機体詳細:AG:SA-M4 クーガー

Last-modified: 2020-06-24 (水) 23:58:53

名前:SA-M4 クーガー(SA-M4 Cougar)

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性能詳細

  備考備考
型番SA-M4分類戦車
用途対戦車戦闘現状現役
製造AG連合 Build System Weapon社ユニットコスト1億2000万シーク
運用AG連合宇宙陸軍正式採用AG.217.04.12
計画次世代型戦車開発計画(M4計画)前クラスSA-M1 コーカサス
乗員1名次クラスSA-M4-2 クーガーⅡ

概要

「SA-M4 クーガー」とはBuild System Weapon社が開発し、AG連合宇宙陸軍が運用している主力戦車である。
様々な革命的な新規設計を取り入れた車両であり、以降の戦車の礎となった事から本車両以降を「M4系統」と呼称することもある。
前任のSAM1とは基礎部分から異なっており、各部に技術的進歩が見られる。

AG.220年現在は後継車種の「SA-M4-2」に主力戦車の座を譲るも、後方基地などでは以前運用中の車両もあり、改修や改造が施された本車両が各戦線で目撃されている。またAG連合内のPMCなども運用しており、更に友好国家や諸外国でも導入が進んでいる。AG連合宇宙陸軍としては後継車種の配備が以前完璧ではない現状、本車両の強引な退役措置には出ていない。

来歴

AG.212年からAG.214年にかけて発生したクロノス大戦が終戦しておよそ2年後のAG.216年。
AG連合宇宙陸軍はM1戦車の運用限界に達している事を指摘。生産から既に13年の月日が経過していたM1シリーズはM3を最後に新規設計が停止していた。陸軍部はこれに対して新型戦車として「M4計画」を立案。当時内戦状態に突入していたユーリア王国の治安維持を目的として派遣していたAG連合宇宙陸軍第2師団に実地試験の依頼を組み込み。今までの運用経験を総動員した新型戦車の設計がBSW社に依頼された。
BSW社はこれにたいして以前のM3までの運用データを総結集し、改善点や改良点を洗い出した。
同社はまず基本フレームを軽量装甲材を用いて製作し、その上から更に耐久度を増した重装甲材を貼り付ける「インナーライトフレーム」と呼ばれる設計方法を本車両に取り入れた。これは技術の進歩によって軽量材でも十分な強度を得られるようになったこと、またシールドユニットの搭載が容易になった事が採用の決め手と言われている。
次に下部を重装甲材で多い、上部砲塔部分を軽量装甲材で構成することで主砲発射時の反動を軽減する取り組みが施された。これはSAM1と比較して車体が大幅に小型化される反面、増大するであろう反動を制御する目的があった。また砲塔リングは新型の物に差し替えられ、安定性と稼働率が劇的に向上した。
更に気密性に問題点があったSAM1とは違いSAM4にはライフパックを標準的に搭載した。標準型でも最低2日間の酸素や水素を維持できる機能を持つ。

SAM1の最もの問題点であったのがエンジンであった。
小型化されたアークリアクターの一種「MAACアークリアクターX20型」を標準搭載していたSAM1だったが、高出力とは裏腹に整備性が問題となっていた。特に整備環境が劣悪な最前線では顕著に表れ、更に高出力のアークリアクターと低出力の予備核融合では燃料も別のものを必要とし、補給時の問題もあった。
そこでBSW社は企業キャラバンから齎された新型核融合炉を元に研究開発した「ニューロ式ICIV熱核融合炉」を主機として本車両に採用。この新型核融合炉は従来の核融合炉より強力な発電量を備える一方で、燃料は従来型と同じで良いという点や、整備性がアークリアクター型に比べて良い点等の利点があった。しかし瞬間出力はアークリアクターに遥かに劣る事は事実であり、そのため本車両には従来のM3までの車両よりも多数の予備動力が搭載されている。またその予備動力も新型核融合炉を更に小型・縮小した物が採用された。

配布情報

SteamWorkshop ※改造・二次配布共に可
現状配布なし