤツが……バハムートを……呼ぶ気……だと……
 わかっていた……だろう?

Jabbos:おまえは……それ……
 止めよう……した……。
 俺には……わかっている……。

Prishe:……。

Ulmia:ナグモラーダは
 モブリンたちがセルテウスのために
 用意した道を通って奥へ消えたそうよ。

Louverance:しかし、今は塞がれている
 ようです。ナグモラーダめ、追っ手を防ぐ
 ために自ら退路を断ちましたね。

Louverance:モブリンたちが
 あのようにひどい怪我を負わされていたのでは、
 もう一度掘り進んでもらうわけにはいきません。

Shikaree Z:ひどいものだ。
 わざと急所をはずして、遊びのように
 いたぶってあったものな……。

Jabbos:……許さん……
 ナグモラーダ!

Prishe:待てよ!

Shikaree Z:どうするつもりだ!?

Jabbos:……俺が、掘る!

Jabbos:ヤツの……ところまで掘り、
 ヤツには必ず……、この痛み……!
 思い知らせてやる……!

Louverance:落ち着いてください。
 いくらあなたでも無理です。

Jabbos:掘らなければ……!
 この俺に……できること……これだけだ!

Prishe:……くそ……!
 どうすりゃいいんだ!?

Tenzen:正義を行う者には、
 その道、閉ざされることはないでござる。

Tenzen:地の守護失いしときは、
 天の守護求めん。

Tenzen:霊獣フェニックスが
 我らのために開いた道があるはず。

Tenzen:どのようなものかわからぬが
 必ず我らを導いてくれるだろう。

Ulmia:天……
 空に道があるとおっしゃるのですか?

Prishe:そうだぜ!
 世界ってのは上にも下にも広がってるもんだ!

Prishe:よし!
 シドのおっちゃんのとこへ行ってみようぜ!

Prishe:みんな行くぞ!
 やつらの仇を取ってやろうぜ!!!
 
 
■ バストゥーク大工房・シド研究室

Cid:おお!
 ようやく戻ったか!

(扉を開けて入ってくるJabbos、Tenzen、Louverance、Prishe、Ulmia、Shikaree XYZ)

Cid:みんな無事でなによりだ。
 タブナジアに迎えをやれずにすまんな。

Prishe:シドのおっちゃん!
 船を出してくんな! 出撃だぜ!

Cid:なんだと?
 帰ってきたばかりだというのに
 またもやバハムートのところへ
 行くつもりか?

Cid:真龍のことは、あとは
 ジュノに任せておくのではなかったのか?

Prishe:そうだぜ!
 俺たちは「世界の終わりに来る者」と
 ナグモラーダをぶっ倒しにに行くんだ!

Jabbos:……ナグモラーダ……
 ムバルポロス……踏みにじり……
 クリスタルへの……道……ふさいだ……。

Tenzen:しかし必ずや
 我らに、道は残されている。
 霊獣フェニックスの導きがあるはずでござる。

Cid:……ふぅむ。
 5つ目の母なるクリスタルは、北の海
 シュ・メーヨ海の底にあるのだったな?

Cid:たしか、あの辺りの海面より
 赤い光が立ち上っているという報告がきていたが。

Prishe:光が!? それだぜ!
 シドのおっちゃん、出撃だぜ!

Cid:いや、待て。
 わしの飛空挺の修理はもうしばらくかかる。

Prishe:ええ!?
 そんなのアリかよ!?

Shikaree Z:困ったな。
 ジュノ戦闘艇隊も出発してしまった後だ。

Louverance:そこらの飛空挺では、
 高度と速度が十分に出せない。
 ここまできて運に見放されたか。

Ulmia:いいえ違います。きっとこの時間は、
 女神アルタナ様がくださった時間なんです。

Ulmia:「世界の終わりに来る者」、そして
 ナグモラーダと戦うために心を静めるようにと。

Jabbos:……そうか。
 ……わかった。俺、待つ……。
 モブリンたち……、看ながら……。

Tenzen:我輩はシド殿を手伝うでござる。
 どのような雑用も引き受けるでござる。

Cid:わっはっは、任せておけ。
 これは、わしが男なら人生で一度は
 成し遂げたいと思っていた大仕事なのだ。

Cid:世界に果てがないように
 世界に終わりもないということ。
 我らの手で照明してやらねばな。

Prishe:そうだぜ!
 このまま世界を終わらせないぜ!

Prishe:[Your name]!
 俺たちの手で、世界も人も、
 ぜーんぶまとめて救ってやろうぜ!!!
 
まとめて救う?
・よし、救ってやろうぜ!!
・そんなこと言われても……
 
(よし、救ってやろうぜ!! を選択)

Prishe:おっしゃー!
 それでこそ熱血野郎[Your name]だぜ!

Cid:よし、皆、準備を整えてくれ。
 飛空挺の修理が完成し、出発の準備が
 できたら、すぐ呼び戻すからな。
 
 
※ イベント終了後

Cid:飛空挺の修理ならば
 順調に進んでいるぞ。ジュノが慌しいからな。
 違反飛空挺にうるさく言うやつもいないしな。

Cid:ところで、
 プリッシュ君ともう一度会うことができて
 わしは嬉しいぞ。彼女こそこの世界の希望だな。

End


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