カビノミ

Last-modified: 2024-05-03 (金) 08:05:07

kabinomi.png

概要

タイプなし
配置:後衛
移動型:森林 クッキー☆族 ノックバック耐性:歩兵

解説

性能

・基本ステータス ※()内は個人スキル抜きの数値

Lvクラス雇用費HPMP攻撃防御魔力魔抵抗素早さ技術HP回復MP回復移動召喚数/LV
1カビノミ15080001004005305301605330181300/0(%)
15比較的モールドなサケノミ500136001006809089081608158181300/0(%)
25グリーン・ティー1800176001008801178117816010178181300/0(%)

・耐性 ※()内は個人スキル抜きの数値

属性近接長柄突撃弓矢銃撃魔力スキル
耐性-20+2+10-3+40+2000+1(0)
属性恐慌幻覚混乱石化麻痺沈黙能力低下即死
耐性無敵000000-20

・使用スキル

スキル使用可能Lv種別消費MP射程技中移動力攻撃力備考
ユニコーンドライブ25~攻撃魔法8055050%風・攻撃×90%[範囲攻撃:大]
風・魔力×40%[範囲攻撃:大]
ノックバック(歩兵にも効く)
不浄の空爆1~遠距離攻撃150~500100%闇・攻撃×5%[範囲攻撃:中](貫通・5HIT・2回)毒/幻覚/沈黙のいずれか:100%
クイックショット(土属性)1~攻撃魔法0500100%土・攻撃×85%
土・魔力×10%(2回)
整列1~回復技自分のみ100%移動力・固定値:20

・個人スキル

アイコンスキル使用可能Lv効果
支援兵1.png支援兵Ⅰ1~14技術+5
素早さ+5
MP回復+1
支援兵2.png支援兵Ⅱ14~24技術+10
素早さ+10
MP回復+2
支援兵3.png支援兵Ⅲ25~技術+15
素早さ+15
MP回復+3
魔力攻撃耐性.png魔力攻撃耐性1~魔力スキル耐性+1

運用

・雇用可能勢力
なし

・雇用可能人材
蟲使いサケノミ

・所属する人材
蟲使いサケノミ

考察

解説

グリーン・ティー
ジョジョの奇妙な冒険第五部「黄金の風」に登場するチョコラータのスタンド、グリーン・ディが元ネタ。
アメリカのロックバンド『グリーン・ディ』から名を取られている。
なお、海外版では『Green day』という直訳名義が使えなかったため、
どういう訳か『Green Tea』(緑茶)という名にされている。
同じディ繋がりの"Die"や"Dye"ではダメだったんだろうか…。

このスタンドは『殺人カビをまき散らし、能力者より下の位置に下がった生物を無差別に殺戮する』
という凶悪な能力を持っており、ターゲットをほぼ指定できない*1ことを除けば作中屈指の広域殲滅能力を有している。
それでいて区分上は能力特化型ではなく近距離パワー型なので、
接近戦に持ち込まれても基本スペックだけでそこいらのスタンドを上回る戦闘能力を発揮する。
また、原作漫画では上半身のみの登場となっており、
全体図がどこにも無かったことから後のゲーム版・アニメ版で下半身が全く異なるという妙な特徴も持っている。
主人公一行にかなり特徴が似たスタンド使いがいなかったか?と思う人もいるかもしれないが、
実は彼の代役として登場したという*2裏設定があったりする。

一応の欠点として区分上は近距離パワー型なので、カビ自体の初期感染範囲はスタンドから数m程度だが、
殺人カビで死んだ死体を含んだカビの感染者を媒介源として繁殖でき、対象となる生物の定義には植物なども含まれる為、
殆ど生物がいない灼熱の砂漠といったごく一部の例外的な地域を除けば事実上射程の上限がない
さらには使い手であるチョコラータがJo↑Jo↓でも1・2を争うレベルの一かけらも良心が無いサイコパス*3かつ、
真正の快楽殺人者だったこともあり、ギャング組織のボスから主人公一行の抹殺を指示*4されたものの、
任務のついでに自らの欲望を満たすために人口密集地帯であるローマ市内で躊躇なく発動したことによって、
所属する組織の人員を含めて住民に甚大な被害を出している。
肝心の決着については主人公をあと一歩まで追い詰めて、トドメを刺す前に勝ち誇って語り出した時点でお察しください。

こんな凶悪な能力ではあるが、一応穴が無いわけではなく、
あくまでも殺人カビであるため極低温環境では繁殖することが出来ず無効化され*5
カビ以外の理由ですでに死んでいる相手には感染しないため、
主人公一行の一人がこの理由でカビの影響を全く受けず、相方であるセッコの足止めに成功している。

ちなみに使い手のチョコラータは各部ラスボスをも上回る壮絶なトドメの刺されっぷり*6でも有名なので、
こちらで知っている人も多いかもしれない。
なお作中描写からこの闘いの翌日は4月6日。なのでこの戦いがあったのは4月5日。
ちなみにジャンプ本誌にこのシーンが登場した年である2001年4月5日は木曜日
つまり燃えるゴミの日ではなかったというオチが付いている。
産業廃棄物扱いでも生ぬるいと思ったあなたは間違っていない。

コメント


*1 チョコラータの相方のセッコはどういう訳か自前でカビに対抗できる能力を持ち合わせていないにもかかわらず影響から完全に脱していたため、多少は対象に融通が利く模様。
*2 該当するスタンド使いであるナンテコッタ・フーゴは中盤に抜けたが、本来なら終盤のこのシーンで敵として立ちはだかる予定で登場していた。…だが、それだと展開が暗くなりすぎると判断されたため彼は離脱後フェードアウトで済まされ、代わりにチョコラータ達が登場することになった。
*3 主人公からの評価は「罪悪感というブレーキがない、悪の限界がない男」というどうしようもないレベルであり、上司であり、滅多に他人に嫌悪感を感じない(自称)というギャング組織のボス(=第五部のラスボス)からも「最低のゲス」「モンスター」と呼ばれて忌み嫌われている。
*4 なお、チョコラータの人格面の問題とスタンド能力の危険性の高さからボスからも危険視されており、チョコラータ達二人に主人公一行の抹殺を指示したのは他に打つ手が無かったことによる苦渋の決断であり、仮に主人公一行の抹殺に成功した場合は当のボス自身が自らチョコラータ達を殺害する予定だった。
*5 ギャング組織にはおあつらえ向けに極低温環境をスーツのように身に纏えるスタンド能力者がいた。(ただし、グリーン・デイが登場する前に主人公一行に敗れて死亡済み)
*6 近距離パワー型のスタンド使いでは定番になっているラッシュでトドメを刺され、死後はゴミ収集車にホールインワンしたが、彼が食らったラッシュは連載時は5ページ・文庫本で7ページ半と、一人のキャラに対するトドメ演出としては最も大量のページを割かれている。(ちなみにアニメ版はラッシュだけに30秒を割いており、この回のこのシーンの為だけに専属の原画担当を雇っている)チョコラータの断末魔である『ヤッダーバァアァァァァアアアアア』と、彼が叩き込まれたゴミ収集車に取り付けられていた看板の『燃えるごみは月・水・金』の二つも有名。