日本版タイトル | トーマスのあたらしいともだち |
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英語版タイトル | Thomas and Trevor/A New Friend for Thomas |
脚本 | クリストファー・オードリー |
放送日 | ・1986年10月8日(英国) ・1988年4月25日(オーストラリア) ・1989年6月11日(リンゴ・スター版米国) ・1991年5月14日(日本) ・1993年4月30日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年4月3日(ドイツ) ・2008年1月16日(ハンガリー) |
この話の主役 | トーマスとトレバー |
シーズン | 第2シーズン |
話数 | 第32話 第6話(シーズン内) |
機関車紹介 | トーマス、トレバー、エドワード |
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、トレバー、アニーとクララベル |
登場キャラクターB | 無し |
登場キャラクターC | 無し |
登場キャラクターD*1 | ジェームス |
登場人物A | トーマスの機関士 |
登場人物B | 子供達、ナップフォード・ハーバー駅長、ナップフォード・ハーバー駅の駅員 |
登場人物C | トーマスの機関助手、エドワードの機関士、エドワードの機関助手、ジェム・コール、エルスブリッジ操車場の作業員、ナップフォード港の作業員 |
登場人物D | トップハム・ハット卿(言及のみ)、ウェルズワーズの牧師(言及のみ) |
登場スポット | ・ウェルズワーズ牧師館の果樹園 ・ウェルズワーズ駅 ・トレバーの車庫 ・エルスブリッジ駅 ・エルスブリッジ機関庫 ・ナップフォード港 ・ナップフォード港の橋? ・ナップフォード・ハーバー? ・ナップフォード・ハーバー駅 ・支線の谷間? ・サドリー城(未公開シーン) ・高架橋(未公開シーン) ・ウェルズワーズ屑鉄置き場(言及のみ) |
テーマ | ・トレバー ・悲しいトーマス |
対応原作 | ・年鑑シリーズ『Thomas and Trevor』 |
あらすじ | ・牧師館の仕事が少なくて退屈するトレバーをトーマスは、ある場所へと連れて行きます。 |
メモ | ・『汽車のえほん』を原作を基にしていない最初の話で、唯一の年鑑シリーズに基づいた話。 ・トーマス、初めてトレバーと会話する。 ・このエピソードのトーマスは、終始同じ表情である*2。 ・トレバーに出会えて喜ぶアニーとクララベル。 ・あの時のジェームスやトーマスやトビーに続いて、涙を流すトレバー。 ・珍しく聞き返すトーマス。 ・トレバーが就寝しているシーンは『いのちびろいしたトレバー』の使い回し映像。 ・トレバーが就寝しているシーンでは終始同じ表情が固定した筈なのに、『悲しいトーマスのテーマ』のアレンジが流れる。 ・未だこの頃は対面していないのに、トップハム・ハット卿を知っているトレバー。 ・未公開シーンではトレバーを載せた平台貨車を牽くエドワードを高架橋から捉えたシーン*3、トレバーを載せた平台貨車を牽くトーマスを高架橋から捉えたシーンとトーマスがトレバーを載せた貨車を牽引してサドリー城を通過するシーンとトレバーを載せた貨車をトーマスからエドワードにバトンタッチをするシーンが存在する。 ・ラテンアメリカ版では登場していない筈のジェームスの名前が言及されている*4。 ・トーマスとトレバーの会話シーンはこの話から第20シーズン『おそろしいようかい』迄、暫くの間はお預けとなる。 ・戸田恵子さんと高戸靖広さんと小林俊夫さん、4話連続の共演となる。 ・高戸靖広さんは5話連続で担当している。 ・未公開シーンではトレバーがジェームスと対面するシーンがある。 ・この回で学べるのは「出藍の誉れ」と言う事。 |
年鑑との相違点 | ・アニーとクララベルが子供達のお世話をするトレバーを見た際、年鑑ではただ見ているだけだったが、TV版ではトレバーを褒め称える発言をしている。 ・港の工事を行う際、TV版ではジェム・コールがトレバーの運転を担当したが、年鑑ではナップフォード港の作業員がトレバーの運転を担当している。 |
台詞 | ・ナレーター「トレバーは牧師館の果樹園にすっかり馴染んでいた。エドワードが毎日来てくれたが、何も仕事の無い日もあった。」 ・トレバー「あ~あ…。僕はいつも忙しいのが好きなのになぁ…、僕は特に子供のお供をするのが好きなんだよ…。」 ・エドワード「元気を出しなよ。トップハム・ハット卿が『君に仕事が有る』ってさ、港の仕事だよ。今日、トーマスが君を連れて行ってくれるよ!」 ・トレバー「本当?ヤホ~!港か…海…子供…わぁ、素敵だろうな~。」 ・ナレーター「トレバーは興奮した。エドワードはトレバーを貨車に乗せて、乗換駅に向かった。トーマスは鉄骨を積んだ貨車を牽いて、港に向かう途中だった。堤防工事の材料を運んでいるのだ。」 ・エドワード「やあ、トーマス!」 ・ナレーター「エドワードが声を掛けた。」 ・エドワード「彼はトレバー。僕の友達で、牽引車なんだ!」 ・ナレーター「トーマスは疑しげにトレバーを見た。」 ・トーマス「えっ?何の車だって?」 ・トレバー「牽引車だよ!」 ・ナレーター「トレバーが説明した。」 ・トレバー「レールじゃなくて、道路を走るんだ。港に連れてって!トップハム・ハット卿が仕事をくれるんだ!」 ・トーマス「うーん…いいよ。勿論!」 ・ナレーター「でも、トーマスはまだ面喰っていた。作業員がトレバーをトーマスの列車に連結し、出発の準備が出来た。」 ・トレバー「嬉しいなぁ!トップハム・ハット卿の所に使ってもらえるなんて!」 ・ナレーター「トレバーが燥いでいる。」 ・トレバー「僕、時々、何も仕事が無い時が有るんだ。本当は果樹園でも、農場でも、屑鉄置き場でも、港でも…何処でだって働けるのに…!」 ・トーマス「でも、君はレールの上を走れないだろう?」 ・トレバー「僕は牽引車だから、レールはそんなに必要無いんだ。今に解るよ!」 ・ナレーター「港には色んな物が乱雑に置かれている。脱線した貨車がレールを塞ぎ、重い石が彼方此方に転がっていた。」 ・トーマスの機関士「さあ、トーマス。まずはこの杭を拾い集めよう。大事な物だからな。」 ・ナレーター「トーマスの機関士が言った。」 ・トーマスの機関士「トレバー、頼むぞ!」 ・トレバー「オーケー!…僕、こう言う仕事が好きなんだ…!…さあ、トーマス!牽引車にどんな事が出来るか見せてあげるよ!」 ・ナレーター「トレバーはその言葉通り、よく働いた。杭を引っ張って来ては次々と積み上げていく。」 ・トレバー「レールなんか要るもんか…!」 ・ナレーター「トレバーは陽気に呟く。暫くして、トーマスがアニーとクララベルを連れてきた。トレバーに会わせる為だ。」 ・トーマス「感激したよ、トレバー。牽引車がどんなに役立つ物か、よーくわかったよ!」 ・ナレーター「トレバーはトーマスが連れてきた子供達を乗せて、港の広場を走り回った。子供達は大喜び、トレバーも思う存分楽しんだ。」 ・アニー「トレバーって優しいわぁ…。」 ・クララベル「トーマスみたいね!」 ・ナレーター「お別れの時、誰もが寂しかった。トーマスは連絡駅まで、トレバーを送った。トレバーは涙を浮かべた。トーマスは見ないふりをし、勢いよく汽笛を鳴らした。」 ・トーマス「また、何度も会いに来るよ。果樹園の仕事も沢山有るだろ?それに、いつかまた、港で君が必要になる時も有ると思うよ!」 ・トレバー「そうなると良いなぁ…。」 ・ナレーター「トレバーは今日、一日の事をずっと思い浮かべた。トーマスの事、港の事、とりわけ子供達の事、そして、幸せな気分に包まれながら、果樹園の小屋で眠った…。」 |
英国版CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国版CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・エドワード:高戸靖広 ・トレバー:小林俊夫 ・アニー:中友子 ・クララベル:中島千里 ・トーマスの機関士:遠藤武 |
シリーズ前回 | おんぼろエドワード |
シリーズ次回 | パーシーとしんごう |
参照画像 | ・参照はトーマスのあたらしいともだち/画像 |