NPC・多種族大同盟
ヴァイスアッシュを盟主とした、(新大陸では)弱小に類するモンスター種族による国家の同盟。
分類はモンスターであり、人類でないため大抵人の姿とかけ離れている。
一部の種族は人の姿と似通っているが、人を餌としているためであり人を騙すための擬態である。
個の種族は「人間は食べ物」という認識が崩れることはないため個々人での交流ができても種族単位で共存することはできない。*1
ヴォーパルバニー(ラビッツ)
作品内直リンク:ラビッツ組家系図
同母兄弟
- ABC
- DE、LMN
- ヴァッシュファミリーが喋れるのは肉体に由来する能力ではない。
- ABCは三十年くらい生きてる、AtoZは若い「世代」*2
ヴォーパル魂の量によって態度が変わる。長い付き合いだと相棒(担当開拓者)の影響を受ける。
- エムルは性格が若干サンラクに似てきた。ステータスもLUCが上がりやすくなった。
- シークルゥは秋津茜に振り回される内に魔法剣士としての熟練度が凄い事になった。
AtoZの誰かしらが致命スキル及び魔法を使える。
エムルたちの服装はピーターラビットに近い。
ヴォーパルバニー(少なくともヴァッシュファミリー)もインベントリを持っている。一般兎も持っているかは不明。
ヴァイスアッシュ
CV:大塚明夫
JOB:神匠
SUB:不明
英語表記:Vysache
ヴァッシュ。
放浪歴*32月13日に遺伝子情報からつくられた。
人間と同じくらいの大きさで円らな瞳をしていて、ごわごわとした毛並みに片目に刻まれた傷跡などが威圧感と愛嬌を両立させている。
毛の色は元は灰色だったが現在は白い毛に覆われている。(加齢による変化)
潰れていないもう片方の目は色素の薄い灰色目で、ドスの効いたバリトンボイスでしゃべる。
(コミカライズ版では傷跡があるのは右目。服装は黒主体に兎柄の着物を着用で、人参型の煙管を吹かしている)
煙管で煙草を嗜んだりもするが、煙管吸ってる時はヴァッシュがままならない気持ちを抱いている時である*4。
一人称は「俺等」。
一言で言うと「極道の親分」。ちなみに初登場時はこれこそがハーレムであると言わんばかりに雌兎を侍らせて*5キセルのように細い人参を齧っていた。
「兎御殿」にいるヴォーパルバニーの六割がヴァイスアッシュの子供。
神代から現代を知る、核心に最も近いと思われる兎物。
他のユニークモンスターに関わるコミュニケーションでその断片が窺える。
通常兎御殿にしか出現しないが、世界各地の出来事を知る方法を持っている。
また、極低確率で兎御殿以外のラビッツ内に出現し、遠回しに「ヴォーパル魂を携えて武名を轟かせれば俺のところに招くかもな」的な事を言う。*6
ヴァイスアッシュと会うには高い隠しステータス「ヴォーパル魂」が必要である。*7
優れた鍛冶屋のみがなれる「名匠」と神代の技術に精通した者のみがなれる「古匠」の両方を手にしたものが手に入れる資格を持つ「神匠」のジョブを持つ。
また、詳細な条件は不明だがプレイヤーがリスポンする際のデスペナを回避する手段を有している。
_ 旅兎のヴァイスアッシュ
白灰色のヴォーパルバニー
旅兎の物語
巨人族にはドルダナと別れる間際に交わした「旅兎との約束」が受け継がれている。
「波濤を越えて来たりし者共よ……郷愁せよ、母を探せ」
「波濤の者、巨人族が認めるに値する勇士現れし時、低き巨塔への道を授け共に征くべし」
付随して、低き巨塔までの道のりも伝えられている。
同時期に「座標画」を制作したが、絵が下手な時期だったため…。
→「不滅のヴァイスアッシュ」
エードワード
英語表記:Aydward
備考:ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの長男。
ラビッツの実質的な国王を勤めている灰色兎。
サンラク曰くインテリヤクザ。本気になると江戸っ子気質になる。
レベルは100一歩手前で固定されている。曰く、「ヴァッシュの備え」ロックであり、リミッター。
「ロック」が解除された場合がやべーことになるらしい。
ビィラック
CV:富田美憂
JOB:名匠→神匠
SUB:考古学者→古匠→?
ヴォーパルバニー・マスタースミス→*8
英語表記:Beelach
備考:ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの長女。
黒毛、青目、毛並みボサボサ。
ラビッツの兎御殿内にいる鍛冶師。
サンラクの手を借りることで失われた神代の技術を操る「古匠」になり、以降サンラクの装備充実に貢献している。
広島弁を使う。ファーコートに擬態出来る。
通常のレベル相応よりも高いステータスをもつ特別仕様。
レベルは99で固定されている。神匠までの進捗30%くらい。
「ロック」が解除された場合がやべーことになるらしい。
ちなみに鍛冶師の上位は*9
ヴァッシュ>>(年季の壁)>>人間NPCの神匠>>>(ジョブの壁)>>>ビィラック>>(古匠取得の有無)>>あるプレイヤー*10
尚、ケット・シーの剣聖アラミース(ドM)にベタ惚れされている。
マーリョークウンヨーンユーニット
コミカライズ版ではエムルやピーツよりも頭身が高く設定され、(おそらくはベタとかの都合で)やや明るめの黒っぽい毛並みに。アニメ版だとカラーリングはより茶色っぽくなった。
顔はヴァッシュに近い感じで描かれ、兎寄りの獣人みたいなテイストに。服装は腰で袖を結んだツナギを両肩にサスペンダーで吊るし、上半身はサラシ巻き。人化したらすごい格好になりそう。
なおサラシを解くと、抑え付けられていたモッフモフの毛が解き放たれ、ファーコートの術(しかし見た目は簑)が使えるようになる。
描写はされていないがアラドヴァルを「神化」させたことで神匠に到達した。
シークルゥ
CV:花江夏樹
JOB:剣豪(?)
SUB:ヴォーパルバニー・トラベラー
備考:ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの次男。
英語表記:Ceecrue
秋津茜担当。典型的な侍言葉を使う。マント(コミカライズ版では鞄)に擬態出来る。箱は、喋らないで御座る……
レベルは99で固定されている。が、秋津茜によってスキルや魔法の熟練度がヤバいことになっている。
コミカライズ版では77話で先行登場。
『≡≡』な形のエルクとは違う方向で開いてない眼に、胴丸と兜装備でまさかの戦国武士な出立ち。
クターニッド戦で性転換した時(C184話)には外見はそのままで「拙者の秘宝」が無くなっており、逆に生えたエムルのモノを自分のが移ったと勘違いして痴漢しようとした。
ディアレ
JOB :賢者(?)
備考:ラビッツいちの大魔法使い。エムルの師匠で憧れ。
擬人化したらAtoZで一番デカくなる。*11
前衛魔法職、防御を回避で賄うサンラクと似たバトルスタイル。
どんどん強くなるエムルに焦っているらしく、のちにエクシスの代わりにサイガ-0に同行して秘密特訓中。
もう少しでエムルに追いつくところまできたが、エムルがサンラクと合流してしまったので秘密特訓はまだ続く模様。その度にエクシスの不満が膨張する
焦って新大陸に行ったためフィフティシアのロケートを取っていない。(フィフティシアに行く門をつくれない。)
「……うん、いや別に妹に私の力が既にあいつに及んでいないと事実を知られるのが恥という訳ではないんだ。私とて妹が成長した事を疎むほど恥知らずではないからね、だがあいつの成長を見ると私の努力が足りていないのではと身に染みてね、父上の客人でありそのヴォーパル魂を認められた君に同行する事でより自分を高められると考えた次第なのだ。いや、だからエムルに修行しているところを見られるのが恥ずかしいとかそう言う訳ではなく、え? だったら彼や秋津茜殿でもいいじゃないか、だって? いや、そのぉ……ほら、シークルゥ兄上はあれで結構口が軽いからバレちゃうかもしれないし……というか常時半裸の殿方って仮に別種族としてもどうなんだ? というか、そもそも……いや違うぞ! 別に鳥の人と同行することに怯えている訳ではない! ただ私はエムルの前では格好つけたいというか……っは!? い、今のは違……っ、言葉の綾というか、あの、その……くっ、殺せ!」
怪文書系女騎士兎(ほぼ純魔)という新境地
イーヴェル
JOB:戦巧者(?)
SUB:ヴォーパルバニー・トラベラー
備考:ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの子供。
現在はキャッツェリアで傭兵をしている。*12キャッツェリア以外にもラビッツと同盟を結んだ国を渡り歩いている。
ビィラックが言うには「目がサンラクに似ている」らしい。*13
見た目はボンタンのようなズボンに、ロングコートみたいな学ラン、肩に載せるどう見ても角材にしか見えないアレと所謂昭和の不良学生(ツッパリ)の格好。*14
何より目を引く赤毛のポンパドール!
NPCをキルした経験がある。実はレベル99の壁を超えておりAtoZヴォーパルバニーの中では一番レベルが高い。
エムルが言うにはサンラクとは「油と油」であり、どちらが格上かしょうもない争いをしている。
ヴォーパルバニー・トラベラーのひとりである可能性が示されている。
エフュール
JOB:人形創師
備考:ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの娘。茶色い毛並みの兎。
ラビッツの兎御殿内にあるアクセサリー屋の店主。エプロンドレスっぽい衣装。
シャンフロ全体を見ても珍しい人形カテゴリのアクセサリーを作製することできる。
京言葉(毒属性)を話す、鼻眼鏡によるメガネ属性(増設型)持ち。
戦闘力絶無の元純魔。ステータスが弱いわけではなく「AIが戦闘に向いてない」タイプ。
アイトゥイル
ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの娘。
コミック12巻の巻末書き下ろし小説「通りすがりの風来坊」に登場。コロシアムでサンラクと(一方的に)邂逅した。
旅人風の和装をした、スカした言動の黒兎。呑ん兵衛。着流しで三度笠に薙刀持ちの姿が不二先生によりちっちゃくイラスト化されている。色合いはビィラック寄り。
ヴォーパルバニー・トラベラーのひとり。
ジェータ
ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの娘。
イムロン担当。(※設定鍵「除夜ゲロ2021 101~200」Q162.)
ヴォーパル採掘者で基本的に地下で何か掘っている。
憧れのビィラック姉さんにレア鉱石を持って来まくる鳥の人をライバル視しているが、基本的に「こんなんじゃ勝てねぇ……!」とよりレアな鉱石を求めて炭鉱に潜っているので会わない。
エルク
CV:安野希世乃
英語表記:Elke
備考:ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの娘。
白毛、赤目、ロップイヤー。
ラビッツの兎御殿内にある特技剪定所の店主。
お姉さん感を醸し出す銭ゲバ兎。割り勘とツケは嫌いなのよ~
エルク・エムル・エヌハの致命兎で三つ子。*15三羽ともロップイヤー。
語尾は「わぁ」や「ねぇ」など最後の文字の母音を伸ばす。
コミカライズ版ではにこにこと微笑みを絶やさない(目も開けない)民族衣装風の服を着たロップイヤー。左右の耳にピアスと大き目のイヤリングを2つずつ付けている。
耳使いがうまく、銭ゲバ呼ばわりしようとしたエムルの口を耳を使って塞いでいた。
プレイヤーのレベルが三桁に達すると(通常では経験値消費だが、代わりに現金即払いで)剪定秘法:同調連結を使用してもらえる。
お値段は連結するスキル一つに付き一億マーニ。
当初は一日一回までだったが、札束で叩いたら「単純に自分が疲れるから」とゲロり無制限になった。*16という設定
鬼! 悪魔! エルク!
双王戦争ではサンラクと銭ゲバ同士で結託してピーツから更にガメつこうとしている。
エードワード・ビィラック・シークルゥ・ディアレらと同様に、何かしらの「お役目」をヴァイスアッシュから与えられている様子。
エムル
CV:日高里菜
JOB:魔術師
SUB:ヴォーパルバニー・トラベラー
コミック版のパーティー申請時の名前は「魔術兎エムル」
英語表記:Ellym→Emul
備考:ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの娘。冬生まれ。
サンラクの装備品サンラク担当。
白毛、赤目、ロップイヤー。なんかシロくてヤワいウニっぽいの
中々に高級感漂う服にシルクハット、片眼鏡に懐中時計と、まるでディズニー映画の不思議の国のアリスに出てきそうな兎のような格好をしている。
高レベルかつ覚えている魔法も便利なものが多いためかなり優秀。サンラクと組むようになってからは新しい魔術書を買ってもらいさらに補強された。何気に銭ゲバ兎と三つ子なだけあってゲンキンな一面も持つ。最低でもニンジン1本見せれば頼み事を引き受けてくれるチョロイン
語尾は「ですわ」、いわゆる「関西人」ロールだが、よくロールプレイが崩れて地の「お嬢様」が顔を出す。*17
「致命兎の秘環」を使用した【姿形変化】の魔法で人化も出来るが、変身中はMPを常に消費し続ける為、5分が限度。
コミカライズ版での人間形態の外見はサンラクより頭一つ低い身長にロップイヤーを模した外はねストレートミディアムの薄いピンク髪、麻呂眉にアヒル口(ウサギ口?)のニーハイ美少女。
耳が弱い。マフラーに擬態出来るが、コミカライズ版でサンラクと背中合わせになりながら耳をマフラーのように首に巻き付け、体は顔を隠して縮こまっているだけという衝撃の事実が明らかになった。*18
初登場時はサンラクの奇行を見て頻繁にヘタレてたが、行動を共にするにつれ度胸が鍛えられたのか大抵のことは受け流せるようになった。けどたまにヘタレる。
サンラクとの合体技に兎銃【掌銃座】や兎砲弾*19等がある。
エルク・エムル・エヌハの致命兎で三つ子。*20三羽ともロップイヤー。
初登場時はレベル56だったが、サンラクと共に強敵を倒したりウィンプのレベリングに付き合っていた結果レベル100の壁を突破した。
現状AtoZの中ではイーヴェルと並んで最強格。*21
サンラク担当で、サンラクの頭の上が定位置。ライダー(騎獣:サンラク)のジョブ持ってるだろお前……
「人形劇を経て、音楽会」の時点で特殊状態「古雷」による痺れを防ぐために痺れ避けのお守りをピーツからパチっている
クターニッド戦で性転換した時(C184話)には外見はそのままで「お○んちん」が生えていた。しかも丸出し。漫画版第20巻ではサンラク・サイガ-0と共に性転換された姿で表紙を飾った(第19巻とほぼ同じ構図)が、ソコは兎月【下弦】の柄で隠された。ヒヤヒヤしたんじゃないの~?
誤字でエルムになっていた箇所があったが全て修正された
元ネタになったモチーフは40代既婚者の勇者ですも!との事で『ゼノブレイド』のリキと思われる*22
『シャンフロチャンネル #38』では、編集イノウエ氏より人化形態の出番が原作より増やされていることが言及されている。
アニメ版では中の人同士が結婚した為、アニオリでサンラクと割とイチャつくシーンが追加されている。
エヌハ
感想返し・「設定鍵」で名前のみ登場。
エルク・エムル・エヌハの致命兎で三つ子。*23三羽ともロップイヤー。
Twitterで語尾についてアンケートが行われ、「で、あるからして」が一位になった
性格が秋津茜と被る為、最新話の時点で本編に登場していない。
ピーツ
CV:松田颯水
JOB:商人
英語表記:Peatz
備考:ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの息子。キュルアと双子で兄。
茶色寄りの白毛、黒目、若干耳が短い。コミカライズでは前髪が特徴の三白眼ボーイにデザインされた。カラーリングは黄色ベースの毛皮にところどころオレンジ。
ラビッツの兎御殿内にあるショップのぼったくり店主。でも商才は絶妙な感じで無い。なお仕入れも下手くそ。(エムル談)
サンラクの持ち込む鉱石・宝石類の処理によく悩まされる。助けてビィ姉やん。ついにはサンラクのカツカゲ紛いの換金にエルクまで一枚噛んで来る様になった。
関西弁を使う。
人族の街で何かしているようだが……
キュルア
ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの娘。ピーツの双子の妹。
ラビッツ内の魔道書を扱う書店で店主をしている。
半裸のスクロール・魔道書の供給源(有料)。懐は結構あったかい。
アルフィオンス
ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの息子。
イムロン担当。*24
貴族風衣装の兎。貴族主義的なヘタレらしい。
エクシス
JOB:ライダー?
備考:ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの娘。
黒毛。実力が足りないイキリヤンキー的で、その立ち振る舞いはエムルみを感じさせる。
爆走猪の瓜坊「ウォットホッグ」*25に乗っている。
サイガ-0担当。……なのだが、サイガ-0がユニークシナリオ「ディアレの特訓」を受注したことに加え順番から見てもまだまだ弱いのでエクシスは同行していない。
でも一向に追いつけないディアレにそろそろ切れそうだとか。
ゼッタ
ラビッツの致命兎の長、ヴァイスアッシュの娘。
ペド領域に足を突っ込んでいるロリ兎。なお本編への登場予定はない。
コミック特装版vol.12「ラビッツおつかい奔走録」には名前のみ登場。
老師
ラビッツ片隅のボロ小屋にいる言葉をしゃべることが出来ない、老いたヴォーパルバニー。
偏屈な老兎だが、弟子入りを志願すると割と真面目に修行をつけてくれる。
修行は一見関係なさそうなことをやらさせる。ベスト・キッド式*26
人語を喋らないので声から伝わるニュアンスだけでコミュニケーションをしなければならない。
サンラクは聖杯使ってバニーガールの恰好*27で修行し、蹴武術士をサブジョブとして取得した。
本編では台詞のみだが、twitter*28にて弟子入りした際の様子が描かれた。
ケット・シー(断崖の王国キャッツェリア)
ラビッツ、というかヴァッシュの真似をした君主専制。
国王は代々若かりし頃のヴァッシュが作った小判型王冠を継承している。
(略)
余談だけどキャッツェリアに代々受け継がれる王冠は若かりし頃のヴァッシュが作ったものニャ、どうみても猫に小判(文字通り)ニャ
あとキャッツェリアは地味に血統じゃなくて現国王が次代国王を選ぶ指名制ニャ、っつーか騎士団は徴兵じゃなくて志願制だし市民も参加できる議会とかもあるので猫のくせにシャンフロ世界の人間国家エインヴルスより民主的とかいうなかなかすごい国ニャ
って書くとなんかすごい革新的に見えるけど割とノリと勢いで生きてるモンスターなので「次の王様お前でいいんじゃね?」とか「一人で考えるの面倒臭いからお前ら顔貸せ」で国を国っぽく運営してるだけニャ。そもそも権力をイマイチ理解してないのでケット・シーにおける「王」はどっちかというと偶像、アイドルに近い存在ニャ。とりあえずラビッツの真似して国王を祭り上げてるだけニャ
あと何気にモンスター差別が少ないというか「話が通じて敵意がないなら別にいいんじゃね?」な気風なのでキャッツェリアには「傭兵」が多いのも特徴ニャ
滅びかけた種族を救うために「人間? 血が薄まるだろうが同族のメスはどこだぁ!!」と戦い彷徨うオークの傭兵とかいるニャ。本編で語ることは絶対にないけど「オーク」関連でも隠し設定があるニャ、語らんけどニャ
多分ゴブリン傭兵部隊とかもいるんじゃないかニャ? 守備表示になりそう
そんなキャッツェリアがどこにあるかって? ニャーニャーニャー
ネコババネコさんは実はどでかい厄ネタを抱えてしまったのでキャッツェリア上層部は今日もマタタビ葉巻を咥えてニャーニャー会議してます。おや? あんなところに兎耳
- キャッツェリア騎士団
比較的武闘派な毛玉の集団、基本装備が長靴を履いた猫なので猫派のSF-Zooメンバーが見ると発狂して死ぬ
実際のところ、水晶群蠍一体なら囲んで倒せるくらいには強い
というか団長連中を始めとした上位ネコがやたら強い、西寄りの立地だから強くないと滅んでるってのもあるけどTwitter[2021年2月7日午後7:54]
ニャイ十三世
キャッツェリア国王。、賢き黄金戴く猫王。
招き猫みたいな横幅のある白い猫妖精。小判型の王冠と語尾の「ニャ」が特徴。
名君ってほどカリスマはないけど実質上司のヴァッシュに対する義理不義理は弁えてる中間管理職の鑑ニャ。
トレーヴィル
キャッツェリアの長靴銃士団団長。“地奔る雷光”の異名を持つ。
七日のうち二日休暇があるだけで、残り5日間を鋼の意志で働き続けることができる。
アラミースの上位互換みたいな威圧感のある三毛のケット・シー。余談だが雄の三毛猫はとても希少。(確率的には1桁%)
アラミース
CV:峯田大夢
JOB:剣聖
備考:長靴銃士団副団長“吹き荒ぶ旋風”
キャッツェリアの長靴銃士団副団長。
サンラクの腰に届くかどうかの大きさで二足歩行の黒猫。
銃士服にレイピア、そして宝石や金属で派手派手しく装飾が施された長靴と装備から思い浮かぶ印象は「長靴をはいた猫」そのもの。
レベルは最低でも90代と推測され、剣聖のジョブを持っていることから戦闘技術は非常に高い。
基本的には独奏しか使用しないが、五重奏まで使用可能。
ビイラックに好意を抱く変態猫。少々M気味(ビィラック限定)。
キャッツェリアからの依頼でビィラックがアラミースの武器を作りに来た時に一目惚れした。
彼は一途に何かに打ち込む子が好き。(ケット・シーは享楽的な面があるので同族でそういうタイプが珍しかった。)
コミック版では第57話から登場。デザインはおおよそ上記の設定通り。色合いはビィラックと同じような黒で、若干バk…愛嬌のある顔立ち。
原作と違い、初対面の時に「ヴァイスアッシュの舎弟」であるサンラクを試すため、超速の突きを入れる場面が追加された。(その際の目つきは瞳が中央に縮み、若干凛々しくなっている)
但し鍛冶場を荒らされたことに怒ったビイラックにボコボコにされた(大して堪えているようには見えないが……)
何と二日に一度想い兎に会いに行くだけで毎日の激務に臨むことができる事が8巻エキスパンションパスで明かされた。
ボルートス
備考:長靴銃士団突撃隊長“燃え盛る業火”
特装版8巻小冊子裏に名前だけ登場。
毎晩の晩酌さえあれば毎日戦えるらしい。
アートス
備考:長靴銃士団射撃隊長“凍てつく氷柱”
特装版8巻小冊子裏に名前だけ登場。
ケット・シーらしく半日勤務・定時退勤がモットー。
ダルニャータ
JOB:宝石匠
備考:キャッツェリア最高の宝石匠。
虎柄のケット・シー。
サンラクの「瑠璃天の星外套」と「封雷の撃鉄・災」「兇嵐帝痕・極」の作成者。
腕前は確かだが依頼者の宝石をネコババするなど少々手癖が悪い。ネコババネコさん…
コボルト
感想欄*29でのみ言及。
ケットシーと同じようにヴァイスアッシュの庇護下の知性を持つ種族。
キャッツェリアで開催されたサミットに参加していた。
街以上都市以下くらいの文明レベルでつつましく生きている。
オーク
感想欄*30で初言及。Orc。
脂がのっていておいしいらしく、エルフより先にたべられているため新大陸では絶滅しかかっている。
王狗*31
謎多き種族。上記の豚頭とは全く関係ない。ouk。
作中ではウル・イディムのみが確認されている。
種族的に一番近いのは「鎧を装着したヒロインちゃん」だが、始原とは無関係との事。*32
それはある観点から言えば神の似姿であり、またある観点から言えば竜の末裔である。
それは命の定義に当てはまるといえばそうであるし、当てはまらないともいえる。
王狗は未だ未知の存在なのだ。それ故にその肉体は「可能性」で出来ている。
認識が、彼らに命を与える。あるいは暴虐の具象に貶めるのかもしれない………
ウル・イディム
キャッツェリアに滞在しているオークの傭兵。
一応雄個体(自己申告)。同族……嫁を探している。戦士バッシュかな? そもそもブタ人間じゃなかった!
キャッツェリアのサミット傍聴席にてサンラクの隣に座ったことがきっかけとなり、知り合いになる。
- 見た目
全身は棘付きの甲殻に包まれている3mを超える人型。
頭部は甲殻の凹凸で狼のように見え、四ツ目でクアッドビートルのような凶悪な角を持つ。
目は人に近いが瞼がなく、半分ほど埋まった眼球がぎょろぎょろ動く。
口は硬質・鋭角的で剃刀を肉厚にしたような牙を持つ。
ジンオウガ装備+オーグ装備+ブラキウム装備をさらにトゲトゲさせた感じ。*33
- 身体的特徴*34
- 熱源探知が可能。
- 魔力探知も可能。
- 食道がミキサーみたいになってるので軽率に腕を突っ込むとかつら剥きされる。
- たまに外殻がひび割れるが、これは肉体を活性化させて古くなった表皮を強制パージする前兆。
- 火は吹けないがバインドボイスは出せる。
- 特技は全身の甲殻を振動させて敵の身体を内側の体組織から破壊する超振動グラップル。
- 戦闘形態(判明分)
稀に倒したモンスターのマナ粒子を取り込み、姿形が変態する。
時間が経つと元の姿に戻るが戦闘時に変態できる。
この特性が王狗全体かウル・イディム個人のみが持つのかは不明。- 飛翔態*35
飛行能力に特化した形態。
腕部を伸長・変形させ装甲の間に「魔力被膜」を生み出す。
この魔力被膜で空中のマナ粒子に干渉することで「滑る」ことができる。
また、皮膜の性質を変えることで減速することもできる。
(ただし、そのまま激突することで攻撃できるため減速するのは移動時のみ)
高度・推進力を確保する時は足で空中のマナ粒子を蹴って加速する。
滑っている時はペンギンのように腹ばいで移動する見た目になる。
加速力はスキルが使えるサンラクが上、継続速度は脚力が強いウル・イディムが上。
トマホーク戦ではサイナやサンラクがいたため使われなかった。
ペンギンのような移動方法ということからおそらくマナ粒子の取得元は…
見た目⇒作者Twitter - 斬竜態
トマホークの因子を取り込んだ事で変身可能になった形態。トマホークを撃破してから、さらに進化していた。もはや甲殻というよりも鎧の形に加工した刃、としか言いようがないキレッキレの外殻。いいや、あれはまさしくトマホークの刃殻だ。俺たちを散々苦しめた刃の装甲と同質のものに置き換わったウル・イディム氏
部分的に再現されたジェネリックトマホーク。ただしマナ消費量が激しいため、多用できない模様。
- 飛翔態*35
生まれた時から自身が「王狗」であることはわかっていたが、それ以外のことは全く知らない状態で生きてきた。
当初は知性がなかったが、ヴァッシュと出会い人よりの「知性」を獲得した。
新大陸でも生き延びられるくらいに成長し、いわゆる「婚活」を始めるも、番どころか自分と同じ種族が全く見つからないのが悩み。
- Q.バハムートで整形手術を受ければ人間に近くなれるのでは?
A.無理、そもそも既存生物と違うので
婚活条件は
・同種族
・賢い方だとなお良し
との事。
謙虚で心優しく、最近は波濤の民の文化にある「読書」に興味がある。*36
ゴブリン(牛上国家ゴブリスタン)
エムル「ちょっとおバカだけど頑張って生きてるですわ」
感想欄*39で言及。
後にベヒーモスの試練でエムルが新大陸にもいる事を言及した。
キャッツェリアで開催されたサミットに参加していた。
ロノ・ドア
牛上国家ゴブリスタンのゴブリンの王。
騎王と呼ばれていたが、牛を操縦できるのかは不明。
イエティ
新大陸極北の銀世界に住んでいる猿型種族。詳細は不明。
キャッツェリアで開催されたサミットに参加していた。
灰躯
イエティの王。
キャッツェリアで開催されたサミットに参加していた。
コロポックル
キャッツェリアで開催されたサミットに参加していた。
植物人間の小人のような、一般のイメージとはかけ離れた存在の模様。
コロポックルの女王
サバイバアルがサミット会場でガン見していた。
ミノタウロス
キャッツェリアで開催されたサミットに参加していた。
アスティロス
勇猛なるミノタウロスの女王。ニャイ十三世たちとサンラクの噂を話していた。
腕相撲の強さはマッダイさんにギリ負けるくらい。*40
ホルスタイン体型の美しいミノタウロス。
若い世代は一度は授乳されてるので頭が上がらない。*41
夫であるゴルディエスを再起不能に追い込んだ「凶刃の竜」を討伐するための勇士をサミット二日目の議題として挙げ、これに応えたサンラク達とウル・イディムによってパーティー【竜狩りの集い】が結成された。
ゴルディエス
アスティロスの夫。
ミノタウロスの王だったが、刃を持つ竜との戦いで全身を切り刻まれ、生きているのが奇跡レベルの重傷を負って退位。多種族サミット時点では妃だったアスティロスが王位を継いでいる。
腕相撲の強さはマッダイさんに勝てる。*42
ケンタウロス
キャッツェリアで開催されたサミットに参加していた。
バザラ
ケンタウロスの首領。関羽のように立派な髭を蓄えている。
サミット会場で大声を上げたサンラクに絡むも刻傷にひるむ。
ハーピィのサザニが昏倒した後サンラクに襲い掛かったが、「大時化」で壁へとぶん投げられた。
当然というか激怒状態になり、全身が赤く上気。さらにオーラを纏って筋肉が1.2倍程肥大化した肉体で*43第2ラウンド…を始めようとしてヴァッシュに仲裁された。
馬刺し君
ハーピィ
キャッツェリアで開催されたサミットに参加していた。
サザニ
ハーピィの族長。
族長なだけあって他のハーピィより飛行速度が速い模様。
サミット会場で大声を上げたサンラクに因縁をつけるも刻傷にひるむ。
代わりに割って入ったサバイバアルへ空中から奇襲…を仕掛けたところに対空ハイキックをお見舞いされ昏倒した。
ささみちゃん
アラクネ*44
人の上半身と蜘蛛の体を持つ種族。
その形態上脳を2つ持つため人類より賢く、人間側で魔法を唱えつつ蜘蛛側で移動する砲台にもなる強力なモンスター。
蜘蛛部分の見た目から戦闘タイプを識別することができる。
尚、フォルトレスガルガンチュラのアラクネはいない。
人を襲うのに擬態する必要なんかないので。*45
多種族サミットにも参加してる種族だが諸事情で糸を使い*46リモートで参加していた。
- 諸事情の内容
多種族サミット前にリュカオーンに襲われた。
その後、サミットに参加したらリュカオーンの刻傷をつけた男がいて・・・
- アラクネ・タランチュラ*47
しゃかしゃか移動しながら人側で魔法を乱射、蜘蛛側で分解魔法とインファイトを行う遠近物魔を両立した強力な個体。
NPC・モンスター系
- モンスターと人間とでは「レベルアップ」の定義が違う。
モンスター系NPCは人類とは違い後天的にスキルを覚えることはない。
ゴーレム
特定条件で製作可能。
プレイヤーが使役できる数少ないモンスターの一種だが、ただ単にタフなだけの存在であり
廃人プレイヤー相手だと時間稼ぎが関の山*48なのでマイナーな存在に留まっている。
ヒューマンドラゴラ
モンスター型植物。
征服人形と似たシステムを備えている。
アクセサリースロットが存在しないが、代わりに「栄養剤」を装備するスロットがある。
栄養剤を装備することでバフを(任意またはランダムなタイミングで)ヒューマンドラゴラに付与できる。
プレイヤーによる使役数に上限はない*49
寿命は七日間で、七日間経過した時点でヒューマンドラゴラは「(命名)の休眠球根」というアイテムになる。
再びヒューマンドラゴラ状態にするには職業「農民」系列のスキルが必要。
再びヒューマンドラゴラ状態なるとキャラクターとしての記憶などは受け継がれるが、それまでのレベル、ステータス、経験値がリセットされてしまう。
水をあげると喜ぶ。
稀に茎の方に実るトマトっぽい何かに火をつけると派手に燃える。
(個体差) |
個体ごと、っていうか品種改良でパワー型になったり耐熱性能が備わったり……あれこれピクミ…… |
さあ、みんなもご一緒に? イェアアアアア!!!!
マンディ
超農民と一緒にいるヒューマンドラゴラ。愛称は「マンディちゃん」
パワー型で、人参に筋骨隆々の身体を生やしたかのような見た目。
光合成が趣味。「イエァァァァァァ……」
ゴルドゥニーネの分け身
レプティカ4が五年程生き延びることが出来たら、ゴルドゥニーネとしてアイデンティティが確立される。
アイデンティティには「何故憎悪しているのか」という過程の感情も含まれるため「憎む理由」は個体によって違う。(この時に性格が定まってくる)
「憎む理由」である「根本感情」は結構重複している。
シャングリラ・フロンティアというMMOがサービス開始した時点で30人のゴルドゥニーネが存在していたが、現在は15人。
竜災大戦の終結時には5匹の生存が確定している。*50
ゴルドゥニーネは負の方向性を持つプライドがあるので好感度を上げ過ぎても下げ過ぎてもド地雷という面倒くさいNPC |
要約すると 「いやまぁお世話になってるし強くて頼れるからたまに頭おかしくなるくらいムカつくんだけど普段がアレだからアレにキレたりこっちが気分悪くなってるの馬鹿馬鹿しくない……?」 みたいな感じのロールプレイを要求してくるクッソ面倒くさいNPC |
八「ウィンプくっきんぐのじかん!!」
十九「打倒ボスドゥニーネ」
四十二「マゾがマゾでつらいわぁ」
六十三「怖っ、袋叩きにしとこ……」
百十七「これダサいんですけど」
ゴルドゥニーネを仲間にしたのはサンラクが最初だが、ライブラリや他のプレイヤーも目撃経験だけならある。
プライドを持った奴からボスドゥニーネちゃんに狩られていくので、生き残ってるゴルドゥニーネは大体何かしら生き汚い面がある。若い番号ほどボスドゥニーネに見つけ出されて狩られた率が高いが、環境に負けて淘汰されていった個体も多く存在する。
もしシャンフロがR18ゲーだったら身体を売る奴もいたってレベル。(サービス開始直前に創世さんが仕込んでるのが発覚してりっちゃんが頑張った。)
あ、ちなみに起源が同じでも髪の毛の性質は若干違いがある、どうでもいいように思えるでしょう?実はこれ重要情報
一番目のゴルドゥニーネが脱皮し自我を獲得した中でも二番目から九番目までの一桁個体を二桁以降のゴルドゥニーネ達は始まりの八と呼び、他の個体から特別視される。
十番目以降は素体が同じなため見た目は似たり寄ったり。*51
八番目のゴルドゥニーネ/ウィンプ
本体眷属:サミーちゃん
協力者:サンラク
新大陸荒野の洞窟で主人公が遭遇したゴルドゥニーネ。アルビノツインテール。
近くにいるのが瞳孔がしょっちゅう開くタイプの珍獣なので霞みがちですがウィンプの目は爬虫類のそれ
瞬膜*52搭載するか二日くらい悩みましたが設定的な理由で取り除かれましたウィンプ:蔦で結んだツインテール(サンラクに会う前は結ぶ位置がガタガタだったけど最近は見つけ次第サイナが修正している)
へたれニーネボサボサ説を推してる方が散見されましたが、冷静に考えて迅速かつ安全な逃走潜伏をするにあたってそのままの髪とか障害にしかなりませんからね、ショートカットにしないのもちょっとした理由がありますが髪を結んでいるのはそれが理由です、目元を隠すとか論外ですよ!!
Twitter[2019年10月26日 09:45~15:42]
一段ごとにカラーが違うダルマ落としのような服装。
そのヘタレ具合から通称ヘタレニーネと呼ばれることも。「果て亡き我が闘争逃走」
「エネミー」だが「NPC」の判定をもつためパーティを組める。パーティ申請時のUIでは NPC「八番目のゴルドゥニーネ」 となっている。
「始まりの八」と言われる最初期に分かれたレプティカの一体なのだが、そこから一切自分を鍛えることなくステルスに徹し続けたためかなり弱い。それでも色んな武器を一通りブン回せるくらいの腕力は持っている。
毒の能力は溶解性(弱)。岩を溶かして石像作ったり、厄介な鉄錆や焦げ付きも一瞬でピカピカにする。野菜の皮むきをさぼるため、表面を毒で溶かしたらマスターに叱られた模様。*53弱酸性
他のゴルドゥニーネ達に比べてヘタレであることを差し引いても毒技能が弱すぎるという点から何か拡張性か隠れた能力があるのでは、と研究が続いている模様。*54
「根本感情」は挫折と再起を同時に抱く感情で、読者はすでに知っている。*55
- 根底にある感情は嫉妬と恐怖。
- 恐怖に負けじと歯を食いしばって一歩踏み出したなら……きっともうそれは嫉妬ではなく、憧憬と呼べるのではないだろうか*56
- サンラク遭遇前
新大陸の西から東へ、長い時間をかけて逃げてきた。
生きるためにプライドを捨てて、土ソムリエをしたり干眠的なものをしたり。
変温動物ゆえに火起こしは特に死活問題であるため、サバイバル技能は割と高い。
森を歩いていた途中エルマ=317に鎮圧用スタンで無力化される。
拉致されるも赤竜ドゥーレッドハウルに撃墜されてシグモニア前線渓谷にて隠れ住んでいたところをサンラクと接触した。
- サンラク遭遇時
サンラクを支配下に置くためにリュカオーンの刻傷を上書きしようとイキったら失敗してヘタレた。
サンラク遭遇時のレベルはなんと62である。低い……オマケにインテリジェンス欠乏ぎみでちょろい。
どれくらいちょろいかというと「俺たちが手助けするから安全かつ確実に強くなれる」と言うサンラクの言葉に乗ってしまうほど。
これはウィンプの好感度が上がる対応が「単純な強さを見せること」で、サンラクへの好感度が高いためというのもあるが。
またサンラクがサミーちゃんを一個人として扱ったことも一因。
ウィンプという名前はエルマ=317による命名。WIMP。
確認:冷たい暗黒物質と呼ばれる天文学用語。弱虫を意味するスラングではない。重ねて確認>(317
- エルマ=317主導のレベリング
ここがすごいぞヘタレニーネ
・レベルが上昇したことで眷族を生み出す能力が強化!
なおサミーちゃんのステルス性能に極振りしてるので直接戦闘力は龍蛇一匹以下
・レベルが上昇したことで呪毒の効果が大幅に強化!
実際強いのだがサンラクのレベルがそれ以上なのでレジストされる、そのため本人は「つかえねー」と思っている
・レベルが上昇したことで新たなスキルを多数取得!
戦う自信がついてたらサミーちゃんのステルス性能あげねーよ、強いて言うなら超巨大モンスターからの生還力だけ異様に高い
・隠れ家の生活快適度が上がったせいで好感度上昇!
「もうここにすんでればよくない?」肉を切り裂く快感に、薄暗い洞窟の中で蛇の少女は愉悦の笑みを浮かべた。
「ふふ、ふふふふ……」
ぐちゅ、どちゅ、とかつて生命だったものを嬲るようにぐちゃぐちゃのミンチに変えていく。
冒涜的な血肉に成り果てたそれを赤子を愛でるかのように掬い上げ、蛇の少女は爬虫類的な眼孔を喜悦に細め……
「あは」
そのままに叩きつける。
優しく掬い上げ、無慈悲に叩きつけ、それを何度も何度も何度も何度も何度も繰り返して……なんたる残虐な様式か、それを眺める大蛇の舌がちろりと虚空を舐める。
無惨に潰れた肉の塊を蛇の少女は持ち上げ、命の最小単位たる細胞そのものを殺す為だけに用意された鉄のステージへとそっと押しつける。
肉の焼ける匂いが充満する、じゅうと鳴る音は果たして断末魔なのか。蛇の少女は笑う、嗤う、嗤う……
そうして、何もかもが終わって…………
「サミーちゃん! きょうははんばーぐ? をつくってみたわ!」
美味しく出来上がりましたとさ(料理技能↑)
筋張った肉を噛めるくらいに柔らかくするとか。
響けグレイトフルレガシー「岩窟の主」の時点でレベルは90台に突入。引き籠もり文明的な生活を謳歌している模様。
手から染み出す毒で彫刻を作れるほど器用になった。蜘蛛ゼリーも調味料を駆使することでやむを得ずではあるが進んで食べるように…。
地下生活で暇を持て余したウィンプは穴を掘り始め…。
感想返し[2019年 09月 29日 17時 51分]ヘタレよ、ヘタレよ、ヘタレさん?貴女は今どうしていますか? ヤバいものを掘り当てた、助けて保護者
- 地下拠点の崩壊
謳えスカイスクレイパー:上「地底の神と不世出の蛹」にて詳細が判明。
「解析:超高密度に圧縮された始源性物質。」つまり超銀河枝毛を掘り当てていた。
剛掘の鶴嘴により欠片をドロップ。その後、枝毛は羽化したFM'sクリサリスが引き起こした狂騒によってウィンプの住処ごと埋められた。
賑やかな楽園を失ったウィンプはサンラクに連れられて前線拠点へ移動。
蛇を隠すなら蛇(の林檎)の中ということで新大陸支店に仮就職した。住み込みで着せ替え隊に貢がれながら料理人として修業中。「アルビノツインテ虚仮威しイキリ美少女とは……っ!」
「サンラク氏……なんつー、なんつーもんを招いてくださったんじゃ……」
「嵐じゃ、嵐がやってきた……」
「あまりに、あまりに……!!」
「あまりに、あまりに属性の詰め合わせが過ぎるっ!」
「萌えという名のスパイスでカレーでも作ったのかよ!」
「もうちょっと見た目が若ければな……いや十分圏内なんだけどな?」
「あーっ! いけませんっ! 滑舌悪い属性は僕に効く! 推しにしちゃうぅぅ!!」
- ボスドゥニーネの襲撃後
ボスドゥニーネの襲撃によりサミーちゃんを失ったことで、部屋に引きこもってしまう。
心配するサイナや訪ねてきた他ニーネ眷属の嘆願にも顔を上げなかったが、鉄拳ドアノックで乗り込んできたサンラクの檄で、もう一度彼を信じ立ち上がる。
……その後、掲示板にとりあえず可愛い顔で「戦力募集!スカルアヅチで私と握手!」という看板を持った白髪白肌赤目アルビノの少女のスクリーンショットが貼られる事になる。
掲示板投稿後はよからぬ考えを持ったプレイヤーから決戦まで身を守るため、着せ替え隊と共に海下空間の闘技場へと身を隠している。
彼女に協力するために集った変質者たちを目の当たりにして彼女は呟くのだった。「にんげんこわい………」実際強くなってはいるのだが模擬戦の相手が対人強者ばかりな着せ替え隊な上に奴らは「かわいいねぇかわいいねぇ」とニッコリ笑顔を浮かべながらウィンプの攻撃を簡単に捌ききってしまうので実力の向上に対してその自覚は全くと言っていいほど培われていない
そして原作927話にしてようやく来たX-Day、エリュシオン謹製のメイド服を着用した状態で烏合の衆の旗本に抜擢される。そして聖夜返上した野郎共の前にサイナに猫の如く抱き抱えられた状態で登場し、開口一番で噛んでしまうも逆にそれがウケた。
十九番目のゴルドゥニーネ/芋砂
眷属:シウコ
協力者:ヒイラギ⇒京極
身の安全と障害の根絶を「渇望」するゴルドゥニーネ。
腕に眷属である対物ライフル系キングコブラのシウコを巻きつけている。
身の安全を望むからこそ、自分で問題を解決したくなる。でも身の危険は極力減らしたい。
その結果が芋砂。
攻撃方法は主に眷属のシウコを狙撃銃として用いた中~遠距離狙撃と思われる。
毒の特性は毒弾丸*57。シウコを利用して毒弾丸で狙撃する。
”臆病”で”卑劣”なゴルドゥニーネではあるが、確実な安全を得るために己の手で障害を排除することを「渇望」するのであって、自分から問題に飛び込みたいわけではない。
力の由来がなんであろうと知ったことではない。それが自分に牙を剥かず、それが自分の安全に貢献するのであるならば殺人鬼とだって手を組む(つまり相方の人間性を重視しない)。それがイスナの人生哲学であり、信念。
とはいえ自分の存在を隠すほど悪目立ちするような人物であることが理想である。
そのため、敗れたヒイラギを見限り京極に接触し、事の顛末を余す事無く話し、協力に持ち込めた……が、対ゴルドゥニーネ戦に参戦する羽目になった。しかしサンラク達を罠に誘導するべく王我星を生き餌にする際ヒイラギと共に現れた事があった為に、京極と共に現れた際すぐさま王我星に正体を見破られるが、嘘臭い棒演技で京極の口裏に合わせる。
四十二番目のゴルドゥニーネ/お嬢
眷属:アンフィ
協力者:シユー
「猜疑(「不信」)」*58「嗜虐」を核とした憎悪を抱くゴルドゥニーネ。見たもの感じたものすら信じられない。
髪型はテンプレお嬢様のような縦ロール風。武器は荊を申し訳程度に加工した鞭。
シユーが彼女を「お嬢様」と敬称で呼ぶ事から便弁上「お嬢」と呼ばれている。
「アンフィ」という五両連結の電車程はある双頭の大蛇を引き連れている。
毒技能は鞭への毒の付与。*59
新大陸南西端にある「ボンゴロッソ熱浜帯」でプレイヤー「シユー」と戦闘後、「アンフィ」相手に耐えてたのが面白かったので、「シユー」を下僕にした。
現在は何故か鞭を振るうと喜ぶ「シユー」に対し、「なんでこうなった」と「猜疑」ではなく疑問を浮かべる毎日である。
「始まりの八」以外は(闘争に)勝ち目がないことを自認している。
ボスドゥニーネの【私は百の顔を持つ】によって生み出された毒乙女にアンフィと両脚を食い尽くされた。
その後は聖女ちゃんの前払いで両脚を取り戻し、シユー・王我星・ニーネと共に森の中で待ち伏せていた。
六十三番目のゴルドゥニーネ
眷属:オロチ
協力者:無し
十九番目、六十三番目、百十七番目のうちのどれか、「袋叩き」という記述から六十三番目か。何を核とした憎悪を抱くか不明。
丸太程の太さのある八匹の蛇「オロチ」を引き連れ、その上にあぐらをかいて座っている。
蛇の扱いがうまく、まだ生き延びている可能性が高いとウィンプに思われている。
眷族のオロチの視界を共有できる。
プレイヤーと同行している複数の蛇を引き連れたゴルドゥニーネが目撃されたが、このゴルドゥニーネかは未確定。
斜陽 其の三でボスドゥニーネに捕食されて死亡した。
百十七番目のゴルドゥニーネ/ニーネ
眷属:オピオン
協力者:王我星
根本感情は「不安」。僅かでも安心できなければ無限に不安になる。
陰気そうな顔とは裏腹にやけに明るい色ばかりが使われた防御力の薄そうな服を着ている。
積極的に戦いに身を投じるタイプではないが、ウィンプほどプライドを捨て切れるタイプでもない。
毒技能は量が必要だが非常に強力な劇毒。*60
ボスドゥニーネの【私は百の顔を持つ】によって生み出された毒乙女に右腕を食いちぎられた。
教会で落ち込み続ける王我星を見て、好感度をガンガン下げていた所、マッダイさんとの筋肉会話を見せられて完全に置いてけぼりにされた。
「ナにコレ」
その後は聖女ちゃんの前払いで五体満足となり、フード付きマントで髪すらも覆い隠した状態で例の三人と共に待ち伏せていた。
百二十六番目のゴルドゥニーネ
・ヤンデレニーネ
「愛」を根本とした憎悪を抱く百二十六人目のゴルドゥニーネ
「愛を謳いながらそれを容易く裏切る人間が憎い」という理論の元、初見はフレンドリーに接するが仲良くなったところで自分から裏切って殺す、という詐欺師みたいな狩りをしていた
ボスドゥニーネに言われたある一言で尋常ではない顔芸を披露して死亡
黒ツチノコ
サンラクが最初に遭遇したゴルドゥニーネ(のなりかけ)。ツチノコニーネとも。
核となる(予定だった)感情は嫉妬?*61
兎の国防衛戦のボスだった。
遭遇時はレプティカ3で黒ツチノコだったが、戦闘中に脱皮する形でレプティカ4となった。
レプティカ4は局所が鱗で覆われた三メートルの女性。超ロングの髪の毛で暴れまわる。
傷をつけた時に流れる粘液(毒)は、装備の耐久値を減らす。
レプティカ4になると毒技能で自らの毒を剣の形にした武器(曲剣)を使用してくる。実はかなりの強能力だった模様。*62
時間経過で、脱皮直後は青白い肌が黒く・より硬く・より速くなり、曲剣も両手に持つようになる。
肌が漆黒になると毒液双剣はボゴボゴと泡立ち始め、爆発するようになる。
最終的にサンラクに追い詰められたところで現れた「無尽のゴルドゥニーネ」に文字通り潰された。
「逃げ、惑え……踊れ……死の舞踏を……!」
あ、あとツチノコニーネは脱皮直後なので肌の色とか違うけど基本的にレプティカ4のゴルドゥニーネは白髪赤目
ツチノコニーネは瞬膜あります(確固たる意思)
ゴルドゥニーネの眷属
サミーちゃん
ウィンプに付き従う透食の大蛇。雌。
むしろ付き添う保護者、つまり長らくあのどヘタレを介護してきた実績を持つレジェンダリーヘルパー。
実は生まれてから日が浅いが、ウィンプが今まで生存出来た理由になる程度には有能である。
システム的にはウィンプのテイムモンスター扱い。
サミーという名前はウィンプの設定に関係がある。*63
サンラクと対峙しても刻傷に恐怖しない。ステータスはサンラクより低いがレベルはサンラクより高く、能力が曲者。
前線渓谷における唯一の良心。むしろヒロイン?
地獄のブートキャンプを経てレベルが上がったウィンプがサミーちゃんのステルス能力に全振りしたためハイディング能力がさらに強化されている*64。
もしかして→サマエル
- 透過能力
鱗及び瞬膜に作用するステルス能力。身体全体が透明になり気配すら完全に遮断する。
例えば口内にウィンプを飲み込むことで彼女ごとステルス化することもできる。
ダメージを受けて鱗が剥がれたりするとそこの部分だけ透明化できなくなる。
斜陽 其の七にて、絶望的な状況の中ウィンプを生存させるためにサンラクを助けることを選択。
命と引き換えにボスドゥニーネ相手の時間稼ぎを行ったが、潜伏していたイスナの狙撃によって頭部を破壊され、アイテムでの回復・蘇生も間に合わず死亡。
その際にドロップした素材は、サンラクがインベントリアに回収しており*65、後にいくつかの装備に使用された。
アンフィ
鞭使いのゴルドゥニーネに付き従う、五両連結の電車程はある大きさの、双頭の大蛇。
斜陽 其の六でボスドゥニーネの生み出した毒乙女に食い尽くされて死亡。
もしかして→アンフィスバエナ
オロチ
ゴルドゥニーネに付き従う八匹の蛇。
マナを媒介とした視界を持ち、首を身体から分離することができる。切り離された部分の断面は見えるが血は流れ落ちない。
また本体と視界を共有できるので斥候として使われる。
斜陽 其の三で龍蛇によって殺された死体として再登場した。
もしかして→ヤマタノオロチ
シウコ
十九番目のゴルドゥニーネの眷属。対物ライフル系キングコブラ
もしかして→シウコアトル
オピオン
百十七番目のゴルドゥニーネの眷属。サイズはアオダイショウほどで、普段は服の中に潜んでいる。
ニーネが腕を失ってからは、巻きついて欠損部分の代わりを勤めている。
もしかして→オピオン(オピーオーン、オピオネウス)
名称不明
何番目かは不明だがゴルドゥニーネの眷属。現実のアナコンダより少し小さいサイズ。
主人を失い、自らの命も消えようとする中、ヒイラギの捨てた正眼の鳥面をウィンプの下へと届ける。
最期は、主も守れず仇の結末も見ることも出来ない無念という、死んでも死にきれない未練をサンラクへと託しその場で砕け散った。
森で落とした鳥面を持っていた事や死ぬまでの活動可能時間&移動距離、抱える未練から、オロチの首の残った一つである可能性が非常に高い。