「えっ、本当かい?マッコールさんに伝えるよ。動物が逃げたす前に早く修理しないと。」
日本版タイトル | おそろしいようかい | ||
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英語版タイトル | Three Steam Engines Gruff | ||
脚本 | アンドリュー・ブレナー | ||
放送日 | ・2016年12月4日(日本) ・2017年7月25日(英国) ・2017年10月10日(ドイツ) ・2017年10月16日(カナダ) ・2018年1月21日(ハンガリー) ・2018年1月27日(ニュージーランド) ・2018年2月20日(オーストラリア) ・2018年4月16日(米国) | ||
話数 | 476 | ||
この話の主役 | トーマス、パーシー、トビー | ||
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、パーシー、トビー、エミリー、アニーとクララベル、ヘンリエッタ、トレバー | ||
登場キャラクターB | 無し | ||
登場キャラクターC | 無し (英国版のみ:エミリー) | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | 白髭の老男性 | ||
登場人物B | ジェム・コール(日本語版では「運転手」)、マッコールさん | ||
登場人物C | トーマスの機関士、トーマスの機関助手、パーシーの機関士、パーシーの機関助手、山高帽を被った黒人男性、大きな帽子を被った女性、トップハム・ハット卿のお母さんの友人、アノファ採石場の作業員 (CGミスにより、トビーの機関士・機関助手が登場しない。) | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ドライオー駅 ・ティッドマス機関庫 ・水車の橋 ・ファークァー駅 ・マッコールさんの農場 ・アノファ採石場(言及のみ) | ||
あらすじ | ・ある秋の日、マッコールさんの農場の柵が壊れた。その夜、郵便配達をしていたパーシーは、橋を渡った時に下から気味の悪い音が聞こえて来た為、慌てて逃げ出してしまう。次の日、同じ音を聞いたトーマスの話を聞いて、パーシーとトビーは3匹の山羊の昔話に出てくる妖怪が橋の下に居ると思い恐がるが…。 | ||
メモ | ・トーマスとパーシーとトビーのトリプル主役回*1。 ・英語版のタイトルはノルウェーの童話「3びきのやぎのがらがらどん(The Three Billy Goats Gruff)」を捩った物であり、作中でパーシーがその話をする。 ・英国より先に日本が先行放送する。 ・エドワードとエミリーと白髭の老男性の台詞は笑い声のみ*2。 ・トレバー、第9シーズン『ヘンリーとはたのぼう』以来久々に喋る。 ・貸し出されていたのか、マッコールさんの農場に居るトレバー。 ・トーマス、第2シーズン『トーマスのあたらしいともだち』以来久々にトレバーと会話する。 ・牛の鳴き声で驚くトーマスとパーシーとトビー。 ・3重連で水車の橋を渡るトーマスとパーシーとトビー。 ・パーシー、郵便貨車を牽引したまま、ティッドマス機関庫に突っ込む。*3*4。 ・落ちて来た落ち葉で目を隠されるヘンリー。 ・トーマスが幽霊に驚かされるのは、今回で4回目となる。 ・第17シーズン「スクラフのだいへんしん」以来、ヘンリー、ゴードン、ジェームスの3トリオが一緒に活動する*5。 ・あの時のヘンリーとゴードンに続いて牛を怖がるトーマスとトビーとパーシーだが、当時の事を考えればヘンリーとゴードンは他人の事を笑えないはずである。 ・今回はアニーの名前が無くなっていたり、トビーの機関室に機関士と機関助手が乗ってない等CGミスが多い。 ・ジェム・コール、英米版のみ、名前を呼ばれるのは第7シーズン『ピーター・サムとティールーム』以来となる。 ・トーマスのジョークが英語版では「Amoozing(Amazingと牛の声(Moo)からの造語)」だったが、日本語版では「牛だけに、もう恐怖で心はギュウギュウ(牛々)だった」に変更されていた。 ・水車の橋の線路が初めて映し出されたが、何故か複線ではなく単線になっている。 ・結局、妖怪は存在しなかった。 ・他の機関車のカメオ出演がない*6。 ・今までナレーターが駄洒落を言う事が多かったが、キャラクターが駄洒落を言うのは初めてである。 ・酒巻光宏さん今回2役担当。 | ||
台詞 | ・ナレーター「段々と寒さが増してきて、ソドー島では枯れ葉が次々と落ちる季節を迎えてきた。トーマスがアニーとクララベルを連れて働いていると、トビーとヘンリエッタがやって来た。」 ・トビー「やぁ、トーマス。」 ・トーマス「やあ、トビー。」 ・トビー「葉っぱが落ちた木って、何だか薄気味悪いと思わない?」 ・ヘンリエッタ「もう、トビーったら。何でもかんでも薄気味悪いって言うんだからー。」 ・トビー「でもほんとなんだ。時々、木の枝が大きな手に見えるんだよ。貨車や僕をオモチャみたいに掴もうとする大きな手にね…」 ・トーマス/白髭の老男性「ハハハッ!」 ・トーマス「トビーの想像力っていっつも凄いよね。木はどう見ても木だ。」 ・トビー「うん…でも…。」 ・ナレーター「暫く走った所で、トーマスは農場の柵が壊れている事に気付いた。」 ・トーマス「大変だ!」 ・クララベル「気を付けて、トーマス。逃げた動物が線路に居るかも!」 ・ナレーター「線路に動物がいなかったが、畑で仕事をしている蒸気牽引車のトレバーがいた。」 ・トレバー「あっ、こんにちは。トーマス!」 ・トーマス「やあ、トレバー!線路脇の柵が壊れてたよ。」 ・トレバー「えっ、本当かい?マッコールさんに伝えるよ。動物が逃げたす前に早く修理しないと。」 ・ナレーター「その夜、機関庫でトーマスはパーシーに壊れた柵の話をした。」 ・パーシー「えー、何だか薄気味が悪いねぇー。」 ・トーマス「フフッ…、パーシーまでやめてよ。トビーは葉っぱの木が薄気味悪いって言うしさ。」 ・パーシー「でもよく考えてよう、トーマス。誰が策を壊すの?ひょっとして、何かが壊したかも!よく分からない何かが!」 ・ジェームス「なっ!」 ・ヘンリー「わっ!ギャーーーッ!!!!」 ・トーマス「フフフフッ…、きっと、動物が壊したんだよ。もう寝よう、パーシー。」 ・ゴードン「全くその通りだ。さっさと寝ちまえって!」 ・パーシー「僕はまだ寝られないよ!これから郵便配達が有るんだ…!」 ・ナレーター「パーシーはすっかりビクビクしていた。でも他の皆は何も怖がる必要ないと思っていた。」 ・パーシー「おーい、誰がいるの。」 ・謎の鳴き声「モゥー!!」 ・パーシー「うわぁー!!」 ・ゴードン「グゥー…。」 ・パーシー「うわぁー…!!」 ・ゴードン「えっ!」 ・パーシー「うわぁー!!」 ・ヘンリー「うわっ!誰か!助けてぇぇぇぇーーーー!!!!!!!」 ・ゴードン「おい!一体何をやってんだ、パーシー!真夜中に猛スピードで走って来て、ヘンリーにぶつかったりして!」 ・パーシー「ご、ごめん…でも、トーマスの支線で凄く薄気味悪い音が聞こえたんだもん!」 ・ゴードン「ハァー、勘弁してくれそんな話、もううんざりだ!さっさと仕事に戻って、いい加減俺達をゆっくり寝かせてくれ!」 ・ナレーター「次の日、ソドー島は良く晴れていた。」 ・パーシー「それでね、水車小屋の横の橋を渡っていたら、変な呻き声が聞こえたんだ。うぅ~…!!って。今まで聞いた事が無い音だったんだよ、本当に薄気味悪かったんだから!」 ・トーマス「まあ、今は御昼だし、こんな良いお天気だから、その変な声の生き物はいなくなってる筈だよ。」 ・トビー「だといいけど。これから石切り場へ行くのに、その橋を渡らなきゃいけないんだ。」 ・パーシー「僕もそこをまた渡らなきゃいけない!」 ・トーマス「僕もだよ、みんなその橋を渡らなきゃいけないんだ。でも何も心配する必要ないよ。フフフフッ…!」 ・ナレーター「トーマスは何も心配もせずアニーとクララベルと一緒に支線を走っていた。」 ・トレバー「はっはっは!こんにちわ、トーマス。」 ・ナレーター「そして、水車小屋の横の橋までやって来た。」 ・アニー「何かあったの、トーマス?」 ・クララベル「どうしてゆっくりになったの?線路に動物でもいた?」 ・トーマス「うーうん、実は…その…昨日パーシーがここを渡る時に、薄気味悪い音を聞いたんだって、きっと気の所為だと思うけど…(唸り声)うわぁー!!」 ・アニーとクララベル「うわぁー!!」 ・トビー「聞こえたのかい?トーマス!?」 ・アニー「それってつまり、恐ろしい呻き声の事よね、うぅーっていう!」 ・クララベル「橋の下からの!」 ・パーシー「妖怪が居るんだ!」 ・トーマス「妖怪?」 ・パーシー「橋の下に住んでいるんだ。昔話の中にも出て来るでしょ。」 ・トビー「確かにそうだ。お腹を空かせた、恐ろしい妖怪が、橋の下に居て、3匹の山羊達は、怖くて橋を渡れないんだ。まず一番小さい山羊が、無事に橋を渡る。後から来る山羊を食べるよう、妖怪に言ってね。」 ・トビー「僕が最初に渡るーーー!」 ・パーシー「僕2番目だー!」 ・ヘンリエッタ「落ち着いてよ、トビー。何をそんなに急いでいるの?」 ・パーシー「早く行ってよ、トビー!」 ・トーマス「いつまでも待ってられないよー!」 ・アニー「今度は何も聞こえないけど?」 ・クララベル「妖怪はもういなくなったんじゃない?うわぁー!!」 ・ヘンリエッタ「きっと何も心配する様な事は無いわ。何か居たとしてもきっと何処かに…うっうわぁー!!」 ・トビー「僕の事、食べないで!食べないでー!」 ・パーシー「まだいるよ!僕の事食べないで!食べないでー!」 ・パーシー「トーマスが1番勇敢にならなきゃ、3番目が妖怪をやっつけるんだから!」 ・トーマス「それってどう言う事?パーシー!?」 ・パーシー「昔話では3番目の山羊さんが妖怪をやっつけるんだよ!君が3番目だ!!!」 ・トーマス「ハッ!ウッ…。」 ・パーシー「あーっ!トーマスー!妖怪は、お腹ペコペコだからねぇーーっ!」 ・アニー「フーン。ねぇ、クララベル。あれは妖怪の声じゃない気がするんだけど。」 ・クララベル「確かに貴方の言う通りね、あの声は如何聞いても…牛だわ。」 ・トーマス「牛だって?」 ・パーシー/トビー「牛だって?」 ・牛「モゥー」 ・トーマス「アッハハハハハッ…!!」 ・ナレーター「マッコールさんの農場の牛が、壊れた柵から逃げ出し、泥から嵌って動けなくなっていたのだ。運転士と一緒に牽引車のトレバーがやって来て、動けなくなった牛を漸くウインチで引き上げた。トーマスは、怯えて疲れきった牛を農場まで運んであげた。」 ・ナレーター「その日の夜、トーマスとパーシーとトビーは昼間の出来事を機関庫の皆に話した。」 ・ジェームス「牛だってぇ?はっはっ!君達、牛何で怖がってたの?」 ・トビー「笑い事じゃないんだってば。」 ・トーマス「別に笑われていいさ。でも、マッコールさんは物凄く喜んでくれたんだ。」 ・ゴードン「牛を妖怪と間違えるなんて、全く呆れた話だなぁー!」 ・機関車達「ハハハッ…!」 ・パーシー「そんなに笑わないでよ、本当に怖かったんだから。」 ・トーマス「牛だけに、もう恐怖で心はギュウギュウだったぁ~」 ・機関車達「ハハハッ…!!」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:ジョン・ハスラー ・エドワード/ヘンリー/ゴードン/ジェームス/白髭の老男性:キース・ウィッカム ・パーシー/トレバー:ナイジェル・ピルキントン ・トビー:ロブ・ラックストロー ・アニーとクララベル:テレサ・ギャラガー ・ヘンリエッタ:マギー・オルレンショー | ||
米国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:ジョセフ・メイ ・エドワード/トビー:ウィリアム・ホープ ・ヘンリー/ゴードン:ケリー・シェイル ・ジェームス:ロブ・ラックストロー ・パーシー/トレバー:クリストファー・ラグランド ・アニーとクララベル:テレサ・ギャラガー ・ヘンリエッタ:マギー・オルレンショー ・白髭の老男性:キース・ウィッカム | ||
日本版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・エドワード:佐々木望 ・ヘンリー:金丸淳一 ・ゴードン:三宅健太 ・ジェームス:江原正士 ・パーシー:神代知衣 ・トビー:坪井智浩 ・エミリー:山崎依里奈 ・アニーとクララベル:吉岡さくら ・ヘンリエッタ:根本圭子 ・トレバー/白髭の老男性:酒巻光宏 | ||
シリーズ前回 | ジュディとジェロームのぼうけん | ||
シリーズ次回(英語) | みらいのきかんしゃ | シリーズ次回(日本) | デイジーとアニーとクララベル |