おんぼろエドワード

Last-modified: 2020-04-10 (金) 06:06:05

「今行くよー!!」

日本版タイトルおんぼろエドワード
英語版タイトルOld Iron
脚本ウィルバート・オードリー
放送日・1986年10月8日(英国)
・1988年4月22日(オーストラリア)
・1989年4月16日(リンゴ・スター版米国)
・1991年5月7日(日本)
・1991年11月20日(ジョージ・カーリン版米国)
・1998年4月2日(ドイツ)
・2008年1月16日(ハンガリー)
この話の主役エドワード
(準主役:ジェームス
シーズン第2シーズン
話数第31話
第5話(シーズン内)
機関車紹介トーマスパーシージェームスエドワード
登場キャラクターAトーマスエドワードジェームスパーシー
登場キャラクターB無し
登場キャラクターCヘンリーゴードン
登場キャラクターD無し
登場人物Aトップハム・ハット卿エドワードの機関士鉄道制服の監督官信号手ジェームスの機関助手
登場人物Bジェームスの機関士ジェームスに悪戯した子供達
登場人物Cスティーブン・ハットキンドリー夫人クロスビー駅の作業員エドワードとジェームスの追跡を見ていた少年?
登場人物D*1ジェームスに悪戯した子供達の父親
登場スポットウェルズワーズ駅
ティッドマス機関庫
ナップフォード操車場
ソドー運送会社
ナップフォード駅
クロスビー駅
信号所
修理工場(言及のみ)
テーマジェームス(第1シーズン)
・暴走
対応原作第9巻『青い機関車エドワード
(第4話『ふる鉄エドワード』)
あらすじ・いつも時間に遅れて、駅に到着するエドワードジェームスは「おんぼろ」と罵る。ある日、子供達の悪戯でジェームスが暴走してしまい、助けを求める叫び声を聞いての救出に向かったのは、なんとエドワードだった。
メモエドワード4連続の登場並びに今期2回目の主役回。
エドワードジェームスの友情を描いたエピソード。
エドワード、初めて赤い急行客車を牽引する。
・冒頭の場面では、時間に遅れたエドワードが明らかに悪いのだが、事情を知らないトーマスパーシーエドワードの悪口を言うジェームスに腹を立てている*2
ジェームスパーシーと初めて会話する*3
前回トーマスに続いて、エドワードに皮肉を言うジェームス
・初めて、体調不良になるジェームスの機関士
・この話のトーマスパーシーは終始笑っていない。
あの時のパーシーに続き、無人走行するジェームス
エドワード監督官を乗せて信号所に来る場面で、エドワードの眉毛が消えている*4
掛川裕彦さんのエドワードの機関士の声はこの話で最後となる。
・未公開シーンではティッドマス機関庫に入るシーンとトーマスパーシーと言い合うシーンで何故か、ジェームスが笑顔になっているシーンが存在する。
・またプロモーション用に撮影された写真の中に、急病にかかったジェームスの機関士がなぜがエドワードの機関室にいる写真が存在する。
・この話のヘンリーゴードンパーシー第1シーズントーマスのクリスマス・パーティー』、トーマス前回に続いて終始走っていない。
・この話のティッドマス機関庫トーマスの後ろの扉とアーチ部分の間とジェームスのいる車庫とトーマスのいる車庫の間に隙間が出来ている。
・原作ではこの話*5で、ケルスソープ駅が初登場する。
・この回で学べる事は「綴れを着ても心は錦」と言う事。
台詞ナレーター「ある日、ジェームス乗換駅エドワードに待たされて苛々していた。」
ジェームス「また遅れてるぞ!」
ナレーター「ところが、エドワードはただ笑うだけだった。ジェームスはぷりぷりして出て行った。ジェームスは仕事を終えると操車場に行き、転車台の上に乗った、彼はまだ機嫌が悪かった。」
ジェームスエドワードは駄目な奴だ!」
ナレーターは皆にブツブツ言った。」
ジェームス「古い鉄屑みたいにガチャガチャうるさいし、鈍間で人を待たせてばっかりいる!」
ナレータートーマスパーシーは腹を立てた。」
パーシー「鉄屑!?鈍間!?どうしてさ!!」
トーマス「競争したら、エドワードは君に勝つさ!!」
ジェームス「本当かい!?そりゃ是非見たいもんだな!!」
ナレーター「次の朝、ジェームスの機関士が急病に掛かった。運転はとても無理だったので、助手は連結を外し、ジェームスを引き込み線に退けた。ジェームスは苛々した。その時、突然信号手が叫んだ。何と、ジェームスが1人でシュッシュと走り出してしまった。信号手は構内の信号を全部停まれにし、助手に説明した。」
信号手男の子が2人ジェームスの操縦装置を弄ったんだ!」(初台詞)
ジェームスの機関助手「えぇー?」(初台詞)
信号手「その後、2人ジェームスが走り出した途端、転げ落ちてしまったがね…」
ナレーター「電話だ、信号手が出た。」
信号手「はいはい…。あっ、なら居ます!…ええ、伝えて置きます!…監督官がすぐ来るそうだ。『連結用の棒とワイヤーロープを用意しておく様に』って。」
ジェームスの機関助手「何するんだ…?」(緑川光さんのジェームスの機関助手の最後の台詞)
信号手「さぁ、分からん…。だが、急いで用意した方が良いぜ!」
ナレーターエドワード監督官を乗せてやって来た、助手は連結帽とワイヤーロープを用意して待っていた、監督官機関助手に言った。」
鉄道制服の監督官「よし!さあ、も乗りたまえ!」(初台詞)
エドワード「よーし!ジェームスを捕まえてやるぞ!」
ナレーターエドワードは意気込んだ、一方、の構内を出たジェームスは良い気になって走り続けている。」
ジェームス「ははははは!これはお面白い!全く愉快だ!」
ナレータージェームスのスピードが突然速くなって来た。その時、初めての運転室に機関士が居ない事に気づいた。」
ジェームス「うわぁぁぁぁぁどうしよう!!止めてくれぇぇぇぇぇ助けてくれぇぇぇぇぇ!!」
エドワード「今行くよー!!」
ナレーターエドワードが叫んだ。エドワードは息を切らしながら必死に走り続けた。そして、遂にジェームスに追いついた。」
エドワードの機関士「落ち着け!エドワード!」(掛川裕彦さんのエドワードの機関士の最後の台詞)
ナレーターエドワードの機関士が声を掛ける。監督官は棒につけたロープの輪を持ち、エドワードの前に立って構えた。その輪をジェームスの緩衝器に引っ掛けようと言う訳だ。機関車は揺れ動き、右へ左へ傾く。だが、遂に…。」
鉄道制服の監督官「捕まえたぞ!」
ナレーター監督官が叫び、ロープの輪をきつく締めた。エドワードの機関士は少しずつブレーキを掛けてスピード落とした。そして機関助手ジェームスに乗り移り、ブレーキハンドルを握った。」
エドワード「結局、おんぼろの僕が…君を捕まえた訳だね。」
ナレーターエドワードが息を弾ませながら言った。」
ジェームス「うん、ごめんな…。助けてくれて有り難う、君は素晴らしい機関車だよ!」
エドワード「とんでも無い…。」
ナレーター2の機関車が並んで、に入ると、トップハム・ハット卿が待っていた。」
トップハム・ハット卿「皆よくやった。ジェームスは一休みして、列車を連れて来たまえ。エドワード…儂はを誇りに思うぞ!工場に行って擦り減った所を直して貰うが良い。」
エドワード「有り難う御座います…。これでもう、ガチャガチャ言わなくなりますね!」
原作との相違点・原作では子供達はその後警察に補導され、父親にお尻を叩かれた上、許しが出る迄列車を見に行く事が出来なかったと記述が有るが、TV版ではカットされた。
監督官の服が原作(作業着)とTV版(制服)とで違う。
・無人走行したジェームスを追跡している最中のエドワードは、原作では余裕の表情だったが、TV版では疲労困憊でやつれていた*6
ジェームスが無人走行した場所は、原作ではマロン操車場だったが、TV版ではナップフォード操車場である。
・原作では修理から戻って来たエドワードジェームスを始め他の機関車達が歓喜の汽笛を鳴らす場面が存在する。
・原作では次の巻エドワードが修理工場へ行く途中でスカーロイと出会う場面が存在する。
英国版CVナレーター/他:リンゴ・スター
米国版CVナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン
日本版CVナレーター森本レオ
トーマス戸田恵子
エドワード高戸靖広
ジェームス森功至
パーシー中島千里
トップハム・ハット卿宮内幸平
ジェームスの機関助手緑川光
エドワードの機関士掛川裕彦
信号手塩屋浩三
鉄道制服の監督官小林俊夫
シリーズ前回いのちびろいしたトレバー
シリーズ次回トーマスのあたらしいともだち
原作前回たすかったトレバー
原作次回スカーロイのおもいで
参照画像・参照はおんぼろエドワード/画像

*1 原作での言及のみ。
*2 だが、ジェームスの悪口は悪意があるので、仮にエドワードが遅れた事を話しても、が怒る筈なので無理はない。
*3 但し、第1シーズンきたないきかんしゃ』で絡んでいる。
*4 その後、『しせんをはしったゴードン』で再び消える。そして、に登場するモンティも眉毛が消える。
*5 人形劇では第8シーズン
*6 余談だが、おはなし絵本?は原作絵本と同様、余裕の表情だった。