言葉通り、遠いものを小さく、近いものを大きく感じること。
なんJでは時折出てくる頭が非常に大きい選手の影響で、頻繁にこの感覚が狂っている。
概要
なんJ民の遠近感を狂わせた事の走りは「ゴジラ」こと松井秀喜である。松井はとにかく頭が大きく、特注サイズのヘルメットを着用していたなど日本、MLB時代共にそれに関する逸話に事欠かない。
松井の頭の大きさを物語る代表的な画像が、ニューヨーク・ヤンキース時代のこの写真。
一見するとチームメイトのデレク・ジーターが松井に話しかけている画像である。
が、松井の手元を注視してもらいたい。よく見るとバッティンググローブの甲の部分がジーターの右袖の後ろに隠れている事が確認できる。またジーターにはピントが合っているのに松井にはピントが合っていない。
すなわち松井はジーターの遥か後方におり、ジーターは松井の手前に居る別の人物に話しかけているのである。にも関わらず、手前にいるジーターと遥か後方にいる松井の頭が同じ大きさに見えることから、「手前に居る松井がジーターに話しかけられている」構図に見える錯覚が起きている。彼の頭がいかに大きいかがわかる一枚である。
この画像には遠近感を狂わされるなんJ民が続出。試合中のベンチ内を写しただけのありきたりの写真がトリックアートと化してしまった。
松井引退後
上に貼られた以外の画像でも数々のトリックアートを生み出してきた松井だったが、2012年シーズン限りで引退。その松井の後を継ぐように今度は丸佳浩がトリックアート職人として台頭することとなる。元から頭の大きさを前面に出してアピールしてきた丸だったが、一軍に定着したことによって写真を撮られる機会が増加。その中で他の選手と一緒に写真に映ることが多くなったことでなんJ民の遠近感を幾度と無く狂わせる画像を生み出すことになる。
画像左は内川聖一。
下は上の画像を丁寧なコラによって違和感を取り除いた画像。
丸以外では田中将大も度々遠近感を狂わせる画像を生み出している。
田中は画像中央。右は銀次。
また、田中の公式twitterには配偶者の里田まいと一緒に写った画像がアップされることがあり、里田が小顔であるため、さらに遠近感を狂わせるようなものが多い。
別パターン
また、投手と野手の極度な身長差によって遠近感が狂う画像もある。
例:ヤクルト・石川雅規(167cm)vs中日・モヤ(201cm)