「仕事には二つのやり方しか無いんだ。グレートウェスタン流か、ダメダメ流か。」
名前 | ダック/モンタギュー*1 |
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英名 | Duck/Montague |
性別 | 男 |
車体番号 | 原作:5741 |
TV版:8 | |
車軸配置 | 0-6-0 |
製造年 | 1929年3月 |
来島年 | 1955年 |
所属鉄道 | グレート・ウェスタン鉄道→イギリス国鉄→ノース・ウェスタン鉄道 |
支線 | ダックの支線 |
運用 | ・アールズバーグ線での客車の牽引が主な仕事。 ・稀に本線で貨車の牽引を行う時もある。 ・また、アールズデール鉄道から砂利の受け取りを請け負う事もある。 ・時々、精錬所での仕事も請け負っている。 |
分類 | ・蒸気機関車 ・タンク機関車 ・レギュラー機関車*2 |
原作初登場巻 | 第11巻『ちびっこ機関車パーシー』第2話「パーシーとダック」 |
原作初台詞 | 「モンタギューです。でも、いつもダックとよばれています。みんなは、ぼくのはしりかたが、あひるみたいによたよたしているっていうんです。ほんとうはちがいますけどね。でも、ぼくは、モンタギューよりダックのほうがきにいっています」 |
TV版初登場シーズン | 第2シーズン『ダックしごとをもらう』 |
TV版初台詞 | 「モンタギューです。でも普段は、ダックと呼ばれています。アヒルみたいに、ヨチヨチ歩くからなんですって。僕はダックの方が好きです!」 |
一人称 | 僕 俺(第3シーズン『くだものれっしゃ』) |
二人称 | 君 |
説明 | ・ボディの側面にある『GWR』のロゴの通り、グレート・ウェスタン鉄道(大西部鉄道)出身の緑の小型タンク機関車。 ・本名は「モンタギュー」だが、アヒルのようにヨチヨチ走ることから、「ダック」と呼ばれている。本人もそのあだ名が気に入っているが、たまにそのあだ名をからかわれている。 ・港の建設に行ったパーシーの代わりに操車場にやって来た機関車。 ・思考の切り替えが早く*3、無駄が嫌いで仕事第一な蒸気機関車。 ・新しくやって来た機関車ディーゼルの悪巧みで一時期本線を追い出されたが、機関車達が彼と和解し、再び本線に戻って来た。 ・第24巻と第3シーズンで仕事ぶりを評価され、トップハム・ハット卿に支線を与えられた。 ・現在はオリバーと共に自分の支線で働いている。 |
性格 | ・グレート・ウェスタン鉄道出身で、その事を誇りに思っている。 ・仕事にも煩く、本人曰く仕事のやり方には「大西部鉄道(グレート・ウェスタン)流」と「怠け者(駄目駄目)流」の2つがあると言う*4。 ・セレブリティーをグレート・ウェスタン鉄道の偉大な先輩として尊敬しており、彼と対面して会話をした際は大喜びだった。 ・エドワードを慕っており、エドワードを馬鹿にする機関車には誰だろうと容赦はしない。 ・人形劇時代は少し臆病な性格をしていた*5。 ・意外と鈍感な所があり、説明を受けても、理解が出来ない時がある*6。 ・エドワードとダグラスの会話を見て聞いた訳でもないのに、トップハム・ハット卿が新しい機関車を欲しがってた事を知っていたり、直接面識はないのに、デリックが人当たりが良く友好的なディーゼル機関車である事を見抜いたり、直接受け取っている所を見てないのに、ヒロが質の悪い石炭で走っているのを指摘する等、人間観察や機関車観察が得意な一面がある模様。 ・マードックに比べ若干控えめだが、騒々しいのが苦手で静けさを好んでいるようである。 ・空気を読む事に長けている*7。 ・過去はいつまでも忘れないタイプ。 ・一時的にソドー島の外の世界に行く事を夢見た事があり、ヨットレース観戦中に「海の向こうの遠い国まで走ってみたい」と語っていた事があった。 |
原作での経歴 | ・1929年3月にノース・ブリティシュ・ロコモティブ社の工場で製造されグレート・ウェスタン鉄道(大西部鉄道)に配属後、1955年にソドー島へ配属された。 ・大西部鉄道時代はパディントン駅で働いていたらしい。 ・トーマス同様自分の客車のアリスとミラベルがいる。 ・後に海辺の支線を受け持ち、そこでオリバーやちんまり鉄道の機関車達と働いている。 ・挿絵担当がガンバー&ピーター・エドワーズに変わってからは、顔の周りが黒色になり、安全弁の蓋が金色になった*8。 |
TV版での経歴 | ・第2シーズンから登場。車体番号は8。 ・一人称は「僕」だが、第3シーズン『くだものれっしゃ』の時だけ一人称が「俺」になっていた。 ・人形劇時代のクラシック・シリーズは明るい若者のような喋り方だったが、新シリーズ及びCGアニメ以降は渋いお爺さんのような喋り方になった。 ・第2シーズンでは大きな機関車に家鴨の鳴き声でからかわれたり。パーシーと一緒にティッドマス機関庫を入られせないようにした。 ・トーマスが修理している間にアニーとクララベルを牽引し。テレンスと親しくなった。 ・ディーゼルとは怪しいと気付き対立した事もあり、ディーゼルの嘘の所為でトップハム・ハット卿と他の機関車達に悪者扱いにされた。エドワードと一緒に仕事をして彼と仲良くなり、エドワードが運んだ貨車が暴走したのを必死に止めようとし、床屋に突っ込んでしまった上に床屋の主人から説教を受けて、顔に泡を塗られてしまった。 ・第3シーズンでは、ジェームスとヘンリーと共に龍の話を真に受けずパーシーに大笑いしたり、海の上を走りたがっており、ハロルドの事を尊敬していた。また、バーティーとは走り方を褒められて、怪我人を協力して運んだ事で友情が深まった。そして、ゴードンが排水パイプから水を補給している所を見かけて、飲み過ぎには注意しようと伝えたが無視されたり、ドナルドと組んでヘンリーを騙した事もある。バルジーと乗客の事で揉めていた事もある。 ・第4シーズンではエドワードの代わりにゴードンの丘での後押しを請け負ったが、不幸な目に遭った。その後、ステップニーと一緒に仕事をしたり、偉いお客さんを乗せる役目をステップニーに譲った事もある。 ・第5シーズンではデリックを気にしている。また、蒸気船の事故で車庫の瓦礫の下敷きになったり、ジョージに道を塞がれた事もある。 ・第6シーズンではパーシーをからかったトーマスに罰を与えた。 ・第7シーズン辺りから出番が減り、台詞が一言のみやカメオ出演などと出番が非常に少なかった、そして、第8シーズンから第11シーズンまで出番が与えられなかった*9。 ・第7シーズンでは、踏み切りで停車中にフルーツを積んだ貨車を牽いていたアーサーが後ろに突っこんできた。クレーン車と救援客車を牽引して雪達磨に突っ込んだオリバーとトードを救助に向かった。 ・第12シーズンで再登場した物の、再び出番が無くなり、ナイトロジェン・スタジオ制作時代のCG短編シリーズでは出番が与えられなかったが、第17シーズン以降では10数年ぶりの主役回が作られる他、喋る機会とカメオ出演が増えた。 ・余談ではあるが、第12シーズンでは合成処理の都合上顔の大きさが安定しなかったが、第17シーズン以降は顔の大きさが安定している。 ・第17シーズンではトーマスと一緒に壊れたハロルドを運ぶ事になった。最初は彼の事を全く信用しておらず、自分流を主張していたが、後にトーマスが正しいと分かったのを機に仲直りした。 ・第18シーズンではダックの支線増に大きな水溜りに浸水してしまった事もあった。「スリップコーチ」という名の旧友がいた事が判明し、ジェームスにスリップコーチの扱い方の件で忠告したが、無視された。オリバーと喧嘩した事もあった。 ・第19シーズンではトードの煩い歌にクレームを付けた。 ・第20シーズンでは郵便貨車と支線客車を牽引しているライアンに「危ない」と叫んだ。また、ジュディとジェロームを牽引した事もあった。そして、倒れている木に気付かずに走っていた所をスキフから救助され、彼に感謝し『ヒーロー』だと称えた。その後、原作第22巻と同様に、汽笛にゆで卵が詰まってしまった所為で音がおかしくなり、トーマスとレックスとバートに笑われた。 ・第21シーズンでは久々にディーゼルと同じ画面内に映り共演した。また、ティッドマス機関庫で大事故を起こしたジェームスを救助する為に、ロッキーを牽いて事故現場に駆けつけた。このシーズンではカメオ出演のみ。 ・第22シーズンではハーウィック学校の生徒達の送迎に躊躇するデイジーに半場呆れつつも、ハーウィック学校の生徒達を客車に乗車させる為に奮闘した。そして、デクスターと出会い、デクスターと友達になった。また、他のキャラクターと同様、車体を揺らすようになった。 ・第23シーズンは台詞は鼻歌と笑い声のみである。 ・第24シーズンでは台詞は無いが、ウルフステッド城で開催されるレイルウェイ・ショーに蒸気機関車のバートと共に訪れた。 ・人形劇では主役と台詞付きで登場。トップハム・ハット卿が彼の上に立って、演説を行うエピソードも存在した。 ・1話を除き、誰かが家鴨の物真似をしている時には必ず彼が登場しており、散々、その標的にされる。 |
『All Engines Go』シリーズでの経歴 | |
・プッシュアロングが発売される予定であり、今後TVシリーズにも登場するものと思われるが、登場時期は不明。玩具では『GWR』のレタリングが車体側面に残されており、現時点で唯一車体に算用数字以外の文字が使用されているが、本編でも同様のデザインかは不明。 ・車輪の色が黒から黄色に変更された。 | |
長編作品での経歴 | ・長編第9作でオリバーと共にカメオ出演としてだが初出演。 ・長編第11作では台詞を与えられ、ドナルドとダグラスに再会した時に喜んでいた。また、ハーウィック線の開通に向けての工事を手伝った。落とし穴に落ちたトーマスをロッキーと一緒に助けた。そして、重機のオリバーと対面した。 ・長編第12作ではトーマスからグレート・レイルウェイ・ショーの事を聞いて、合唱曲を真っ先に歌い始めた。 ・長編第13作ではトーマスがソドー島の機関車達を寂しがるシーンの中になぜか登場しない。 ・長編第14作ではゴードンの後ろでトーマスの帰還をナップフォード駅で待ち、ニアを歓迎した。 |
モデル | 5700型蒸気機関車(グレート・ウェスタン鉄道) |
その他 | ・年鑑シリーズ版『Donald's Duck』では画家のミスなのか、オリバーと同型機の車体になっている。 |
玩具 | ・プラレール/トラックマスター ・カプセルプラレール ・木製レールシリーズ ・バックマン/ホーンビー ・トーマスエンジンコレクションシリーズ ・トーマスとなかまたち/新トーマスとなかまたち ・アーテル ・テイクアロング*10/テイクンプレイ ・ブリオ*11 ・はじめてトーマス*12 ・プッシュアロング |
英米版CV | ・スティーブ・キンマン(第17シーズン-長編第12作、長編第14作-第23シーズン) |
日本語版CV | ・塩屋浩三(第2シーズン-第7シーズン) ・鈴木清信(第12シーズン、第17シーズン-長編第12作、第22シーズン-第23シーズン) |
代役 | |
・樫井笙人(第20シーズン『ライアンとデイジー』) | |
参照画像 | 参照はダック/画像 |
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