その存在がユニーク(唯一)であるモンスターの一覧。
ユニークモンスターは挑戦プレイヤーやNPCの数でステータスや攻略法が変動する。
レイドモンスターは性能据え置きではあるが理論上は一人でも倒せる攻略法を持つ。
二つ名系モンスターは単純にスペックが強化されてるので実力で勝てないなら一人だろうが百人だろうが叩きのめす。
七つの最強種
英語表記:the Seven Colossi
・ユニークモンスターとはなんぞや
そもそもユニークモンスターとはあくまでもゲーム上の呼称であり、シャンフロ世界では七つの最強種と呼称される。
これはユニークモンスターが単一存在、子を為さずされどただ一つの存在として確立されていると「シャンフロ世界の人類」に定義されているためである。しかし単一増殖するゴルドゥニーネや「ヴォーパルバニー」の祖たるヴァイスアッシュのように必ずしもオンリーワンというわけではない。
メタ視点から正確に定義するならばユニークモンスターとは「神代に縁を持ち、その存在を「力」で示すもの」である。さらに詳しく説明するなら享楽、憎悪、検証、経緯……動機は違えど己の死を是とした上で新人類の挑戦を受けるもの、それがユニークモンスターである。
シャングリラ・フロンティアでは「異名+個体名持ち」を指す。
NPCたちにはむっちゃ強いモンスターとしてその存在と名前が知られている。
新大陸の亜人種や文献でのみ知られる個体もいる。
にも関わらず「七つ」と判明しているのは主にジークヴルムが喋ったから。
エリアボスやストーリーボスなどは「レベルを上げまくればソロでもいける」調整だが、夜襲のリュカオーンを始めとするゲーム内世界に点在するユニークモンスター達は「俺TUEEEだろうが単独で倒せるような調整してねぇよ、死ね!」を地で行く調整がされている。
実は運営内部でも難易度調整について揉めていた。
「シャングリラ・フロンティア」という作品における現実世界内に実在。そして現実世界に存在するそれとゲーム内に登場するそれは、広義の意味では同一存在。
ユニークモンスターは「プレイヤー」を認識している。
全MobのAI制御、及び人格データの制御を司る七つのサブサーバーには「ヴァイスアッシュ」「リュカオーン」「ゴルドゥニーネ」「クターニッド」「ジークヴルム」「ウェザエモン」「オルケストラ」の名が付けられている。
これは「シャングリラ・フロンティア」を執筆した継久理 響十郎の設定集にちなんで創世が命名したものである。
ユニークモンスターの中でもリュカオーン、ジークヴルム、クターニッドは種ではなく「個」で完結した存在であり、ヴォーパルバニーや蛇系モンスターの祖であるヴァイスアッシュ、ゴルドゥニーネとは明確に区別化された存在。
ウェザエモンとオルケストラは例外のため除外。
ユニークモンスターはざっくり四種類にカテゴリ分けされる。
「ヴァイスアッシュ・ゴルドゥニーネ・クターニッド・リュカオーン」:アリス・フロンティアによる実験
「ジークヴルム」:ジーク・リンドヴルムによる始源対抗策
「ウェザエモン」:刹那の残したデータから延命
「オルケストラ」:想定できないイレギュラー、アンドリューが意図せず関わっている
ユニークモンスターには「概念への干渉」という共通点がある。
- ウェザエモンは自身という概念の固定と維持。限定的な空間内において墓守として死と生の中間で自分を留めている。
一部のユニークモンスターはプレイヤーに特殊な「呪い」を付与することがある。
これは強い感情に起因するものであり、個体によって開拓者に抱く思いは様々。
(あくまで)明言された条件は
- 前衛職で五分間ノーダメージ
- 即死攻撃を受けてHPが全損しなかった(アイテム、スキル、魔法未使用)
- ノーダメージで一定回数クリティカル(ただしサンラクは別のシナリオの条件を達成したため対象外)*1
- 逆鱗にクリティカル
- ルルイアスに三度来訪し、その全てでシナリオをクリアしていない*2
- 征服人形を連れて行かずに入場で確率*3
個体によって条件は変わり、複数条件を達成していると付与される呪いも複数になる。
呪いは聖女の祈りによる解除か呪いを刻んだ対象の撃破で解除できる。
撃破した場合は呪いは祝福になる。
ユニークモンスターの「呪い」が反転すればそれは加護であり祝福であり…
祝福になるとプレイヤーの任意で「呪い」の表示・非表示を切り替えることができるようになる。*4
呪いの効果はユニークモンスターが根本に抱える意志によるもの。
呪いには「刻傷」や「怨毒」というものが存在する。
世界観的には「刻傷」は「呪い」より軽く、「怨毒」は呪いよりも重い。
「呪い」付加状態でスキルを鍛え続けると「呪い」を前提としたスキルが発生する。
「呪い」の見た目はその時に受けた攻撃によって変わる。(傷跡のイメージ)*5
リュカオーンの呪いは「強い敵に対する興味」
サンラクの「呪い」の見た目は、牙や爪で粗雑に刻まれた「ある種の模様にも見える刺青のような痣」
サンラクの「刻傷」の見た目は「まるで全身をズタズタに引き裂かれたような傷跡を、黒く染めたようなおどろおどろしい模様」
条件を満たすことで呪いは刻傷へと上書きされる。*6
呪いを解呪したサイガ-0、呪いを受けたことがない秋津茜 を見るに、直接刻傷を受けることはない。
それは自らの手で仕留めるにふさわしい「敵」の証明であり、最強種が認めた強者の刻印である。
「夜が明け、後悔を乗り越える……違う、そうじゃない」
- リュカオーンの呪いの効果は
- 呪いがついた部分の装備不可
- バフ・デバフの無効
- プレイヤー以下のレベルのモンスターがプレイヤーから逃亡(人造モンスター*7には無効)
- 他の呪いに対して強い抵抗
- NPCとの会話で補正
この内バフ・デバフの無効については瘴気などのフィールドに漂うものや、武器などのアイテムに付与された物も(直接呪いや刻傷のある部位に当たった場合は)無効化する模様*8。
ちなみに初期構想ではマーキング部位が狼っぽいパーツになる予定だった。
- リュカオーンの刻傷の効果は
- プレイヤー以上のレベルのモンスターが積極的に戦闘を選択
- プレイヤー以下のレベルのモンスターは積極的に逃走を選択
- あらゆる呪いの無効化(全身に対する効果の場合は無効化が可能だが刻傷が付与されていない部位を指定する場合は無効化できない場合がある)
- 改宗不可
- 刻傷が付与された部位に装備したアイテムが一定時間*9で破壊される
- NPCに対して、近づく者を切り刻むような威圧感を放つ
- 慈愛の聖女イリステラにも解呪は不可能。ただし一時的に無効化することはできる。*10
※ただし、刻傷が付与される前にロード時間が発生したため、刻傷はプレイヤー毎に個別or複数パターンの可能性がある。
刻傷の適用範囲はおおよそ10メートルくらい。「夜の気配を纏う」と表現されることも。
ウェザエモンは開拓者に「無関心」なので呪いを与えない。
クターニッドが与える呪いは栞印。
ジークヴルムの呪いは「英雄候補に対する期待」
秋津茜の「呪い」の見た目は、爪で切り傷のように刻まれた「紅い×点マーク」。
- ジークヴルムの呪いの効果は
- 呪いがついた部分の装備不可
- バフ・デバフの無効
その他不明。
- ジークヴルムの呪いの上位互換として刻痕が存在した。
- 取得条件は「呪い」を受けた後にジークヴルムと再戦して一定以上HPを削れたかどうか。
- 刻傷と同様に時間経過で該当部位の装備を破壊する。
その他不明。
該当部位無装備時、マナ粒子の発露時に、黄金に煌めく
要するにエフェクト効果(別の効果もあるが……)
オルケストラは「呪い」のみ。「場所」としての性質が強いので再訪はその者に委ねているため「呪い」より上が無い。
ゴルドゥニーネの呪いは「全てに対する憎悪」
名称は怨毒。
- ゴルドゥニーネ(及びその分け身)の怨毒の効果は
- 接触した他の個体に病のように伝染する(プレイヤーが感染した場合も伝染するか不明)
- 付与された部位の装備不可
- 付与された部位への魔術レジスト
- 付与された部位への攻撃をVIT「1」としてダメージ計算が行われる
- 怨毒の見た目は「身体がひび割れ、そこから僅かに黒煙が漏れ出している」
- 物理的に身体がひび割れることによるフィジカルパフォーマンスの妨害
- 複数の呪いで上書きできるか
呪毒は「呪いを呪う」ものなので一時的ですが他の呪いを中和できます(ただしゴルドゥニーネの「呪い」はまた別)
基本的に一部位に呪いは一つ、二つ以上が重なり合うことはありません
ただし顔にジークヴルム、胴にリュカオーン、脚にゴルドゥニーネ……みたいな戦隊モノの合体ロボみたいなキメラ呪い状態は可能です。まぁ基本的にシステム側の判断で複数の呪いが付与されることは稀ですが感想返し[2019年 01月 05日 00時 45分]
尚、すべてのユニークモンスターはテストプレイヤーによって倒せることが証明されている。
墓守のウェザエモン
英語表記:Wezaemon the Tombguard→Wethermon the Tombguard
『晴天大征、流転と手向けを以って終極と為す』
作品内直リンク:世界の真理書「墓守編」 →
簡単にいうと「九割九分死人が特殊な技術で作られた装甲を身に付けることでかろうじて延命している」状態。
その外見は日本の甲冑風にデザインされた白と黒のロボ。身に着けているアーマー「戦術機甲【斉天】」は天津気刹那とアンドリュー・ジッタードールの共同研究で作られたセツナメタルという特殊合金で構築されている。*11
持っている刀「バンガード」は英傑武器とカテゴリ的には同じものの、もっと別の何かであり、電池と雷くらい違う。*12
コミカライズ版でのデザインはサイバー風な白い甲冑に己の身の丈ほどもある大太刀を携えた鎧武者。
膝から下の足の部分がネジ脚になっており、これは合体前提の脚という原作設定を作者からの要望で「超科学がたどり着いた結論が普通にネジ回しての合体方式って良くないですか?百人がダメと言っても俺は好き!!!」というお願いを不二マジックしてもらった結果とか。*13
甲冑内部は空間がねじ曲がっているため、ネジ脚も形状に合わせてウェザエモンの肉体が空間ごと変形して収まっている。
生前は頑固だがダジャレ等も言う人物だった。
人類に対して「無関心」なので呪いを付与することはない。
名前の由来は「天気(ウェザー)」+「~右衛門」と思われる。そのためか使う技は天候などの自然現象の名を冠したものとなってる。
- 常在挑戦陣
戦闘開始(第一段階)と同時に強制的にプレイヤーのレベルを50までに割り振ったステータスの状態まで下げる。*14
またNPCであっても能力の影響下に置かれる。*15- 本来はレベル150の世界に慣れきったプレイヤーたちをレベル50まで叩き落とす予定だった。*16
- その本質は空間そのものに作用して対象の封臓の活動率を下げる魔法。マナ粒子そのものの活動を抑制している。
- 断風
神速の抜刀居合。 - 雷鐘
刀を上に掲げ、雷を瞬間的かつ大量に発生させる。 - 入道雲
刀を持っていない腕で雲の巨腕を作り出し、なぎ払う技。 - 大時化
刀を失っている場合に使用する掴み攻撃。 - 火砕龍
ウェザエモンにヘイトが三人以上向いているときに発生。
刀を地面に突き立て、ウェザエモンがヘイトを向ける対象からランダムに一人選択し、その対象の地面から火柱を発生させる。
連続して灰吹雪を発生させる。 - 灰吹雪
上空で黒煙に変換された火砕龍が火柱の発生地点を中心に半径5メートルを包囲して包囲網を急速に狭め、捕まるとプレイヤーを窒息死させる。 - 天鬼夜咆
第三段階移行時に使用する広範囲への衝撃波。
装甲貫通効果があるため、食らえばほぼ即死。
第三段階移行時にアンデッド属性が付与されるため、高位の浄化アイテムや浄化魔法で阻止が可能。 - 晴天大征
第三段階から通常十分経過で発動するいわゆる発狂モード。三十秒間前述の行動をランダムにほぼ連続して放ってくる。
「三十秒経過時点で刀を持っている場合」後述の天晴が使用される。
後述の天晴を攻略しない限り晴天大征が止まることはない。 - 天晴
刃部分に即死効果、装甲貫通、装備破壊、魔法貫通、スキル貫通、回避不可とあらゆる効果がてんこ盛りの大上段からの斬りおろし。
- 戦術機馬「騏驎」
第二段階(戦闘開始から十分経過)になった時点で亜空間格納施設から召喚する馬型のゴーレム。
どの形態でも放置するとウェザエモンと合体する。ウェザエモンが第三形態に移行するまでダメージが通らない。
コミカライズ版ではのっぺりとした顔付きの巨体。顔の左右両側と前足の付け根にそれぞれ排気管らしきパーツがが存在するデザイン。
背の部分に左右3連ずつ(アニメ版では4連ずつ)のミサイルポット、3つに分かれた尾の先端にレーザー発射装置があり、これらを周囲にまき散らす。
- 馬形態
基本的にミサイルとレーザーを撒き散らしてのフィールドを駆け回る行動がほとんど。
背中にプレイヤーが乗っている場合のみ振り落とすモーションを取る。 - 人馬形態(路斉天)
第二段階でウェザエモンと合体した形態。
ミサイルとレーザーを撒き散らしながら雷の雨を降らせ、雲の巨腕を振り回しなおかつフィールド中を走り回るという実質手をつけられない状態になってしまう。
当然スーパーアーマーダメージ軽減があるため、ダメージを与えることもほぼ不可能。
コミカライズ版では第33話にて鉛筆の回想でシルエットのみ登場。ウェザエモンが背中にドッキングした形態で、刀を手に握らず扱っていた。
(空中に浮かんだ刀の柄にエフェクトがあるため、何らかのスキルか魔法で操っている模様)
アニメ版では刀を普通に持っている。 - 甲冑形態
第三段階中に騏驎が変形する形態。
頭部の無い巨人のような姿で、ミサイル、レーザーの他に四肢を使った物理的な攻撃、さらに切り札として腹部に大口径レーザーキャノンを内蔵している。体力が四割を切るか、腹部装甲を破壊された時点で発狂モードに突入し、ヘイトに関係なく攻撃を撒き散らす。
当然即死級ダメージを叩き出す腹部レーザーキャノンであるが同時に弱点でもあり、砲口の奥に弱点のエネルギーコアが存在する。
ウェザエモンが晴天大征発動前に騏驎と合流した場合、合体して巨人スケールの晴天大征を発動する。
コミカライズ版では第36話に登場。現実のアシストスーツに甲冑を合わせたようなデザインで、背骨がある。
胴体の部分は搭乗者が入るためか空きスペースになっており、ちょうど足の当たる下腹部中心にドッキング用らしきネジ穴が確認できる。(合体した場合「大路斉天」という形態になる。)
両掌に大口径のレーザー砲、下腹部装甲下には原作通りの大口径レーザーキャノンが備え付けられ、発狂時には拡散レーザーをぶっ放す。
墓に対してなんらかの干渉をすると、ウェザエモンのヘイトは強制的に干渉した人間へと向かう。
原作小説ではカッツォと鉛筆が墓を破壊、漫画版では破壊するという脅迫でヘイトを向けさせた。アニメではどちらも表現的にまずかったのか、墓を盾にして投げナイフを放ち、そちらを向いたウェザエモンの視界にセツナの姿が映って一瞬気を取られるという演出になっている。
第一、第二段階では「死んでいない」、第三段階では「生きている」*17
【天晴】、言葉は移りて祝に転ず…………天晴である
サンラクによって【天晴】が攻略され、煙となって消滅した。
『嗚呼、セツ、ナ……今……そコ、へ……』
「出汁巻きのドラえもん」と同じ
想起されし墓守
詳細不明、なんらかの原因によって新旧大陸それぞれに二体ずつ現れたウェザエモンの残影。
厳密にはウェザエモン本人とは一切関係のない現象なのだが四体の想起体はいずれも異なる色の「騏驎」を従えている。
それぞれの「騏驎」に付き従う想起体はそれぞれが異なる武装を携えており、それはあたかも「墓守と成り果てたかつての英雄が見せなかった戦いの姿」であるかのようにも見える。かの英雄が遺した魔法の鍵、その中に収められていた至宝の数々は、決して飾られるだけのものではなかったということだ。
それが墓守だというのなら、守るべき墓も共にあるのか? であるなら、であるならば。願わくばもう一度、そうでないなら興味はない。その為なら女は天上の王権にだって弓引けるのだ。「遠き無念の残影」より
感情や自我がなくとも、ここの記憶はなくとも大元に還る「記録」はあるわけで、なにもマナ粒子の影響は人にだけ出るわけではないですから
ウェザエモン・アマツキさんの軌跡であり、マナの高まりであり……強いて言うならオルケストラに似た何か*19
ジークヴルムの消失とそれに伴って活性化した始源眷属・族の影響で動き出したイベント。
それぞれの騏驎が冠しているのは黄色以外の騏驎の別名である。
新・旧大陸それぞれ二ヵ所ずつに存在し、旧大陸の王城直下にも一体存在することが判明している。
- ウェザエモン&青き聳弧
所在地不明。
魔法を使用する。 - ウェザエモン&赤き炎駒
旧大陸「翔風楼結の大河」の隠しエリアに出現。
銃を使用する。 - ウェザエモン&白き索冥
所在地不明。
槍・鎚を使用する。 - ウェザエモン&黒き角端
所在地不明。
縄(テープ)・格闘を使用する。
レッドウェザエモン「銃を使いまーす」
ブルーウェザエモン「魔法を使いまーす」
ホワイトウェザエモン「槍とハンマー使いまーす」
ブラックウェザエモン「テープで捕まえて殴り殺す」[2019年 07月 13日 21時 19分]
関連シナリオ
- ユニークシナリオEX「此岸より彼岸へ愛を込めて」
深淵のクターニッド
英語表記:Ctarnidd of the Abyss
『示せ 継がれし遺志を』
作品内直リンク:世界の真理書「深淵編」
海の底、光届かぬ深淵において万象を束ね上に立つ盟主として君臨する超越者。この世の「理」を裏返し、逆さにし、乱し、世界そのものを変質させてしまう「反転」の力を備える存在。己の住まいに人を招いてはその足掻きを見て無聊を慰めている。
人間を「個」として識別せず「種族」という枠組みで認識。人間という種族に対して「敬意」の感情を持っている。
ユニークモンスターの中では最も反則じみた能力。
認識干渉を意図的に行えるため自身の形状を変えることができる。*20
五つの形態をもつ。(ちなみに初期設定では十五形態だったらしい。)それぞれの形態は
- 妄想態:初期状態、巨大な漆黒の蛸に見える姿。
この状態時は常時シナリオ参加NPC全体に「呪い」を振りまく特殊行動「深淵錯視」を発動して倒しやすい相手に見せる。
アラバの祖父が戦ったのはこの段階。
- 幻想態:八芒星の魔法陣から触手と目玉が生えた異形の姿。
戦闘開始と同時にシナリオ参加NPC全体に「恐怖」を振りまく特殊行動「深淵凝視」を発動。
- 空想態:クターニッドがかつての姿*21を模して「物質としてそこに存在はしないがエントロピーとかそういうの的にそこに何かがいる」状態になる。八本の触手が持つ杯がそれぞれ異なる特殊能力を発動。
赤の聖杯:近距離無効化
橙の聖杯:遠距離無効化
黄の聖杯:物理攻撃無効化
黄緑の聖杯:魔法攻撃無効化
緑の聖杯:色調反転
青の聖杯:性別反転
藍の聖杯:ステータス反転
紫の聖杯:ダメージ反転
- 仮想態:周囲の生物を吸い込むブラックホールのような漆黒球体の姿。
五分間、魔法「ランダムエンカウント」を無差別かつ無尽蔵に発動し続け、三十秒ごとに召喚されたモンスターを吸収する。
- 想像態:血肉を基底として仮初めの実態を得た蛸頭人体の姿持つ深淵の盟主。
第一段階では深淵宝玉によってランダムに選出されたプレイヤーおよびNPCのモーションログを参照する「Analysis.」、自身の行動パターンに反映させる「Reflexus.」を使用する。元々のスペックからパワーファイター型のプレイヤーのコピーが最も危険。
第二段階は八つの深淵宝玉を基点として八本の「巨神触手」を展開。
なお仮想態で召喚されるモンスターを一体も倒さずに想像態へ移行するとスーパーアーマーがつく。
クリア報酬(想像態撃破)は確定で「深淵の警鐘」と聖杯が一つ。NPCとの協力、好感度及びロールプレイの結果によっては聖杯の数が変化するかも?*22
クターニッドはTRPGのGMのような思いで深淵に引き摺り込んだことから、より楽しませる行動*23を行うことで応対が変化すると思われる。
クターニッドが周回できる理由は人類を「評価」するにはそれなりの数のサンプルが必要だよね?という理屈*24
運営からは一番最初に攻略されるユニークモンスターだろうと思われていた。
- [2019年 03月12日 02時05分]
ユニークモンスターとなるための条件って自身の死を許容した上で力をもって神代との関わりを示すみたいな感じだったと思いますけど深淵さんや不滅さんって死んだりするんですか? 深淵さんは死にます、ただ状態の変化ってだけです。肉体を構成する魔法陣(厳密には刹那理論を基に組み上げられた「条件を満たすことで発動する設置型文字列による構築図形」的なものがオートで生死概念を反転させる)のせいでクターニッドにとって死とは「自身の感覚系が何も感知できない睡眠状態」に近いものとなっています。ノンレム永眠……!!
というかクターニッドの本質というか秘密について語ろうとすると「不滅編」が絡んでくるのでちょっとまだ隠してる情報があったりなかったり(そこまで本編には絡まない設定的情報だけど)
・物理的に深いところにいる
・「この世界(ほし)の真なる源、その深奥……の淵にいるくらいの存在」
のダブルミーミング
故にクターニッドは「成功しすぎた第一例」のダウングレード版で、やはり「成功しすぎた第二例」である。
無法オブ無法ではあるが第一例よりは確かにダウングレードされている。
元ネタはクトゥルフ神話の旧神「Kthanid」
『人よ、この場は再び深淵へと沈む……危機は近い、ゆめ忘るることなかれ』
クターニッドはサンラク達の行動に満足し、狂える大群青を再封印するためルルイアスと共に再び深淵に沈んでいった。
関連シナリオ
- ユニークシナリオ「深淵の使徒を穿て」
- ユニークシナリオEX「人よ深淵を見仰げ、世界は反転る」
- ユニークシナリオ「恐れ知らずの遠征漁業」
天覇のジークヴルム
英語表記:Siegwurm the Sky Ruler
『我が名はジークヴルム、神代の守護者にして世界を灼くモノ。来たる災禍にて英傑を待つ者……おぉ英傑よ示せ、示せ。煌めくが如き英傑の行いを、戦禍においてただ一つの輝きを!!』
作品内直リンク:世界の真理書「天覇編」
英雄フェチの黄金龍。偉大なる黄金の龍王、人を愛するが故に世界を焼く者。
当初は「抗獣計画のジークヴルム」と名乗っていたが、他の「ドラゴン」と関連づけられたことで龍王と呼ばれるようになった。
その正体は炉心を中核として魔力を殺す魔力みたいなもので全身が出来た人造のドラゴン。*26
始源の戦いにおいて守るべき人類を守れなかった敗残兵。シャンフロのサービス中時点でマナ粒子の「完全消費」が可能な唯一の存在。
地上ではランダムエンカウントだが、その休息地である「気宇蒼大の天聖地」では高確率で戦えるらしい。
人類に「期待」し、自らを「人類の行く末に立ちふさがる試練」で在ろうとしている。
発展が極まった科学文明であった神代人類でさえ始源を前に滅んだことから強い輝きをもつ英雄を求めている。
「腕」や「手」をもった二足歩行のドラゴン。
頭部には合計五本の角が生えている。もとは三対六本の角だったが一本を自ら折ってヴァイスアッシュに譲渡した。
おかげで現在はMPの総合量や回復量が約15%減。まぁプレイヤー視点では誤差レベル。
構造上の問題で他と比べて鱗の耐久が低い逆鱗が喉元にある。
逆鱗を穿たれると全身の魔力流動が一時的に止まる。
尚、下記ユニークシナリオEX未発生の段階で討伐する事はシステム的に不可能。
硬梨菜 [2018年 08月 07日 23時 04分]
ジークヴルムはロックがかかってるのでどうあがいても第三段階で確定なのです、つまりどれだけの戦力を用意してもイベント敗北させられます
ユニークシナリオEXの決戦フェーズ時には「出現した色竜の数が三体以上」をトリガーとして出現した。
活動できなくなるまで魔力を使わせるか、「捨て身の」ジークヴルムの逆鱗を穿つことによって活動停止する。
- 龍法律【悪性増幅重力圏】
『我が律はこの地を覆い、万象を圧し潰す。英傑に喝采を、愚者に罰を……これ即ち、龍法律……!!』
戦闘開始時に使用し、効果範囲内にいるプレイヤーに特殊状態「B.I.G」を付与する人類への試練。
- 特殊状態「B.I.G」
ロールプレイによってリスポーン時に特殊効果を発動する。効果は下記の通り。
プラス判定が一定量蓄積されることで制限が解除され、初期状態と比べて特殊効果がプラスとマイナスの双方向に増大する。
ジークヴルムはB.I.Gのプラス判定が高いプレイヤーに意識を向ける。これは通常のヘイトよりも優先される場合がある。- リスポーン時間の変動。
英雄的な行動をすると時間短縮、卑怯な行動をすると時間増加。*27
加点減点方式なので多少英雄らしからぬ戦いでも死ぬ間際にそれっぽいことすればトントン。 - リスポーン地点の変更。
範囲内で死亡したプレイヤーは死亡地点で復活する。 - デスペナルティの増減
- リスポーン時間の変動。
- 特殊状態「B.I.G.2」
戦闘に消極的な者がいる場合に「B.I.G.2」が追加される。*28- 復活時に状態異常を付与
- 輝ける裁き(仮称)
『おお龍法律よ! 輝ける裁きを以って、英傑に足らぬ未熟を祓え!!』
ジークヴルムが地上に降りた後使用。
一定範囲内の「B.I.G」による英雄判定値が一定以下のものを吹き飛ばす。
- 輝ける龍王
左右一本ずつ計二本の角を起点に全身を輝かせて発動される対始源機能。
左右一組の角が成立しなくなると発動不可能になる。
高濃度の魔力を纏うことで外部からの魔力的干渉を溶かし混ぜ、自身への「魔法」に定義されるものを無効化する黄金の闘気。
完全な制御下に置かれたマナ粒子はジークヴルムの制御下にない外的なマナ干渉を塗り潰すかのように無効化する。
狂騒領域とは同時に使用できない。
- 狂騒領域
左右どちらか同方向にある二本の角を起点に雷光の如きエフェクトを纏って発動される対始源機能。
同方向に二本の角が残っていない場合は発動不可能になる。
体内のマナ粒子を乱す領域を展開し、「スキル」に定義されるものを封印する。
輝ける龍王とは同時に使用できない。
- 灼滅威吹(B.o.B)
反マナ粒子を含有する威吹であり、あらゆるスキル、魔法の効果を貫通する対始源機能。
赤熱した黄金とでも言うべき朱色のブレスであり、あらゆるスキル、魔法を貫通してHPとMPを削る。
ノワルリンドを一撃で瀕死に追い込む程威力が高いが、対始源としては不足していた。
- 龍王機関
ジークヴルムの本気モード。本来は体力が規定値以下になることで開放される対始源決戦機能。
実際の決戦フェーズでは乱戦になったことで封印されていたが、B.I.Gの判定が一定値を超えたことで解放された。
角を過剰稼働させ、角と同数のプラズマのような分身を展開する。
展開された分身は一定以上のダメージもしくは対応する角の破壊で消失する。
自身の核をオーバーフローさせることで出力を跳ね上げているが、寿命を縮めるデメリットも存在する。
この状態では他の能力は使用できない。
- 覇滅炉心(調和を討つモノ)
ジークヴルムの身を糧とし薪とする魔滅の炎。残存体力が5%を切った時点で発動する。
本来の「ジークヴルム」がもたなかった人類への最終試練。
全身が隆起し、発せられる黄金の「力」をただ一点に収束する。
収束され人間サイズになった光の球体から漏れ出したエネルギーがレーザーとして無差別に放たれる。
直撃したプレイヤーは蒸発し、発生した爆発の余波で吹き飛ばされる。
ジークヴルム最期の試練であり自爆するまでに止めないとその地が滅ぶ。
本編で発動することはなかったが、仮に発動した時は前線拠点が真っ平らにされていた。
- 物理障壁(名称不明)
ジークヴルムが視認することで基点に平坦に広がる力場を発生させる。
その防御力はかなり高い。*29
- 広域汚染混血機能
抗獣計画のジークヴルムが本来もっていた自爆機構。現在は失われている。
体内で生成されるマナ粒子を全て有毒性汚染粒子に変換し、自身の自爆をもって広範囲のマナ粒子を汚染する始源への最終抵抗手段。
対始源においてジークヴルムが稼働不可能な状況になった場合、ジークヴルム自身の要請と人類側からの承認を経て起動される。
- 試製再構築機能
「アリス・レポート」を参考に試験的に実装されたリスポーンシステム。
規格外のマナ粒子を内包するジークヴルムを再構築するプロセスは不安定要素が多く、さらに実証すらされていない急増のシステムである為に成功したかどうかは不明。
撃破済みの角
ヤシロバードの「鯱光」による攻撃で右上の一本
サンラクの称号【最大速度】を獲得した時の攻撃により二本(右中と左下?)
『───幸運を、人間の征く未来に勝利の栄光があらんことを』
ノワルリンドと秋津茜によって逆鱗を割られ、覇滅炉心のエネルギーの逆流に耐えられず、金色の灰となって消滅した。
───黄金は廻る。死の終焉を経て、悠久の時を経て、きっと彼は新たな命を受けて再誕する。 それこそがジーク・リンドヴルムが施した最後の機能なのだから。
元ネタはドイツの民間伝承に登場するドラゴン「リントヴルム」。
名前の由来もドイツ語で勝利を意味する「sieg」(竜殺しの英雄ジークフリート(Siegfried)の由来)+「リントヴルム」か。
この名を持つモンスターとしてはTCG「バトルスピリッツ」のスピリット「雷皇龍ジークヴルム」が著名で『バトルスピリッツ少年激覇ダン』の相棒として活躍した。
関連シナリオ
- ユニークシナリオEX「来たれ英傑、我が宿命は幾星霜を越えて」
冥響のオルケストラ
英語表記:The Orchestra of the Doom Echo
『───私は、貴方を待っています。どうか、貴方の為に歌を』
作品内直リンク:世界の真理書「冥響編」……正典
旧大陸唯一の国家の王城に侵入した情報屋が手に入れた情報によると津波を操り炎を纏い雷を落とし怪物を従えるらしい。
マナ粒子の性質上絶対にありえない現象を引き起こす正真正銘の「オカルト」。何故そうなるのか、科学的に全く分からない存在。
主人公の天敵。オルケストラは別の観点から見ると主人公キラー。
幸運が高いステータスの主人公だから、ではなく主人公が「サンラク」というアバターを使っているからこそ天敵。
- オルケストラ本体よりもオルケストラの周囲にいる「彼ら」こそ重要。*30
- オルケストラに「会う」だけなら簡単、挑むこともできるし報酬も受け取れる
ただオルケストラの「ユニークシナリオEX」を発生させる場合は壮絶に手間がかかる*31
- 劇場内に存在する音楽プレーヤーは、エリーゼ・ジッタードールが存命の時点で骨董品レベルに古いモデル。
- オルケストラの本体は不明だが、「オルケストラ」が個体名というわけではない。*32
JGEにおいて、フィールドの「劇場」丸ごとがオルケストラ扱いされていた。
モブ顔の「歌姫」(おそらくエリーゼ・ジッタードール)と顔のないマネキンがフルオーケストラを奏でることで戦闘が開始する。
オルケストラの能力はメインサーバー「リヴァイアサン」に格納されているプレイヤーのログを参照して歴戦値の蓄積率が高かったエネミーをランダムで再現すること。(ただし、プレイヤーへの影響が少なかったことは再現されない。)
要するに「お前という物語における強敵を抜粋したボスラッシュ」
サービス開始前の段階では創世さんの意向で「当時の性能据え置き」で出てきていたがりっちゃんが頑張って「部分的再現」にナーフされた。
撃破するにはかつての自分を再現することが必要で、歌がヒントになっている。
装備やアイテムの不足により再現できない場合、攻略不可能となる。ただし、共闘相手がいた場合は英雄譚に語られる「共闘」が再現される。
一応、同じ装備を破壊する必要がある戦闘が連続する場合は考慮され、装備の状態が回復する。
楽章が進むにつれてオーケストラの規模は大きくなるが、「歌姫」は常に主役を張る。
- 第一楽章「墓守は憩う」 出現エネミー「墓守のウェザエモン」
『───墓守は、愛ゆえに、目を離し……英雄は、刃を、見据えて…』
『───そして、墓守は、ようやく、永く、憩う……刹那、想うは、誰の顔……』
- 第二楽章「夜空、地の月」 出現エネミー「金晶独蠍」
『───夜空、空に月光、照らし、蓄え、地に月の蠍』
『───月を穿つ刃、されど握るは拳、幸運が、月を貫く』
『───目覚め、波濤、同胞は、敵を呑む、故に、月光は、暁に消えゆく………』
『───暁の光、薄らぐ月光、消えゆく月光、朝日受けなお輝く月光……三の月輝く時、英雄は………月を断つ』
- 第三楽章「赤く、赤く」 出現エネミー「貪る大赤依」
『───赤い光、赤い炎! ぶつかる闘志、英雄は、三頭の竜と、肩を並べ視線を交わし……戦って!』
『───見上げ、大地、見下げ、深淵。天に土、地に闇。おお、世界は逆転する……!!』
『───駆け抜けて、炎の、道を!!』
『───二つ姿、闇に身を包み、乙女は墓標携え死を悼む……』
- 第四楽章「悲劇の終幕を、死後に改め」 出現エネミー「亡国の亡霊群」
- 最終楽章「正典:あなたに捧ぐ旋律」 出現エネミー「サンラク」
『ラ───』
『ララ、ラ───』
『───私は観測者』
『───私は歌う、歌う。私は問う、問う。紡ぐ旋律は命の螺旋、叫ぶ歌声は大いなる問いかけ、語る言葉は英傑となる』
『───私達は、貴方を見ている』
『───問いは、比較を経て結論に至る。だから、だから………!』
『───遠く、遠く、根無しの旅人。数多の世界を見つめる数多の眼。ならば貴方は「渡り鳥」………』
『…………』
『───立ち上がって、私の英傑。そして、歌うことしかできない私に代わって……』
───問いかけて。
※判明分のみ、最終楽章は省略
- 2回目第一楽章【泳撃の冥王】 出現エネミー「輝ける深海の帝王」
- 2回目第二楽章 出現エネミー「ジークヴルム」
- 2回目第三楽章 出現エネミー「クターニッド」
- 2回目第四楽章 出現エネミー「貪る大赤依」
- X回目第三楽章 出現エネミー「帝晶双蠍」
- X回目第四楽章 出現エネミー「ゴルドゥニーネ(元ツチノコ)」
『───輝きを、束ねて、放つ、風』
『──恐れ、怒り、憎悪、嫉妬……踏み越えて、切り拓いて……!!』
世界の真理書「冥響編」正典からの抜粋
第一楽章「眠れる孤児」出現エネミー「FM'sクリサリス"戦災孤児"」
『───ゆりかごは戦場、産声は戦火に霞み、されど赤子は独り戦場に叫ぶ……』
『───私はここだ、私はここだ。飛翔せよ、撃鉄を引け、幼子は銃を掲げて泣き叫ぶ……』
『───城に飛び抜け、砲を潜り抜け、光を突き抜けて、若子は戦士と相対する……』
『───広い世界、狭い戦場。独り戦士は地に伏せる。遥かなる亀を背に戦士を討つは赤、戦士を打つは拳……』
- 勝利条件
アーミレット・ガルガンチュアを一定数撃破。
アイテム「暴血赤依骸冠 」を使用。
規格外戦術機亀【玄武】 または、戦術機による重量攻撃で撃墜。
以上の条件を達成したうえ、格闘系スキルで撃破。
第二楽章「双つ輝く大王冠」出現エネミー「帝晶双蠍」
『───高く掲げた大王冠。旭に碧く、夜に紅く……』
『───絢爛なる宝石達は偏屈で、厳格……』
『───輝きの領土、駆け抜けるは御法度。踏み込むは光すらも許されない……』
『───光を避けて、光を弾いて、光よりも速く……』
『───その一歩を踏み出した者だけが栄光を掴み取る……』
- 勝利条件
反射光撃を一定数回避。
一定回数変色させる。
以上の条件を達成したうえ、一定以上の速度による連続攻撃で撃破。
第三楽章「墓守は憩う」出現エネミー 「墓守のウェザエモン」
『───墓守は、愛ゆえに、目を離し……英雄は、刃を、見据えて……』
『───風は雲を薙ぎ、雷いかづちに山海は荒ぶる。灰の帳を断つは天を征す者……』
『───枯れ朽ちて、されど消えぬ信念を。永遠に誓った愛の空隙を、月光が討つ……』
『───そして、墓守は、ようやく、永く、憩う……刹那、想うは、誰の顔……』
- 勝利条件
被ダメージ回数五回以内。
以上の条件を達成したうえ、特殊技「晴天大征」の「天晴」を攻略。
第四楽章「水晶玉座の黄金皇」出現エネミー「金晶独蠍"皇金世代"」
『───かの皇、亡骸の玉座にて敵を待つ……』
『───輝ける皇金振るいて敵を討つ……』
『───月よ、光よ、皇の剣舞を照覧あれ……』
『───世界を裂くは、月の刃光……』
『───されど深き冥海の結晶鏡、勝利を映して敵を断つ……』
- 勝利条件
尾部「聖剣」の破壊。
「激昂月光態」への移行。
特殊技「崩月閃」を反射。
以上の条件を達成したうえ、反射ダメージで撃破。
最終楽章「正典:あなたに捧ぐ旋律」 出現エネミー「サンラク」
『ラ───』
『ララ、ラ───』
『───私は観測者』
『───私は歌う、歌う。私は問う、問う。紡ぐ旋律は命の螺旋、叫ぶ歌声は大いなる問いかけ、語る言葉は英傑となる』
『───私達は、貴方を見ている』
『───問いは、比較を経て結論に至る。だから、だから………!』
『───遠く、遠く、根無しの旅人。数多の世界を見つめる数多の眼。ならば貴方は「渡り鳥」………』
『…………』
『───立ち上がって、私の英傑。そして、歌うことしかできない私に代わって……』
───問いかけて。
- 勝利条件
後述の「正典」攻略方法参照
追加楽章
『───私は観測者』
『───私は歌う、歌う。私は得た、得た。紡ぐ旋律は命の螺旋、叫ぶ歌声に答えが返る、響く言葉に英傑を見た』
『私は、貴方を見届けた』
『───問いは、比較を経て結論に至った。だから、だから………!』
『───遠く、遠く、明日を眼差す旅人。数多の世界を見つめる数多の眼。ならば貴方は「渡り鳥」………』
『───さぁ進んで、サンラク。そして、人ならざれど人の輝きを持つ貴女も……』
───ありがとう。
あまりに長く、あまりに強敵であったオルケストラ真のラストバトルは、いつの間にか注がれていたカクテルと共に。
最終楽章までの戦闘リザルトによりサーバー「オルケストラ」がMSに「正典」プログラムの使用を申請する。
認可後、SS間で決議を取り過半数が可判定した場合、最終楽章「正典:あなたに捧ぐ旋律」が発動する。
SS2「クターニッド」SS3「リュカオーン」SS5「ウェザエモン」SS7「ヴァイスアッシュ」の4体が可を送った。
- SS1「ジークヴルム」とSS4「ゴルドゥニーネ」が「否」を選んだ理由
SS1「あくまでもゲームはゲームであり今回の難易度改変はプレイヤーが楽しく遊ぶための難易度ではない」
SS4「難易度の上昇によりプレイヤーの脳が過度に稼働するのはフルダイブVRユーザーの健康面を鑑みて適正とは言えない」
尚、「正典」はりっちゃんが削除していたのが、創世さんによるWM権限で再度仕込まれた。
「正典」が発動しない場合、「偽典」が発動する。
- 「正典」
プレイヤーにあだ名*33をつけた後、一人残ったオーケストラに「歌姫」からあだ名を模した仮面が渡される。
最後のオーケストラはプレイヤーの姿を形どり、ロード時点でのプレイヤーを上回るステータス調整がされる。
この「再現体」はプレイヤーを徹底的にメタるための最適解を出し続け、プレイスタイルは随時更新される。
プレイヤー自身へのバフなどの強化も反映される。
一部の装備品*34はコピーされない。
征服人形の有無によって展開が変わる。
(ユニークシナリオEXを開始するのに征服人形との契約は必須。)
最終楽章:正典「渡り鳥の歌」
- 攻略方法
「前半フェーズ」「後半フェーズ」「最終フェーズ」に分かれる。- 前半フェーズ
「歌姫」に「再現体」を護らせることでリソースを奪い「世界」の主導権を握ることで攻略できる。
つまり、「再現体」を複数回追い詰める必要がある。
「歌姫」の援護がないと追い詰められる事実について以下一言。
創世「オルケストラで一番重要なのは目先の強さじゃないから(早口)」
征服人形を用いる場合、思考の混線が起き「再現体」のAIレベルが低下する。
「歌姫」エリーゼ・ジッタードールの世界「羨望劇場」を九割以上制圧することで後半フェーズに移行する。 - 後半フェーズ
「歌姫」が強化・変更され再度「世界」を五割制圧する。(差異は下記参照)
前半フェーズと同様に「世界」を九割以上制圧することで最終フェーズへ移行する。 - 最終フェーズ
「歌姫」の世界がそれを象徴する物に集約する。
最終フェーズでは「再現体」への保護が行われず、「再現体」を撃破することで楽章攻略完了となる。
- 前半フェーズ
- 征服人形を用いない場合
バハムート船内で作成可能な「情報集積体:○○」を使用。
後半フェーズでは「情報集積体」によりエリーゼ・ジッタードールが強化される。
最終フェーズ後、報酬が貰えるが詳細不明。 - 征服人形を用いる場合
征服人形を収納可能な「鍵」または、召還転移系魔法最上位の「門」などが必要。- 征服人形に「Nパッチ」をインストールしていない場合
後半フェーズではエリーゼ・ジッタードールが強化される。
最終フェーズ後、報酬が貰えるが「仮面」の破壊耐性は存在せず能力も一部制限されている。*35
再来店は可能だが難易度が爆上がりする。 - 征服人形に「Nパッチ」をインストールしている場合
後半フェーズではエリーゼ・ジッタードールに代わり、征服人形の元となった人物が「歌姫」となる。
(エルマ型の場合は、エルマ・サキシマ)
最終フェーズでは「歌姫」に応じた世界になる。
(エルマ型の場合は、「ハイウェイ・スター」高速道路とトラック)
(リリエル型の場合は、遊園地と自由に爆走メリーゴーランド*36)
戦闘終了後、バー「マスカレード」に転移する。
落ちている「仮面」を拾うことでクリア扱いになる。
「仮面」を拾わずしばらく待つことでエリーゼ・ジッタードールの姿をした「歌姫」が出現する。
彼女に真実を突きつけ、彼女の「歌」を聞くことでトゥルーエンド、「仮面」の性能が全開放される。
- 征服人形に「Nパッチ」をインストールしていない場合
- 「偽典」
擬人化の逆。
プレイヤーの情報を基に生み出されるモンスターを倒す。
登場するモンスターは創世さんが仕込んだ嫌がらせ込みの法則性があり、対象が心の中で思ってる「自分はこういうやつなんだろうなぁ……」という部分がモンスターデザインに組み込まれる。*37
ミレィの場合は「全長3mほどある化け物人魚」で、組み込まれた意味は「気持ちよく自分だけ歌って楽しいかい?」。
「正典」が歌姫の独唱なのに対しこちらはフルオーケストラ。
───ありがとう。
オルケストラは三つの意思によって成り立つ複合存在意義で動くユニークモンスターです
一つ、音楽プレーヤーを所有した者達による「未来を確かめたい」という意思
二つ、アンドリュー・ジッタードールによる「神代の文化を知ってほしい」という意思
三つ、それは───
オルケストラは単体です
オルケストラは群体です
オルケストラは世界ではありません
オルケストラは概念ではありません
オルケストラは
オルケストラは
オルケストラは
オルケストラは答えを求めています
オルケストラは答えを見せるために動いています
オルケストラは歌うために問いますTwitter[2020年3月13日 19:33]
オルケストラの本体は地球時代に製造された音楽プレイヤー「ポケットアリアG型10-82119」である。
(型番は語呂読みで「永久に響く」)
何度も壊れながらも幾度となく「修理」され、数多の所有者の手を渡って「ユートピア」までたどり着いた継承とバトンタッチの結晶である。
本来マナ粒子による「思考の現実化」には生きた人類の意志が必要である。
オルケストラは受け継がれてきた音楽プレーヤーに何故か残っていた神代「以前」の人類の残留思念に何故かマナ粒子が反応し生まれた正真正銘のオカルトである。
もし、旅狼のメンバーがオルケストラに挑んだら
オルケストラ偽典If
当初はゾンビの楽団になる予定だった。
薔薇のマリアにそんなやついましたよね?ってことでボツになった
サンラクと「サンラク」で同時に黄金世界使って取っ組み合い。
歌姫と「サンラク」はパーティ組んでる訳じゃないからサンラクが力勝ちして
「お前と違って俺は背負ってるものが違う!!」
とか言わせるつもりだった。
関連シナリオ
- ユニークシナリオEX「あなたに捧ぐ旋律」
無尽のゴルドゥニーネ
『いいエ、見込みなんてありはしないワ。今も、これから先モ……私が私である限り、私は私でしかないのヨ』
通称ボスドゥニーネ。一番目のゴルドゥニーネ「名無し」と長らく考えられていたが、斜陽 其の七においてどうやら始祖ではない始まりの八のどれかの個体であることが判明。一番目を倒して生き残り頂点に立った模様。
眷属:グラトス、ヴォレモス、アベルシア、サナトス もしかして→ヨハネの黙示録の四騎士*41
協力者:無し
人を憎み、兎を憎み、世界を憎む者。全ての「蛇」の母であり、今もなおラビッツへの侵攻を続ける致命兎の宿敵。
生物学的にはあり得ないはずの「始まりの祖」であり、「荒ぶる蛇神」。
新大陸では「西果ての悪夢」「四つ頭の怪物」として知られる。
すべての生き物を「憎悪」していて、毒に触れた相手に呪いを付与する。
その実体は、龍蛇と呼ばれる四匹の裂食の大蛇*42、「グラト普段スグラトス」(右上)・「ヴォレモス」(右下)・「アベルシア」(左上)・「サナトス」(左下)を侍らせた中学生程度しかない小柄な純白の少女。
様々な地域の民族衣装を一度全部引き裂いてグチャグチャに繋ぎ合わせたような、奇妙な服を纏っている。*43
ファステイアからセカンディルの道中に陣取る「貪食の大蛇」や、ユニーククエスト「兎の国ツアー」で戦うことになる「兎食の大蛇」もゴルドゥニーネからの派生。
脱皮癖のあるかわいい女の子(ほぼ確定)。自分の分身絶対殺すウーマン、もちろん奴も殺す。みんな殺す。
ゴルドゥニーネの姿形の形成に影響を与えた人物がいる。*44
本体の主な能力は毒。分け身もこのルールに沿って毒を使う。
・ゴルドゥニーネ毒
基本的にゴルドゥニーネ個体は二種類の毒を使う
一つは神経毒・溶解毒・中毒の三種類の中からランダムに一つを備える
もう一つは呪毒、魔力そのものを毒に転じたものでウィンプが噛み付いてやろうとしたりツチノコニーネがヴォーパルバニーにばら撒いてたものが該当するTwitter:[2020年9月23日 17:01~17:25]
- 毒技能は下記の3つ*45
小パンチレベルの気軽さで範囲攻撃の大技を連続で繰り出してくる上、そこに龍蛇たちも突っ込んでくるという地獄絵図。- 毒武器精製
精製された武器は「手」「剣」「槍」「爆弾」の四種類。ほかの形状があるかは不明。 - 遠隔操作
- 毒乙女生成
今まで取り込んできた他のゴルドゥニーネを生成する。
生成された毒乙女は上半身のみ。
各毒乙女ごとに個別の体力ゲージがあり、体力がなくなると形が保てなくなる。
- 毒武器精製
- 同族喰らい
禁忌。況んや、己が己を喰らうなど。
他のゴルドゥニーネを毒で取り込む。
取り込まれたゴルドゥニーネは毒乙女となる。 - 【私は百の顔を持つ】
あァ、私ノ足音が、増えテいくワ………尽きせぬ私は、どレほどニ……ああ、アァ、殺すホどに、私は後悔ヲ、重ねテ……
上半身のみだったゴルドゥニーネが全身を持つようになる。
毒乙女は狂ったように笑い声を上げながら、他の生き物を鋭い歯で貪り食らう。
- ゴルドゥニーネの「分け身」
分け身はゴルドゥニーネそっくりな姿形で、ゴルドゥニーネと同じ記憶を持っている。必ず何かしらを憎悪している。- ゴルドゥニーネ・レプティカ1
ゴルドゥニーネの脱け殻の中で、自律行動能力を獲得したもの。 - ゴルドゥニーネ・レプティカ2
ゴルドゥニーネ・レプティカ1が、魔力を吸収蓄積したもの。 - ゴルドゥニーネ・レプティカ3
ゴルドゥニーネ・レプティカ2が、蓄積した魔力で肉体を精製したもの。 - ゴルドゥニーネ・レプティカ4
ゴルドゥニーネ・レプティカ3が、自意識を持ったもの。人型。
- ゴルドゥニーネ・レプティカ1
自意識を確立したゴルドゥニーネの分け身についてはこちら。
初期設定では断涯のゴルドゥニーネにするつもりだったらしい。
当初は超巨大少女ゴルドゥニーネちゃん(ゴジラサイズ)だった。
薔薇のマリアにそんなやついましたよね?ってことでボツになった
関連シナリオ
- ユニークシナリオEX:「果て亡き我が闘争」:ゴルドゥニーネのいずれかとパーティを編成する。
- ユニークシナリオEX:「汝果て達の呼び声」:第五段階時点で生き残っているゴルドゥニーネから呪いを付与される。*46
夜襲のリュカオーン
英語表記:Lycagon the Nightslayer
影、闇という概念から自身の分身を生み出すことができ、生み出された分身は飛び石のように影を「渡る」ことで好きな場所に移動することができる。
実はメス。本体は北のほうに住んでいるらしい。話そうと思えば話せるが喋る気がない。
またリュカオーンの攻撃モーションにはリアリティを重視したシャンフロでも滅多に見られない「捕食モーション」が存在する。
他のユニークモンスターが人間の意思に影響を受けて存在しているのに対し、思うがままに生きるリュカオーンこそが最もアリスの意思に忠実といえる。*47
「興味」を持った人間に対し呪いを付与する。
- 夜襲のリュカオーン(影)
ランダムエンカウントのユニークモンスター。レベルは165。*48
出現場所は旧大陸の様々なエリアに付けられたマーキングポイント付近。
漆黒の毛並みに黄色い眼が特徴の巨大な狼。実際には夜が狼の形をとった非物質系モンスター。
基本的な行動は分身を出す大きな狼。重装甲のタンクをボーリングのピンのように弾き飛ばす。
リュカオーンの影を討伐すると『称号【影狼を穿つ】』、『特殊状態「導きの灯火」』『ユニークシナリオEX「夜闇を祓うは勇気の灯火」の発生』を獲得する。
コミカライズ版では第2話にして登場。サンラクの身の丈を遙かに超える漆黒の巨体を持った狼。物理攻撃、予備動作が少なく発生も並のボスよりはるかに速いが、基本的に前足攻撃は斜め、縦、横振りの三パターン。ディレイも当然の権利の如く多用してくるけど安全地帯が結構多い。噛みつき攻撃は、というか物理攻撃はデフォルトで破壊属性を帯びてるから食らったら普通に食いちぎられる、というか俺は両足をむしゃむしゃされた。次に影を槍状にしたフィールド攻撃、これに関しては影に潜ってからの奇襲攻撃、これは後で話す分身を絡めてきたりするのでほぼ初見殺しに等しいが影から飛び出す直前に音がするのでそれで出現場所を判断するしかない。基本的に夜間戦闘だから当たり前のように足元からも奇襲を仕掛けてくるので走りながら出現位置を特定するのがノーダメのベター。ちなみに出現時の音だけど分身は沼に石を落としたような音で本体はそれをもっと重くしたような音って感じかな。それで分身だけど確認した限りでは最大二体、少なくともシナリオ外でのエンカウント時は分身展開中の動きはチョロかったかな、ディレイ使わない素直な挙動ばかりだったし潜伏奇襲も三体同時で場所さえ分かれば安全地帯の特定簡単だったし、分身自体は時間経過で消失するから極論逃げ回っていれば大して脅威じゃない。
- 分身夜襲
月光が隠れている時のみ“闇にまぎれて見えない”分身による攻撃を行う。
分身発生時にターゲットが確定する。これはヘイトを奪うことができない。
プレイヤーは操作性の関係上、暗闇でも“薄暗い”程度で視覚認識に問題はないが実際は真っ暗闇なのでプレイヤーには完全に透明化したように見える。何らかの光源アイテムを用意すれば完全な透明ではなくなる。
夜に襲ってくるから「夜襲」なのではない、夜が襲ってくるから「夜襲」なのだ
「暗闇」と同化できるため、夜の帝王と呼ばれている。 - 咆哮(仮称)
身体の動きを強制的に固定する。
コミカライズ版では周囲にいる相手の動きを封じる咆哮を放ち、動けない相手にがぶりと噛みつく。
食らった相手はジャストパリィなどのスキルも使用することができない。サンラクはこのコンボで両足を失った。
(後にこの技は形を変えて、本編で登場したとある敵に逆輸入された。)
セツナ「クロちゃん」
ヴァッシュ「犬っころ」
ジーク「忌々しい犬」
サンラクが最初に出会ったユニークモンスターだが、唯一本体が出てきてないユニークモンスター。
元ネタはギリシャ神話に登場するアルカディア王リュカオン。
ゼウスに人肉を供物として捧げた所、怒った神々によって狼男(ないしは狼そのもの)に変わる呪いを与えられてしまった邪な王。
このエピソードから多くのゲームで狼男として扱われるが、『イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ』の「迅狼リュカオン」のように四足の狼として登場する作品がないわけでもない。
関連シナリオ
- ユニークシナリオEX:「闇夜を祓うは勇気の灯火」
不滅のヴァイスアッシュ
兎の国「ラビッツ」にいる世界最年長のモンスター。
ウェザエモン討伐時点でゴルドゥニーネと共に名称不明枠として認識されていた*49。
不滅の名称は真理の書「深淵編」にて登場。作中ではサンラクがボスドゥニーネからの逃走時に、消去法で残っていた「不滅」がヴァイスアッシュの事ではないか、と当りを付けていた。*50
確定したのはJGEのブロマイド作成マシンで楽郎がゲーム内での遭遇モンスター名を確認した際*51。
AtoZを頭文字にした子供がおり、それぞれが何らかの方言を話す。
不死、ではなく不滅、なのがミソ。
→不滅の考察
セツナ「灰被りちゃん」(直後に「彼女」と言っているためヴァッシュ以外(ヴァッシュ関係者?)を指している可能性あり)
関連シナリオ
- ユニークシナリオ「兎の国ツアー」
- ユニークシナリオ「兎の国からの招待」
- ユニークシナリオ「兎の国防衛戦」
- ユニークシナリオ「兎の国義勇兵」
- ユニークシナリオEX:「致命兎叙事詩」:「兎の国からの招待」をクリア。
- ユニークシナリオEX:「?????」:?????
色竜(菌類)
菌糸類のドラゴン
コアを持ちそれが破壊されない限り肉体が消滅しても当代の竜が何度でも復活する。
ピンチの場合は自ら吐き出しコアを避難させることも。
コアが破壊されるとその竜は死亡し、ある程度の年月が経過すると次代へと代替わりする。
表記こそ「ドラゴン」だが、その姿形は一般的なドラゴンのそれとはかけ離れているものがほとんど。*52
環境や思考に応じた形状へと後天的に変質していくので必ずしも最初から同じ姿というわけではない。
生命の危機に追い込まれると「災害状態」となり、固有能力を発動する。
ラストアタックボーナスがあり、称号と第四段階に役に立つアイテムが貰える。
「眷属」となったモンスターは肉体が「竜化」していく。
一段階目は「ディノ」、二段階目は「ドラクルス」と名前に付く。
ドラクルス・ディノ○○は末期症状で、同族でも平気で襲う。
「赤」「青」「白」「緑」「黒」の五色はそれぞれが二種類存在し、それ即ち新大陸と旧大陸に一種類ずつが存在するわけです。むさたんとニラ蝶の「赤」が二体存在するのもそれが理由なんですね
単一極点生命体たるエレボスの「五色」は自身の体組織が擬象化したものであり、逆に複合超生命体アイテールの「五色」は自身の持つ器官の擬象化です。
仮に二体の戦闘力を一万と定義した場合、己の身体一つを一万まで高めたのがエレボスで多様な性質を取り込んで合計一万にしたのがアイテールです。ここまではおさらいですね、こっからニューゲロ
そもそもエレボスの「無限進化」とも呼ぶべき特性は一号、二号計画においてある程度重要なポストを占めていますしアイテールの「捕食進化」は突然変異的に発生する「喰纏種(キメラ)」の起源とでも云うべき性質です。
これら二つの性質は二体が斃れると同時、血液(厳密には超超高濃度圧縮マナ粒子)の流出という形で海に溶けて還元され、新世紀の生命誕生の際に影響を出しているのです。要するにシャンフロ(ゲーム)世界の海は超銀河カルピスなんですねぇ、ドリンクバーのキメラジュースかよ
次世代原始人類ってのは要するにこれらの特性の後天的な再現が入っているんです、人という形……歴史、そういうものを残すことが「バトンタッチ」の最重要であって、その過程で進化が含まれたとしても神代の彼らからすれば割とどうでもいい問題だったのです。それに異を唱えたのがエドワード君なわけですが、彼については割愛。
話が流れすぎたので本題のゲロに戻りましょう。この「五色」と色竜についての関係性をゲロっちまいましょう。前々から言ってますが色竜の本質は菌糸類です。といっても実は奴らがきのこだったとかそういうアレではなく役割というか生態で一番近いのがきのこなんです。
あれらは元をたどれば前述の超銀河カルピスに由来する「捕食マナ粒子」とでも云うべき現象が元ネタになっています。これらはぶっちゃけるとアラガミ的な性質を持っておりマナ粒子を内包する生物に寄生してマナ粒子を喰らって寄生対象を「自分」にしてしまう割とシャレにならない特性を持っていました。
ですが、この捕食マナ粒子共が欲張りすぎたのが運の尽き、よりにもよってエレボス君とアイテール君をターゲットにしちゃったんですね。で、この粒子共は人間的な知性を持ち合わせていないので「これ無理っぽいから諦めよう」ってのができないんです。ジョジョのノトーリアスBIGみたいな感じです、目標を達成するまで絶対にあきらめないんです。
全ての捕食マナ粒子は[寄生済み]現象によって始源獣をターゲットとして行動を開始しましたが、まぁ勝てないのでその大半は逆に吸収されたわけです。ですが僅かに生き残った捕食マナ粒子達は始源獣達が自身を排斥しないギリギリのライン……つまり地上、背中ですね。そこからマナを吸い上げるノウハウを獲得します。さらに残存する同質の捕食マナ粒子達は一箇所に集まり形を得ることで逆吸収に抗おうとしました。結果、始源獣の「五色」に対応する色と物質的ボディを持つ捕食マナ粒子……即ち「色竜」が誕生したわけです。なぜドラゴンの姿になるのかはジークヴルムが絡んでくるしそのうち本編でノワルリンドが語ってくれるでしょう
ぶっちゃけ今回のゲロは突貫工事で書いてるので確定というわけではないですが大体こんな歴史を経て色竜が誕生したわけです。こいつらは放っておいても勝手に生える上に「五色」の抑制にもなるのでジークヴルム的には放置対象なわけです。危険度的には単にデカいモンスターですし「竜血鬼化」に関しても人間側でなんとかなると知っているからです。ジークヴルム君は見た目を気にしないから全人類がトカゲになっても無問題なのだ……
ですが、ここまでの設定を見て疑問を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そう、超銀河カルピスを発生の起源とするならば海こそが色竜の起源、それを力とするエルドランザ君弱すぎじゃね?という疑問です。
まぁ設定的に放っておくと強くなりすぎるので作者的エクスキューターこと三強に処刑してもらったというメタい事情もあるんですがエルドランザ君って実は発生時期が一番真新しいんですよ。というのも"三位一体"君が謹慎処分になった最大の原因が先代青竜を真っ向勝負でぶちのめしたせいで運営側が大慌てで「青竜」を用意したという裏背景があるのです。この先代「青竜」は自身の細胞を海に溶かすことで海流を操るという魔法的特性を持っていましたが海流ガン無視な上に高濃度魔力塊の分体で爆撃を仕掛けて本体が極太レーザーぶっ放す怪物には勝てなかった
「偶然青竜の発生基準はすでに満たされていた」という形でエルドランザを実装したのですがやつも結局あれですからね、これにはりっちゃんも創世さんも苦笑い。結局「最初から死んでるってのも面白いからいいんじゃね?」とああなったのです
「竜災大戦」後も色竜の討伐は可能。
関連シナリオ
- ユニークシナリオEX「来たれ英傑、我が宿命は幾星霜を越えて」
赤竜クレプトクルム
ドゥーレッドハウルとは異なり旧大陸出身、色々調子に乗ってたのもあるが自覚なしに地雷の上でタップダンスしていたがためにジークヴルムによってお仕置きされた。肉体こそ「蓋」として残っているが完全に死滅してるので既に代替わりしている。
始源と古代の中間ちょっと進んだくらいに活動していた故竜。
先々代の赤竜。
イきり過ぎてジークヴルムにのし竜にされて火山の火口の蓋(物理)になった。
空気中のマナに干渉し、限定的な空間に漂う全ての気体性物質を炎に変える能力を持っていた。
しかも発火した後空間に「残り火」が残留し、任意でバックドラフトを起こせる。が、マナの主導権取られてボコられた。*53
※超銀河亀こと始源獣アイテールの超銀河ハゲ(地下により近いところ?)でマナを吸い上げようとした?*54
その際にコアも破壊されているので死亡しており、赤竜の代替わりが行われている。
フレーバーアイテムのような物で最初から蓋になる運命だった。
ニラ蝶さんのお目覚めと共に粉々になった。
先代青竜
海こそが色竜の起源、ということで色竜の中で最強のはずだったが、"三位一体"によって真っ向勝負でぶちのめされた。
自身の細胞を海に溶かすことで海流を操るという魔法的特性を持っていたが、海流ガン無視な上に高濃度魔力塊の分体で爆撃を仕掛けて本体が極太レーザーぶっ放す怪物には勝てなかった。
赤竜ドゥーレッドハウル
赤い叫び
アメンボみたいな手足を折り畳んで乳首からジェット噴射して宙を滑るように飛ぶ様は完全に変態のそれ
ドゥーレッドハウル……なんて奴だ
新大陸南西の火山帯(シグモニア前線渓谷付近)に生息していた。
ノワルリンドの生息域に近いため、度々ちょっかいを出しては吹っ飛ばされていた。
配下に置いた竜人族をいじめるのが趣味。
身体の至る所から生えた突起から炎を噴き出す能力を持つ。噴き出した炎でジェット噴射のように飛行する。
長い手足を折りたたんで手裏剣のように回転しながら飛ぶ。
異様に長い手足で攻撃が届かない位置に胴体を伸ばしつつ、腹部の突起から炎を噴き出して下にいる者を軒並み焼く攻撃をする。
最初の頃は攻撃器官として生まれたのだがいつの間にか飛ぶ為の推進力として使うようになり、それに伴って身体から無駄な肉が削がれていった
自分以外の全てを見下したウザさには定評がある。
- 発狂モード(仮)
身体の各部にあった突起からだしていた噴射炎を全身から噴き出して暴れ回る。
- 災害状態:「大噴怨」
『赤竜ドゥーレッドハウルの肉体が、生命の危機に煮えたつ』
『危険!災害状態!!』
全身に亀裂が走らせながら膨れ上がった後、急速に縮みながらドス黒い赤色の炎を放つ。
超遠距離攻撃をした後も、ドゥーレッドハウル本体が大幅に強化され、亀裂から炎と煙を放ちながら暴れ狂う。
ユニークシナリオEX「来たれ英傑、我が宿命は幾星霜を越えて」決戦フェーズでその性格から真っ先に狙われ、一番初めに討伐された。
その後ブライレイニェゴによって亡骸を(コアごと)捕食された。
白竜ブライレイニェゴ
白い狂愛 ブリブリニャンニャン
新大陸北方に生息する自身のクローンを大量に産む能力を持つドラゴン。
基本的に戦闘はクローンまかせ、巨人族によく自宅凸されている。
人類を「蔓延る蛆」と呼び蹂躙する。
十数の脚で異様に大きい腹部を支え、ドラゴンの上半身をくっつけたかのような姿をもつ。
獣の唸り声のような低音と女性的な高音の両方を感じさせる奇妙な声で話す。
背中には玉ねぎのような突起が存在し、そこから無尽蔵に小竜を産み出す。
巨人族にピンポンダッシュされすぎてキレて物量戦に特化した。最初の頃はカエルになりかけのオタマジャクシみたいな奴を生み出していたがある時から母性に目覚めて廉価版自分みたいな姿の小竜を生み出すようになった
あるいはあれだけ憎んだ巨人族達の営みに憧れたのかもしれない
- 小竜(正式名称不明)
背中の突起から無尽蔵に産み出される。
六の脚と異様に大きい腹部をもつ。蟻かな?
小竜を生産するためのエネルギーは「マナ」あるいは「小竜を食べる」ことで集めている。
また、敵対する相手に合わせて形態の異なる小竜(巨人型、人型など)を生み出すことが出来る。
小竜を倒してもドロップアイテムは発生しないが、経験値が美味しい。
ブライレイニェゴ自身から生物的プロセスを経て増殖したクローンであるにもかかわらず、それらを「自分の子供」だと認識している。
つまり「ミニ自分」にママみを見せるやべーやつ。
- 発狂モード(仮)
小竜に狩猟させたモンスターを捕食することで、それに対応した変異小竜を生み出す。
- 災害状態:「表裏再誕」
『白竜ブライレイニェゴの肉体が、生命の危機に裏返る』
『危険!災害状態!!』
腹部が上下に裂け、体を裏返しにしながら自らを捕食、再生(再誕)することで這い歩く白い肉塊のカエル怪物になる。
元の竜の上半身が融合した舌のような器官を口から出して振り回す。
従来の小竜を生産する能力も失われることなく稼働し、暴れ狂う。
倒されたドゥーレッドハウルのコアを亡骸ごと奪い喰らい、噴射炎の能力を獲得した。なお小竜にも反映された模様。
ユニークシナリオEX「来たれ英傑、我が宿命は幾星霜を越えて」、決戦フェーズで二番目に討伐された。
コアがどうなったかは不明。
緑竜ブロッケントリード
緑の老獪
新大陸東部の森林エリアのどこかに生息している。翼のような腕が生えた牛頭の亀。
背中には栄養たっぷりの土が豊富にあり、竜化植物とでも言うべきモンスターが群生している。ミントとか植えた日には爆発的に食人ミントが増殖するぞ!!
ブライレイニェゴと比べて二倍近い巨体。飛翔能力はない代わりに屈強な身体と強力な再生能力を持つ。
執念深い性格で、一度受けた傷は決して忘れないし、その相手の死を見て笑うという悪い趣味も持ち合わせている。
「同胞」と呼ぶ何か*55やジークヴルムを嫌悪している。
鍋蓋君こと先々代赤竜クレプトクルムよりも前の時代から生きている。長く生きているということは引き際も弁えているのだ*56
単なるリクガメフォルムだったけどより効率的に大地のマナを吸収する姿に進化すると同時に無駄な戦闘を回避する為の擬態兼外敵の排除として凶悪植物が背中に生え、足から根っこが生えた姿に変化したのです
全身から生えた独りでに動く茨のような木の根のような毛を使って呼吸のようにマナを吸収・排出する能力を持っている。
吐いたマナは竜因子に染まりきった汚染マナ粒子になっている。
戦闘時にはこの能力を利用して自身を強化・回復する他
- 触手で吸い上げたエネルギーを前足に収束させ、大地を叩くことで打点よりおよそ半径五十メートルの生物を吹き飛ばす
- 地面が砂地獄化するまでマナを吸い上げて底なし沼に変える
- 砂地獄化した地面に無理矢理魔力を戻して急速に固め、埋まった生物を生き埋めにする
などができる。
緑竜ブロッケントリードの眷属は生態系の最終到達地点がブロッケントリードに直通状態であり、
最終的にブロッケントリードの腹が満たされるようになっている。
樹海が恐竜天国になってるのは緑竜ブロッケントリードがエリア全域の生態系ごと汚染して住みやすい環境作ったからである。
- 崩峯災砕
後脚だけで立ち上がった後、二つの前脚を地面に叩きつけることで、「山」のような岩塊を屹立させ攻撃する。
- 災害状態:「輪廻独裁」
周囲の半径5キロメートル内に存在する全ての「緑の色竜汚染された個体」からHP、MPを徴収して自身に加算する。当然人間も適用範囲内。さらに背中の植物が超異常活性化し、さながら全砲門を乱射する戦艦の如き状態となる。
この時、徴収したHPMPは単純に加算されるのではなくある種の貯金のような状態であり、与えたダメージをその貯金を用いて即時回復してしまう。えー、つまり徴収分を削り切らない限りありとあらゆる部位破壊や怯みが無効化されます。
「竜災大戦」での出番はほとんどユザパられた。
その後の行方は不明。逃走は確認された。文字通り潜伏して回復に努めたとのこと*57。
黒竜ノワルリンド
黒い暴虐
新大陸に現れた、真なる龍王を自称する暗闇よりなお黒いドラゴン。 ツ ン デ レ
四足歩行のドラゴンらしいドラゴン。他の奴ら特殊スギィ…。
普段は新大陸南方の湿地帯に生息しており、「因子」に感染適合した竜人族を配下に置く。
前線拠点を半壊させた為、一部プレイヤーや生産職からのヘイトがものすごく貯まっている。
「緑」を『地を這うだけの小物』・人種を『きぃきぃと蠢く蟲』と蔑み、生命を生命としてすら認識せず蟲のように殺す。
龍王を自称するがジークヴルムと比べられることを極端に嫌い、激怒する。
プレイヤーの拠点にモンスタートレインを行うなど狡猾ではある。
秋津茜に褒め称えられたことで褒められると悪い気がしないことに気付いた。
・ノワリンのジークヴルムへのコンプレックスを刺激しない
・ノワリンをシンプルに褒める
・自分の立ち位置を明確に上下で定めるのではなく応援者として別枠で対等になる
・それはそれとしてヨイショする
人への態度が軟化し、秋津茜と作戦会議を行ったり秋津茜のログインを待って行動するようになった。
ジーク・リンドヴルムと名前が一部似通っているが全くの偶然。(というゲーム設定)
名前のせいでジークヴルムからの当たりが若干強い。
決戦フェーズ終盤、無影感情によって大型犬サイズの分身を作りコアを移動した。
元本体はジークヴルムの調和を討つモノを防ぐため特攻し、動かぬ死骸となった。
竜災大戦終結後は「本体」が生存しているためそのまま放置、剥ぎ取りが行われている。
さすがに部位破壊はできないので、剥ぎ取った素材から生首を模した家具を作ろう!
継久理の想定ではジークヴルムに斃される、あるいは新たな「王」として君臨する予定だった。
しかし秋津茜の行動によって人類への友好値がプラス判定に、つまりは人類の味方になり継久理はぶち切れた。
運営側も想定外だったのでりっちゃんは創世さん二度見したし創世さんは半目で秋津茜のセーブデータを見てた。
例の夫は胃薬の成分を見てた。
ノワルリンドは自己を確立した時から「ジークヴルム」に憧れ、より近づくために彼の龍に近いドラゴンの姿をとった。
だが「天覇のジークヴルム」の真実*60に気づいたことで失望し、憧れは反転して憎悪となりジークヴルムを終わらせ自らが龍王となる事を決意した。
- 無影感情
魔力で構成した分身を作って攻撃する。分身のAIが低いのでジークヴルムの龍王機関の下位互換のようにも思えるが最大の特徴としてはノワルリンドのコアを譲渡する事で「本体」を切り替えることができる。
戦闘中はコアだけを高速で射出するなどリスキーな方法を取るが、今回のように小型分身にコアを入れて「本体」になることも出来る。ただしこの場合は能力が軒並みダウンするので逃亡用の最終手段であるとも言える。ちなみにノワルリンドの「災害状態」は存在するが、秋津茜が野生値を高めすぎたせいで多分日の目を浴びることはない。
- 災害状態:「並列自在」
分身を多重生成してそれら全てを同時に操作する。さらに全てが繋がっていることで「全てが本体でありすべて本体ではない」という矛盾状態を成立、例え本体が入っている個体が撃破されても「それは本体ではなかった」ことになって別の個体が「本体だった」ことになる。要するに全部倒すまで倒れない。
『───その名を誇れよ、ノワルリンド。それは偉大な男の名前……なの、だか……ら………』
秋津茜と協力しジークヴルムを撃破。その時にジークヴルムから最後のメッセージを贈られた。
関連シナリオ
- ユニークシナリオ「穢れし黒、黄金へ挑む」
- ユニークシナリオ「黒竜のお使い:別荘探し」
青竜エルドランザ
故竜
青き傲慢別名:イキリブルー
先代青竜が亡くなったため、運営側が大慌てで「偶然青竜の発生基準はすでに満たされていた」という形で実装した。
が、「我こそは大海の覇者である」と深海の三巨頭相手に纏めて喧嘩を売った結果、登場する前に殺されてしまう。
(不運なことにアトランティクス・レプノルカにコアを撃ち抜かれたことが致命傷となった。)
「深海に潜れば潜るほどステータスが上がる」能力持ちだったが、そのせいで『奴ら』に遭遇してしまったと思うと……ウッ…
これにはりっちゃんも創世さんも苦笑い。結局「最初から死んでるってのも面白いからいいんじゃね?」とこうなった。
一応災害状態も発動したが、プレイヤーが一切関わっていないため、アナウンスが不発となった。(かなしみ)
あげくにその骸は「貪る大赤依」に貪り尽くされてしまった。
- 災害状態:「深進化生」
そもそもエルドランザの活動圏は水場であり、深海……星の中枢に近づくほど強くなっていくという性質を持つ。それを利用して「敵ごと深く潜り続けて水圧などで圧死させつつ自分はどんどん進化して強靭になって耐える」という行動をまず前段階として行う。
そしてこの星の最も深い場所まで辿り着いた時点で、自らの内に蓄えたリソースを用いて「成長しながら」戦闘を行うことでありとあらゆる状況、干渉に即応進化する。一応弱点として進化の速度が急激すぎる、という点からこの進化は一定時間経過すると解除される………要するにメガシ○カ。
もしエルドランザが生存していた場合、
- 航海中の魚人族フラグを確実に成立させる。
- 水中呼吸装備の完成。
- 魚人族の都市に到達して色々あって改宗。
- エルドランザを浅瀬まで叩き出す。
という手順を踏む必要があるため、最高に面倒くさいやつだった。*64
メタ的には強くなりすぎるから処分されたという事情が…*65
真なる竜種
現在Ⅰ~Ⅹまでおり、Ⅰ~Ⅲまではサービス開始前に討伐済み。
人間の「竜*66」に対する恐怖が具現化したもの。*67そのため名前と番号こそオンリーワンだが、恐怖という共通項があるのでそこそこの確率で同じような性能の竜種が生まれる。*68
なお最初の真なる竜種が龍の姿だったので、以降に出現したものも龍の姿をしている。
真なる竜種は「心臓」と「首」に相当するパーツを持ち、それ以外は臓器すら持たない、という共通点がある。*69
その身体構造はレゾンデートルの押し付け、つまり戦闘に特化している。*70
遭遇・討伐しても全体アナウンスは発生しないし素材も落とさない。*71
討伐した場合、ジョブ「真竜討滅者」を獲得し、最も活躍していた武器・防具が「竜滅装備」に進化する。
武器・防具を装備していなかったり進化対象外の武器だった場合、「脈打つ銀色の石(詳細不明)」を入手する。
また、討伐者にだけ真の名前が開示される。*72
~竜人族のとある部落に代々伝わる竜狩り伝説の一節~
- 真なる竜種の追加*73
- ユニークが倒されるごとに真なる竜種の「総数」が3増加する。
- 真なる竜種の残数が「総数」未満の場合、週一で追加。「総数」以上の場合は追加されない。
ナンバーは不明だが、天候を強制的に変えるような陽キャの真なる竜種がいるらしい。*74
『真なる竜種:No.(ナンバー)』
『(真名)』
『参加人数:(参加人数)』
『竜狩りが開始されました』
True Dragon ではなく Truth Dragon。
Sinトゥルース・ドラゴンのパク…オマージュなので
I*75
真名:ロセンブリー*76
基となる恐怖:ジークヴルムへの畏怖
最初に生まれた真なる竜種だが、始源関連と勘違いして本気出しすぎたジークヴルムによって地形ごと抹殺されたため被害はない。地形ごと…?被害はない…?
ジークヴルムへの畏怖が生み出した最初の竜であるため「ジークヴルム」になろうとしたが、根源となった畏怖の中にジークヴルムの本質が無かったため中身のないクリオネのような透けた体をしている。
身体的パワー自体はジークヴルムに匹敵しているが、対マナ特攻の炎には勝てなかった
強さ的には大体エクゾーディナリー。
こいつがジークヴルムへの畏怖を基にしていたので、それ以降の恐怖も竜の形をとっている。
龍ならず、龍に最も近くして顕れた透き通る真なる竜種
ジークヴルムに成る事を望み、叶わず、故にその身は色を宿さない
生まれ羽ばたくよりも前に天覇の炎に焼かれ消えた
Ⅱ*77
真名:ディザスター*78
水晶巣崖の下層で古代人類の戦争に割り込んで大惨事を引き起こし、戦争どころじゃなくなった古代人類達によって討伐された。
強さはレイドモンスター未満、エクゾーディナリーモンスター以上。
見た目は陸戦型の竜で、背中からミサイルばかすか飛ばして広域殲滅してくる。
得意技は死ぬ瞬間に大爆風(大爆発ではなく)を起こすこと。
倒された瞬間に空気のインパクトで討伐隊を全員消し飛ばした。
ちなみに、ヴィンセントはこの決戦前に死亡、ヨハンナはこの決戦中に国に引きこもってた王様とか開きにした。
Ⅲ
真名:イデアル*79
見た目はテンプレなドラゴン。
アムルとシディアンによって倒された。
Ⅳ
真名:トレジャー*80
断絶の大海に生息している真なる竜種。
浅瀬を回遊してレアアイテムを溜め込んでいるらしい。
Ⅴ*81
真名:ガリバー*82
基となる恐怖:暗闇に閉じ込められる孤独と焦燥
人が竜を恐れる感情に閉所や暗所への恐怖などが混ざったことで生まれた真なる竜。本質は無間の暗闇。
外見は黒い流線形の体躯で、四足歩行。針金をドラゴンの形に歪めただけのような細い姿をしているが、明るい所で見るとちゃんと竜の形状をしている。
その実、細い姿は自身の肉体を超圧縮(1/60)した上の姿であるため真の姿は恐ろしく巨大。
細い洞窟内で自身の肉体をパンプアップして圧殺してくる。(狭い場所で時速数百キロで飛んでくる壁)
なので控えめに言ってクソゲーなのだが、実は閉所故に向こうも動きづらいのでイーブンだったりする。
旧大陸、参姿翠冥の地底迷宮深部にて子猫サイズになって暗所に隠れていたところ、パーティーで深部探索をしていたガル之瀬がたまたま踏んづけたことで遭遇、撃退された*83。
戦闘フィールドが劣悪なせいかトマホークと比較して体力は低めに設定されていた模様。
読みはガリバー旅行記で主人公のガリバーが訪れた国や場所の名前。
- 巨体
- 縮体
- 磁体
- 馬体
超圧縮した重量据え置きの肉体をボルテッカ電磁射出してくる。
闇よりの出立
Ⅵ
何者かによって討伐済み。
おそらくディルトセオ大砂海か晴荒雨毒の大砂漠に生息していた。
Ⅶ
真名:アドバンテージ*85
基となる恐怖:彼我の差に基づく不利への不安
断絶の大海に生息している真なる竜種。その本質は圧倒の威圧。
15人以下の1パーティで海を渡っている時にしか襲いかかって来ない。
攻撃に対し「それ以上の威力」か「それ以上の規模」で反撃するカウンタータイプ。
攻略するには頭を使う必要がある。*86
Ⅷ
真名:バイオレンス*87
基となる恐怖:純粋な暴力?
新大陸に生息している真なる竜種。
樹海には近づかないようにしているらしい。
体型がほぼ羽の生えたゴリラなので一見すると凄い間抜けな体型のドラゴン。
しかし名前の通り司るのは純粋暴力による撲殺なので笑ったヤツからつみれにされる。
嵩増す大黒繊と比べると威力はあちらの方が高いが大振りなのでバイオレンスの方が小回りが利き早い。
Q.羽いる?
A.物理耐性がめちゃくちゃ高い筋繊維の塊なのであの聖槍の防御貫通ですら傷口を「締める」事で止めてしまうんだ
Ⅸ
何者かによって討伐済み。
姿を隠すのが得意だったらしい。
Ⅹ
汝、刃の鋭きを畏れよ
真名:Tomahawk
基となる恐怖:投擲された刃物
ミノタウロスの先王に重傷を負わせたためサミットでサンラクに討伐が依頼された。
キャッツェリア北西の「オケアグラノス高原」の中央に生息している。
外見は刃物で作られた二足歩行の首の長いいわゆるドラゴン。アー〇ド・ドラゴンLV10
巨大な刃物を思わせる翼を持ち、翼を広げて脚を伸ばした際のサイズは『騏驎』と同じくらい。つまりダンプカーサイズ。
刃で出来た鋭利な甲殻の下にはゴムを思わせる皮膚があり、丸まって寝ることも出来る。
とにかく硬い。高VITと刃の甲殻によって守られた身体は奇襲による攻撃でも怯みを全く見せない程。
サンラク達の組んだ臨時パーティ「竜狩りの集い」と壮絶な死闘を繰り広げ、翌日の午前6時半頃までかかる一徹の末倒された。
サンラク:「ナイフの塊が寝てる」
サバイバアル:「新手の現代アートか?」
ヤシロバード:「銃剣とか混ざってない?」
カローシス:「徹夜の気配」
ディプスロ:「とりあえず一発入れとく? 物理耐性高そうだけど」
ウル・イディム:「強キ気配ヲココカラデモ感ジル」
トマホークの体組織は全て同一の物質で構築されており、体組織の中でも外部に対して攻撃的に硬質化したものが「刃殻」として認識されている、
体内には「響震炉」とでも言うべき器官があり、トマホークの振動発生能力を司っている。
肉体の各所にある響震炉が振動を生み出す事で、肉体加熱や超振動の斬撃を放つことができるようになっている。
- 超音波動
トマホークの通常攻撃。
筋肉に近い役割を持つ全身の刃殻を異常振動させることで、周辺空間のマナ粒子を誘引付着し一気に解放して広範囲に衝撃波を放つ。
ディプスロ「バイブだねぇ!!」 - 超振動ブレード
腕刃や尻尾を振動させて威力を上げる。通常攻撃の一種。 - 斬撃波*88
超音波動が全方位に衝撃波を出すものならこちらは一か所に衝撃波を集中させたもの。
振動させた腕刃を狙いをつけてアンダースローに振り抜く事で斬撃形の衝撃波を放つ。(サンラク達が遭遇前に見つけた地面の亀裂はこの攻撃の際に出来る痕跡)
後述の再点火の際にも使用される。 - 尻尾による薙ぎ払い
どこにしまい込んでいたというサイズの尾が、風すら切り裂くようなうなりを上げて周囲を薙ぎ払う。
サバイバアルですら防御せず回避するレベル。 - 焼き入れ強化
触れると火傷しかねない温度まで外殻を加熱させて、それが外気で冷えることにより肉質が一気に固くなる。つまり防御力が上がる。
具体的にはウル・イディムの攻撃が歯が立たなくなるレベル。
さらにこれを応用して、外殻以外の部分も高温化させて攻撃してくる。(白熱化した膝で膝蹴りなど)
外部から攻撃などによって熱を加えることで硬化を阻止できる。 - 巡航自律刃翼
Dragonic Launched Cruising Wing。竜が発射する追尾式の刃翼。
トマホークがトマホークたる理由でありトマホークをトマホークたらしめる存在の象徴。
「◇◇◇」の形に複数の刃物が繋がってる翼が分離して射出される。
扇風機の羽のように回転しながら空中で180度方向を変えるほどの機動性で標的をどこまでも追尾してくる。フィンファ○ネル
動力源である振動エネルギーが切れると追尾出来なくなるが、後述の再点火によって再稼働が可能。 - 再点火
強力な高周波で相手を強制硬直させ、同時に振動エネルギーを再充填した刃翼を敵めがけて放つという一種のハメ攻撃。巡航自律刃翼で射出した刃翼に自身のマナ粒子を付与した超音波動をぶつけることで再び自律攻撃機能を付与しなおす。
その際に発生する高周波は生物の動きを数秒止めるほどに強力であり、再び動き出した飛来する恐怖に対して哀れな犠牲者は背筋を震わせるほかにない。
しかも高周波での硬直はVIT対抗の通常硬直と、STM参照で値が高いほど解除に時間がかかる脱力硬直が複合された鬼仕様。
紙VIT、スタミナ伸ばしまくり設計のサンラクにとって新たなる天敵。
再点火での高周波による硬直は、コミカライズ版でリュカオーンが使用した相手の行動を封じる咆哮の逆輸入との事。*89
全身クシャル肉質のセルレギオスがガララアジャラ式起爆法を習得してしかもラージャンの腕が生えてる - 息吹
周囲の大気を口から吸い込み、全てを引き裂くような叫びを放つ。
使用時はアラドヴァルで顔を半分溶かされ、ヤシロバードの魔弾で喉の三分の一を凍りつかされた状態だったので威力が八割減しており、魔法・スキル・アクセサリーの三重強化を乗っけたサンラクの蒼暁に押し負けた。 - 凍結した左腕
肩ごと引きちぎって振り回してきた模様。サンラクが流石に肝を冷やしたと述懐した。
真名は切る為の斧であり、飛翔する爆芯でもあり、2重の意味を持つ。
その本質は「自分に向かって飛んでくる何か」の恐ろしさと、「突き立って切り裂かれる痛み」への恐れの複合であり、即ち投擲された刃物への恐怖そのもの。
暗闇に閉じ込められる孤独と焦燥の具現たる第五の竜や彼我の差に基づく不利への不安である第七の竜などとは異なり、どちらかというと文明寄りな恐怖を根源とする真なる竜種……それがトマホーク。
だから二足歩行なのです、だから前脚ではなく腕なのです。その竜は「投擲」という手指と腕を持つ二足歩行の命達の恐怖から生まれたもの……人に近しい悪意を持つドラゴンなのです。
ちなみにゲームシステム的な理由としてはプレイヤー間での剣聖人気が反映された竜種。
あーあ、お前らが剣聖剣聖うるさいから遠隔操作で刃を飛ばすドラゴンが生まれちゃいました。
では死ぬが良い。
想い託す半身
・想い託す半身(トマホーク)
真なる竜種とは肉持つ恐怖の概念(かたち)。知らぬこと、立ちはだかることを恐れというならば……理解し、乗り越えた先にあるものは貴方の力になる。
人はそれを繰り返して前に進んできた。
ならば真なる竜種、肉持つ恐怖を討ち滅ぼした貴方は、彼の理解者なのだ
我が身に果たせぬ彼方への想い、我が身ならぬ我が半身に乗せて放て
我が名は遠く、速い。そして必ず君のもとへ馳せ参じようTwitter[2021年6月17日午前3:42~午前3:43]
サンラクからはなにやらポエミーな本名と評された。
最初はドラゴン自身がジェット噴射でかっ飛んで高度から地面に激突する感じにしようとしていた。
ただこれどっちかというとメテオでは?というのとイメージがどう取り繕ってもバルファルクだったので没。
ギィララララララララララッ
候補(作者による設定のみ)
ヘルファイア
・見た目はほぼトマホークだが、振動で加熱した刃殻を外気で冷却することで焼き入れするトマホークとは異なり、さらに加熱して刃殻の表面を”剥がす”事で炎の斬撃を飛ばす。見た目は一緒で行動も似てるがトマホークは振動に由来する加熱だけどこっちは刃殻に通う血が超高温
・本編には登場してないよ、トマホークが倒された後に出てくる「トマホークに似た真なる竜種コンテンツ」なので
バックドラフト
・HPを0にすると二倍の強さになって蘇生する。で、それをまた倒すとさらに二倍の強さになって蘇生する。
で、それを倒した貴方にはこちら、さらに二倍の強さになったバックドラフト君が貴方にお礼を言いたいそうです
親戚にフラッシュオーバーがいる
・復活に周囲にある大気中の魔力を一気に取り込むため、結界系の魔法などで遮断するとあっさり死ぬ
フラッシュオーバー
詳細不明。
トマホークとヘルファイアのような関係か?