「これが俺の最期の旅になるかも知れない…。でも、子供達を絶対に船に乗せてみせるぞ!」
日本版タイトル | キーキー、ガタガタ、コンコン | ||
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英語版タイトル | Squeak, Rattle and Roll | ||
脚本 | マーク・シール | ||
放送日 | ・2004年9月19日(英国) ・2004年10月24日(米国) ・2006年3月14日(韓国) ・2006年5月2日(ドイツ) ・2006年7月28日(日本) ・2006年10月4日(ハンガリー) ・2006年11月17日(オーストラリア) | ||
日本話数 | 第193話 第11話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第197話 第15話(シーズン内) | ||
この話の主役 | ゴードン | ||
シーズン | 第8シーズン | ||
登場キャラクターA | ゴードン、ディーゼル (未公開シーンのみ:トーマス) | ||
登場キャラクターB | ヘンリー、ソルティー | ||
登場キャラクターC | 無し | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、子供達 | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、ナップフォード駅長、修理工場の作業員、売店のおばさん | ||
登場人物C | スティーブン・ハット、ブリジット・ハット | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ナップフォード駅 ・ティッドマス機関庫 ・ティッドマス機関庫の転車台 ・ゴードンの丘 ・ブレンダム港 ・修理工場 | ||
あらすじ | ・ディーゼルはゴードンに「スクラップになるかも」と言う。 一方で調子の悪いゴードンはそれを覚悟で子供達を港まで乗せる。 | ||
メモ | ・タイトルに「キーキー」と入るのは第6シーズン『トーマスとパーシーとキーキーごえ』以来となる。 ・ゴードンの男気が溢れる回。 ・この話のディーゼルとソルティーは終始笑っていない。 ・トーマスは未公開シーンのみ登場している。 ・初めて体調不良になるゴードン。 ・ゴードンにスピードを出す様に催促するトップハム・ハット卿の顔が笑っているシーンも存在する。 ・郷里大輔さんのディーゼルの声はこの話で最後となる。 ・この話のヘンリーは第7シーズン『パーシーのいったとおり』以来、ソルティーは初めて終始走行していない。 | ||
台詞 | ・ナレーター「ゴードンは、ソドー島で最速を誇る大きくて青い機関車だ。ゴードンは急行を引っ張るのを大好きだ。この仕事をやってる限り、一番大事な機関車でいられる。ある日、ゴードンは急行引っ張ってブレンダムの港にやって来た。然しディーゼルが同じ線路に居るではないか。」 ・ゴードン「おい、退け退けぇ~!急行列車のお通りだぞ!」 ・ナレーター「ディーゼルはバックしなければならない、彼はカチンと来た」 ・ディーゼル「お前等、蒸気機関車はポンコツで全くうるせえなぁ。トップハム・ハット卿がそれに気づいたら、あっと言う間にスクラップ行きだぜ!」 ・ゴードン「スクラップだとぉ?ぷわーっはあ!俺は最速の機関車だ!!」 ・ナレーター「ゴードンはそう言うと、誇らしげに港から出ていた。ゴードンが美しい田園地帯を飛ばしている。今日も素晴らしい一日だ。その時、ゴードンはキーキーという恐ろしい音を聞いた。ゴードンは慌てた。」キーキーと言う音の原因は1つしか無い。何かが、具が悪いのだ。」 ・ゴードン「若し、ディーゼルが正しかったら如何しよう。若し、トップハム・ハット卿が俺をスクラップにしたら…」 ・ナレーター「ゴードンは悲しげにキーキーいいながら、丘を登って行く。丘は急な上り坂でゴードンはスピードを落とさなければならない、然しゆっくり走っているとキーキー音も小さくなっていく、ゴードンは喜んだ。」 ・ゴードン「いやっはー、ゆっくり行けば誰にもキーキー音は聞こえないぜ。」 ・ナレーター「そして、ゆっくりとティッドマス機関庫に戻って行った。その夜、トップハム・ハット卿がゴードンに会いにやって来た。」 ・トップハム・ハット卿「明日は特別な日だ。村の子供達を、船遊びに連れて行く。そこでゴードン、我々をブレンダムの港迄乗せて行ってくれんか。船は9時に出港する。遅れん様頼むぞ。」 ・ナレーター「翌朝、ゴードンは皆が居なくなるのを待った。それから誰にもキーキー音を聞かれない様、ゆっくりと出発した。一旦駅を出るとゴードンはスピードを上げ始めた。ピストンは上下し車輪が回転する。その時またキーキー音がした。」 ・ゴードン「うひーっ、また鳴り出した。」 ・ナレーター「更にもっと酷い音が聞こえた。ガタガタと言う音だった。」 ・ゴードン「大変だあ、どうしよう、ディーゼルの言う通りだ。このままじゃバラバラになっちまう。トップハム・ハット卿は何て言うだろう?」 ・ナレーター「仕方無くゴードンはスピードを落とした。ゴードンが這う様に駅に入って来た。子供達が待っている。ゴードンは心配でならない。」 ・ゴードン「若し、このままゆっくり走れば、子供達は船に乗り遅れてしまう。でもスピードを上げたら、トップハム・ハット卿はキーキー音とガタガタ音に気付くだろう。そしたら俺はポンコツだと思われて、スクラップ工場に送られちまう…」 ・ナレーター「子供達が乗車するとゴードンはゆっくりと駅を出た。ゴードンが田園地帯をゆっくりと走って行く、この調子ならイケそうだ。然しトップハム・ハット卿はカンカンに怒っている。厳しくゴードンに言った。」 ・トップハム・ハット卿「ゴードン、お前は何を遊んどるんだ!?もっと速く走らんか。差も無いと子供達が船に乗り遅れてしまうぞ!!」 ・ゴードン「分かりました!」 ・ナレーター「ゴードンは渋々返事をした。」 ・トップハム・ハット卿「良いか忘れるな。お前は島で最速の機関車なんだぞ。」 ・ナレーター「その言葉にゴードンは誇らしげに気持ちになった。」 ・ゴードン「これが、俺の最期の旅になるかも知れない…。子供達を絶対に船に乗せてみせるぞ!」 ・ナレーター「車輪が猛スピードで回転しピストンは激しく上下に動いている。」 ・ゴードン「絶対に時間通りに到着するぞ!」 ・ナレーター「軈てまたキーキー音が始まった。ガタガタ音も始まった。そして別の音も聞こえてきた。コンコンとノックする音だ。しかしゴードンは無視した。」 ・ゴードン「これが最期の旅なら、力の続く限り、全速力で走ってやる!!」 ・ナレーター「ゴードンがキーキー、ガタガタ、コンコンとブレンダムの港まで走った。ソルティーとヘンリーは吃驚した。こんなに酷い音を立ててる機関車は始めてだ。」 ・ディーゼル「如何やら、スクラップ工場に行く機関車が、又増えた様だな。」(郷里大輔さんのディーゼルの最後の台詞) ・ナレーター「しかしゴードンは無視した。思ったより速く走れたし、子供達は船に乗せられる事が出来た。」 ・ゴードン「遂にやったぞ!」 ・子供達「有り難うゴードン。」 ・ナレーター「子供達は大喜び。」 ・トップハム・ハット卿「お前なら出来ると思っていたよ。しかし何故修理工場に行かなかったんだ?」 ・ゴードン「修理工場ですと?」 ・トップハム・ハット卿「随分賑やかに色んな音を立てていたじゃないか。エンジンを調べて貰う必要が有るな」 ・ゴードン「じゃあ、俺をスクラップにしないんですね?」 ・トップハム・ハット卿「お前をスクラップにするだと?ソドー島で一番速い機関車だぞ!急行を引っ張るのは、お前しか居ないじゃないか!」 ・ナレーター「ゴードンは誇らしげに微笑んだ。翌日ゴードンは1日かけて修理された。ピストンが磨かれ、グリースが塗られ、車輪にオイルが注がれた。幾ら早く走っても、もう可笑しな音は聞こえない。実際ゴードンは新品の様になった。それに気分も最高だ。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス | ||
米国版CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン | ||
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・ゴードン:内海賢二 ・ディーゼル:郷里大輔 ・トップハム・ハット卿:青野武 ・女の子:塩山由佳 ・スティーブン・ハット:川津泰彦 | ||
シリーズ前回 (英語) | いだいなエドワード | シリーズ前回 (日本) | トーマスとチューバ |
シリーズ次回 (英語) | トーマスとサーカス | シリーズ次回 (日本) | エミリーのあたらしいろせん |
参照画像 | 参照はキーキー、ガタガタ、コンコン/画像 |