CECV-002 ネビュロン級航空母艦

Last-modified: 2023-04-26 (水) 03:45:30

名前:CECV-002 ネビュロン級航空母艦

性能詳細

  備考備考
型番CECV-002用途航空母艦
分類航空母艦現状退役
製造第Ⅳ設計局ユニットコスト23000000シーク(推定)
運用クロノス皇国宇宙軍就役日付
計画計画前級ヘラス級航空母艦
乗員6000名次級オリンパス級航空母艦(未完成)

概要

『CECV-002 ネビュロン級航空母艦』とは
クロノス神聖皇国第Ⅳ艦艇設計局?が設計し、同国が建造/保有していた航空母艦である。
第一次AG-クロノス大戦末期から第二次AG-クロノス大戦の終戦まで運用された。また残存艦は一部クロノス共和国でも運用されている。
「AG/クロノス史上最も優秀な空母」という異名を持ち、のちの「強襲揚陸艦」にも近い機能を有していたが、莫大な建造コストから
大量生産が実現することはなかった。

また本級に関する資料は、終戦後においても散見しており、一部資料では「アズリエル級航空母艦」「ウンブリア級航空母艦」などの記述も見られており、本級の名称が定着したのは第二次クロノス大戦中期だったとも言われている。(一応当時から識別はネビュロンが最もメジャーだった)

本級が参加した主な戦いは
・ノートルダム沖海戦(ネビュロン/アズリエル/ガンドニア/ガイツバルムの4隻が参加)
・コーツォル沖海戦(ネビュロン/ウンブリア/フリードニアの3隻が参加)
・クロノスカフ沖海戦(ネビュロン/アズリエル/ウンブリア/ガンドニア/ガイツバルム/ジードニア/ゴンバルディア/フリードニア他12~20隻が参加)
が有名である。
なおクロノスカフ沖海戦に参加した艦艇は全滅しており、敗戦時に機密文書が軒並み焼却されたこともあり、未だ詳細は不明となっている。

建造経緯

建造前史

前級の「ヘラス級航空母艦」は、非常に優れた設計を持っていたが、侵攻軍に付随することを前提として設計された、いわゆる「軽空母」的要素が強かった。また兵力の輸送には別途「ブエマス級輸送艦」や「ブエノス級強襲揚陸艦」等が行う必要があり、それに付随する護衛艦隊も組織する必要があった。

本級はそういった「複数の艦艇で行っている作戦」を単独で行い、なおかつ移動する航空基地としての役割を果たす目的で設計された。

同型艦

AG.223年時点確認されている同型艦は以下の通りである。

型式番号艦名配備先備考
CECV-002-1ネビュロンネームシップ
CECV-002-2アズリエル
CECV-002-3ウンブリア
CECV-002-4ガンドニア
CECV-002-5ミョルニル
CECV-002-6フリードニア
CECV-002-7ガイツバルム
CECV-002-8ジードニア
CECV-002-9ゴンバルディア
CECV-002-10ラザドニア
CECV-002-11アングリシア
CECV-002-12スタルオン
CECV-002-13ゴースト
CECV-002-14ガンドニスム
CECV-002-15ネビュロンⅡ
CECV-002-16ウィンドル

同型艦の経歴

CECV-002-1「ネビュロン」

本級のネームシップ。名将「トマス・ウィンザー」准将が艦長を務め、精鋭である「第881航空旅団」が乗船していた。
本級の初戦であるノートルダム沖海戦から、主要な戦いを重ね、AG連合艦隊を何度も打ち破った。
自国が劣勢になり始めた時も、一線で活躍し、士気高揚に大きく貢献していた。
最終決戦である「クロノスカフ沖海戦」において、AG連合が用意した対艦要撃砲「ジュデッカ」による初撃が命中し、航空機を展開する前に轟沈。6200名のクルーは全員死亡した。

CECBV-002-05「ミョルニル」

ネビュロン級の5番艦。初期に就役した5隻のネビュロン級の最後の艦である。艦長は「ブラン・オルケット」大佐。
第一次大戦の最終決戦である「ノートルダム沖海戦」に参加予定だったが、機関が不調に陥り艦列から落伍。最終的にオーバーホールが必要になった為、AG連合領にほど近い「惑星ゼダン」の月「アンドル」軌道上で修理と改修作業が行われていた。
しかし第一次の敗戦と、それに伴う軍備整備状況の変化で機関の修理の目処がつかず、同ドックにて半ば放置状態であった。

終戦後程なくして、付近に本部があったクロノス兵装試験局が艦内の施設を一部曲がりする形で移乗。以降艦内の生産設備を用いて兵装の開発が行われていた。

AG.212年、同艦の内部データ保管庫に保管されている機密データを取りに、AG連合諜報部隊が潜入。その際の破壊工作でとしてジャンプドライブをオーバーロードさせられ爆沈した。死者は公式発表で4200名。