逆フレーミング

Last-modified: 2025-10-08 (水) 20:58:45

2023年3月16日に行われた第5回ワールドベースボールクラシック準々決勝・日本vsイタリア戦で甲斐拓也が行ったストライクをボールにするフレーミングのこと。

概要

そもそもフレーミングとはストライクゾーンの際どい球をボールと判定させないためのキャッチング技術である。(詳しくはフレーミングの項を参照)
近年のMLBでは肩の強さや配球よりもいかに上手いキャッチングで判定を有利に出来るかが捕手の重要能力とされており、フレーミングが上手いキャッチャーが重宝されている。

イタリア戦のスタメン捕手である甲斐はこの試合だけでなく強化試合や1次ラウンドでもまずいキャッチングが散見されていた*1
この試合は初回から気迫の投球を続けていた大谷翔平が5回にドミニク・フレッチャーに2点タイムリーヒットを打たれ二死1,3塁で降板、一打同点の場面で伊藤大海がマウンドに上がった。
続くブレット・サリバンに投じた2球目は明らかなストライクと思われたが甲斐は捕球したミットをストライクゾーンからボールゾーンに動かしてしまい、判定もボールとなった。
その後の6球目でも同じようにストライクをボールにしており大事な国際試合でのお粗末な捕球はTwitter上でも揶揄された。

なお、甲斐のキャッチングに関する指摘はこの1試合のみを取り上げて行われていたものではなく、ホークスファンは以前から捕球のマズさを指摘していた。また、野球データの分析と提供を行うDELTA社は、「数値として分析可能な捕手の能力として最も重要な要素はフレーミングである」としているが、甲斐はフレーミングを評価要素に取り入れ始めた2018年を除くと、2019年から4年続けてこの評価が際立って低く、甲斐キャノンで有名な高い盗塁阻止率を誇る守備の名手という一般的な評価との間に大きなギャップが生じていた。

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レギュラーシーズン

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参考

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その後

フレーミング技術の専門家である緑川大陸氏のアドバイスなどで徐々にキャッチングが改善。
1年間でフレーミングの指標を-6.7から0.5と平均レベルに、2024年シーズンはMLBでスタンダードなミットを中心に大きく動かすキャッチングを採用し12球団トップの5.0と大きく成長した*2

【捕手部門】データで選ぶ守備のベストナイン “DELTA FIELDING AWARDS 2024”
【捕手部門】データで選ぶ守備のベストナイン “DELTA FIELDING AWARDS 2023”

逆に盗塁抑止の指標はここ数年で平均的な数字に終わっており捕手としての強みが真逆の印象となっている。

関連項目

Tag: ソフトバンク 国際試合 なんJ


*1 佐々木朗希の自己最速を更新する165キロの捕球ミス、リリーフ登板したダルビッシュ有の初球ストレートの捕球ミスなど。
*2 平均的な捕手を0として