深淵

概要

【地底】の下に存在する【地底の底】…その更に下に存在する、この世界の垂直世界の一つ。この世界の最下層。

以前は不明であったが過去に元の世界の深淵(アビス)にて探索・研究を行っていた【黎明卿】ボンドルドをはじめとしたグレビレアや天魔連邦などの諸国の有志が十分な対策をしたうえで決死の調査を行った結果、詳細な情報を得ることができた。

• でこぼこの岩盤のような洞窟があったと思えばそこから未来的な謎の空間が広がっていたりとあべこべのようなものになっている。
• 所々酸のような液体を分泌する腐った肉のような物体が散見しており、触れてしまった場合魂レベルでひとたまりもない。
• この物体や液体の正体は掴めていないが、その物体に溶かされた生命体の成れの果てとする説もある。
• 深淵にいる間、常時誰かに見られているような状態となっており精神を消耗させるため、ある哲学者の「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗く」という言葉を想起させる。
• 滞在するだけでも危険な場所だがある文献によると、ここでとある手法を用いた儀式を行うことで危険極まりない固有魔物?を呼び出すことが可能であるとされている。

また、遠方からの双眼鏡でしか確認されていないが、聖杯のような黄金の杯がおかれている他、周囲には竜王や竜皇に匹敵するほどの恐ろしさを秘めた竜や獣が闊歩していたため、調査隊はここで切り上げていった。
余談ではあるが、調査隊の魔界出身の一人は「魔の淵源と呼ばれる場所と深淵の雰囲気が似通っていた。」とのこと。

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