アヴァロン浄化ミッション【あう"ぁろんじょうかみっしょん】
アヴァロン境界地で挑戦する事が出来るミッション。通称「浄化」。影ミッションに似た形式。
18/08/24の神の騎士団 Finale 2ndアップデートにより追加された。
神の騎士団Finaleでの更新を3分割したものなので、Finale 2ndでも間違いではない。
- アヴァロンゲートの封印が解けた事で、その奥地アヴァロンに住まうモンスターに
異質な神聖力が宿ってしまった。中でも強力なモンスターを倒すことで
異質な神聖力を浄化するというのがアヴァロン浄化ミッションの目的。まあ要はボスを倒すだけ。 - スカアハの海岸浄化とはまるっきり別物。
ザコの有無、ボスの有無、ミッション方式か否か、人数上限の存在…何から何まで別物。
ただスカアハの浄化はさほど人気がないため
単に「浄化」という表現をされたら、このアヴァロン浄化ミッションを指す事がほとんど。
目次
概要
- 1~8人のパーティーで挑めるミッション。3種類ある内容はいずれもボス単騎との戦いとなる。
共通の仕様として、どのボスも豊富な体力に加え頑強な保護を持ち、加えて大なり小なりギミックを有している。
攻撃力も高いが、これはアンカーラッシュを巧みに使えば避けられる行動が多い。
また、いずれも完全な非ダウン特性を有しており厄介。
そして現体力によって行動が変化するのも共通の仕様。
ボスを倒した時は、巨大ボスのように参加したプレイヤーの足元に報酬アイテムをドロップするのも大きな特徴。
この際、必ず1つのアイテムしかドロップしないようになっている。
報酬アイテムは共通の報酬が多いが、それぞれ固有のレア素材アイテム1つとレアなES1枚が存在する。
ESは特定のディヴァイン武器にのみ貼れる専用ESであった為、非常にレアだが専用ESが取引1回可能になるまでは
取引にかなり難儀した。基本的には該当する武器を持たない人が手に入れても困るだけの代物であった。- 保護の高さはブリューナクを60回ほど振れば完全に叩き割る事が可能。
勿論保護デバフを併用すればその回数を減らせる。
- 保護の高さはブリューナクを60回ほど振れば完全に叩き割る事が可能。
- 総評の項目で詳しく述べるが、現在では報酬アイテムが暴落し行く意味が薄いコンテンツとなってしまっている。
共通の報酬については後述。
ミッションの種類は以下の通り。固有の報酬についても記載する。
アヴァロン海岸浄化【アケロン】
相手であるアケロンはバカでかい亀。背中にはサンゴのようなものが生えている。
アルバン騎士団たちが関与する前からアヴァロンの深海に生息していた霊物であるそうだ。
異質な神聖力に侵されて以来、海岸に這い出てきたらしい。サンゴは深海に居るときに背中に生えたものだろう。
- 移動速度は基本鈍めで、遠距離技もあまり持たないが
体力が8割を切ると回復しようとしてくるギミック「ウォーターリカバリー」が厄介…な筈だった。- ウォーターリカバリーはアケロンのスキル。発動までに要する時間が長く、5秒ほどかかる。
これを発動しようとする場合、アケロンの付近に4つの小さな円が現れる。
この円の中にプレイヤーが入ると、少し後で罠が作動する。
アケロンがその円の中に入る様にして罠を作動させるとウォーターリカバリーが解除される、という仕組み。- ウォーターリカバリーは体力を2割回復するスキル。
たかだか2割と侮るなかれ、浄化で登場する非常に堅牢なボスの2割はかなり手ごわい。
しかもこの回復スキル、8割を切ると定期的にやってくるため
よほどの火力がなければ、阻止はほぼ必須事項となる。
- ウォーターリカバリーは体力を2割回復するスキル。
- …だったのだが。裏技的なやり方で
このウォーターリカバリーをキャンセルさせ、しかも再度ウォーターリカバリーさせる
というハメが流布されてからは、そちらのやり方が主流となった。
しかも実装後早めに広まったにも関わらず、ずっと修正されていない。仕様と見て良いだろう。手順は少し複雑。具体的には、アケロンがウォーターリカバリーを使おうとしている事を示す
雲のアイコンが見えたら、冥帝のワイバーンが持つスキル「デビルクライ」を当て
そして冥帝のワイバーンを解除する。これだけでウォーターリカバリを中止し、再度使用を試みる。
こちらも同じように再びワイバーンのデビルクライを当てて解除する…これを繰り返せば
何回でもウォーターリカバリーを中止させられる。この間、アケロンは無防備なので殴り放題。- この手順をずっと続けるためには召喚時間の関係上、冥帝のワイバーンの数が必須。
慣れれば10体もいれば事足りるが、最速で当て続けていると10体では足りなくなるので
デビルクライを当てた後少し間を置くことが大事。 - この際ペットのデビルクライはショートカットにいれておきたい。
予め、アップデートにより使えるようになった
「ペット用ショートカットスロット」に登録しておくと良いだろう。*1
この場合アケロンの足止めをするワイバーン全てに登録する必要がある事に注意。 - また、ワイバーンが全て呼び出せなくなった際でも、代用として
プレイヤー自身がセレスティアルスパイクをアケロンに使った後、危機脱出スキルを使うことで
アケロンがデビルクライを撃たれた後召喚解除された時と同じ挙動をさせる事が可能。 - デビルクライ用のペットAIもあり、それを使えば対象指定をやってくれるのでちょっと便利。
- このハメ技をずっと行い続ける場合、ちょっと複雑な手順であるためやっている本人は
平行して他の行動を取ろうにも基本的に単調な事しか出来ない。
パーティーであれば、この場合に勧められる行動は以下の通り。- ファイナルヒットまたはフレンジー、あるいはファイナルストライクする(クリックのみで済む。)
- ブリューナクで保護を削る(ファイナルヒットも併用可能)
- 戦場の雄叫びを演奏する
- 諦めて通常攻撃を振り回す
- 他の事はなにもせず、ワイバーンの操作に集中する。
- 基本的にはワイバーン役は一人いれば大丈夫。ただ他のPTメンバーにも注意点がある。
この技はAIの性質を利用したものであるため、AIリセットがかかる行動は厳禁。
具体的にはウィンドミルや、妖精ディナシーの呼び出しがこれに当たる。
また、アケロンはウォーターリカバリーの使用中、相手に近づこうとする性質がある為
ワイバーンで足止めする人の近くを離れてはならない。離れられすぎると失敗の原因となる。 - 現在のマビノギではアケロンはこのハメで倒す事が主流となっている。
ティアガと討伐時間があまり変わらないため、固有レア素材の価格はティアガと殆ど変わらない。
ただ足止めワイバーン役はともかく、他のメンバーがいる場合は
ライフを8割以下にしてからはタコ殴りにするだけなので飽きを感じさせる面はあるかもしれない。
- この手順をずっと続けるためには召喚時間の関係上、冥帝のワイバーンの数が必須。
- ウォーターリカバリーはアケロンのスキル。発動までに要する時間が長く、5秒ほどかかる。
- ウォーターリカバリー以外の行動も色々ある。
- 水ブレス
使用中アケロンが無敵になる。動作がとてもゆったりしており、真正面に立っていても
正面から通り抜けることで回避することが可能。 - 突進
のしのしと突進する。正面にいると多段ヒットしてしまい、避けづらいこともありなかなかの脅威。
しかもライフの25%の割合ダメージなので、育てていても油断出来ない。 - ジャンププレス→甲羅に少し籠る
垂直にジャンプして、ドシーンと着地。着地時少しの間甲羅に籠っている。
着地時に真下にいると押し潰されてしまうが、その範囲は直前まで近接攻撃をしてても当たらないほど狭い。
ジャンプしたのが見え次第、軽ーく距離を取ればもう安心。
ちなみに甲羅に籠っている間にアケロンが討伐されると、報酬が出ないバグがある。 - 地面爆発
激しく地面を連続で爆発させる多段攻撃。一番の脅威。
だが上記のハメ技が成功している限り見る事はない。
- 水ブレス
- 固有のレア報酬は粉々になった甲羅、専用ES:珍しい
珍しいはディヴァインクロスボウ用のES。ピアシングLv1~3がついており
ピアシングの次第で大きく性能を左右する。
アヴァロン祭壇浄化【ティアガ】
もともとはアヴァロンの祭壇で信託を受けていた司祭。異質な神聖力を受けてしまったようだ。
浄化ミッションの相手の中では、最も多彩な攻撃をしてくる。
しかし事前に勉強が必須なギミックはなく*2、細かい事を考えなくても戦いを楽しめる相手。
- よく見ると、出るところが出ている。イネスの話からも分かるが、女性であるらしい。
だからってその出てるところや下半身を凝視しないように。
しかし高年齢のジャイアントを大きく凌駕する身長を持ち合わせており、体の色も青くなってしまっているため
とても生前の姿そのままとは思い難い。とはいえそのまま体だけ大きくなって色が変わった可能性はあるが。
建造物やカエリック?のサイズを見るに、この時代の人が全員ティアガと同格の身長だったという事もないだろう。
- 鎌を持っており、その動きはまんまグリムリーパー。
しかし現在のマビノギでは、動きを見切りやすいその鎌攻撃は
アンカーラッシュで避けやすく、また隙あらばシールドオブトラストする事で強引に攻撃出来る。- シールドオブトラストは地面に潜る動作の時に行うのがおすすめ。
出てきたときに相手の攻撃を防ぎつつ、こちらの攻撃をねじ込みやすいのだ。
- シールドオブトラストは地面に潜る動作の時に行うのがおすすめ。
- 体力値を削るとなぜか2体に分身する事がある。
分身は倒してもまた出してくるため、あまり意味はない。本体を狙うべき。
先に本体に冥帝のワイバーンやオリエンタルドラゴンなどで保護をデバフさせておくと
デバフアイコンの有無で分身との見分けを付けやすくなる。 - 姿勢を低くした時に、冥帝のワイバーンをはじめとした召喚攻撃持ちペットを当てることで
モーションがやり直しになる。これを当て続けている限り、ティアガは攻撃してこないので殴りたい放題。
連続してあてまくっているとすぐペットが出せなくなるので、少し間隔を当てると長く動きを止められる。
なお、召喚攻撃の種類によってはモーションをやり直してくれない。- アケロンのハメ技と同様、召喚させ続けているとこちらもあまり複雑な操作が出来ない。
よほど火力が高い場合でもなければ、PTプレイのほうが輝ける戦術だろう。
- アケロンのハメ技と同様、召喚させ続けているとこちらもあまり複雑な操作が出来ない。
- ティアガの体力値を半分以下にすると、たまに強力なスキル「裁きの雨」を使ってくる。
黒いもやとともにふわりと消え、その後黒い斬撃エフェクトをシャコンシャコンと広範囲に連続で沢山出してくる攻撃。
最大ライフの割合ダメージを多段ヒットさせてくるので、マナシールドなどで耐えないと厳しい。
しかしこの技は完全に防ぐ方法が2つある。
- マップにもギミックが2つあるが、プレイヤーに何かを強いるギミックではなく
使えばただプレイヤーに利するだけのギミックとなっている。- まず、祭壇浄化のマップに多数建てられている柱はライフが設定されており
すべて削り切ることで、柱を折る事が出来る。
柱を折った時にティアガが近くにいた場合、ティアガは四つん這いに倒れ込む。
四つん這いに反応した人はおるまいな?
長めの隙を晒すので、一気に攻め込みたい所。
ただタイミングが悪いと、ティアガが近くにいても活用出来ないことがある。- また、この柱はファイナルヒットやファイナルストライクで
飛ぶことが可能であるため、ティアガの攻撃モーションにあわせて
瞬時に離脱するのに使える。攻撃を終えたら再び瞬時にティアガを切り込みに行ける。
- また、この柱はファイナルヒットやファイナルストライクで
- 奥地にある祭壇は、上述の通りティアガの裁きの雨を防ぐために使える。
裁きの雨を防ぎたい時はこの祭壇の近くで戦う戦術もとれるが
この場合、柱が近くにないのがネック。しかし更なるネックもある…- 何よりつらいのが祭壇付近をクリックすると必ず祭壇まで歩いて行ってしまうこと。
バリアの範囲内のクリックは全て祭壇まで歩いてしまうので、細かい位置調整が非常に困難。
ただキーボード移動でなら位置調整は可能なので、祭壇付近で移動する場合キーボード移動が便利。
とはいえそれも、普段からキーボード移動をしてない人にとっては面倒・困難だったりする訳だが…。
マウス移動の場合、これも面倒だが範囲外からドラッグしながら移動地点を指定する手もある。
- 何よりつらいのが祭壇付近をクリックすると必ず祭壇まで歩いて行ってしまうこと。
- まず、祭壇浄化のマップに多数建てられている柱はライフが設定されており
- ティアガの攻撃は、しっかり防御保護を高めていればマナシールドなしで
殆どの攻撃の非ダメージを1にまでカット出来る。例外は裁きの雨のみ。
そのためにはパッシブ型の防御系特性をしっかり育てておく必要があるだろう。
- 固有のレア報酬は青い棘の足かせ、専用ES:孤独
珍しいはディヴァインブレイド用のES。ピアシングLv1~3がついており
ピアシングの次第で大きく性能を左右する。さっきも見たような…
青い棘の足かせについては、アケロンの固有ドロップ素材「粉々になった甲羅」と
相場が近いケースが殆ど。狩り易いと思える相手や、討伐時間、または気分でどちらと戦うか選ぶと良いだろう。- ディヴァインクロスボウについては、バフェ弓など代用の効く弓が存在したため
人気があるというほどの装備でもなかったが、ディヴァインブレイドは
高額だが高性能な両手剣として君臨し続けているため、孤独ESは需要がそれなりに高い。- こうした装備やESは基本的には時と共に価値を落とすものだが
ディヴァインブレイドについては、アルカナ実装によって逆に価値が上がってきている。
- こうした装備やESは基本的には時と共に価値を落とすものだが
- ディヴァインクロスボウについては、バフェ弓など代用の効く弓が存在したため
アヴァロン絶壁浄化【クリーグ】
18/09/19の神の騎士団 Finale 3rdアップデートにより新たに追加されたミッション。*3
ここで登場するクリーグは、聖所を守るために設置されたマジックゴーレムであったそうだ。
聖地までやってきた侵入者を崖におびき出して突き落とす事を想定されているらしい。結構えげつないことしますね。
現在では異質な神聖力の影響からか理性を失い敵味方の区別なく無差別攻撃をしてくるらしい。
体躯は巨大、タバルタス以上。それマジックゴーレムなら錬成させて下さいよ
- …のだが、他のミッションよりギミックが豊富でやってることは知能派なゴーレム。理性失ったんじゃないのか。
様々な要素が絡み合って、もっとも狩るのが面倒な相手となっている。
ソロだとどんなに火力がある人でも手を焼かされ、素早く撃破とはいかない。
- 絶壁浄化と書いてあるが、最初はアケロン同様海岸での戦いになる。
ここからだと海にしか落とせないぞ。高度も稼げない。 - 体力を9割以下にするまでは海岸で戦うのだが、海岸にいる間は定期的にプレイヤーの足元に円を出現させる。
PTメンバー全員が一定時間内に円から出ないと、クリーグから離れた位置に強制送還させられる。一人でも残っていたら全員強制送還。
戦っている間の強制送還を防ぐのは難しいが、1回目の強制送還だけは確実に避けられるようにしたい。 - 体力値を9割以下に削ると「クリーグが絶壁に移動した!」というテロップとともに消える。
そして瞬時に、何の脈絡もなく戦っていたメンバーも絶壁に移動する。
この間何が起こっていたんだ…?瞬時に行ける場所じゃない気が… - 絶壁に移動した後のギミックがまたなんとも手間をかけさせる。
マップの四方に岩が置いてあり、この岩を全て砕かない限りクリーグには一切ダメージを与える事が出来ない。- また、この岩は10回叩くと砕けるが街中の街灯や看板などと同じ様にオブジェクトという扱いになっており
直接なぐることでしか打撃を与えたことにならない。また、ペット単騎での打撃はカウントされないが
二刀流およびシンバルやシェフのクレーバーナイフなどで叩くとすこし早く砕くことが可能。 - ちなみに、クリーグに対する攻撃は一切のダメージにならないが、活性化したブリューナクによる保護削りや
各種デバフは有効。そのため、一人はクリーグの眼前で保護削りやデバフをかける戦術もある。 - 絶壁マップにいる間、昼夜はこのクリーグの無敵状態と連動している。
昼になると岩を全て砕かない限り、クリーグに傷をつけられず
岩を砕き終えた瞬間夜となり、夜の間はクリーグに打撃を与えることが出来る。 - 岩をすべて砕き終えて夜になっても油断は禁物。
岩は時間が経過すると再生するためだ。再生する岩ってどういう事なの…
1つや2つ再生しても平気だが、4つ全て再生した瞬間また昼となり、岩の砕きなおしが要求される。
FHやフレンジー中だと悲惨なことに…。- 再生した岩は昼になる前から砕くことが可能。
つまり、誰か一人が岩の再生を妨害し続けていれば、岩に悩まされることはない。
…もっとも、火力が高いPTであれば岩は1回砕いたら2回目は出させないものだが…
- 再生した岩は昼になる前から砕くことが可能。
- 岩砕きは火力が関係ないため、初心者でも上級者でも砕くのにかかる時間は変わらない。
ペット資産次第で、岩に行く速さは変わってきたりするが、今では無料ペットも多い為大差にはなり難い。
ただ、このミッションが初心者向きかというとクリーグの火力からそうとも言い難い。
とは言え、岩ギミックの存在により初心者でもきちんと教えれば役立てることは間違いないだろう。 - ちなみに、岩のギミックは稀にバグる。
一見岩が存在しないのにクリーグが無敵になってしまうことがあるためだ。
この時は夜のままなので、ダメージ量や敵のライフを見てないとクリーグの無敵に気づきづらい。
- また、この岩は10回叩くと砕けるが街中の街灯や看板などと同じ様にオブジェクトという扱いになっており
- 岩にもめげずにさらに体力を削ると、更に別のギミックが行く手を遮ってくる。
クリーグは足元に魔法陣を展開してくるのだ。
この魔法陣の上に立っている限り、クリーグに対するダメージの殆どがカットされてしまう。
こうなってしまうと、2%未満の時などよほど体力が減っている時でなければ攻撃は殆ど無意味なので
距離を取って、クリーグを魔法陣の外におびき出す戦術が有効。
これこそがイネスの言っていた「絶壁の端に誘き出して落とす」ための機能だったのかもしれない。
ただ、アヴァロン浄化ミッションでは場外に突き落とされるシステムなど存在しないので
しっかり魔法陣の外に出るように距離を取って誘き出し、火力でねじ伏せてやろう。 - 先に述べた「知性派な相手」というのは今までに記述したこの3つのギミックのため。
いずれも魔法を用いたであろう防御的なギミックであり、”突破しないと先に進めない”要素が濃い。
岩砕き以外は無視出来ないこともないが、回り道になってしまうことは想像に難くない。
- クリーグは他2種よりも攻撃力が高く、ドタドタと走り回って機動力もある。
攻撃もよけづらい物もあるので、なかなか厄介な相手。
ただ攻撃力が高い分、マナシールドの有用性も高いと言える。 - ちなみに、超火力をもって海岸にいる間にねじ伏せてしまう事も出来なくはない。
しかし…それをすると報酬がもらえなくなってしまうバグがあり無意味。*4
ソロだとどんなに火力がある人でも手を焼かされるというのはこの為。
- 固有のレア報酬は魔力が宿った石板、専用ES:誘因
誘因は銃であるディヴァインシンシエラクL2専用の専用ES。
最大ダメージの振れ幅は大きめだが、ピアシングはついていない。
そのため他2つとちがって無理してやり直すことはない。
また、ディヴァインクロスボウやディヴァインブレイドほどには武器の需要がないため
このESの需要も他に比べると結構劣るものとなっている。- それより、魔力が宿った石板の相場のほうに注目したい。
大抵の場合は、甲羅や足かせの倍以上の値段がする。
クリーグは他2つの浄化に比べて、明らかに回転率が悪く
しかもソロでの攻略が向かない、つまりサブアカと一緒に回るのも効率が劣ることから
供給は他2つより圧倒的に少なく、そのことが相場価格を大きく上げている。
逆に言うと、一攫千金の対象として夢があるレアドロップだ。
- それより、魔力が宿った石板の相場のほうに注目したい。
共通の報酬
- 報酬は武器エルグ強化システムに関わるアイテムが大半。
先に述べた、ES以外の固有ドロップはいずれもエルグで要求されるアイテムである。- レア報酬「破れた羊皮紙」
この羊皮紙は元々レア固有ドロップ素材以上に相場が高く、しかもその素材よりも出現率が低かったのだが
現在では要求数やどのミッションでも出ることから固有ドロップよりは相場価格は安くなっている。
それでも結構高値であることに変わりはない。 - 神聖な鉱物の欠片
通称”お米”。お米と呼ばれているのはその見た目から。
エルグにおける要求頻度がとても高く、プチ当たりとされていた。
固有レアドロップを分解することでも手に入ることから、甲羅と足かせの相場価格については
この神聖な鉱物の欠片の相場価格の15倍ほどの価格を設定されていた。
それだけ、浄化における中心的存在とないっていた。のだが…- フィールドレイドのアップデートにより、神聖な鉱物の欠片はそちらで手に入りやすくなった為
価格は暴落。以後、甲羅や足かせの価格を調べるものさしとしては使われなくなった。
- フィールドレイドのアップデートにより、神聖な鉱物の欠片はそちらで手に入りやすくなった為
- 浄化されたソウルストーン
要求頻度がとても低いため、ゴミとされている。 - 型紙
浄化していればやまほど手に入るため、これも基本的には捨てられている。
エルグのために作る事を要求される衣装の型紙や
古代アルバン騎士団の制服(ローブ)の型紙4種類がある。- 古代アルバン騎士団の制服の4種類の違いは色のみ。
いずれもセット効果「神聖経験値増加」のセット効果が付与されており、
ギルガシなどでも神聖経験値稼ぎに役に立つ。
材料はあまり安価とは言えない。
- 古代アルバン騎士団の制服の4種類の違いは色のみ。
- 古代騎士団の石像の指/槍/兜
はずれアイテムとして設定されたアイテムと見られる。
しかし考古学的価値があるのか、売れば探検経験値になるので転生時の為に集めておくのも良いだろう。
固定値の探検経験値であるため、転生してすぐの探検経験値稼ぎに使える。
2x2マスと大き目だが、いずれも100個までスタックできるので収納効率は悪くない。 - 改造石
- レア報酬「破れた羊皮紙」
総評
実装当時は難関であったが、今では8人で行けることもあり
気軽に大人数で入れる狩場として定着している。当たれば金策になるアイテムがあるのも大きい。
PTの火力がそこそこあれば十分倒せるし、火力のために高額な装備を要求されたりすることもないので
今ではカジュアルに倒しにいくのに十分向いた狩場となっている。
ただ、一方で入ればすぐボスと戦える手軽さと、火力があれば十分ソロで勝てるその強さから
サブアカウントを巧みに操るプレイヤーによく利用され、
時には8アカウントで浄化を回されてしまっている現状もある。
- なおこの行為を含めて複数アカウントを使ったプレイヤーの行動が余りに酷かった為に
韓国では運営が「複数アカウントを使う事を推奨した事」や
「それを前提にしたドロップ率にしていた事は間違いだった」と認める事となった。
そしてクロムバス以降のコンテンツには週での報酬を得られる回数に制限が付く代わりに
レア報酬の出現率を高めるなどの形になる事になった。
2023年8月1日の時点では日本には来ていないが
浄化ミッションも週に得られる報酬の回数に上限が付く代わりにレアの出現率が上がり
ディバイン装備を作るための素材も追加されるなどが行われている
- クリーグだけはギミックの関係で複数アカウントを使ったソロで稼ぐのは難儀するため
前述したようにそちらの固有ドロップの相場は高い。
倒せる実力とギミックの理解度があるなら、PTメンバーで挑戦してみよう。
え?イチゴカルピスだって?ええ?こっちはカルピスだって?そう言われましても…- …だったのだが、現在では浄化のドロップは全般的に安い。専用ESのみ例外ではあるが、かなりレアで滅多にお目にかかれない…。
原因は2023年8月に行われたコーヒーイベント。このイベントでは多くのエルグ素材がバラ撒かれ、エルグのハードルがかなり低くなった。
だがそのしわ寄せが、旨味をエルグ素材に頼っていたアヴァロン浄化に回って来た。
エルグ素材がかつてないほど安くなった為にアヴァロン浄化の旨味がなくなり、コンテンツとして成り立たなくなってしまったのだ。
数か月が経過しても一向に値が上がることはなく、甲羅や足かせは10m前後から1~2mと元の価格から1~2割台に激減。
魔力の石板に至っては20m以上の価値を誇っていたものが、甲羅や足かせ同様の1~2mとなり5%以下の価格にまで暴落してしまった。
一方で誰もアヴァロン浄化に行かなくなったため、孤独ESをはじめとする専用ESは高価になったが…その一攫千金だけを目当てにいくのは効率が悪い。
現在での浄化の主な役割は精霊の呼びかけクエスト埋め程度になってしまった。嗚呼、かつての威光は何処へやら…。 - この辺りは大量アカウントを推奨し、それを前提にしたドロップ率にした事(筆頭が浄化ミッションだった)が間違っていた事を韓国の開発が認めた点やブロニー関係のクエストでも分かるがプレイヤーの成長速度を速めて差を縮める事でエンドコンテンツ(エルグをある程度は上げている事が前提)まで到達しやすくするなどの関係もある。この為にコンテンツとて成り立たなくなったと言うよりも「悪質な行為、不公正な行為を推奨していたために最初からコンテンツとしては失敗、間違った方向だったものを運営が勇気を持ち認めて是正した」と言う方が近いだろう。日本にはアップデートの関係でミッション報酬関係の調整が来ていない+韓国の開発の方針が不明な為にばら撒きのように感じる面が強いかもしれないが。
- …だったのだが、現在では浄化のドロップは全般的に安い。専用ESのみ例外ではあるが、かなりレアで滅多にお目にかかれない…。