概要
かつて魔物の手から人々を救い英雄と呼ばれ、現在では人々を襲う魔物と化した7人の古代人の勇者たち。
七英雄を完全に倒すことが本作におけるプレイヤーの最大の目標となる。
古代人が寿命を延ばすために魂を新しい肉体に移し変えるのに用いていた「同化の法」を改良した「吸収の法」によって、モンスターを吸収・強化していく能力を得ており、異形の姿に変貌し通常のモンスターとは比較にならない強大な戦闘力を持っている。
ステータス異常は全く通用しない。種族特性等の特効は有効。
冥の地相で再生していく者が多い。特にラストダンジョンは強力な冥地相がかかっている。
進行状況によって形態が変化して戦闘能力が拡充されるのが大きな特徴。
単にパラメータが上がるだけでなく攻撃手段に変化が見られるという、主要ボス群としてはシリーズでも類を見ない特徴を持つ。
- クジンシーはソーモンだと第1形態、それ以外だと第2形態になっており、必ず両方と戦うことになる。
- ボクオーン、ノエル、ロックブーケ、ワグナスの4人は皇帝のHPが700以上になるか、ラストダンジョンに行くと第2形態に変化する。
- ダンターグは年代経過に応じてナゼール地方のダンジョンを回って形態を変化させる。
攻略済のダンジョンには現れず、子供と子ムーには必ず現れる(他のダンジョンに居る状況でも)。
ラストダンジョンでは1度も遠征していなければ第2形態、遠征が1度でも行われていれば第3形態。 - スービエは「海の主を倒す」or「ギャロン掃討後からかなり世代経過する」と第2形態に変化する。
戦う場所は関係なく、ラストダンジョンに行っても形態は変化しない。
特定の方法*1*2で七英雄を全て倒すと、ラストダンジョンに第1形態が再出現する。
クジンシー以外の6人の内4人以上を倒した状態で年代ジャンプすると最終皇帝が即位する。
6人倒すと最後の1人は「本体」を守るためにラストダンジョンへ向かう。
全地域制覇・クラス加入に支障のない者を残すのがベター。
また、この最後の1人との戦闘はHPを0にすると特殊演出が発生して戦闘が強制終了する形となっており、技術点・戦利品を一切得られないので注意。
このため戦利品を狙いたい場合は6人目までに戦っておく必要がある。
「戦利品」の欄は、戦利品でしか入手できない物は青字で、
その中でもその敵しか落とさない物は赤字で表記する。
緑字は、追加ダンジョンでも入手できるアイテム。
クジンシー
形態 | 1 | 2 | |
---|---|---|---|
容姿 | |||
HP | 999+1,300 | 29,999 | |
属性 | 浮遊 +再生/浮遊 | 冥/悪魔/浮遊 | |
技術点 | 500 | 4,500 | |
戦利品 | 高 | 術酒 | - |
低 | リラックスハーブ | ||
場所 | ソーモン (クジンシーの館) | 封印の地/ ラストダンジョン |
第1形態・レオン皇帝での戦闘
- 行動…なぎ払い、二段斬り、カマイタチ、サクション、ポイゾナスブロウ、ペイン、イルストーム、ソウルスティール(イベント)の8種類。
- プレイヤー側の強制敗北戦闘であり、絶対に勝つことはできない。
しかし普通に全滅したり、レオンのLPを0にされたりしても、ただゲームオーバーになるだけである。
クジンシーに合計666ダメージを与えると「むむっ、これはたまらん」というセリフが表示され、次ターンで必ずレオンにソウルスティールを使ってくる。
これを食らって負けることで、ゲームは進行する。
なおレオンに霧隠れをかけているとゲームが進行しなくなるため、どのみち勝利することはできない。
素直に負けよう。 - 勝利できない=技術点を得られない戦闘であるため、育成を考えて攻撃する必要はない。
パーティ全員が1ターン目から最大威力の攻撃を浴びせ続ければよい。
レオンはバスタードソードを装備しての二段斬りが有効。
戦闘後、レオンが装備していた品は倉庫に入っている。- なおSFC・VC版では、この戦闘中にでたらめ矢からアローレインとバラージシュートを閃くことが可能だったが、リマスター版では不可能となっている。
詳細は技/技レベル早見表を参照。
- なおSFC・VC版では、この戦闘中にでたらめ矢からアローレインとバラージシュートを閃くことが可能だったが、リマスター版では不可能となっている。
- プレイヤー側の強制敗北戦闘であり、絶対に勝つことはできない。
第1形態・ジェラールに継承以降の戦闘
- 今度は倒さなければならない。攻撃パターンは1戦目と同じ。
やたらと皇帝を狙いたがるが、術攻撃やカマイタチも使用するのでカウンターに頼るのは危険。
毒に対処するため、HP回復手段(傷薬)も多めに。特に皇帝は、気絶させられたらすぐに復活させなければならない。
特に体力の低いジェラールなどは毒のダメージが大きいので、毒解除は急務となるだろう。
退却も可能なので、危なくなったら引き下がるのも手。 - 合計999ダメージを与えると「‥‥腕を上げたものだ」というセリフと共にHPが1300となり、130ポイントの再生を毎ターン行うようになる。
再生に対抗するには通常攻撃などで合計ダメージを999直前に調整し、そこから技を連続で叩き込むという戦法を取ろう。
セリフ後は皇帝に対してソウルスティールを2ターン連続で使ってくる。戦闘不能でない限り、見切りで無効にできる。
その後はセリフ前と同じ攻撃パターンに戻るので、2ターン無駄にしてくれている間に少しでもダメージを与えておきたい。- SFC・VC版ではこの戦闘でもでたらめ矢からアローレインとバラージシュートを閃くことが可能である。
第2形態
- 行動…カマイタチ、冷気(単/全)、死神のカマ、ライフスティール、イルストーム、ゴーストライト、ホラー、フリーズバリア、ソウルスティールの10種類。
必ず2回行動をするが、その片方の行動パターンに「何もしない」が設定されているため、結果1回行動しかしないこともある。- 今回は皇帝以外のメンバーにもソウルスティールを使ってくるため、全員に見切りを持たせておく。
LPブレイクを多用するため、少々のLP減少は覚悟しておこう。
生意気にも2回行動してくる(他は合体スービエと怒りノエルだけ)が、ダメージを与える攻撃は少ないのでHP回復はあまり考えなくていい。
ホラーやゴーストライトによる同士打ちが一番怖い。最速で動ける者に精神耐性をつけ、治療できるようにしておきたい。
戦いが長引くとLPの消耗が激しくなる。強力な技で畳みかけて速攻で倒してしまおう。
アンデッドではないので聖光は通用しないが、悪魔属性があるので退魔神剣やセイントファイアは通用する。
浮遊しているので地震攻撃は効かず、落鳳破が特効する。
今回は常時ではなく冥地相での再生となっている。封印の地に冥地相はないが、冥術や冥の合成術を使われると冥地相に変わることがある。
- 今回は皇帝以外のメンバーにもソウルスティールを使ってくるため、全員に見切りを持たせておく。
ボクオーン
形態 | 1 | 2 | |
---|---|---|---|
容姿 | |||
HP | 10,892 | 23,999 | |
属性 | 冥/植物 | ||
技術点 | 1,250 | 4,500 | |
戦利品 | 高 | 断熱服 | 断熱服 |
低 | ソウルセイバー | 赤水晶のロッド | |
場所 | 地上戦艦 | 地上戦艦/ ラストダンジョン |
- 行動・第1形態…骨砕き、マリオネット、催眠、ダブルヒット、フルフラットの5種類。1ターン目は必ず骨砕きを使う。
第2形態…水鳥剣、マリオネット、落月破斬、ふみつけの4種類。1ターン目は必ず水鳥剣を使う。- 戦闘前に許しを請うてくるが「それなら許す」を選ぶと不意打ちをしてくる。正攻法なら「許さん戦う」を選ぶ事。
不意打ちされると陣形が乱された上に先手で攻撃を喰らう。
最初の攻撃は第一形態は骨砕き、第二形態は水鳥剣固定。不意をつかれても技の見切りは形態問わず閃けるので見切り狙いに使える。
ちなみにこの状態で全滅し、再びボクオーンを「許す」と今度はこちらが1ターン先手を取る事が可能。
手間はかかる物の、あらかじめいい仕事を引き受け、不意打ちで全滅とやれば囮作戦で先手を取り返すことが可能。 - マリオネット対策として、全員の素早さに自信があるPT構成の時以外はラピッドストリームで挑むのが良いだろう。
ひたすら防御していると、技ポイントが切れて弱い通常攻撃しかしてこなくなるので耐えるのも戦法の一つ。
第1形態時はフルフラットが怖いが、回復を怠らなければ大した脅威ではない。
催眠も使ってくるが、耐えているうちに見切る事ができて優位になってくる。
第2形態時はマリオネット・ふみつけ以外はソードバリアで防げる。
金剛盾ではふみつけを回避できるが、水鳥剣を完全に防げない恐れがある。
植物属性を持つので、大木断やマキ割りスペシャルが特効する。 - 冥術研究所を立てて合成術を開発している場合、形態に関係なくレイスフォームを使えば完封できる。
対処しやすい攻撃しかしてこない上、マリオネットを頻繁に使ってくるので、パーティアタックでの見切りの取得の相手として使いやすい。パーティの実力に自信が有ればどうぞ。
ただし冥地相に変わると再生し始めるのには注意が必要。ボクオーン自身は地相が変わる術を使ってこない。 - マイルズ地下の人間系をのちのちまで活用するつもりなら、必ず軍師の囮作戦ルートで倒すこと。
- 戦闘前に許しを請うてくるが「それなら許す」を選ぶと不意打ちをしてくる。正攻法なら「許さん戦う」を選ぶ事。
スービエ
形態 | 1 | 2 |
---|---|---|
容姿 | ||
HP | 18,000 | 37,496 |
属性 | 冥/水 | |
技術点 | 2,000 | 6,666 |
戦利品 | - | |
場所 | 氷海/沈没船/ラストダンジョン |
- 行動・第1形態…メイルシュトローム、触手(弱)、巻きつき、電撃の4種類。1ターン目は必ずメイルシュトロームを使う。
- 第2形態…通常攻撃(槍)、二段突き、チャージ、稲妻突き、メイルシュトローム、触手(弱)、電撃、デッドリードライブ、千手観音の9種類。
- 大抵の場合は氷海かラストダンジョンで第1形態と戦うことになる。
沈没船イベント発生後かなり年代が経つか、海の主を倒している場合は沈没船で戦うことになる。
沈没船で負けた場合は皇帝継承となる(最終皇帝で全滅するとゲームオーバー)が、沈没船はクリア済となり、スービエは氷海に移動し、そこで再度決戦を挑む事になる。
氷海と沈没船は水地相なので火術で再生を止めることが可能。冥と違って火術1回で確実に水地相が消える。 - 第1形態は1ターン目メイルシュトローム固定。2ターン目からはメイルシュトローム以外にも電撃で横一列攻撃してくる。
縦一列の陣形ムーフェンスがベター。炎の壁があるなら先制できるラピッドストリームでもいい。
メイルシュトロームでダメージを受けないネレイドやイーリスがいれば有利に戦える。
触手のダメージや巻きつきのマヒは早めに回復したい。 - 第2形態は1ターン2回攻撃。第1形態の攻撃から巻きつきがなくなり、千手観音とデッドリードライブが追加。さらに槍での攻撃もしてくる。
メイルシュトローム対策に炎の壁、雷対策の防具と二段突き・チャージ・稲妻突きの見切りもあるとよい。
HPが高く、デッドリードライブも使う(バフが全て上書きで消され、冥地相になることもある)ので戦闘が長引く。パーティの地力が問われる。
弱点としては、状防御が48から32に下がっているのでデバフが通用しやすくなった。
活殺獣神衝で触手と千手観音、イド・ブレイクかクリムゾンフレアでメイルシュトロームの威力を下げられる。
触手はともかく、千手観音はデバフが決まってもかなりの脅威。できれば使われる前に倒したい。
- 大抵の場合は氷海かラストダンジョンで第1形態と戦うことになる。
ロックブーケ
形態 | 1 | 2 | |
---|---|---|---|
容姿 | |||
HP | 16,555 | 32,000 | |
属性 | 冥/人間/女性 | ||
技術点 | 3,821 | 5,126 | |
戦利品 | 高 | キャッツアイ | 精霊の指輪 |
低 | 精霊の指輪 | 赤水晶のロッド | |
場所 | エイルネップの塔/ 沈んだ塔 | エイルネップの塔/ 沈んだ塔/ ラストダンジョン |
- 行動・第1形態…テンプテーション、体力吸収、ホラー、ダークスフィア、ウインドカッターの5種類。
- 第2形態…テンプテーション、ホラー、体力吸収、ダークスフィア、召雷の5種類。
- 表向きはエイルネップの女王として、塔に捕らえられている。
エイルネップ神殿の守護者を倒していない場合、エイルネップの塔で守護者を倒してくれと頼まれるが、
男性皇帝で「何とも出来ない」と答えると戦闘になる。女性皇帝の場合は戦闘できない。
守護者を倒して、沈んだ塔に行かせた場合は、女性皇帝でも戦闘できる。
男性皇帝が敗北(テンプテーションを食らったかどうかは関係ない)してしまった場合、以後は男皇帝では戦えなくなるので注意。*3*4 - 特にプレイスタイルにこだわりが無い場合、テンプテーションは見切っておかないと最後に泣きを見ることになるので注意。
ただし、女性または性別不明のキャラは「テンプテーションの対象外」で、男性でも精神耐性防具を装備しているとテンプテーションを「耐性で無効化」するため、どちらの場合も見切れない。
見切るためには、精神耐性防具を装備していない男性をパーティに入れておく必要がある。
見切らずに倒した場合は、ラストで精神耐性や男性以外のメンバー起用が必要になるだろう。
沈んだ塔での戦闘のみ、退却が可能。テンプテーションを見切るまで防御を繰り返し、見切ったら退却するといい。
沈んだ塔でも男性皇帝が魅了されてしまうと全滅扱いになるため、見切りは仲間に任せ、皇帝にはソーモンの指輪をつけておこう。 - 沈んだ塔で戦う事になってしまうと、守護者や水龍とも戦わされるので少々面倒な事になる。
エイルネップの塔でテンプテーションを見切り、なおかつ戦闘に勝利するのが一番手っ取り早い。
見切るテクニックとして、全員霧隠れ状態にしておけばテンプテーション以外の行動をしてこず、食らってもミスになり魅了されないので、安全に見切ることができる。
第2形態になるとかなり強化されて見切るだけでも大変になる。できれば第1形態のうちに倒してしまいたい。 - 第1形態時はテンプテーション以外は単体攻撃なので怖くない。
ホラーは厄介だがモールやイーリス、精神耐性防具で無効化できる。宮廷魔術士を入れておくとダークスフィアを防げるのでさらに有利。
第2形態時はウインドカッターの代わりに召雷を使ってくるので、雷防御の高い装備品で固めておく。
即死耐性があるので殺人剣は特効にならない。スクリュードライバーは特効する。
塔内部は最初は無地相だが、冥術を使って冥地相に変わると再生していくようになる。
- 表向きはエイルネップの女王として、塔に捕らえられている。
ダンターグ
形態 | 1 | 2 | 3 | 4 | |
---|---|---|---|---|---|
容姿 | |||||
HP | 19,999 | 24,999 | 29,999 | 29,999 | |
属性 | 冥/獣 | 再生/盾有 | |||
技術点 | 1,500 | 3,000 | 5,000 | 8,000 | |
戦利品 | 高 | - | - | - | 超銅金の盾 |
低 | - | - | デストロイヤー | デストロイヤー | |
場所 | 子供と子ムー | 子供と子ムー/東のダンジョン/ 南のダンジョン/詩人のどうくつ/ ラストダンジョン | 子供と子ムー/ 東のダンジョン/ 南のダンジョン/ 詩人のどうくつ |
- 行動・第1形態…パンチ、キック、ぶちかまし、地裂撃、ふみつけの5種類。1ターン目に必ずふみつけを使う。
- 第2形態…ツノ、くし刺し、キック、ぶちかまし、地裂撃、ふみつけの6種類。1ターン目に必ずふみつけを使う。
- 第3形態…ポイゾナスブロウ、ぶちかまし、気弾、くし刺し、ふみつけ、地裂撃、グランドスラムの7種類。
- 第4形態…キック、チャージ、ぶちかまし、くし刺し、プラズマスラスト、活殺獣神衝、ふみつけ、地裂撃、グランドスラムの9種類。
- 「東のダンジョン」「南のダンジョン」「詩人のどうくつ」では、退却が可能。
なお上記のダンジョンにダンターグが遠征している場合、遠征前のボスと同じ系統のモンスターがいないので来たかどうかを確認できる。
遠征終了後はボスモンスターの系統が変化している(東:蛇→悪魔 南:爬虫類→精霊 詩人:虫→獣人)
南下政策などをやっていると第2-3形態止まりになってしまう事が多いが、遠征先で遭遇し退却か全滅した場合はボスモンスターの系統が吸収前に戻り、再びダンターグによって吸収されてしまう。
これを繰り返す事で、東や南のダンジョンに第4形態を出現させる事ができる。
アイテムコンプリートを目指す場合は第3形態以降を倒さなければデストロイヤーが手に入らないので注意。
第4形態だと超銅金の盾に邪魔されやすいので第3形態を狙うといいだろう。 - 通常、東のダンジョンで出会うと第2形態と戦うことになる。早期のパーティーで挑むことになるためキツイなんてものではない、余裕で全滅できる。
ここで無理に鍛えて勝ってもメリットはほぼない。
勝てないと判断したら一度遭遇して退却し、画面を切り替えると通常ボスと交替してくれる。 - 戦闘では物理攻撃が中心なので、防御効果のある陣形や防御力を高める術が有効。
エアスクリーンなら第4形態のプラズマスラストも含めて全てのダメージを軽減できる。レイスフォームならプラズマスラスト以外を完封できる。
全ての形態で地裂撃を使うので、砂漠のサンドバイターから見切りを取っておけば有利になる。
特に第3・第4形態は偶数ターンに地裂撃かグランドスラムしか使わないので、地裂撃を見切っておき、グランドスラムを後攻グランドスラムで返せばダメージを受ける心配がなくなる。
第2形態はくし刺し、第3形態はポイゾナスブロウ、気弾、グランドスラム、第4形態は盾装備、プラズマスラスト、活殺獣神衝とどんどん強化されていくが、このころには味方も火力押しできるぐらい戦力が整っているだろう。
第3形態までは獣属性を持つのでビーストスレイヤーが特効。
第3形態はポイゾナスブロウで冥地相に変わって再生が始まることがある。第4形態は常時再生なので止めることができない。
- 「東のダンジョン」「南のダンジョン」「詩人のどうくつ」では、退却が可能。
ノエル
形態 | 1 | 2 | |||
---|---|---|---|---|---|
容姿 | |||||
ロックブーケ | 生存 | 撃破 | 生存 | 撃破 | |
HP | 7,000 +10,999 +10,999 (計28,998) | 28,998 | 9,999 +16,999 +16,999 (計43,997) | 32,000 | |
属性 | 冥/竜 | ||||
技術点 | 3,000 | 8,000 | |||
戦利品 | 高 | 怪力手袋 | マイティヘルム | ||
低 | フェザーブーツ | 力帯 | |||
場所 | 移動湖 | 移動湖/ ラストダンジョン |
- 行動・第1形態(ロックブーケ撃破前)…パンチ、キック、カウンター、ソバットの4種類→ヒートハンドを使用し、以後サラマンダークロー、ソバット、カポエラキック、赤竜波が加わり、計8種類となる。
- 第2形態(ロックブーケ撃破前)…通常攻撃(剣)、なぎ払い、二段斬り、短冊斬り、音速剣の5種類→音速剣、カマイタチ、水鳥剣、流し斬り、月影の5種類。
- 第1形態(ロックブーケ撃破後)…パンチ、キック、ソバット、カポエラキック、足払い、体当たり、催眠、地獄爪殺法の8種類。
- 第2形態(ロックブーケ撃破後)…なぎ払い、巻き打ち、みね打ち、二段斬り、音速剣、流し斬り、カマイタチ、水鳥剣、流し斬り、月影の10種類。
- 先にロックブーケを倒したかどうかで、攻撃方法が変わってくる。
ロックブーケ撃破後に戦闘になった場合、2回行動してくる上に退却できないので注意。
それとは別に皇帝のHP700で第2形態になるが、どちらかというと第2形態のほうが対策を立てやすく、こちらの戦力も充実しているので戦いやすい。
移動湖内部は最初から冥地相だが、本気を出すまで再生しないので天術で地相を変えておこう。ただしロックブーケを倒していると最初から本気。 - 第1形態ロックブーケ生存時はカウンターを主体に、本気を出すとヒートハンドを使いサラマンダークローや赤竜波で攻撃してくる。
ロックブーケ撃破時は足払いをベースにした2回行動を行う。地獄爪殺法に注意。
前者はカウンターされない攻撃、後者は足払い対策がほぼ必須となる。
体術メインの攻撃なのでダメージを軽減するのも難しい。
こだわりがなければ、第2形態になるまで和解か放置しておきたい。*5 - 第2形態は剣技中心となるので、ソードバリアやレイスフォームがあればかなり楽になる。
ない場合は氷の遺跡の巨人から水鳥剣・みね打ちを見切って用意したい。
本気を出してから使ってくるカマイタチはミサイルガードで、月影は炎の壁で防げるが、この2つは両立できない。
水の指輪を2個装備してソードバリアとミサイルガードで完封できてしまう。ネレイドやイーリスなら指輪すら必要ない。
ロックブーケ生存時はHPが高いが攻撃がゆるく、撃破時はHPが大幅に減る代わりに攻撃が激しい。
- 先にロックブーケを倒したかどうかで、攻撃方法が変わってくる。
ワグナス
形態 | 1 | 2 | |
---|---|---|---|
容姿 | |||
HP | 20,001 | 34,999 | |
属性 | 冥/悪魔/浮遊 | ||
技術点 | 3,999 | 9,999 | |
戦利品 | 高 | スターストーン | |
低 | スターストーン | ||
場所 | 浮遊城 | 浮遊城/ ラストダンジョン |
- 行動・第1形態…ライトボール、ファイアーボール、サイコバインド、セルフバーニング、ウインドカッター、太陽光線、熱風の7種類。
第2形態…サイコバインド、フレイムウィップ、プリズムライト、ライトボール、ファイアーボール、熱風、ファイアストームの7種類。- 七英雄のリーダー。
メルー地方を制圧しておかないとヤウダを襲い始めないため戦えない。
第1形態のみウインドカッターを使用してくる。浮遊城は風地相があるので結構痛い。
ライトボールによる暗闇、サイコバインドによる麻痺、第2形態が使うプリズムライトによる混乱も厄介。
HP回復は風地相を打ち消すアースヒール(地Lv20以上で混乱も治す)か、(天Lv9以上で)暗闇を治す月光で。
麻痺は生命の水で治せるが、水Lv20以上必要。セルフバーニングを使えなくなるのも好ましくない。 - ウインドカッター以外は第2形態も含め、熱・状属性の術系攻撃しかしてこない。
熱攻撃は、炎の壁、セルフバーニング、サラマンダーの起用、火神防御輪等で完全に防げる。
一度セルフバーニングを張れば剥がされる事がない。ワグナスが使うセルフバーニングの反撃も無効化できる。
防具はアクセサリやラビットシリーズなどの状属性防御の高いものを用意したい。
両形態で使うサイコバインドは状属性攻撃なので、状防御を高めておくとダメージを抑えられる上、各種ステータス異常にかかる確率も下げられる。
浮遊城内には獣や獣人、竜などの力自慢も多いので、サブ防具として持ち込んで装備を変えてからワグナスと話すといいだろう。
攻撃の強さに大きなムラがあるため、無対策でも勝てる時は勝てたりする。 - 突・射・冷に弱いので、槍・弓および、乱れ雪月花などが効果的。
悪魔属性があるので退魔神剣やセイントファイアも通用する。
熱に完全耐性を持つが状属性が通用するので、合成術クリムゾンフレアも有効。
クジンシーと同じく浮遊しているので地震攻撃は効かず、落鳳破が特効。
冥地相で再生していくが、自らライトボールやプリズムライトで打ち消すのであまり気にしなくていい。
- 七英雄のリーダー。
七英雄本体
段階 | 1~6 | 7 | |
---|---|---|---|
容姿(タップで表示) | |||
HP | 6,000 +6,000 +6,000 +6,000 +6,000 +6,000 | 65,535 | |
属性 | 竜 | 冥 | |
技術点 戦利品 | - | ||
場所 | ラストダンジョン |
本作の最終ボス。この戦闘では最終皇帝のLP0に対するフォローがなく、最終皇帝以外で挑んでも伝承法が打ち切られており、敗北するとゲームオーバーになる。
最初はロックブーケしかいないので、1回攻撃しかしてこない。
補助技や補助術を使い込んで味方を強化、敵を弱体化し、万全の体制を整えてから攻撃を開始するのが定石。
6000ダメージを与えるごとに七英雄の人数と攻撃回数が増えていく。
ロックブーケの次はスービエ、その次はノエル。この3人は毎ターン必ず行動してくる。
さらに6000ダメージごとに残りの4人が登場していく。登場順はランダムで、登場した次のターンの1回しか行動しない。
ボクオーンが出た次のターンはマリオネットに備えて、一切攻撃せず防御or回復するのもあり。
新たに登場した七英雄はターンの最初に行動するという特性がある。ただしラピッドストリームよりは遅い。
7人揃った次のターンは必ず本体行動、その次からはランダムで本体行動・個人行動・大技行動のどれかになる。
アビスゲートを使用されると地相が冥になり、毎ターン999再生していく。
天術(天の合成術含む)で地相が変わるとアビスゲートが解除され、再生が止まる。
- 本体行動パターン
アビスゲート状態でない場合、ヴォーテクス(ランダム発動)→アビスゲート→アストラルゲートを使用する。
アビスゲート状態の場合、ヴォーテクス(ランダム発動)→メイルシュトロームを使用する。
ヴォーテクスはターンの最初に発動する(ラピッドストリームよりは遅い)。発動率は2割程度。
- 個人行動パターン
七英雄個人がそれぞれ別々に1回ずつ行動する。
総戦闘回数*6によってターン中の最大行動人数が変動する。
500回未満の場合、2人しか行動しない。
500回以上で2~3人行動になり、以後500回ごとに最大行動人数が1人増え、2500回以上で2~7人が行動するようになる。
3500回以上で7人全員行動がほとんどになる。
- 大技行動パターン
誰かの個人行動→別の誰かの大技の計2回行動。
ロックブーケとスービエは大技を持たない代わりに個人行動をしてくることが多い。
ボクオーンは個人行動をしてこない(上記の個人行動パターンではしてくる)。司令塔ポジション?- 大技でしか使用しない技
- 水鳥剣・ダブルヒット・一文字突き・キック・気弾・催眠・サクション・月影・冷気(全体)・フリーズバリア・ストーンシャワー・ホラー・イルストーム・熱風
- 大技に含まれるが別パターンで使用してくる可能性もある技
- 流し斬り・くし刺し・マリオネット・体当たり・サイコバインド・フレイムウィップ・ゴーストライト・アストラルゲート
- 大技でしか使用しない技
アストラルゲートを受けると霧隠れ+混乱(3段階)状態になるが、ソーモンの指輪や魔石の指輪等の精神耐性のある防具で無効化出来る。
なお、この戦闘ではゴーストライトやマリオネット等も飛んでくるため、全体攻撃による同士討ちでの全滅も怖い。
可能な限り全体攻撃を封印しておくと事故防止になる(特に精神耐性防具を装備していないキャラは優先して封印しておくと良い)。
ヴォーテクスは魔法盾、幻体、霧隠れ、炎の壁・光の壁の防御効果を打ち消す。ミサイルガード、リヴァイヴァ、シャドウサーバントは消されない。
他にも気をつけていたいのはクジンシーのソウルスティール。
最もHPの低い相手を優先的に狙ってくるため、戦闘不能者が出ると非常に危険。
また「フレイムウィップ」「サイコバインド」「動くな」「催眠」により行動不能状態になるとソウルスティール見切りがあっても回避不可能。
死亡者が出ると復活できないのはもちろん、陣形を立て直す事もできなくなる。
素早さの高いキャラにエルブンスキンなどの麻痺耐性の装備をつけ、回復できるようにしておくといい。
リマスター版ではアニメーションで出現する七英雄の順番が一定*7になっているが、
ノエルより後の四体目以降の出現はSFC版同様ランダムで、外見と使用技が一致しないケース*8があるので注意。
使用する攻撃の中で、見切りまたは無効化方法が存在するものは以下の通り(見切りが存在しないものはカッコ付き)。
分類 | 技・術名 |
---|---|
ソードバリアで確実に回避 (ソードバリアについてはテクニック解説へ) | 音速剣、水鳥剣、流し斬り、(稲妻斬り)、(ウインドカッター) |
金剛盾で確実に回避 (金剛盾についてはテクニック解説へ) | くし刺し、気弾、(稲妻斬り)、(ウインドカッター) |
ミサイルガードでダメージ0 | つむじ風、(カマイタチ) |
防具で無効化可能 | テンプテーション、催眠、(アストラルゲート)、(動くな) |
その他 | 骨砕き、ダブルヒット、フルフラット、一文字突き、チャージ、 マリオネット、フェイント、ふみつけ、ソウルスティール |
技欄は8あるが、1つはソウルスティール見切りで確定。
男キャラで精神耐性防具を装備しないのであれば、テンプテーション見切りも必須。睡眠耐性防具をつけないキャラには催眠見切りも欲しい。
技で戦う場合、固有技に頼るなら別だが技欄8つ中主力技1〜2つを割かないといけないので、とても見切りだけで防御を考えることはできない。
あるいは女性&性別不明&精神耐性持ちのメンバーで、主力の技を固有技にして、見切りをありったけ付けていくのも悪くない。