「なるほど、この実験は失敗ってことか。ああ!やあ、みんな。おっと、困った顔してるね。何かあったかい?」
名前 | ウィフ |
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英名 | Whiff |
性別 | 男 |
車体番号 | 66 |
車軸配置 | 2-2-4 |
製造年 | 1869年 |
所属鉄道 | ノース・ウェスタン鉄道 |
支線 | ピール・ゴッドレッド線 |
運用 | ・ゴミ処理場でのゴミの運搬、ゴミ集めをするのが主な仕事。 ・ゴードンの代理で急行客車を牽引した事もある。 ・「All Engines Go」シリーズではリサイクル工場に持ち込まれたスクラップから新しい発明品を作り出している。 |
分類 | ・蒸気機関車 ・タンク機関車 |
TV版初登場シーズン | 第11シーズン『エミリーとゴミあつめ』 |
TV版初台詞 | 「やあ、エミリー。こんにちは。僕はウィフだよ。ちょっと臭うかな?君がゴミ集めを手伝ってくれるんだよね?」 |
一人称 | 僕 |
二人称 | 君 |
説明 | ・眼鏡が特徴的な深緑色の蒸気機関車。 ・ゴミ処理場でゴミ集めの仕事をしている為、常にボディが汚れており、その臭いが原因で他の機関車から「臭い」と罵られているが、本人は気にしていない。 ・名前の由来は蒸気を噴き出す「シュッ」と言う音の意味から。 ・TV版では眼鏡を掛けて登場した最初のキャラクター*1。 ・他のタンク機関車に比べ、石炭を入れるスペースが広い。 ・エミリーと同様、シングルドライバーである。 ・ピストン棒が無い為、外観が非常にすっきりしている。 |
性格 | ・自分の名前や汽笛や見た目を揶揄られても気にしない温厚な性格で器が大きい。 ・ボディが汚れても気にしない性格*2。 ・他の機関車に揶揄られても気にしない、心の広い性格で御人好しな性格でもある。 ・心優しい機関車で、汚れ仕事や地味な仕事も誇りを持って請け負う優等生*3。 ・博識で*4、自他共に認める頼りがいのある性格*5。また、動物に関する知識が豊富*6。 ・冷静な状況判断力と、自分より大きな機関車でも怯まない度胸を持つ*7。 ・柔らかな物腰で、客車と貨車を丁寧に扱っており*8、困っている仲間に救いの手を差し伸べる面がしばしば見られる。そして、「さん」付けする時がある*9。 ・疲労困憊で窶れていたエドワードに「手伝いましょうか?」と聞いてあげたり仕事を没収されたジェームスを心配する等、誠実で慈悲深い一面もある。 ・不正行為は嫌いで、正義感が強い*10。 ・ゴミ集めの仕事が中心の為か、争い事や競技や競争にはあまり興味は無いらしい。但し、お祭りやパーティー等のイベントや行事は好きなようで、積極的に参加をしている。 ・フレンドリーな性格だが、あまりにも細かい指摘を受けると戸惑う傾向がある*11*12。 ・探し物を見つけるのが得意*13。 ・器用で、特に他人の失敗のフォローは非常に上手い。 ・人助けが得意で、ボックスフォード公爵婦人を乗せて走って褒められたり、他の仕事で忙しかったゴードンの代理で急行客車を牽引して、彼から褒められたりしている。 ・責任感は人一倍強い*14。 ・少々鈍感な所がある*15。 ・世渡りが上手い*16*17。 ・頼まれ事を嫌とは言えない謙虚な面を持つ*18。 ・争い事は好まない面があり、無駄な喧嘩は売るものではないと言う思想を持っている。 ・石炭が尽きて動けない機関車や目的地に辿り着けない貴婦人など「ベタな困っている人」に巡り合う天性を持つ。 ・2Dアニメからは、発明好きと言う設定が追加された。 |
TV版での経歴 | ・第11シーズンから登場。 ・人形劇時代は眼鏡はフレームのみだったが、CGアニメ以降は眼鏡にレンズが付いている*19。 ・眼鏡を外した顔が見られず、眼鏡をかけている理由も劇中で語られていない。 ・人形劇時代は他の機関車を揶揄る描写はなかったが、CGアニメ以降は心境の変化なのか、他の機関車を揶揄る描写が登場するようになった*20。 ・第12シーズンでは石炭を使い果たして困っていたトビーに石炭を届けた。 ・第13シーズンと第21シーズンと第23シーズンと第24シーズンでは出番無し。 ・第14シーズンでは別の仕事で忙しいゴードンの代わりに急行客車を牽引して、ゴードンに賞賛の言葉を贈られた。 ・第16シーズンではトーマスと一緒にゴミの貨車を運搬した。また、迷えるエドワードと重たい貨車に悪戦苦闘するエミリーに救いの手を差し伸べ、エドワードとエミリーに感謝された。そして、ロッホ城のお祭りに興味がないゴードンに興味を持ってもらおうと奮闘するトーマスに協力した。 ・第18シーズンからランプが追加されたが、このシーズンでは出番があっても台詞が無い。 ・第19シーズンではクリスマスなのに人助けをしようとしないディーゼルに人助けをさせようと奮闘するトーマスとエミリーとソルティーに協力した。また、トーマスを全身ゴミだらけにさせた。そして、ウルフステッド城でトーマスとディーゼルとエミリーとソルティーとスクラフとパクストンと一緒にクリスマスを楽しんだ。余談だが、このシーズンからランプに汚れが付くようになった。 ・第20シーズンでは仕事の内容を忘れたシドニーに象の特徴について説明しつつ、彼を笑っていた。また、ブラッドフォードと一緒に仕事をする事になったが、ブラッドフォードから貨車の汚れを落とすよう指摘され、遅れる羽目になった。そして、夏の時期に歪んだ線路を走って、トビーとヘンリエッタとすれ違った際、ガラス瓶を落とした事に気付かず、その事が原因で火事を招いてしまった*21。このシーズンからブレーキパイプを装着する。 ・第22シーズンではスクラフ共々、パクストンとシドニーと再会した。 |
『All Engines Go』シリーズでの経歴 | |
・第25シーズンでは言及のみ。当初は実際に登場する計画があったが、予算の都合で実現しなかった。 ・第26シーズンで再登場、車輪の色が深緑色から黒に変わった*22。 ・また、汽笛の音が変更された。 ・機関車に対してとても尊敬の念を抱いていて、いつも新しい発明を喜んで見せてくれる。そして、ルックアウトマウンテンの下にトンネルがあった事など、ソドー島の歴史についても詳しい。 ・第26シーズン『Thomas for a Day?』では、初めて眼鏡を外す描写が見られた。 | |
長編作品での経歴 | ・長編第3作ではグレート・ウォータートンの式典に参加していた*23。 ・長編第5作ではミスティアイランドとソドーレスキューセンターの近所にミスティアイランドに行けるトンネルがある事を知っており、パーシーにこのトンネルを通ってトーマスを探す事を勧めた。そして、自身もパーシーに同行し、トーマスの捜索をサポートした。 ・長編第19作で『All Engines Go』シリーズ初登場。大大大冒険クラブにルックアウトマウンテンの下にトンネルがあったことを教えた。 |
モデル | ・No.66蒸気機関車『エアロライト』(ノース・イースタン鉄道?) |
その他 | ・彼のモデルにあたる蒸気機関車(No.66)はエドワードのモデルにあたる蒸気機関車(クラスK2)より製造年は前であるが、作中ではエドワードより新しい機関車扱いを受けている。 |
玩具 | ・トラックマスター ・カプセルプラレール ・木製レールシリーズ ・テイクアロング/テイクンプレイ/アドベンチャーズ |
英国版CV | ・キース・ウィッカム(長編第5作-第17シーズン、第19シーズン-第20シーズン、第22シーズン) ・マット・コールズ(第26シーズン-) |
米国版CV | ・ウィリアム・ホープ(長編第5作-第17シーズン、第19シーズン-第20シーズン、第22シーズン) ・ジョー・ピングー(第26シーズン-) |
その他 | |
・ルーク・マーティ(第26シーズン:辞退) ・ブレント・アルブレヒト?(『Sodor Mystery?』 ) | |
日本語版CV | ・河杉貴志(第11シーズン、長編第5作-第17シーズン、第19シーズン-第20シーズン、第22シーズン) ・ディーン・フジオカ(長編第19作) |
代役 | |
・根本圭子(第20シーズン『やくにたつしろいぼうし』) | |
参照画像 | 参照はウィフ/画像 |