概要
タイプ無し
配置:後衛
移動型:船 ホモビ族 ノックバック耐性:不屈
解説
性能
・基本ステータス ※()内は個人スキル抜きの数値
Lv | クラス名 | 雇用費 | HP | MP | 攻撃 | 防御 | 魔力 | 魔抵抗 | 素早さ | 技術 | HP回復 | MP回復 | 移動 | 召喚数/LV |
---|
・耐性
属性 | 近接 | 長柄 | 突撃 | 弓矢 | 銃撃 | 火 | 水 | 風 | 土 | 雷 | 光 | 闇 | 魔力スキル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
耐性 | 0 | 0 | -2 | 0 | 0 | -2 | 無敵 | -3 | 0 | -3 | 0 | 0 | 0 |
属性 | 毒 | 恐慌 | 幻覚 | 混乱 | 石化 | 麻痺 | 沈黙 | 能力低下 | 即死 | ||||
耐性 | -2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
・使用スキル
スキル名 | 使用可能Lv | 種別 | 消費MP | 射程 | 技中移動力 | 攻撃力 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
銃撃 | 1~ | 遠距離攻撃 | 0 | 500 | 70% | 銃撃・攻撃×100% 銃撃・魔力×20% | |
乗員join(激寒) | 1~ | 召集技 | 0 | 9999 | 80% | 召喚:調教海賊 | 使用後行動不能CT1 |
整列 | 1~ | 回復技 | 自分のみ | 100% | 移動力・固定値:20 |
運用
・雇用可能勢力
・所属する人材
考察
特殊傭兵雇用からオークション男を雇用した際に一緒に雇用される船。
事前情報なしにオークション男を雇用した初心者のP(プレイヤー)は
「なんすかコレ」と思いながらも戦場に投下した後に目にするのは
部下を率いることもできなければ人材の部下にもなれない単騎運用仕様
オークション男ほんへで競りにかけられているときのNZKのように微動だにしない船
しょっぱい火力の銃撃と操作不能な調教海賊6人が出てくるだけのスキル
とあまりにも使いにくい性能に苦悶の表情を浮かべた後「(維持費がもったいないから)ポイすか?」
「こんなもの!」「破いちゃえー(^ω^)」と処分するか放置して忘れ去られるかのどちらかである。
とあるイベントでの描写から、大砲さん!?ぐらいは乗っていてもおかしくないはずなのだが…。
だが待ってほしいこんなユニットにも使い道はある。ホラもっと頭動かせ!
1.開始直後のレベル上げ
消耗しない低レベルの調教海賊は2~3ターン目のレベル上げの際の肉壁として丁度いい性能であり囮として突っ込ませた所に本命を投下することで消耗を抑えられる。
2.水上戦
陸の上では観葉植物くんのような船も水上であればそれなり以上のスピードで移動出来るようになる。
素直に引き撃ちの囮にしてもいいし、敵軍の背後に回り込んだ後に海賊をけしかけて敵後衛の的をそらす動きは口寄せには出来ない芸当と言えよう。
付け加えるなら水属性無効なので攻撃手段が水一辺倒の相手ならかなり強気に動かす事が出来るのああ~いいっすね~
3.戦力詐欺
一応攻撃手段があるにも関わらずなぜか戦力が0扱いだったりする(防衛戦の際船だけだと無条件で敗北する)その際でもどうやって逃げ出すのかは不明だがしっかり敗走する
これを利用してレベルの上がった船から船のレベルの海賊を伏兵として用いることで増援を封じたり襲撃の戦力を減らしながら有利に戦うことも出来るかもしれませんよ⁉
とまぁ色々活用法はあるので戦力の乏しい序盤なら枠が空いてるなら入れておけば思わぬ形で役に立つシーンがあるかもしれない。
余談だがオークション男がver.0.12で実装されボス勢力のユニットにも記事が作成されていく中でもVer0.51(2023/6/1)まで記事すら作られていないぐらい空気だったりする。
ある意味このゲームにおける3章のような存在なのでなんらかの拍子に大ブレイクする可能性が微粒子レベルで存在するかもしれない。
そんなガレオォン船が活躍するシーンが見たいのなら、クッキー☆原理主義党をプレイしよう。
詳細は割愛するがあるルートではその他のファンにはたまらない程大活躍する。
元ネタ
- トライRIM船
- 元ネタは初期のガレー船の一種であり、紀元前五世紀ごろから地中海で使われていた軍船である三段櫂船。
当艦種の別名がトライリームであり、こちらが本作での名前の由来となっている。
地中海は風が弱い海であり、当時は航海技術も未熟だったことから帆があまりアテにならなかったため、
細長い船体に3段もの漕ぎ手の座席を確保することで安定した速力を確保しており、
船種に取り付けられた衝角での突進からの接舷攻撃が主な攻撃手段となっていた。
無印AoEではバリスタやカタパルトを搭載していたものの、史実では火矢ぐらいしかないです。
…ただし、船体面積に対して乗員が多すぎたことから船内の居住性はお察しとなっており、
(船内では宿泊どころか飯を食う事すらままならない程であり、帆の推進力は…ナオキです。だったことから、
漕ぎ手が使い物にならなくなると成すすべなく漂流することになるため、
安全な航海のためには昼に漕いで移動し、夜は陸で一夜を明かす事を強いられていた)
細長く底の浅い船体構造から極端に高波に弱く、ダメ押しとばかりに横っ腹に大量の漕ぎ手用の窓が開いていることもあり、
ありとあらゆる面で外洋での航海には適さない船だった。
また、この船種に限らずガレー船の漕ぎ手は一般的には『劣悪な待遇で捕虜や奴隷をこき使っていた』
…という印象があるかもしれないが、実際は時代や国ごとに待遇にかなり差があり*1、
トライリームの時代は兵士になれない*2無産市民や外国人居住者を使っていたためやや不遇な時期だったが、
ギリシャ側の漕ぎ手はサラミスの海戦に参加し、勝利に貢献したことによって、
政治参加が可能な正規市民として認められることに成功している。
- ナオキ船
- 元ネタの情報は…ナオキです。
…というのは冗談であり、主に15世紀に使われた大航海時代を象徴する船式であるキャラック船が元ネタとなっている。
別名としてスペインではナオ船、ポルトガル語ではナウ船と呼ばれており、
おそらく本作でのナオキ船の名はこ↑こ↓から取られている。
ヨーロッパでは初の遠洋航海に適した船式として、大西洋の高波でも安定性を保つために大柄な船体となっており、
船首楼・船尾楼がともに高くずんぐりとしたフォルムとなっている。
艤装の面でも先進的な設計となっており、
ヨーロッパ各地の船種のいいとこどりをしてマスト毎に異なる形状の帆を取り付けたことによって、
風が弱い地中海は勿論、嵐の中でも航行できると言われるほどの優れた航行性能を有していた。
また、大柄な船体から大量の積み荷や大砲を積めるだけの安定性を有しており、
大砲以外には十分な防御力があり、その巨体から抜群の威圧効果があったため、
原住民の小型艇による攻撃もかなり防ぐことが可能であり、未開の航路の探索にはうってつけの船だった。
…ただしあまりの巨大さから強い風に弱く、速力や旋回性能にも難を抱えていたため、
冒険家の間では次第に快速で小回りの利くキャラベル船への先祖返りが進んでいった。
特に有名なキャラック船としてコロンブスが新大陸を発見したサンタマリア号、
マゼラン一行が世界一周を達成したビクトリア号が存在する。
- ガレオォン船
- 16世紀からスペインなどで製造されるようになった大型帆船のガレオン船。
前世代の船種であるキャラック船などと比べて船首楼がかなり低く、船尾楼がより高いのが特徴。
なぜこんな形状になったかというと、比較的安全な航路の発見など海上の安全が確保されてくると帆船のデカさ、
装飾の豪華さで競い合う帆船バトル兄貴国家が続々登場し、
また商船としても荷物を詰め込めるだけ詰め込むためにもデカい方がいいということもあり大型船化が進むことになる。
また航路の安全が確保されたことで海賊との戦闘はもちろん、
商船同士でも戦闘が頻発するようになり戦闘を意識して大砲を詰め込めるだけ詰め込もうとする空前の戦艦ブームも生まれた。
その結果正直見栄えがいいだけでトップヘビーになるわ風の抵抗モロ感だわと船首楼を削り大砲や物資を積めるスペースを確保したのがガレオン船である。
余談だが当時スペインはヌエバ・エスパーニャとガレオン貿易と呼ばれる太平洋貿易を行っており、その際用いられた商船はもちろんガレオン船だった。
余計な気を利かせてガレー船と翻訳してしまうことが多い所為であまり見かけないけど、洋ゲーの原語版では無印AOEを含めて割と頻出単語ゾ。 -- 2024-02-23 (金) 13:19:08