焼肉

Last-modified: 2024-01-17 (水) 17:22:43
  1. 横浜ベイスターズを象徴する食べ物。
  2. 必要以上に松井秀喜(元巨人→MLB)を持ち上げていた記事や太鼓持ち記者のこと。
  3. 西村徳文元オリックス監督の蔑称。


1.の概要

当時暗黒期の真っ只中にいた横浜ベイスターズは2009年も開幕直後から相変わらず最下位を独走。5月にはテコ入れのために監督の大矢明彦が休養、田代富雄二軍監督が監督代行に就任したものの、チーム状況は一向に改善されなかった。
そんな中、6月に選手全員が集合しての焼肉決起集会が開かれ巻き返しを誓ったものの、効果は全く無く、51勝93敗で最下位*1となり、田代監督代行は再び二軍監督に戻された。

その後も選手のブログなどで度々焼肉決起集会が行われている事が触れられているため「ベイス=焼肉=低迷」のイメージ定着が発祥と思われる。
なんJではベイス系のネタスレでたびたび登場し、男村田が怒りにカルビを震わせるなどしている。

その後オーナーがDeNAへと代わり、どん底に喘いでいたチームはようやく上昇の兆しを見せ始めた*2が、その後も下記のように焼肉ネタには事欠かず、焼肉文化はすっかり定着しきっている模様。

例)

  • 主将だった筒香嘉智が若手を連れて焼肉決起集会に行く
  • 初めて覚えた日本語が「ヤキニク」の外国人助っ人選手が現れる
  • 2018年のドラフトで指名した勝又温史と高級焼肉店「叙々苑」で仮契約を行う*3
  • 2019年8月10日には初スタメンで2打席連続本塁打を放った新人の伊藤裕季也(現楽天)がヒーローインタビューで「好きな四字熟語は焼肉定食」と答える
  • 横浜スタジアムでバーベキューを楽しみながら試合観戦ができるようになる
  • 2020年オフに一軍監督へと就任した三浦大輔がチーム関係者100名以上に高級牛肉をプレゼントする
  • 2023年のリアル野球BANで侍ジャパンチームとして参戦した牧秀悟が好物を聞かれ、「焼き肉です」と答える
  • 来日したトレバー・バウアーとの対談今永昇太が「おすすめの日本のスポット」として焼肉を勧める
  • 山﨑康晃のプロデュースグルメとして叙々苑とコラボした焼肉弁当が発売される


2.の概要

プロの選手など著名人にはマスコミ嫌いの者は少なくないが、「マスコミの向こうにファンがいる」という思想もあり、王貞治長嶋茂雄を筆頭に丁寧な対応を心掛けている選手も多い。

長嶋の愛弟子たる松井秀喜もマスコミに大変融和的な選手であり、松井がオフに番記者を集めて草野球大会をしたり焼肉屋で新聞記者らの接待をしたりしていたとされ、後者の事実に由来し松井を信奉する報道関係者を「焼肉記者」、松井への太鼓持ち色の強い記事を「焼肉記事」などと呼ばれる。
松井が現役時代は「松井はイチローより尊い」と、引退後は「松井を巨人監督に!」と盛んに主張し松井の巨人監督就任を悲願としたが今なお実現していない*4


3.の概要

2020年シーズン開幕前、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大を受けてオリックス球団内でも外出禁止令が発令されていた。が、そのような状況下にありながら西村監督がチーム関係者と焼肉を食べに行ったことが報じられると、以前からの謎采配等でフラストレーションがたまっていたファンには瞬く間にこの蔑称が定着。またこの一件により西村監督は求心力を失い、同年8月のシーズン途中辞任の一因となったとされていた。

この件に関しては、デーブ大久保のYouTubeチャンネルにゲスト出演した際、本人が正式に否定している。


外部リンク


関連項目


*1 2年連続90敗。翌年も95敗でプロ野球史上初の3年連続90敗達成。
*2 2016年にはCS制度採用以降で12球団最後の進出を果たし、2017年にはCS制覇、日本シリーズへ進出した。
*3 これは球団に「契約後の会食で食べたいもの」を問われた勝又が「焼き肉」と答えたことで実現したもの。詳しくはこちら
*4 歴代の巨人軍監督はいずれも巨人一筋だった生え抜きのみが就任しており、(NPBでの在籍歴こそ巨人のみであるものの)MLB経験者故に純粋な生え抜きでない松井は監督に就任できないのでは、と考えられている。