「こう言ったんですよ!『私はもうこれ以上、走りません』とね!」
名前 | ドナルド/ドナル/57646号 |
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英名 | Donald/Donal'/Donnie/No.57646 |
性別 | 男 |
車体番号 | 原作:57646→9 |
TV版:9 | |
車軸配置 | 0-6-0 |
製造年 | 1909年 |
来島年 | 1959年 |
所属鉄道 | カレドニアン鉄道→ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道→イギリス国鉄→ノース・ウェスタン鉄道 |
線/支線 | 本線 エドワードの支線 ダックの支線 |
運用 | ・アールズバーグ線での貨車の牽引が主な仕事。 ・冬期中は除雪作業が主な任務となる。 ・時々、本線とブレンダム線で客車と貨車を牽引する事もある。 ・また、本線で貨車の入れ替えを行う事もある。 ・セメント工場で働いた時期がある。 |
分類 | ・蒸気機関車 ・テンダー機関車 ・レギュラー機関車*1 |
原作初登場巻 | 第15巻『ふたごの機関車』第1話「ふたごの機関車」 |
原作初台詞 | 「ずるーっと、すべーりおちていったんです。わーかるでしょ」 |
TV版初登場シーズン | 第2シーズン『ふたごのきかんしゃ』 |
TV版最終登場シーズン | 長編第14作『きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー』 |
TV版初台詞 | 「厄介者の君など、連れて行きたくないもんです!」 |
一人称 | 私 |
二人称 | あなた(第21シーズン『あいだにはいったエミリー』) あんた(第6シーズン『ふたごのけんか』) |
説明 | ・スコットランド出身の黒い中型テンダー機関車。ダグラスとは双子。 ・シリーズ初の双子の蒸気機関車。 ・最初にソドー島に来た頃は本当は1台で充分だったので、原作での2代目局長はどちらかを送り返そうと考えていた。 ・ダグラスの事を毛嫌いしている意地悪なブレーキ車に喝を入れて黙らせたが、信号所に突っ込んでしまい、炭水車が治るまでジェームスが彼の仕事をする事になった。 ・寒いスコットランドに住んでいたので雪に慣れており、雪をかき分けた際、雪に埋もれたヘンリーを救助した。然し、両方送り返されるのではないかと心配になってしまう。 ・代表に選ばれたパーシーが2代目局長に彼らを送り返さないように頼み、結局彼らは2両ともソドー島に残される事になった。 ・その後、駅長の家に飛び込んだトーマスを引っ張り出し、クリスマスツリーを運んでいる最中に雪に埋もれたトーマスを救助した。 ・自分の支線をもらったダックに彼のあだ名を揶揄い、彼の機関士に炭水車にあひるを入れられた事がある。皆はそのあひるを『ドナルドのあひる』と呼んでいる。 ・TV版第3シーズンから第12シーズンまではネームプレートの配置がボイラーの中央に付いていたが、長編第11作からは原作、第2シーズン同様、煙室の横に付けられた。 ・2016年に日本公開された長編第11作でダグラス共々フルCGで再登場するが、2015年版の「きかんしゃトーマス大図鑑」には間に合わず、模型で登場している。 |
性格 | ・穏やかで優しい紳士だが、時折プライドが高い一面を覗かせる事も。 ・スコットランド出身で寒さに強い為、除雪作業が得意。 ・意外と怖がりで慎重な一面もあり、ダグラスと一緒に、助けに来たハーヴィーと救援クレーンを怪物と勘違いした事がある。 ・悪戯や冗談が好きな一面もある*2が、その分、仕事熱心である。 ・悪気が無くとも歯に衣着せぬ物言いで、無意識に仲間を傷つける事も多々ある*3。 ・炭水車を大切にしており、『宝物』と語った事がある*4。 ・過去はいつまでも忘れないタイプ*5*6。 ・嫌な事は忘れる傾向がある。 ・「風前の灯火」を心得ている*7。 ・稀にダグラスと喧嘩をする事もあるが、本当はダグラスと仲良しで、ダグラスを大切に思っている*8。 ・時々、仕事を放棄する時がある*9。 ・面倒見が良い一面がある*10。 ・観察能力がある*11。 ・ディーゼル程ではないが、体当たりをして、相手を脅かすのが好き*12。 ・弟からすれば、彼は「自分勝手で人の話を聞かない。」らしい。 ・視力が非常に良い*13。 |
原作での経歴 | ・1909年に製造、1959年にソドー島へ配属された。 ・最初のボディカラーは黒。のんびり語尾を伸ばした口調(スコットランド訛り)で会話する。 ・ソドー島が忙しくなった時、太っちょの局長は貨物専用の機関車として、彼を購入したが、不思議な事にダグラスと共にやって来た*14。 ・番号は元々57646だったが、どちらが57646号か分からなくする為わざと無くしてしまい、後で9番を与えられた。 ・もともとは名無しだったようで、番号を無くした時、自分達で付けたらしい*15。 ・最初の頃のニックネームは「ドナル(Donal')」だが、次第にそのニックネームは使われなくなる。 ・ソドー島に来て数日後、忙しいダックの代わりにゴードンの客車を片付けていたダグラスがうっかりトーマスの特別客車を片付けてしまった時、機関士のアドバイスで炭水車を入れ替えて誤魔化したが、太っちょの局長に見破られてしまい、ソドー島追放の危機に陥ってしまう。 ・然し、パーシーが局長に彼らを送り返さないように頼み、ソドー島に残される事になった時、ボディを青に塗り替えられた*16。 ・現在、ダックの支線で働いているが、時々本線で貨車を牽引したり、エドワードの支線でエドワードの手伝いをする事もある。 ・第19巻と第25巻ではデュークとカルディーを乗せた貨車を牽引した。 ・最初の頃はダグラスと同様、ボコに苦手意識があったが、ボコと一緒に仕事をしていく内に意気投合した*17。 ・フライング・スコッツマンがイギリス本土に戻る際、ダグラスと一緒に「オールド・ラング・サイン」を歌い、彼を見送った。 ・本線、エドワードの支線、ダックの支線と掛け持ちしている為オーバーワーク気味である。 |
TV版での経歴 | ・第2シーズンから登場。 ・ボディカラーは常に黒。 ・マガジンストーリーもTV版と同様、黒のボディで登場している。 ・英国版ではスコットランド訛りで会話し、日本語版では独特な敬語や方言を使ったりする*18。 ・序盤早々ソドー島に到着し、トップハム・ハット卿に番号を与えられた。 ・意地悪なブレーキ車と共にしばしば問題を起こし、2台とも送り返されるのではないかと不安になってしまうが、パーシーの頼みでトップハム・ハット卿は彼らをソドー島に残し、彼らのペンキを塗り替えてあげた。 ・第3シーズンではダックに向かって「実に君(ダック)はガーガーと家鴨みたい」とからかい、お返しに夜中に炭水車の中に家鴨を入れられ、皆に笑い者にされた。その後、ダックと組んでヘンリーを騙した事もある。 ・第4シーズンではディーゼル261に失礼な言葉を発せられ腹を立てた事もあった。*19 ・第5シーズンでは出番が有っても台詞が無い*20*21。 ・ダグラスと共に、たまに故郷のスコットランドを懐かしく思う時がある。その時はロッホ城に出向いて里帰り気分に浸るらしい。 ・第6シーズンではダグラスと初めて喧嘩した。また、ダックと一緒に精錬所で働いたが上手くいかなかった。そして、車止めにぶつかってしまい、ダグラスに助けてもらい、仲直りした。その後、パーシーに『悪戯ノームの話』を語った。 ・第8シーズンでは未公開シーンのみの登場。 ・第9シーズンと第10シーズンでは登場しなかったが、第11シーズンで再登場。その後、再び出番は無かったが、第20シーズンで再登場した。 ・第11シーズンではゴードンのお願いを聞いて、ダグラスと一緒に協力し、技師を迎えに行った。 ・第20シーズンではダグラスと除雪作業をしている途中、うっかり炭水車が取れてしまったダグラスを気付かずに置いて行ってしまった。 ・第21シーズンではダグラスの恥ずかしい過去を暴露して、その事が原因でダグラスと喧嘩した。そして、ダグラス共々、エミリーを不幸な目に遭わせてしまった。 ・横転したり、穴に落ちた事はあるが、炭水車が取れたり、雪に埋もれたりはしなかった。 ・第22シーズンでは振り返りセグメントのみ登場。 ・第23シーズンと第24シーズンでは出番無し。 |
長編作品での経歴 | ・長編第11作でダグラスと共に再登場及び映画初出演を果たした*22*23。 ・長編第12作では「グレート・レイルウェイ・ショー」に連れてって下さいとトップハム・ハット卿に頼みながらウィンストンに体当たりして歌ったが選ばれる事はなかった。 ・長編第14作ではトーマスとニアを出迎えた。 |
血縁関係 | ・ダグラスとは双子の兄弟。 |
モデル | 812クラス蒸気機関車(カレドニアン鉄道)*24 |
玩具 | ・プラレール*25/トラックマスター ・カプセルプラレール ・木製レールシリーズ ・トーマスエンジンコレクションシリーズ ・トーマスとなかまたち/新トーマスとなかまたち/げんきなトーマスとなかまたち/なかよしトーマス ・アーテル ・Take Along/テイクンプレイ |
英米版CV | ・ジョー・ミルズ(長編第11作、長編第12作、第21シーズン『あいだにはいったエミリー』*26) ・ロブ・ラックストロー(第20シーズン-長編第14作) |
日本語版CV | ・佐藤佑暉(第2シーズン-第4シーズン、第6シーズン-第7シーズン) ・津久井教生(第11シーズン-第12シーズン、長編第11作-第21シーズン) |
代役 ・佐々木望(長編第12作、長編第14作) | |
参照画像 | 参照はドナルド/画像 |
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