Henry and the Express

Last-modified: 2024-04-23 (火) 11:52:01

Henry and the Express

タイトルHenry and the Express
作者クリストファー・オードリー
挿絵クライヴ・スポング
発行1993年4月8日(英国)
登場キャラクターAヘンリージェームスドナルドダグラス
登場キャラクターBエドワードゴードン
登場キャラクターCダックオリバー工場のディーゼルマーメイド・リバプール
登場キャラクターDくま(言及のみ)、199号(言及のみ)
登場人物Aトップハム・ハット卿
登場人物Bなし
登場人物Cなし
収録話Out of Puff
・ここ最近届いた新しい石炭は質が悪く、機関車たちは煤煙に悩まされる。急行を牽いていたヘンリーは煙室の異常で途中駅で立ち往生してしまう。その後、機関士の機転で何とか車庫へは帰れたが、このトラブルの件をみんなからからかわれる羽目に。
Overhaul
・局長の提案によってオーバーホールを受けることになり、クロバンズ・ゲートの整備工場へ向かうことになったヘンリーは、ジェームスの牽く急行に同行して工場近くの駅まで向かうことに。ところがを越えた後、何かが外れ、駅のプラットフォームのレンガを吹き飛ばし、その破片がジェームスのボイラー部分に当たり、客車のガラスにもひびが入る。原因は動輪のタイヤ部分が壊れたからであった。ジェームスはに「リタイアしたらどうだい?」と冗談を言う。
Sliding Scales
・ヘンリーが修理工場で検査中の際、フライング・キッパーは他の機関車達が交代で牽引していた。その日はジェームスが牽く番で、ジェームスは嫌々港へ向かう。ところがニシン入りの箱をフォークリフトで貨車に積む途中、作業員のミスで箱を落としてしまい、線路が魚と油まみれに。ジェームスは油で車輪がスリップしてしまい出発できなくなってしまう。線路の掃除を終え、ようやく出発できたが、その時には予定の出発時刻より大幅に遅れてしまっていた。
Henry Sees Red
・検査が終わり、塗装を塗りなおされていたヘンリーだが、錆止め用の赤い下塗り塗装のまま、急な運用で呼び出され駅に向かう。全身真っ赤のヘンリーを見て局長は大笑い。不満げに急行を牽いて走る道中、客車のブレーキに異常が起きるが、ヘンリーは一生懸命走る。無事に仕事を終え元の緑の塗装に塗り直された後、局長に褒められるのだった。
説明・ジェームスがヘンリーの代わりにフライング・キッパーを牽引するエピソードや、ヘンリーが錆止めのまま仕事をする羽目になるエピソードが収録されている原作第37巻。
・クリストファー氏は前書きで「ヘンリーは『僕が主役の絵本はもう何年も出てないですよね?』と嘆いていた。」と記している。
前巻Thomas Comes Home
次巻Wilbert the Forest Engine