横浜DeNAベイスターズ・中畑清監督が、2012年の秋季キャンプ入り前に宣言した言葉。
記事
DeNA中畑清監督が、あらためて地獄のキャンプを宣言した。今日6日から始まる秋季キャンプに向け、キャンプ地の奄美大島入り。歓迎セレモニーのあいさつでは「選手はここで死ぬでしょう。この地で死んで本当のスタートを切ります」。宿舎からの外出禁止、球場施設内での全面禁煙、移動中のゲーム禁止などを設け、野球漬けの2週間にする。仮に故障者が出た場合も、「壊れたら帰ってもらうだけ。痛い、かゆい言ったら終わり」。
DeNAが秋季キャンプ地の奄美大島入り。6日から6勤1休に加え「6禁」の地獄が待つ。
禁止されるのは(1)外出&外食(2)球場施設内での喫煙(3)ホテル以外でのゲーム(4)運転(5)釣り(6)自転車の二人乗り。モバゲーまで制約する徹底ぶりだ。
特守メニュー
この秋季キャンプでは練習が打撃投手(BP)だった組に夕方から特守を行っていたが、その特守のタイトルが
- サービス
- ボーナス
- プレゼント
- デザート
- 心からのお歳暮
- デニーからのささやかな贈り物
- 川村丈夫コーチからの挨拶代わりの特守!
- デニーからのクリスマスプレゼント
- トモリ倶楽部
- いらっしゃいませ、デニーズへようこそ!*3
- 最後の晩餐
と友利結投手コーチ(当時)ネタを多用しており、ネタが尽きた時にはFacebookから公募まで行っていた。
その参加者欄に「BP組+65」と、背番号65の国吉佑樹がほとんどの日に入っていたことから、国吉を主人公としたネタスレが立てられていた。
また、年が明けた2013年春季キャンプでも
- めんそーれ
- チバリヨ~
- 鬼はデニー、福もデニー
- バレンタインデニーキッス
とネタに走った特守を行っている。
テナガエビはここで死ぬでしょう
2013年の秋季キャンプでは、カニやエビの捕獲に熱意を燃やす入来祐作一軍用具担当(当時)*4が話題となった。秋季キャンプの球場設営のため、チームより1週間早く奄美大島入りした入来用具担当は、現地の情報を調査している内に、カニやエビがよく獲れる川の情報を聞きつけ、漁にハマってしまったとの事。元巨人の投手である彼の意外な近況と、子供のように漁に熱中する微笑ましい姿が、なんJ民の驚きと笑いを誘った。
今日は大量のエビを捕ったどぉ~! DeNAの入来祐作1軍用具担当(41)が、秋季キャンプ3日目の7日、テナガエビ19匹を捕まえた。
前日6日に巨大ガニを捕まえた球場近くの川で、専用網を使って捕獲。「簡単に取れるから、エビに仕掛けはいらないね」と、鼻高々だった。
しかし選手は死ななかったが、テナガエビは死んでしまった。
今日はショックやどぉ~! DeNAの入来祐作1軍用具担当(41)が、秋季キャンプ4日目の8日、朝から悔しがった。球場入りすると、前日7日に取った19匹のテナガエビが、バケツの中で全滅…。「全部ですよ…。多分酸欠ですね…」。ショックを隠せなかったが、すぐに気を取り直し、この日はテナガエビ16匹と、魚(種類不明)を4匹捕獲した。
(中略)
ちなみに、この日取ったテナガエビと魚を死なせないため、入れ物は巨大バケツに変更。本命として狙うウナギは、まだ捕獲できていない*5。
結果
練習量の少なさが弱さに繋がっている*6という指摘は以前からなんJ以外でも見られており、白井一幸(当時ベイスターズコーチ)、田代富雄(当時楽天一軍打撃コーチ)らに「他球団より現在のDeNAの方が練習している」というコメントを残させるほどの「地獄のキャンプ」に期待を持つファンも一定数いた。しかし暗黒時代のツケをすぐに覆すことは出来ず、Aクラス争いは出来るようになったが、Aクラス入りは4年後のアレックス・ラミレス政権までお預けとなった。