日本版タイトル | おんぼろエドワード |
---|---|
英語版タイトル | Old Iron |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1986年10月8日(英国) ・1988年4月22日(オーストラリア) ・1989年4月16日(リンゴ・スター版米国) ・1991年5月7日(日本) ・1991年11月20日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年4月2日(ドイツ) ・2008年1月16日(ハンガリー) |
この話の主役 | エドワード (準主役:ジェームス) |
シーズン | 第2シーズン |
話数 | 第31話 第5話(シーズン内) |
機関車紹介 | トーマス、パーシー、ジェームス、エドワード |
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ジェームス、パーシー |
登場キャラクターB | 無し |
登場キャラクターC | ヘンリー、ゴードン |
登場キャラクターD | 無し |
登場人物A | トップハム・ハット卿、エドワードの機関士、鉄道制服の監督官、信号手、ジェームスの機関助手 |
登場人物B | ジェームスの機関士、ジェームスに悪戯した子供達 |
登場人物C | スティーブン・ハット、キンドリー夫人、クロスビー駅の作業員、エドワードとジェームスの追跡を見ていた少年? |
登場人物D*1 | ジェームスに悪戯した子供達の父親 |
登場スポット | ・ウェルズワーズ駅 ・ティッドマス機関庫 ・ナップフォード操車場 ・ソドー運送会社 ・ナップフォード駅 ・クロスビー駅 ・信号所 ・修理工場(言及のみ) |
テーマ | ・ジェームス(第1シーズン) ・暴走 |
対応原作 | 第9巻『青い機関車エドワード』 (第4話『ふる鉄エドワード』) |
あらすじ | ・いつも時間に遅れて、駅に到着するエドワードにジェームスは「おんぼろ」と罵る。ある日、子供達の悪戯でジェームスが暴走してしまい、助けを求める叫び声を聞いて彼の救出に向かったのは、なんとエドワードだった。 |
メモ | ・エドワード、4話連続の登場並びに今期2回目の主役回。 ・エドワードとジェームスの友情を描いたエピソード。 ・エドワード、初めて赤い急行客車を牽引する。 ・冒頭の場面では、時間に遅れたエドワードが明らかに悪いのだが、事情を知らないトーマスとパーシーはエドワードの悪口を言うジェームスに腹を立てている*2。 ・ジェームス、パーシーと初めて会話する*3。 ・前回のトーマスに続いて、エドワードに皮肉を言うジェームス。 ・初めて、体調不良になるジェームスの機関士。 ・この話のトーマスとパーシーは終始笑っていない。 ・あの時のパーシーに続き、無人走行するジェームス。 ・エドワードが監督官を乗せて信号所に来る場面で、エドワードの眉毛が消えている*4。 ・掛川裕彦さんのエドワードの機関士の声はこの話で最後となる。 ・未公開シーンではティッドマス機関庫に入るシーンとトーマス・パーシーと言い合うシーンで何故か、ジェームスが笑顔になっているシーンが存在する。 ・またプロモーション用に撮影された写真の中に、急病にかかったジェームスの機関士がなぜがエドワードの機関室にいる写真が存在する。 ・この話のヘンリーとゴードンとパーシーは第1シーズン『トーマスのクリスマス・パーティー』、トーマスは前回に続いて終始走っていない。 ・この話のティッドマス機関庫はトーマスの後ろの扉とアーチ部分の間とジェームスのいる車庫とトーマスのいる車庫の間に隙間が出来ている。 ・原作ではこの話*5で、ケルスソープ駅が初登場する。 ・この回で学べる事は「綴れを着ても心は錦」と言う事。 |
台詞 | ・ナレーター「ある日、ジェームスは乗換駅でエドワードに待たされて苛々していた。」 ・ジェームス「また遅れてるぞ!」 ・ナレーター「ところが、エドワードはただ笑うだけだった。ジェームスはぷりぷりして出て行った。ジェームスは仕事を終えると操車場に行き、転車台の上に乗った、彼はまだ機嫌が悪かった。」 ・ジェームス「エドワードは駄目な奴だ!」 ・ナレーター「彼は皆にブツブツ言った。」 ・ジェームス「古い鉄屑みたいにガチャガチャうるさいし、鈍間で人を待たせてばっかりいる!」 ・ナレーター「トーマスとパーシーは腹を立てた。」 ・パーシー「鉄屑!?鈍間!?どうしてさ!!」 ・トーマス「競争したら、エドワードは君に勝つさ!!」 ・ジェームス「本当かい!?そりゃ是非見たいもんだな!!」 ・ナレーター「次の朝、ジェームスの機関士が急病に掛かった。運転はとても無理だったので、助手は連結を外し、ジェームスを引き込み線に退けた。ジェームスは苛々した。その時、突然信号手が叫んだ。何と、ジェームスが1人でシュッシュと走り出してしまった。信号手は構内の信号を全部停まれにし、助手に説明した。」 ・信号手「男の子が2人、ジェームスの操縦装置を弄ったんだ!」(初台詞) ・ジェームスの機関助手「えぇー?」(初台詞) ・信号手「その後、2人はジェームスが走り出した途端、転げ落ちてしまったがね…」 ・ナレーター「電話だ、信号手が出た。」 ・信号手「はいはい…。あっ、彼なら居ます!…ええ、伝えて置きます!…監督官がすぐ来るそうだ。『連結用の棒とワイヤーロープを用意しておく様に』って。」 ・ジェームスの機関助手「何するんだ…?」(緑川光さんのジェームスの機関助手の最後の台詞) ・信号手「さぁ、分からん…。だが、急いで用意した方が良いぜ!」 ・ナレーター「エドワードが監督官を乗せてやって来た、助手は連結帽とワイヤーロープを用意して待っていた、監督官が機関助手に言った。」 ・鉄道制服の監督官「よし!さあ、君も乗りたまえ!」(初台詞) ・エドワード「よーし!ジェームスを捕まえてやるぞ!」 ・ナレーター「エドワードは意気込んだ、一方、駅の構内を出たジェームスは良い気になって走り続けている。」 ・ジェームス「ははははは!これはお面白い!全く愉快だ!」 ・ナレーター「ジェームスのスピードが突然速くなって来た。その時、初めて彼の運転室に機関士が居ない事に気づいた。」 ・ジェームス「うわぁぁぁぁぁどうしよう!!止めてくれぇぇぇぇぇ助けてくれぇぇぇぇぇ!!」 ・エドワード「今行くよー!!」 ・ナレーター「エドワードが叫んだ。エドワードは息を切らしながら必死に走り続けた。そして、遂にジェームスに追いついた。」 ・エドワードの機関士「落ち着け!エドワード!」(掛川裕彦さんのエドワードの機関士の最後の台詞) ・ナレーター「エドワードの機関士が声を掛ける。監督官は棒につけたロープの輪を持ち、エドワードの前に立って構えた。その輪をジェームスの緩衝器に引っ掛けようと言う訳だ。機関車は揺れ動き、右へ左へ傾く。だが、遂に…。」 ・鉄道制服の監督官「捕まえたぞ!」 ・ナレーター「監督官が叫び、ロープの輪をきつく締めた。エドワードの機関士は少しずつブレーキを掛けてスピード落とした。そして機関助手がジェームスに乗り移り、ブレーキハンドルを握った。」 ・エドワード「結局、おんぼろの僕が…君を捕まえた訳だね。」 ・ナレーター「エドワードが息を弾ませながら言った。」 ・ジェームス「うん、ごめんな…。助けてくれて有り難う、君は素晴らしい機関車だよ!」 ・エドワード「とんでも無い…。」 ・ナレーター「2台の機関車が並んで、駅に入ると、トップハム・ハット卿が待っていた。」 ・トップハム・ハット卿「皆よくやった。ジェームス、君は一休みして、列車を連れて来たまえ。エドワード…儂は君を誇りに思うぞ!工場に行って擦り減った所を直して貰うが良い。」 ・エドワード「有り難う御座います…。これでもう、ガチャガチャ言わなくなりますね!」 |
原作との相違点 | ・原作では子供達はその後警察に補導され、父親にお尻を叩かれた上、許しが出る迄列車を見に行く事が出来なかったと記述が有るが、TV版ではカットされた。 ・監督官の服が原作(作業着)とTV版(制服)とで違う。 ・無人走行したジェームスを追跡している最中のエドワードは、原作では余裕の表情だったが、TV版では疲労困憊でやつれていた*6。 ・ジェームスが無人走行した場所は、原作ではマロン操車場だったが、TV版ではナップフォード操車場である。 ・原作では修理から戻って来たエドワードをジェームスを始め他の機関車達が歓喜の汽笛を鳴らす場面が存在する。 ・原作では次の巻でエドワードが修理工場へ行く途中でスカーロイと出会う場面が存在する。 |
英国版CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国版CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・エドワード:高戸靖広 ・ジェームス:森功至 ・パーシー:中島千里 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ジェームスの機関助手:緑川光 ・エドワードの機関士:掛川裕彦 ・信号手:塩屋浩三 ・鉄道制服の監督官:小林俊夫 |
シリーズ前回 | いのちびろいしたトレバー |
シリーズ次回 | トーマスのあたらしいともだち |
原作前回 | たすかったトレバー |
原作次回 | スカーロイのおもいで |
参照画像 | ・参照はおんぼろエドワード/画像 |