概要
キャラクターの手先の器用さを表す【能力値】。作品によっては【技】【技術力】や「DEX(Dexterity)」とも表記される。
【小剣技】【弓技】などのテクニカルな攻撃の威力に影響するほか、【命中率】に影響する場合がある。
RS1
物理攻撃の命中率に関係する。
SFC版では他にも効果あり*1。
RS2
小剣と弓のダメージと命中率に影響する。
ただし、【カウンター技】の【マタドール】のダメージは腕力に依存するため器用さは影響しない。
最大値の25は【ガダフム】(【ハンター】)、【ナウシトエ】(【ネレイド】)、の2名。
RS2R
小剣と弓の攻撃力に影響する他、与ダメージのブレに影響する。
【踊り子】の【テトラ】が新たに25を記録。
有志の調査によれば、全ての【技】や【術】には個別に乱数範囲が設定されており、器用さが高いほど乱数の下限が上昇する。
乱数が大きいと技の威力以上のダメージが出ることがある。
例えば乱数±40%の【ぶちかまし】の最大ダメージは【千手観音】を上回る。
器用さが1上がるごとに、「乱数の下限と上限の差」の50分の1だけ乱数の下限が上昇し、器用さ50以上で乱数の上限に固定される。
具体的な例としては、器用さ20の【テレーズ】が【イド・ブレイク】を使う場合の乱数範囲は「-6%~+30%」。
そして【でたらめ矢】の場合は「-34%~+50%」となる。
武器種ごとにある程度乱数範囲の傾向があり、原作の命中率の高さや低さを反映している。
剣、小剣、体術は元々命中率が高かったので、乱数範囲が全体的に小さい。
特に体術は大抵の技の乱数範囲が0%か1%であるため、器用さの差がほぼ出ない。
逆に斧や術は低くても10%で、斧の主要な技の多くは30%、術は合成術が全て20%となっているため、器用さが低いとダメージのブレが大きくなる。
術の振れ幅については、小剣や弓をサブ技能で持たない術キャラの器用さの意義を高めている。
【竜脈】を限界まで使用した場合は器用さが高くなるため乱数の上限で固定される。
竜脈限界時の【スパイラルチャージ】が【クワドラブル】を上回るのは乱数範囲が大きいためである。
器用さの差が激しいと、乱数範囲が広い攻撃のダメージ期待値で【腕力】や【魔力】の1差程度なら覆る場合もある。
乱数±30%の腕力武器技(【ヨーヨー】、【富岳八景】など)を使用する際のダメージ期待値
(※言及がない限り、【アビリティ】は考慮しない)
- 【フヨウ】(腕力21器用さ22)は【エイトリ】(器用さ20)を除く腕力22(12名、器用さ13以下)を上回る
- 装備で腕力+11(装飾品以外腕力重視)の時、【フヨウ】は腕力23器用さ10(3名)を上回り、腕力23器用さ11(3名)に迫る
- 【最終皇帝】(女)(腕力23器用さ24)の場合、装備で腕力+7(【百獣の小手】+【マイティヘルム・改】)の時に【ハンニバル】(腕力25器用さ12)を上回る
実際はアビリティがあるため、素の状態で相手の耐性が普通の場合は【クリティカル】によりハンニバルが一番高くなるが、百獣の小手(腕力+5)を装備して弱点攻撃をした場合は【ウィークヒッター】によりフヨウが一番高くなる。
乱数±20%の【冥術】が関与しない術(該当多数)を使用する際のダメージ期待値
- 最終皇帝(女)(魔力24器用さ24)は【ドウマン】(魔力25器用さ10)を上回る
- 最終皇帝(男)(魔力23器用さ23)は、装備で魔力+9(装飾品以外魔力重視)の時に上回る。
【コウメイ】(魔力25器用さ10)は【攻撃術の心得】があるため、同じパーティにいる限り追いつけない。
装備で腕力や魔力を上げるほど、器用さの影響が高くなる。とはいえ、腕力・魔力25程度、乱数±30%の攻撃の場合、腕力・魔力1の差を覆すには器用さ8程度の差が必要になる。装備を乱数目的だけで器用さに回すのは本末転倒であり、あくまで初期値の器用さの差が激しい時に考える程度になる。
実際は、腕力魔力上位陣のアビリティだけでもクリティカル(【インペリアルガード】(男))、ウィークヒッター(【忍者】)、【装備性能アップ】(【帝国鍛冶職人】)、【攻撃技の心得】(【格闘家】)、攻撃術の心得(【軍師】)などが加味されるため、上記の通りになるとは限らない。特にアタッカーが複数いる場合、固定アビリティの方が大いに影響する。
腕力か魔力が高く、かつ器用さも高いキャラは限られている点に注意。
腕力と器用さが両方20以上のキャラは6名、魔力と器用さが両方20以上のキャラは8名。
RS3
小剣と弓のダメージ、【カウンター】以外のカウンター技のダメージ、武器を使った技の大半の命中率に影響する。
武器を使った技で命中率に器用さが影響しないのは、【斧技】全般、槍の通常攻撃、特定種族への即死【特効】技*2が該当する。
また、味方が敵に対して【追加効果】を持つ攻撃を行った場合のみ、追加効果の発生率の計算時に参照されることがある。
MS
テキスト (DEX) | 細剣技や弓技、LP攻撃の効果に影響 |
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IS
【強化ポイント】項目のひとつ。
【戦闘】で成長する事は無いが、【成長リセット】の影響を受けない。
初期値は+0、最大値は+99。強化する事で以下の2点に影響を与える。
- 敵への状態変化発生率が少しアップする。
- 技の命中率が少しアップする。
RSU
以下の項目に影響する。