おそろしいようかい

Last-modified: 2019-02-09 (土) 20:44:32

「えっ、本当かい?マッコールさんに伝えるよ。動物が逃げたす前に早く修理しないと。」
おそろしいようかい

日本版タイトルおそろしいようかい
英語版タイトルThree Steam Engines Gruff
脚本アンドリュー・ブレナー
放送日・2016年12月4日(日本)
・2017年7月25日(英国)
・2017年10月10日(ドイツ)
・2017年10月16日(カナダ)
・2018年1月21日(ハンガリー)
・2018年1月27日(ニュージーランド)
・2018年2月20日(オーストラリア)
・2018年4月16日(米国)
話数476
この話の主役トーマスパーシートビー
登場キャラクターAトーマスエドワードヘンリーゴードンジェームスパーシートビーエミリーアニークララベルヘンリエッタトレバー
登場キャラクターB無し
登場キャラクターC無し
(英国版のみ:エミリー
登場キャラクターD無し
登場人物A白髭の老男性
登場人物Bジェム・コール(日本語版では「運転手」)、マッコールさん
登場人物Cトーマスの機関士トーマスの機関助手パーシーの機関士パーシーの機関助手山高帽を被った黒人男性大きな帽子を被った女性トップハム・ハット卿のお母さんの友人アノファ採石場の作業員
(CGミスにより、トビーの機関士機関助手が登場しない。)
登場人物D無し
登場スポットドライオー駅
ティッドマス機関庫
水車の橋
ファークァー駅
マッコールさんの農場
アノファ採石場(言及のみ)
あらすじ・ある秋の日、マッコールさんの農場の柵が壊れた。その夜、郵便配達をしていたパーシーは、橋を渡った時に下から気味の悪い音が聞こえて来た為、慌てて逃げ出してしまう。次の日、同じ音を聞いたトーマスの話を聞いて、パーシートビーは3匹の山羊の昔話に出てくる妖怪が橋の下に居ると思い恐がるが…。
メモトーマスパーシートビーのトリプル主役回*1
・英語版のタイトルはノルウェーの童話「3びきのやぎのがらがらどん(The Three Billy Goats Gruff)」を捩った物であり、作中でパーシーがその話をする。
・英国より先に日本が先行放送する。
エドワードエミリー白髭の老男性の台詞は笑い声のみ*2
トレバー第9シーズンヘンリーとはたのぼう』以来久々に喋る。
・貸し出されていたのか、マッコールさんの農場に居るトレバー
トーマス第2シーズントーマスのあたらしいともだち』以来久々にトレバーと会話する。
・牛の鳴き声で驚くトーマスパーシートビー
・3重連で水車の橋を渡るトーマスパーシートビー
パーシー郵便貨車を牽引したまま、ティッドマス機関庫に突っ込む。*3*4
・落ちて来た落ち葉で目を隠されるヘンリー
トーマスが幽霊に驚かされるのは、今回で4となる。
第17シーズンスクラフのだいへんしん」以来、ヘンリーゴードンジェームスの3トリオが一緒に活動する*5
あの時ヘンリーゴードンに続いてを怖がるトーマストビーパーシーだが、当時の事を考えればヘンリーゴードンは他人の事を笑えないはずである。
・今回はアニーの名前が無くなっていたり、トビーの機関室に機関士機関助手が乗ってない等CGミスが多い。
ジェム・コール、英米版のみ、名前を呼ばれるのは第7シーズンピーター・サムとティールーム』以来となる。
トーマスのジョークが英語版では「Amoozing(Amazingと牛の声(Moo)からの造語)」だったが、日本語版では「牛だけに、もう恐怖で心はギュウギュウ(牛々)だった」に変更されていた。
・水車の橋の線路が初めて映し出されたが、何故か複線ではなく単線になっている。
・結局、妖怪は存在しなかった。
・他の機関車のカメオ出演がない*6
・今までナレーターが駄洒落を言う事が多かったが、キャラクターが駄洒落を言うのは初めてである。
酒巻光宏さん今回2役担当。
台詞ナレーター「段々と寒さが増してきて、ソドー島では枯れ葉が次々と落ちる季節を迎えてきた。トーマスアニークララベルを連れて働いていると、トビーヘンリエッタがやって来た。」
トビー「やぁ、トーマス。」
トーマス「やあ、トビー。」
トビー「葉っぱが落ちた木って、何だか薄気味悪いと思わない?」
ヘンリエッタ「もう、トビーったら。何でもかんでも薄気味悪いって言うんだからー。」
トビー「でもほんとなんだ。時々、木の枝が大きな手に見えるんだよ。貨車や僕をオモチャみたいに掴もうとする大きな手にね…」
トーマス/白髭の老男性「ハハハッ!」
トーマス「トビーの想像力っていっつも凄いよね。木はどう見ても木だ。」
トビー「うん…でも…。」
ナレーター「暫く走った所で、トーマスは農場の柵が壊れている事に気付いた。」
トーマス「大変だ!」
クララベル「気を付けて、トーマス。逃げた動物が線路に居るかも!」
ナレーター「線路に動物がいなかったが、畑で仕事をしている蒸気牽引車のトレバーがいた。」
トレバー「あっ、こんにちは。トーマス!」
トーマス「やあ、トレバー!線路脇の柵が壊れてたよ。」
トレバー「えっ、本当かい?マッコールさんに伝えるよ。動物が逃げたす前に早く修理しないと。」
ナレーター「その夜、機関庫でトーマスパーシーに壊れた柵の話をした。」
パーシー「えー、何だか薄気味が悪いねぇー。」
トーマス「フフッ…、パーシーまでやめてよ。トビーは葉っぱの木が薄気味悪いって言うしさ。」
パーシー「でもよく考えてよう、トーマス。誰が策を壊すの?ひょっとして、何かが壊したかも!よく分からない何かが!」
ジェームス「なっ!」
ヘンリー「わっ!ギャーーーッ!!!!」
トーマス「フフフフッ…、きっと、動物が壊したんだよ。もう寝よう、パーシー。」
ゴードン「全くその通りだ。さっさと寝ちまえって!」
パーシー「僕はまだ寝られないよ!これから郵便配達が有るんだ…!」
ナレーターパーシーはすっかりビクビクしていた。でも他の皆は何も怖がる必要ないと思っていた。」
パーシー「おーい、誰がいるの。」
・謎の鳴き声「モゥー!!」
パーシー「うわぁー!!」
ゴードン「グゥー…。」
パーシー「うわぁー…!!」
ゴードン「えっ!」
パーシー「うわぁー!!」
ヘンリー「うわっ!誰か!助けてぇぇぇぇーーーー!!!!!!!」
ゴードン「おい!一体何をやってんだ、パーシー!真夜中に猛スピードで走って来て、ヘンリーにぶつかったりして!」
パーシー「ご、ごめん…でも、トーマスの支線で凄く薄気味悪い音が聞こえたんだもん!」
ゴードン「ハァー、勘弁してくれそんな話、もううんざりだ!さっさと仕事に戻って、いい加減俺達をゆっくり寝かせてくれ!」
ナレーター「次の日、ソドー島は良く晴れていた。」
パーシー「それでね、水車小屋の横の橋を渡っていたら、変な呻き声が聞こえたんだ。うぅ~…!!って。今まで聞いた事が無い音だったんだよ、本当に薄気味悪かったんだから!」
トーマス「まあ、今は御昼だし、こんな良いお天気だから、その変な声の生き物はいなくなってる筈だよ。」
トビー「だといいけど。これから石切り場へ行くのに、その橋を渡らなきゃいけないんだ。」
パーシー「僕もそこをまた渡らなきゃいけない!」
トーマス「僕もだよ、みんなその橋を渡らなきゃいけないんだ。でも何も心配する必要ないよ。フフフフッ…!」
ナレータートーマスは何も心配もせずアニークララベルと一緒に支線を走っていた。」
トレバー「はっはっは!こんにちわ、トーマス。」
ナレーター「そして、水車小屋の横の橋までやって来た。」
アニー「何かあったの、トーマス?」
クララベル「どうしてゆっくりになったの?線路に動物でもいた?」
トーマス「うーうん、実は…その…昨日パーシーがここを渡る時に、薄気味悪い音を聞いたんだって、きっと気の所為だと思うけど…(唸り声)うわぁー!!」
アニークララベル「うわぁー!!」
トビー「聞こえたのかい?トーマス!?」
アニー「それってつまり、恐ろしい呻き声の事よね、うぅーっていう!」
クララベル「橋の下からの!」
パーシー妖怪が居るんだ!」
トーマス妖怪?」
パーシー「橋の下に住んでいるんだ。昔話の中にも出て来るでしょ。」
トビー「確かにそうだ。お腹を空かせた、恐ろしい妖怪が、橋の下に居て、3匹の山羊達は、怖くて橋を渡れないんだ。まず一番小さい山羊が、無事に橋を渡る。後から来る山羊を食べるよう、妖怪に言ってね。」
トビー「僕が最初に渡るーーー!」
パーシー「僕2番目だー!」
ヘンリエッタ「落ち着いてよ、トビー。何をそんなに急いでいるの?」
パーシー「早く行ってよ、トビー!」
トーマス「いつまでも待ってられないよー!」
アニー「今度は何も聞こえないけど?」
クララベル妖怪はもういなくなったんじゃない?うわぁー!!」
ヘンリエッタ「きっと何も心配する様な事は無いわ。何か居たとしてもきっと何処かに…うっうわぁー!!」
トビー「僕の事、食べないで!食べないでー!」
パーシー「まだいるよ!僕の事食べないで!食べないでー!」
パーシートーマスが1番勇敢にならなきゃ、3番目が妖怪をやっつけるんだから!」
トーマス「それってどう言う事?パーシー!?」
パーシー「昔話では3番目の山羊さんが妖怪をやっつけるんだよ!君が3番目だ!!!」
トーマス「ハッ!ウッ…。」
パーシー「あーっ!トーマスー!妖怪は、お腹ペコペコだからねぇーーっ!」
アニー「フーン。ねぇ、クララベル。あれは妖怪の声じゃない気がするんだけど。」
クララベル「確かに貴方の言う通りね、あの声は如何聞いても…だわ。」
トーマスだって?」
パーシー/トビーだって?」
「モゥー」
トーマス「アッハハハハハッ…!!」
ナレーターマッコールさんの農場が、壊れた柵から逃げ出し、泥から嵌って動けなくなっていたのだ。運転士と一緒に牽引車のトレバーがやって来て、動けなくなったを漸くウインチで引き上げた。トーマスは、怯えて疲れきったを農場まで運んであげた。」
ナレーター「その日の夜、トーマスパーシートビーは昼間の出来事を機関庫の皆に話した。」
ジェームスだってぇ?はっはっ!君達、何で怖がってたの?」
トビー「笑い事じゃないんだってば。」
トーマス「別に笑われていいさ。でも、マッコールさんは物凄く喜んでくれたんだ。」
ゴードンを妖怪と間違えるなんて、全く呆れた話だなぁー!」
・機関車達「ハハハッ…!」
パーシー「そんなに笑わないでよ、本当に怖かったんだから。」
トーマスだけに、もう恐怖で心はギュウギュウだったぁ~」
・機関車達「ハハハッ…!!」
英国版CVナレーターマーク・モラガン
トーマスジョン・ハスラー
エドワード/ヘンリー/ゴードン/ジェームス/白髭の老男性キース・ウィッカム
パーシー/トレバーナイジェル・ピルキントン
トビーロブ・ラックストロー
アニークララベルテレサ・ギャラガー
ヘンリエッタマギー・オルレンショー
米国版CVナレーターマーク・モラガン
トーマスジョセフ・メイ
エドワード/トビーウィリアム・ホープ
ヘンリー/ゴードンケリー・シェイル
ジェームスロブ・ラックストロー
パーシー/トレバークリストファー・ラグランド
アニークララベルテレサ・ギャラガー
ヘンリエッタマギー・オルレンショー
白髭の老男性キース・ウィッカム
日本版CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
エドワード佐々木望
ヘンリー金丸淳一
ゴードン三宅健太
ジェームス江原正士
パーシー神代知衣
トビー坪井智浩
エミリー山崎依里奈
アニークララベル吉岡さくら
ヘンリエッタ根本圭子
トレバー/白髭の老男性酒巻光宏
シリーズ前回ジュディとジェロームのぼうけん
シリーズ次回(英語)みらいのきかんしゃシリーズ次回(日本)デイジーとアニーとクララベル

*1 同じファークァー線の機関車達が主役のお話でもある。
*2 英国版ではエミリーの笑い声は聞こえない。
*3 この演出は長編第9作以来である。
*4 前回はパーシー自身が寝る場所へ突っ込んだが、今回はヘンリーに衝突する。
*5 そして、第22シーズンヘンリーティッドマス機関庫から独立する為、3トリオを組むのは、この話で最後になる。
*6 日本版のみ。