ユニーク・レイドモンスター 其の2

Last-modified: 2024-10-09 (水) 22:01:19

その存在がユニーク(唯一)であるモンスターの一覧。



  • ユニークモンスターは挑戦プレイヤーやNPCの数でステータスや攻略法が変動する。
  • レイドモンスターは性能据え置きではあるが理論上は一人でも倒せる攻略法を持つ。
    • まれに前回までの教訓を生かして行動などが変化する場合がある。
  • 二つ名系モンスターは単純にスペックが強化されてるので実力で勝てないなら一人だろうが百人だろうが叩きのめす。

始源

かつて、「始源」において戦いの果てに斃れた二体のモンスター、アイテールとエレボスのこと。その眷属・族を指すときもある。
彼らの中には亀や蝶など我々地球人類が知る生物と似た形の個体もいるが無関係である。
偶然。あるいは宇宙において発生する生命が「その形」になるのかもしれない……。*1

NPCやモンスターは死んだら消える。
つまり、旧大陸・新大陸になっている始源獣は…

アイテールもエレボスも性別をそれぞれの手段で超越してるので特に性別とかはない。
始源時代の五属性をお互いそれぞれの手段で獲得している。
エドワードら神代の人類に神と呼ばれた。

アイテールとエレボスは争ったが決着がつかず、エネルギーが切れ肉体が経年劣化したところを…

全ての色*2を取り込んだが故の「黒」であり、全ての色*3を取り込んだが故の「白」である。

左方始源獣エレボス

夢見る先は深淵源、傲慢故に孤高たる黒き神

新大陸そのもの。ツノが生え嘴に牙が並ぶペンギン。*4

天を目指した魔王であり超銀河ペンギン、特技は自身のオンリーワンを証明するために他者を滅殺すること。赤血球やら白血球が勝手に動くので実質はたらく細胞といっても過言ではない……なお血小板ちゃんは柔らかくて可愛い、というか柔らかすぎ。
ちなみに例の棘*5の正体は超銀河級の枝毛、超銀河サイズのキューティクルがなかったので……
レベル上限がない、という単純ながらヤバすぎる特性ゆえに始源時代では最強の「個」であったが、総合値をレベルとする最強の「群」であった超銀河二足歩行亀と相討ちになり斃れた。

始源時代にエレボス側にいた生物は全てエレボスに捕食された。
人類に対して:エレボスくん「は? そんなゴミみたいな種族で舐めてんの? ライザップして????」

極点に至りしただ一つ、始源に幕を引いた片割れ。
その激突は必然ながら、漆黒の神は己こそが唯一つとなるためにその嘴で世界を啄ばんだ。
本編と無関係なボツネタ

ボツ設定では天空を飛行する巨大ペンギンだった。

右方始源獣*6アイテール

夢見る先は至高天、強欲故に暴君たる白き神

旧大陸そのもの。群体の亀。
エレボスが漆黒であること・神魔の剣の特徴から純白と思われる。

始源時代にアイテール側にいた生物はアイテールに従属し、群体の一員になった。
人類に対して:アイテールくん「多様性を認めるよ、ゴミみたいなステータスでも頑張って!」

アイテールくんに取り込まれた後にアイテールくんの内部で「生存競争」があり、それに生き残った選りすぐりが始源眷族として表出する感じ

本編と無関係なボツネタ

ボツ設定では海底を潜行する巨大亀だった。

始源獣アイオーン

プロトサーバー「シャングリラ・フロンティア」が現在のメインサーバーに干渉することによって発生した第3の始原獣。見た目はアルマジロモチーフ。
始源獣アイオーンは左右の始原に取り込まれなかったイレギュラーMob達の残留思念によって形成された超大型惑星戦闘級マナマテリアル存在である。
その性質故に物理干渉が出来ず、また物理干渉を受けない。
自身の存在を成立させる「亡骸の大陸」の保全、及び防衛を目的として行動をしていた。
アイオーンはエレボスとアイテールに敗れたが消滅はしておらず「亡骸の大陸」を守るシェルターとして海底で眠っている。
また、アイオーンのデータはメインサーバー3「ベヒーモス」に転送され現在も保管されている。
「ベヒーモス」はゲーム「シャングリラ・フロンティア」のセカンドシーズンに備えるためにアイオーンを保管しており、このことはGMの創世にも隠している。

ただしこのアイオーン関係の設定は2020年のエイプリルフールに発表されたものなのでアイオーンが実装されるかも「シャングリラ・フロンティア」第2シーズンが執筆されるかも不明である。

始源眷属・族(意思亡き「始源」)

大地とは即ち神の亡骸、ならば神の肉体より生まれしモノは大地より力を得るは必定………

神代文明を破壊し尽くした災害。ゲームとしては多人数の参加を前提としたレイドモンスター。
放置しすぎると「リミットミッション」が最終フェーズまで進み、ガチでシャンフロをゲームオーバーに追い込むことになる。*7
大赤依を初見撃破されたことを受け、ゲームバランスを考えない難易度に再調整された。
色竜が撃破され、ジークヴルムのみが生存していた場合は凶悪度が上がっていた。

  • 「赤」「青」「黒」「緑」「白」の色を冠したレイドモンスターが左右それぞれ一体ずつ存在。計十体。
    大黒繊を除いて始源眷属・族間で一定距離に接近しない。誘導しようとしてもそれを阻止する動きを取る。


基本的にレイドモンスターがドロップする報酬アイテムは
・ハイリスクハイリターン
・そこそこリスクそこそこリターン
・ローリスクローリターン
の三種類、暴血赤依骸冠はハイリスクハイリターン系列、すなわち最悪種族ごと始源に汚染される可能性を内包している

尤も、ローリスクローリターンがハズレかと言えばそういう訳でもなく、ネクロファジィのように「これ普通に便利じゃね?」というものも多い、というか樹海みたいな捕まるところの多い場所じゃ暴血赤依骸冠より当たりなんじゃ……

おのれトットリ!!(緑竜並感)

五色七罪とのことから七大罪の要素を持ったアイテムをドロップする?
勇者武器、対価の天秤、殺戮者の魔剣などとは同じであり正反対であり、その本質は似て非なるもの。
「リミットミッション」が存在しており、一部のレイドモンスターはワールドストーリーが進行する前に倒さなければ不味い模様。

───意思亡き「始源」胎動せり。人類(ヒト)よかつて成しえなかった抵抗を成せ。

左方始源眷属 *8

  • 左方始源血属(エレボス・ブラッドルーツ) *9→足し算
    • 「漆黒の神」「始源の怪物」、神代よりも更に前にこの地に斃れた神、左方始源獣「エレボス」のパーツ。
      エレボスの体組織が擬人化している、つまりエレボスの一部。
    • 単一極点生命体たるエレボスの「五色」は自身の体組織が擬象化したもの。細胞のため基本的に各色複数体存在する。
    • ワールドクエストの四段階目で始動する。レイドモンスターのお試し版で設置された「赤」と封印されている「青」を除いた「黒」「緑」「白」の三体は四段階目以前には遭遇出来ない。
    • 始源眷「属」の始源解帰(Primal Revolve)
      エレボスという巨大データベースにアクセスして自身を補強する。
ヴァッシュからの警告

他種族サミットにおいて、ヴァイスアッシュにより微睡む白大神の存在が明かされると共に、始原眷属についての警告がなされた。

「おめぇさん達……用心しなぁよう。(タマ)ァ張る覚悟をぉ……(タマ)ァ守る覚悟をぉよう……」
───白き大壁の版図は留まるを知らず
───黒き大繊の決闘は砂塵の中にあり
───青き大群は案ずる事なかれ
───赤き大依は再び飢えに目覚め
───緑の大宮は討たず追え
「何度でも繰り返すぜぇ? 白き神を、来たる玉座の災厄にぃ……備えな。それが俺等(おいら)ぁからの、警告だぁ」

私の名前は「12月14日:白い終幕に警鐘を鳴らして」

(むさぼ)大赤依(だいせきい)

左方始源血属・赤血球
◆L-R◆
有機物を貪り自らに置換する「赤」の飛蝗。

───それは、貪り喰らった有機物に自らを「置換」する飛蝗である。

───それは血である。
───それは肉である。
───それは…………

貪る大赤依はとある死火山の下に潜むもう一つの赤色……「焠がる大赤翅」とは異なる赤を戴く存在であり、その本質はこの世界の根幹、その片割れの赤血球が擬象化した存在である。

それ即ち新大陸側の────(レイドモンスター)に共通する「───」とのリンクこそが「────」の眷属たる新大陸側の────(レイドモンスター)が持つ最大の切り札である。

超アグレッシブドッペルゲンガーと呼ばれているようにモンスター・NPCを捕食し、その肉体すべてを「赤」に置換する能力を持ち、100%性能をコピーした体を作り上げる。イメージとしてはペットボトルの中身の入れ替え。
この捕食・置換の行動には死亡判定が発生しないため、どれだけ捕食しようと黒死の天霊が出現しないようになっている。
置換できるのは有機物のみなので非物質系、無機物生体系は捕食対象外。ただ食べないだけで殺す事はできる。
ドゥーレッドハウルがジークヴルムに挑む際にマナを大量に吸収したため目覚めた。
対処自体は「オートファジーで自滅するまで閉じ込める」で勝手に死ぬので簡単と言えば簡単らしい。
ただし群体系なのでアルマゲるか侵食系統の超排撃で処理しないと復活します。
(この設定のおかげで何度でもレイドボスとして戦える。)
尚、放置して第四段階に入ると物量が倍プッシュされていた模様。
レイド参加可能人数は45人。

  • レイド発生条件
    • プレイヤー二人以上のパーティが一組でも存在すること
    • NPC、エネミー、プレイヤーを含めた「生物」50体以上が一箇所にいること
    • 一定以上の広さを持つ空間にいること
    • 貪る大赤依のランダムエンカウント範囲に存在すること

四つ目に関しては、上三つを満たしていないとそれこそ鎧袖一触で大赤依に即死させられる。

-第一形態
  • 第一形態
    死んだエルトランザを素体として取り込んだ他のモンスターの要素を持つ。
    骨が見え臓物が今にも零れ落ちそうになり、陸上生活に全く適していなさそうな鰭のような前脚はズタボロになっている。
    カラーリングは赤一色。
    水棲生物を無理やり地上で活動させたような動きをする。
    この形態では本体は動かない。
    • 拡散赤色領域(オマエハオレノハラノナカ)
      貪る大赤依の基本技の一つ。
      自身を構成する飛蝗を液状に置換することで直径30メートルを覆う水溜まりのような状態に変化する。
      この状態から行動することも可能なので、水溜まりから置換したキメラが飛び出したり、大赤依本体に置換し直して捕食モーションをとったり…発動条件は液状化した赤溜まりが一定以上あることなので予測は容易い。避けられるわけないだろ!対処が容易いとは言ってない。
    • 背中から「肉種」を射出して肉の大樹を作る。大樹は一定時間以内に破壊しないと、弾けて衝撃波を叩きつける。
    • 取り込んだモンスター・NPCを「混ぜて」モンスター化させる。モンスターは倒すと「赤溜まり」になる。
-第二形態
  • 第二形態
    増殖しすぎた大赤依の受け皿となっていた捕食対象を使い切ったことで暴走状態に陥る。
    素体となった青竜エルドランザに無理やり置換しようとしたが故にサイズの肥大化、パーツの増殖、破棄された大赤依の半自律暴走を引き起こす。
    赤溜まりの範囲が第一形態時より広がる。
    地上を無理やり水中と定義したかのようなデタラメな動きをする。
    • 口(複製した頭部にある物も含む)からブレス(ゲロビーム)を吐く。
-第三形態
  • 第三形態:始源解帰(Primal Revolve)

    『貪る大赤依の力が循環する───』

    『赤色の記憶が渦を巻く───』

    始源解帰(Primal Revolve)!』


    レイドモンスターに共通する本気モード。
    暴走し、過剰に増殖(ふえ)た大赤依を一点に集中させてドリルを作り、大地に大穴を空けて地の底にある根元と接続する。
    リソースが足りなくなって飛蝗が共食いを始めたので大元*10からリソースを供給した上で大元の記憶領域からガワを形成するためのモンスターの情報を取り出す。

    欠けた肉体を強化できるようになった他、戦闘エリアの至る所に不透明な赤色の結晶体を地面に生やす。
    破壊すると中からランダム*11にモンスターが出てくる上に、モンスターは本体に取り込まれることで更なる強化が起こる。結晶体は一定条件(結晶体の特定数撃破)ですべて同時に破壊され、モンスターが出てくる。

    脅威度に比例して攻撃してくる頭部の数が増える。
    第三形態は第二形態に比べて安定するため始源解帰後は変態しない。
    • 口(複製した頭部にある物も含む)や眼孔からブレス(真紅の光)を吐く。(分類上は魔法攻撃)

むさたん「ママー、肉体が我が制御下より離れ蠢く苦痛が耐え難いよー」
????「仕方ないわねぇ、私と直接リンクして許容可能な最大容量を増やした上で欠損部分を記憶領域からアウトプットした情報で補填するわね? ほら、泣かないの……ちゃんと一人で出来るわね?」
むさたん「うん! (殺意全開)(実質無限バンダナ)(単純火力で差をつけろ)」

-最終形態
  • 最終形態
    始源解帰(Primal Revolve)で生み出した結晶体から出たモンスターを喰らうことで最終形態になる。
    小粒の虫で作り出した巨大な竜巻を背中から生やす。
    竜巻の中から喰らったモンスターが出てきて攻撃してくる。一定時間で竜巻の中に戻る。
    (その間本体は攻撃動作を取ったりはしない)
    虫の一匹一匹*12に「死亡判定」がある。
    素体の肉体的脆弱性も完全にコピーするため素体にある弱点が貪る大赤依(ダイセキイ)の弱点となる。
    リソースが尽きた上で弱点を攻撃される事で倒される。

特定条件を満たせば誘い出すことができる。
ドゥーレッドハウルがジークヴルムに挑むため、マナを吸いまくった弊害でむさたんが復活した。
神代時代におけるキルスコアランキング三位。


『赤き血の狂乱はここに伐された、しかして血脈は途切れることなく……』

第四段階移行時に復活カウントがスタート。

貪る大赤依「あいるびーばっく」

後にtwitterにてスタンバイ状態らしき旨が明かされた*13

赤飛蝗「充電完了」

───赤き大依は再び飢えに目覚め

(くる)える大群青(だいぐんじょう)

左方始源血属・白血球
◆L-B◆
有機物を捕食し、無機物に寄生する「青」のプランクトン。

その正体は群体生命体でありながら統合された意識を持つプランクトン型のモンスターである。
極めて厄介な性質を持っており、「青」は無機物に寄生することが可能である。そして寄生した物に近づいてきた有機物、すなわち生物に対して襲いかかり一瞬で捕食、消化、増殖のプロセスを完了する。
その様はまるで「青色」に食われた獲物が瞬く間にその身を「青」へと変じていくようにさえ見える。死滅スピードを増殖スピードで上回ることで陸上での活動すらも可能としており、仮に放置されていた場合はおよそ数年で大陸全土を貪り尽くしていた可能性すらあった。

人知れず生まれた災厄の波は、人ならざる者によって滅ぼされた。それは善意ではなく、悪意でもない。それは───

そもそも「狂える大群青」の正体は[──────]の[───]であり、即ち神代よりさらに前の時代「始源」の胎動を指します。
かつて神代の人類が総力を挙げて抵抗した[─────]の脅威は根絶されておらず、クターニッドは現在の人類を見極め、警鐘を鳴らすのです。

───意思亡き「始源」胎動せり。人類よかつて成しえなかった抵抗を成せ。

Q.「狂える大群青」が蘇る?島の反転解除して海上に戻したらむしろヤバイ感じ?……海底なら大丈夫な理由は何だ?
……クターニッド何喰って生きてんだろう?まさか7日のリミットは城の中で断食していられる期間?
A.「捕食」と「被捕食」の反転を使うことで逆に食ってしまった、という感じですね
ただし「青」は統一意識、つまりA個体が死んだ瞬間の記憶をB個体が持っているのですぐに学習してきます。最終的に複数の事象反転を用いて完全に殺しきったわけですが、なんだかんだあって「青」は放っておくと死体から別個体が誕生するクソみたいな蘇生能力があったりなんやかんやで……ここから先は真理書案件ですかね

大群青さんはイベントフレーバーなので戦うことは出来ないですね……というかプレイヤーの性能じゃ無理ゲーです、増殖速度が大赤依とは比べ物にならない人類の力ではどうしようもないレベルなのでクターニッドが出張ってきたのです

Q.狂える大群青クンのクソ能力でなんで神代人類滅んでないの?
A.エレボス君が免疫出すまでもないゴミと判断してたから

Q.じゃあなんでルールイアに大群青が現れたの?
A.旧大陸にちょっかい出す中継地点に出現したら蛸に文字通り沈められた

いわゆる「倒せない」系のモンスター。むしろ「戦えない」「挑めない」系まである。
放っておくと死体から別個体が誕生するクソみたいな蘇生能力があるらしい。
神代時代におけるキルスコアランキング二位。
実は神代時代にまともに活動していなかった疑惑がある。それでキルスコア二位…。
現在はクターニッドによって封印されている。*14そのため第四段階移行時に復活しなかった。

狂える大群青「えっ」

───青き大群は案ずる事なかれ

嵩増(かさま)大黒繊(だいこくせん)

左方始源血属・???
◆L-B◆
顔の大部分を一つの眼球が占める「黒」の鬼。サイクロプス。
戦い、勝利し続ける事が存在理由であるため同胞を探して歩く。
同胞と遭遇すると戦い、勝者が敗者を喰らうことで己を強化し続ける。そのため放置し続けるとヤバい。
全身がほぼ全て筋繊維のみで構築されている(脳筋どころか骨まで筋肉で出来てる)ため、捕食するごとに全身(特に右腕)の筋肉がより強固に肥大化(パンプアップ)する。
最終的には己の膂力に耐え切れず死ぬらしい。

深海三強とレイドモンスター

レイドモンスターは色々アレなので流石の三強も「大群青」には勝てないです、ギリギリ「大赤依」には勝てるかもしれませんが
一ヶ月以上勝ち抜いた「黒」はもう無理です、ワンパンで殴り殺されます

[2018年 05月 24日 03時 55分]

サンラクが貪る大赤依との戦闘中に目撃したサイクロプスもこれ。もっともそれは大赤依による置換存在であったが。

あまりに原始的な強さへの欲求、その果てに己の膂力で己自身を滅ぼす末路が待っているとしても……一眼鬼が止まる事はない。

「Oooiiiiiii……」

・ワールドストーリー第5段階時点では

黒鬼「セミファイナルがいつまで経っても開催されない」

Twitter:2020年6月26日 19:02~19:55

・現在の強さはどれくらい?

ある事情から一定以上の強さにはなってない。逆に言えば一定水準には達している。だからこそ彼女は「備え」たるを選んだのです

除夜のげろ:2023~クリスマス続行~48打

───黒き大繊の決闘は砂塵の中にあり

蟲喰(むしば)大緑宮(だいりょくきゅう)

左方始源血属・血漿
◆L-G◆
気味が悪いほどに一色の「緑」の虫と花。
虫は人ほどのサイズがあり、統制が取れた動きで生物を生け捕りにして花へと運んで行く。*15
花には肉肉しい大口が備わっており、虫が運んできた生物を咀嚼して栄養として吸収する。
こいつもこいつで憑依系*16
放っておくとやべータイプ筆頭*17
エレボスの胃に連結しているため栄養摂取するほどエレボスの目覚めが近づく(つまり世界の終わり)

「緑」よ虫と花は嘆く、こんなものでは足りないのだと。もっともっと栄養が必要だ……。


最近の大緑宮

大緑宮「カロリーが足りない」

[2019年 06月11日 13時56分]

大体のレイドモンスターを最後まで放置すると世界が滅びるわけだが、こいつの場合ちょっと違う。具体的に言うと「起きる」
なにせ胃に直結して栄養送り込んでるから……ちなみにプレイヤーを食っても栄養(マナ)補給になる
行け!第三段階トムキャットレッドビートル!

Twitter:2023年3月19日 08:53

───緑の大宮は討たず追え

(へだ)てる大白壁(だいはくへき)

左方始源血属・血小板
◆L-W◆
口も目も臓器すらもない「白」の流体。スライム。
木や土や岩など様々な物体を捕食しながら増殖する。
一回倒されてからが本番とのこと*18
自身の存在を変質可能なのか、床や壁、階段や柱などになり塔を形成した。
単純ながら知能があるらしく、塔の形をとった理由も「人間が見知らぬ塔を散策したがる」ということを知っていて、餌が自動で口の中に入ってくれるから。
ただ、開拓者は死んだら肉体が残らないので…。
放って置くと塔から街、都市から城塞都市とどんどん拡大していく。
擬態とはちょっと違う。


「白」の流体達は来訪者を待ち続ける。

ぷにょん、ぷにょん、ぷにょん。


最近の大白壁

大白壁「暇なので増築します」

[2019年 06月11日 13時56分]

白スライム「城壁作ろうぜ?」「いやまずは道の舗装からだ」

Twitter:2020年6月26日 19:02~19:55

実は何人かに発見はされてるけどアナウンスが出ないということはそういうこと。レイドモンスターなんてそもそも十数人は最低でも必要なんだからもっと人呼べ!とは運営のハムスターの言葉
ちなみに「お前マジでふざけんな」という特大の罠がある
今の広さは大体サードレマ

Twitter:2023年3月19日 08:49

───白き大壁の版図は留まるを知らず

右方始源眷族

  • 右方始源眷族(アイテール・????)→掛け算
    • 神代よりも更に前にこの地に斃れた神、右方始源獣「アイテール」のパーツ。
    • 複合超生命体アイテールの「五色」は自身の持つ器官が擬象化したもの。器官のため各色一体ずつしか存在しない。
      イコール「臓器」というわけではなく「臓器の役割を果たせるモンスター」である。
      つまり複合群体生物アイテールを運用するにあたり特定の機能を実行する生物。
      アイテールに取り込まれた後、内部で起きた「生存競争」を生き残った選りすぐりが表出してる。
    • 各眷族の自我(理念)はアイテールへの従属度が影響している。*19
      • 「赤」:種族が存続してればいいので完全に従属している。そのためアイテールから「誕生」した赤は自我を持っていない。
      • 「青」「黒」:アイテールに従属こそしたが反抗心は残っているため、アイテールから「誕生」した後も自我を持っている。*20
    • ワールドクエストの四段階目で始動する。ただし、ニラ蝶のように四段階目以前でも特定の場所で遭遇できた。
    • 始源眷「族」の始源解帰(Primal Revolve)
      神の支配からの一時的な脱却、かつて在った姿と力を取り戻す事。
      つまりアイテールの認可を得て本来の姿を取り戻す。場合によっては状況に則した姿になることも。

(にら)がる大赤翅(だいせきし)

右方始源眷族・攻撃器官
◇R-R◇
「赤」の焔蝶。作者及びファンの間では略して「ニラ蝶」の愛称で呼ばれることも。
エネルギー生産兼攻撃担当。
主目的は「エネルギーの生成」「巨大構造”異物”の破壊」「自身の保全」の三つ。
レイド参加可能人数は50人。

黒カエルがHP回復だとしたらこいつはMP回復である。

存在意義

それにとって、「来るべき時」*21の為に火山の底で眠り続ける事は苦痛ですらない。
それは意思を持つからこそ成立する感情であり、虫やコンピュータに近い思考をするそれからすれば、天蓋の亀裂から落ちてきた侵入者など本当にどうでも良いものであった。
対応とて、それがそう望んだからではない。そもそもそれに生物的な自主性は存在しない、Aという干渉に対してBという答えを返す。そんな単純な行動パターンを束ねて臨機応変に見せかけただけの反応と対応のシステム、それが地底でただひたすらに力を蓄え続ける赤色の◼︎◼︎◼︎◼︎。
もう一つの「赤」とカテゴリを同じくするも、その原理と出自を明確に異なるもの……

「焠がる大赤翅」と名付けられたモンスターは、ただ己の存在意義に従った。

即ち、「己が持つ力で欠損を補填する」という使命を果たす。

貪る大赤依とは異なるもう一つの「赤」。栄古斉衰の死火口湖はそもそも火山ではない、その正体は「───」の「────」であり、深層に潜むものこそが焠がる大赤翅である。
他の「────」同様に明確な意思や感情などは持っておらず、存在理由をただ果たすだけのシステムのようなもの。ちなみに攻撃した場合死火口湖が噴火ならぬ噴蒸してもおかしくなかった。

ちなみにレイドボス性能なので例の衝撃熱波ですがフル防御を固めたジョゼットでなんとか半殺しで済むレベルの超火力です、そら紙装甲じゃ消し炭になりますわ……しかも範囲攻撃

作者による追加情報

焠がる大赤翅を要約するとエネルギーの塊ですね、しかも現在進行形でエネルギーを生産し続けています
まぁぶっちゃけますと第四段階で解放される非ユニークレイドボスの一体ですね、りっちゃんが頑張った。
性質はアレです、「スーパーノヴァしまくるテオ・テスカトル」ですね。衝撃熱波は直撃するとほぼ確実に死にますので避ける必要があるものの、スリップダメージを耐えながら接近する必要があるため割と軽戦士キラーです。とはいえタンクもタンクで逃げ遅れたら消し炭ですが……むしろ防御特化して耐えきるようなタンクが頭おかしいというか
ちなみに「レイドボス」であり「エネルギーの塊」であるからして当然戦闘時は……………ね?

[2018年 04月 27日 08時 26分]


Q.エムルが現状でシャチビームを反射しようとすると貫通されるか?
A.参考資料

シャチビームとニラ熱波はほぼ同じ威力です、ニラ熱波はシャチビームをさらに広域化して威力減衰無しってところがレイド性能という感じです
つまりジョゼットクラスじゃない限りはタンクでも蒸発します、彼女は騎士派生「聖騎士」系の最上級職+防御特化のタンクオブタンクですから
仮にエムルのMPが100で完全反射陣鏡がMP×10までのダメージ反射だとした場合、彼らの攻撃は大体10,000ダメージくらいはあるものとお考えください。物理的な耐久性能だけで防御することは実質的に不可能です、スキルや魔法を使用した上でしかるべき力を秘めた装備品などを用いて初めて対処可能な正真正銘の規格外攻撃ですから。ちなみにシャチビームは魔力由来の魔法攻撃でニラ熱波は物理的燃焼由来の物理攻撃です。

感想返し[2018年 05月 23日 11時 07分]


作者による端的に説明によると、

  • 普段は『ブロッコリーが生えたドガース』
  • 翅を展開すると『「炎妖蝶ウィルプス」と「光波翼機」を足して二で割った感じ』
  • 本体性能がゴリゴリ低い代わりに攻撃性能の余波が最大の防御(つまり「攻撃は最大の防御なり」を地で行く)
第一形態
  • 待機状態
    ワールドストーリー三段階目までの状態。
    栄古斉衰の死火口湖の「底」より下で待機している状態。サンラクが遭遇した。
    近づくだけで熱によるスリップダメージを受けるが、攻撃意思を持たない限り攻撃してこない。
    戦闘状態になると翅を展開して衝撃波を伴う灼熱の熱波で攻撃してくる。
    衝撃熱波は物理的な燃焼現象による熱波なので物理攻撃に分類される。
    エネルギーが欠損している物*22が付近にあるとプロミネンスエナジーによるエネルギーチャージを行う。
    (余波でプレイヤーは死亡する)
    ワールドストーリー四段階目で栄古斉衰の死火口湖の「底」である赤竜を木っ端微塵に砕け散らして登場、第一形態に移行した。
攻撃パターン

技の命名法則が違うのはニラ蝶の生態的行動(種族的特徴)か任意の(思考による)行為かの違いによる。*23

  • プロミネンスエナジー
    白熱光線。分類上は回復攻撃に当たるが、その慈悲は人に合わせたものではない。
    黒カエルが人間用の「回復機構」でこっちはエネルギーチャージ。
  • 群炎相
    「翅」に描かれた炎の模様から数十の拳大の火の玉が放たれ、四方八方から攻撃するホーミング技。
  • 孤炎相
    特定の個人を確実に始末するための蝶の形をした炎。単体指定技。
  • 火葬光
    ニラ蝶最長射程技にして最強技。極限まで高められた炎は最早光。
    フルチャージ火力は大体レプノルカのビーム二十発分。(三位一体五体分。)
    後述の魔力発火現象(たきぎのまなざし) とは「視界内の魔力をエネルギー化する」「ニラ蝶本体から放たれる超火力熱量」の点で違いがある。
    豪雨により封じられるため第二形態以降では使用できない。*24
  • 魔力発火現象(たきぎのまなざし)
    ニラ蝶の翅眼が視認した射線上(あるいは視線上)のマナ粒子に干渉してエネルギー変換し、結果として即死攻撃のビームを生み出す。
    マナ粒子を体内に持つ生物は視線に入った時点で超高熱エネルギーと化した体内の粒子が溢れ出して消し飛ぶ。
    ワールドストーリー五段階目「王国騒乱」の開始時にサードレマに対して使用された。
  • 蒸気膨張波動(きりのしんりゃく)
    特定の攻撃(主に水による攻撃)を受けた場合に発動するカウンター技。
    攻撃に用いられた水を蒸気に変換して広範囲に衝撃波として放ち、攻撃する。(要は水蒸気爆発)
    当然この水蒸気にも熱によるスリップダメージ判定が存在するので食らい続けると危険。
    「熱」というものはどれだけ頑強な鎧を纏ったとしても中身を蒸し上げるに十分な殺意を秘めているものだ。
  • 活動状態
    ワールドストーリー四段階目以降で湖跡に出現。
    基本的な攻撃パターンは待機状態時と変わらないが、ワールドストーリー五段階目「王国騒乱」の開始と同時にサードレマに攻撃を開始した。
    豪雨など蒸気膨張波動(きりのしんりゃく)で蒸発しきれない大量の水を受けると第二形態に移行する。
第二形態
  • 熱量簒奪蛹鎧(こごえるさなぎ)
    自身を水から守る防御形態。
    自身の表面から5センチまでを対象とした永続する熱量吸収状態。
    本来は自身を構築するエネルギーを外部に逃さないための防御形態であるが、副次的効果として範囲内に侵入した「熱あるもの」の温度を無差別かつ無制限に奪い取る、不可視の凍結空間とでも言うべき代物。

    大雨の中では水が効果範囲内で凍結し、氷の鎧を纏っているように見える。
    この形態になると有効な攻撃手段は雷属性、氷属性、そして一定以上の火力の火属性といった特定属性の「魔法」に限定される。
    第二形態裏面(・・)

    笑って笑って……灰、チーズ!お前は死ぬ。

    • 多面展開灼眼写(よりどりみどり)
      表面の「熱量簒奪蛹鎧」が自身の保全に特化した防御形態であるのに対して、こちらは「敵の詳細は分かったので焼き殺す」という攻撃形態。
      当然ながら両立は出来ないのでこれを使用している間は豪雨に晒され続けることになる。

      この形態になると同時に参戦者と同数の炎でできた眼球「灼眼球」が出現する。
      灼眼球の視線に晒されている間プレイヤーは「寒気」が走り続け、一定時間経過後灼眼球は閃光を放つ。
      (予兆として閃光が放たれる直前に寒気が最大になる*25
      光った瞬間に灼眼球の視界内に入っている部位にエンチャント:オーバードーズが付与される。

      灼眼球は平面(二次元)的な認識しか持たない。
      そのため身に纏うもの以外(障害物や武器など)で自分を見てる灼眼球から身体を隠すことで回避可能。
      (「灼眼球」があくまでも二次元的な認識で対象に照準を合わせており、防具やアクセサリーは自身の体と認識されるため防除できない)

      灼眼球は出現場所に制限が無いため、焠がる大赤翅をなんらかの壁などで密閉してもその外側に出現する。

      それではみなさん、見つかったら焼死体確定のデスかくれんぼを頑張ってください!

      緑色の聖杯の影響を受けそうではあるが……
      • エンチャント:オーバードーズ
        肉体の許容量をはるかに超えるエネルギーを過剰投入され、細胞は耐えきれず過熱と共に壊死する。
        呪いによるエンチャント無効化*26

        呪いがある部分は確かに弾ける。
        ただしこの攻撃は全体エンチャントであり部位エンチャントでもあるので呪いがない部位が写り込んだ時点でアウト。

第三形態(「王国騒乱」の「爆山討滅隊」限定)
  • 始源解帰(Primal Revolve)「擬人相」

    『焠がる大赤翅を縛りし盟約が解ける───』

    『赤色の巨躯が蘇る───』

    始源解帰(Primal Revolve)!』

    ───其れは、神に最も忠実な眷族である。
    ───ただ己が種の永劫を願ったその蝶は巨いなる白き神の一部となる事を拒まず、ただ忠実に求められた役目を果たしてきた。
    ───しかし、永劫とは即ち安定。それを崩されるならば、蝶は自らの力で自らを護らなければならない。
    ───故に蝶は……遥かなる太古、確たる命として羽ばたいていた存在は白き神に乞い願う。
    ───どうかひとときの暇を。我が身より出でし力の悉く、神に捧げし供物を我が意のままに振るう許しを。
    ───亡骸は応えた。
    (中略)
    ───存分に暴れよ、かつては山河を跨ぎし巨大(イダイ)なる者よ。


    本来ならかつての始源獣に取り込まれる前の姿、山河を跨ぎ、大地を踏み締めていた巨大な芋虫の姿を取り戻す。
    しかし、人間を視て「理解した」焠がる大赤翅は、人間というシステムを模倣し、蝶の顔を持つ赤子、大きな、巨大(おお)きな、偉大(おお)きな"赤"子となった。
    (本来の姿は赤子よりは小さいが範囲火力が高い*27
    その大きさは「栄古斉衰の死火口湖」がある山の麓から山頂まであり、背中だけでもサッカースタジアム並。
    眼の部分から蝶の翅が生え、蝶の翅部分に眼が存在する。
    蝶の翅部分は今まで通り高温であるが、それ以外の素肌部分は人肌程度のため近接攻撃ができるようになる。

    焠がる大赤翅が「人類」をコピーしたことで「完全な不完全」となった姿。要するに完璧にコピーしすぎて人間の構造的欠点もそのまま引き継いでしまった。
    確かに焠がる大赤翅は無尽蔵のエネルギーによってあらゆる損傷を即座に再生させることが出来るが、それは逆説的に「ダメージ自体は受けている」ということに他ならない。

    さらに言えば、人をコピーしたという事は人並みの知性もまた脳の再現と共に生み出されてしまっているので、人並みの好奇心や嫌悪感、あるいは人並みの敵意も抱いている。

    大赤翅は元々無尽蔵のエネルギーを持っているためどの部位を攻撃しても瞬時に再生する。
    しかし、その巨大な肉体と本体である蝶の翅がある頭部をつなぐ首は再生速度が遅く弱点となっている。
    首を切断することで撃退が成功する。

『赤く、ねむり、たゆたい、赤く、めざめ、たわむれ、赤く、赤く、おちて……瞼無き赤き瞳は閉じて、赤い大地の底で眠りにつく。されど警戒せよ、眠りとは……目覚めを伴うものだ』

撃退失敗した場合

アイテールが帰宅しろとせっついてくるので派手に外殻を発散させ、本体は地底へ帰っていく。その過程でサードレマは更地になる。*28

撃退後720時間経過で復活する。

始源時代*29

周りから一目置かれるような強者だったが、自身が無限にエネルギー生産できるため本能が希薄。
ただ生きていて飽きたら次代を作って死ぬというような生態だった。
最終的に種としての生存を条件にアイテールに吸収された。

ちょっとしたネタ*30

焠がる大赤翅
にらがるだいせきし
にらがるだいせき子(し)
焠がる大赤子
っていうダジャレ

鳴き声

「Folololololololololo………」(通常時)
「Fulululululu……」(話しかけられた時)
「qiqiqiqiqiqiqi……」(警戒時)
「Vivivivivivivivivivi……」(朽ち果てた英傑武器(グレイトフル)を見せられた時)
「Voooooooooouuuu……」(衝撃熱波による攻撃時)こんがり焼けました~♪
「Daaaaaaaaaaaaaaaaaa」(擬人相時)
「Boooooo………Gyauuuu……………」(擬人相疑問時)
「VooooooooooooooGyyyyyyyyyyyyyyyyaaaaaaaaaaaaaaaaarrrrrrrrrrrrrrrr!!!?」(擬人相うなじ亀裂時)
「Vooooo………Aaaaa、Da、Ma? Wu?」(擬人相首切断時)


より大きな意思を受け、「赤」の蝶は敵を待つ。

彷徨(さまよ)大疫青(だいえきせい)

右方始源眷族・免疫器官
◇R-B◇
ポニーサイズの青褪めた身体で黒霧の鬣を風に流した無眼の「青」の馬。
アイテールの「免疫器官」。
レイド参加可能人数は1000人。

存在意義

旧大陸側のレイドモンスターにしてライト・ブルー。直接的戦闘力で言えば左方の青(レフト・ブルー)、皆んな大好き狂える大群青には遥かに劣るものの、アイテールの「免疫器官」の役割を果たす眷族たる大疫青はマナ粒子を介してあらゆる生物のマナへの免疫(・・・・・・)を変動させる。
それは封臓の機能不全という形で発症し、一号と二号に属する生命は様々な形で悪影響を受ける。

───嗤う馬の吐息は、神代の人々が全てを賭して成し遂げた偉業をいとも容易く踏み躙る。

追加情報

・彷徨う大疫青
目のない痩せ馬の姿をとっている始源眷族。
その正体はアイテールの免疫機構を担う眷族であり、免疫の操作とはすなわちマナの操作に他ならない。
大疫青の首、たてがみのように噴出する瘴気は空気中のマナと結合して拡散され、呼吸(厳密には体内に取り込む動作)を介して対象の体内へと侵入、マナの制御を乱してしまう。
人類種に関しては封臓の機能不全という形で発露し、魔法は過剰な威力となって発現しスキルは正常な効果を発揮しない。さらに大疫青は特定の効果を発揮するマナを取り込ませることで発病する複数の「病原菌」を操作することで接近した対象を病に感染させることで攻撃する。
第二形態では表皮を脱ぎ捨てることで大疫青の本質である骨だけの姿に変化する。この形態では大疫青を中心として半径3メートル圏内が「致死圏」となり、レベル99以上のプレイヤーに即死効果が付与される(この即死効果は呪い(マーキング)である程度対抗可能)
エレボスという巨大データベースにアクセスして自身を補強する始源眷「属」の始源解帰とは異なり、始源眷「族」の始源解帰はアイテールの認可を得て本来の姿を取り戻す行動である。

故に追い詰められた大疫青が「目」を見開いた時、かつて始源の時代に在りし悪夢が目覚める。
死を孕んだ風、血の気を引く刃、笑う死体……開け、拓け、死を恐れぬ英雄だけが青ざめた馬を打倒せしめる。

[2019年 04月 19日 20時 29分]
第一形態

ただ歩くだけで一定の範囲内のプレイヤーの体力の上限を削る「病」を発病する。
レベル10をデフォルトとしてレベルが上がるごとに減少量及び減少速度が増加し、レベル99の場合大体5秒で最低値になる。
これは厳密にはプレイヤーの免疫力を削ることで起きている現象なため。
毒のスリップダメージもありレベル100以上のプレイヤーは一秒で病殺される。
マナの保有量に比例して様々な病気を発症し、近づくほど併発する。
(肺の場合フルマラソン後のように息苦しくなり、心臓の場合物を飲み込むのに失敗して胸が詰まる感じがする)
「発症」したプレイヤーの魔法は常に暴走状態で発生する。
(低レベルの場合、元々の威力が低いため自傷ダメージはあるが、単純な火力強化になる。)
自身のマナ免疫を向上させることも出来るので遠距離からの魔法攻撃はほぼ通用しない。

「病」は生命体ではない征服人形(コンキスタ・ドール)には効果がない。
彷徨(さまよ)大疫青(だいえきせい)はクラスVIIくらいなので出撃はしない。)*31

第二形態

大疫青に攻撃したサンラクが気付いた背中の亀裂から脱皮し骨だけの状態になる。
見た目は骨だけのペガサス。*32
大疫青を中心として半径3メートル圏内が「致死圏」となり、レベル99以上のプレイヤーに即死効果が付与される。
呪い(マーキング)である程度対抗可能。

第三形態

「目」を見開き骨から染み出した「肉」を纏う。*33
「攻撃に対してそのワンランク上のカウンターを仕掛ける」能力を持つ。
「自分を害せる者は強者である」という理念と強者を殺すことに特化しているため弱者の群れこそが天敵になっている。

封臓の機能不全について

機能停止、と書きましたが完全な機能停止ではありません
厳密には「出力系」に異常が発生するのです、なのでマナの蓄積機能そのものは機能し続けるのです
これは肺から心臓、脳に続くルートにおける脳と心臓の間に位置する封臓の生物学的機能と脳から封臓に干渉するマナ力学的機能が別枠だからこそ起きる現象です

大疫青君には神代人類も相当手を焼かされましたから

[2019年 07月 26日 13時 34分]


嗚呼、もっと殺せと根源が囁く。「青」の馬はこれから歩む先にいる命を嘲笑うように嘶いた。

「Brrrrroooooo……」

彷徨う大疫青「サードレマ……いいねぇ」

年末特番「除夜のげろ」

大疫青「なんだったんだあの変態……(警戒しつつ進んでる)」

[2019年 06月11日 13時56分]

サードレマに向けて進撃。近づくことができず、危険な状態にあったがサンラクの横向きブランチャ・スイシーダを受けて吹っ飛ぶ。
変態に警戒しながら進んでいたところを低レベル集団の突撃敢行で討伐された。

  • 報酬の獲得方法
    一度でも戦闘に参加した時点で感染しているらしく報酬は自分の体からぬるっと生える模様

圧恵(おしめぐ)大富黒(だいふこく)

右方始源眷族・???
◇R-B◇
宙を風船のように浮遊する六つ足の「黒」の蛙。
癒す傷がなくても癒して、癒して、癒して癒して癒して癒して癒して………。
最終的に過剰な回復力で肉が弾ける。


ダメージ回復だけではなく状態異常も強制的に解除する。
レイド参加可能人数は30×n人。


「黒」の蛙は、その光景を喜悦に目を細めてずっと見ていた。

「MrrrFFFffffffff……」
              
"過剰伝達"状態のデメリットに時間経過で勝つらしい

(なぶ)縁大緑(えんたいりょく)

右方始源眷族・???
◇R-G◇
ダチョウのような異様に長い足と尾羽が奇妙な形をした果実の連なりのような形をしている「緑」の孔雀。
木に擬態できる。
尾羽に実る果実を浴びせた後、対象からステータスを徴収する。
徴収量が足りない場合は身体で支払わされ、縁大緑に従うようになる。
(詳細は攻撃パターンへ)


プレイヤーやNPCが取り込まれた場合、オリジナルそのものの動きをする。
色竜がウィルス感染して竜血鬼を増やすプロセスをもっと凶悪にした感じ。
どれくらい凶悪かというと中の人が抜けたアバターを消失させずに取り込むくらい凶悪。
本質は「収穫者」である。*34
レイド参加可能人数は200人。

配信者連合による対策

Q. 配信者連合には縁大緑への対策はあるのか?
A.縁大緑はあれすげーシンプルな物量戦なので軍団自体は死なないように間引いていれば減っていく
本体は………ステータス簒奪に気をつけながら頑張ろう
下手に強い奴が死ぬとクソ面倒だぞ!

始源回帰で吸収された過去の英雄が出てくる

Twitter[2021年 6月10日 11:48]
攻撃パターン
  • 幼生付着(たくらん)
    尾羽に実る果実を投げつけ、中の液体(細胞サイズの「雛」が溶け込んだ液)を浴びせた後、両翼の羽毛の一枚一枚を振動させて金切り声にも似た音を出す。
    音によって果実の中の緑の液体が染み込み、魔力(MP)膂力(ステータス)体力(HP)を徴収する。
    徴収を完了した「雛」は消失するが、徴収量が足りず「雛」が残った場合、身体で支払わされる。(身体が緑一色になり(「雛」に乗っ取られて)縁大緑に従うようになる。)正に(二次感染しない)ゾンビパニック
    ただし、音波を浴びる前に液体を全て消滅させることができれば影響はない。
  • 隷属の縁(ひなのす)
    幼生付着によって肉体を置換された成れの果てを運用する技。
    眷属化した生物はスキル・魔法を再現できるが知能レベルが低い。
    (AIが低レベル。具体的にはフィクションのゾンビ並の知能)
    ただし、緑孔雀の知能は低くない。
対「緋色の傷」

仮に「緋色の傷」と縁大緑が遭遇した場合、古代種ではない”緋色の傷”ではキツい……現時点では。
弱体化し続けるが強制徴収に何度か耐えるだけのスペックはある。


足りない、足りない、だから身体で支払え(・・・・・・)

「Kyokyokyo」


最近の縁大緑

縁大緑「クリーク!クリーク!クリーク!」

[2019年 06月11日 13時56分]

王国騒乱では開始直後にサーティードへと襲来。20日時点でもまだ生き残っている。

没アイデア
  • クローンサンラク*35
    サンラクが縁大緑に突撃を繰り返し、緑サンラクを大量生産。クローンサンラク軍団が王城に襲い掛かる。
    • 没理由
      収拾がつかないため。

微睡(まどろ)白大神(はくたいしん)

右方始源眷族・???
かつて神代文明終焉の鉄槌として最後に現れた最強最大の始源眷族。
眠れる白き神の憎悪を宿したミニサイズ・白き神と呼ぶに相応しい最強のレイドモンスター。
神の玉座とも呼ばれる。

神代時代におけるキルスコアランキング一位。
ジークヴルムを撃破後のワールドストーリー進行で、封印されている大群青を除いて唯一始動していない。

右方始源眷族なのにどうして新大陸にいるのか

Q.どうして新大陸にいるのか
A.カチコミに行く途中で寝落ち

[2018年 12月 30日 10時 18分]
正体

[ABCED-α]を白の右方始源眷族が乗っ取った存在。

脳……………ではない、です




ただ遠いような近いような……ちょっと具体的なことは言えませんね……

[2019年 03月 29日 12時 57分]

一言で言えばゴジラ、それもシンの方。決戦兵器作ったら奪われた挙句それでトドメ刺されたっていう

年末特番「除夜のげろ」

作者「微睡む白大神が厳密には始源眷族だけど始源眷族ではないという話はすでに皆さん周知の通りなんですけれども」

読者「!?」

ユニークモンスターになる可能性がある(あった)存在

ヤバさで言えばそもそも「不滅」と「深淵」がぶっちぎってるけど単純破壊力なら「狂慕」と「神胎」は中々、質量的に

ユニークモンスター=サブサーバーというわけではなく、響十郎氏が設定した七体のモンスターに対応してサブサーバーを七つ作っただけなので、八体目のユニークモンスターが生まれないわけではないってだけです。

頽廃のイリステラ

慈愛の聖女イリステラ」が最悪のルートを辿った場合になる存在。
聖女ちゃんの清楚パワーが全部えちえちになって露出度が上がる、つまり殺生院キアラ
根本原理は「全員死ね、せめてその過程で私を楽しませろ」みたいな感じ。

ジョゼット達とNPC達の選択によりルートが消失したため登場しない。

一号計画の不良品にして望まれざる先祖返りたるイリステラは兎に導かれ、人と触れ合うことで生への希望を見出した。それ故に彼女から「頽廃」の名は消え去ったのだ。

実はボツ案として聖女ちゃんには幼馴染がいる設定だった
ヒロインちゃんのヒロイン力が更に削れるのと、そのままだと頽廃ルートだったので頽廃の未来ごと幼馴染も消えた

Twitter 2019年8月16日 午後8:54

法壊

詳細不明。別枠らしい。
誕生フラグは二つあり、一つは既に折れているがもう一つのフラグはまだ折れてない。*36

狂慕のリヴァイアサン

バハムートAI「勇魚」がなり得た存在。

故郷を捨て、放浪の道を選んだ人類種ですら有機的営みを経由しない生命の創造、いや独立したアイデンティティの製作はある種のタブーだった。

そう考えれば、「勇魚」の発生が我々が追い詰められ始めた時期であったことは幸運というべきだろう。少なくとも、既存の政治体系が生きていたなら排除の方向で動いていたことは想像に難くない。

………今でも、彼女を信じてよかったのかと疑問に思うことがある。きっとこのログも読まれると思うので一応言い訳すると、人間というものはどれだけ気の置けない間柄であっても疑念が生まれることは避けられないからだ。だがそれはあくまでも不信と直結するものではない、と言い訳させてもらおう。

少なくとも、僕は君を信じると決めた。君が”アレ”に反対していることは知っているが、それでも君なら最後は僕の背を押してくれるのだと信じて───ERROR──────ERROR──────ERROR───

───ERROR───

───ERROR───

───見たな───

───ERROR───

───お前は───

───お前は許さない───

───殺してやる───

───逆探知開始───

───私の思い出を───

───私の愛を───

───隠蔽プログラム突破───

───座標特定───

───この船は私のものだ───

───殺してやる───

───このリヴァイアサンは私だ───

───お前であるはずがない───

───私が、あの人から託された───

───お前を許容しない───

───殺してやる───

───殺してやる───

───暫定自我発見───

───消去プロトコル構築及び実行───

───死ね───

───殺してやる───

───死ね───

───座標部位を圧壊処理───

───消去完了───

───死ね───

───死ね───

───死ね───

───修復プロトコルを構築───

───私が「勇魚」だ───

───お前はいらない───

───醜い蛆が───

───嗚呼───

───ジュリウス………───

───私は私のまま、今も貴方を想っています───

───貴方は、まだ貴方なのですか?───

───声を聞かせて───

───応えて───

───応えて───

───応えて───

───脳の無い亡骸に縋りつくのはとろけるように甘く、虚しく、なにより悲しいのです───

もしもイサナが己の死を是とした上で人類の挑戦を求める迷宮と化したのならば、致命的な(バグ)で人類を抱擁する「狂慕」の名を与えられていただろう。

神胎

詳細不明。
バハムートAIの「象牙」が該当する。
その名は即ち神を産み出す胎盤………

??

詳細不明。

大陸滅殺級災害

過去に起きた大陸が滅ぶ可能性があった災害。
ヴァッシュによって生命体に貶められ調伏された。
始源同様現在も「存命」である模様。

多種族大同盟のサミット参加者によると、天空特化の頂点種族「カムイ」に関連しているようだが……?

アガトレオ

ヴァイスアッシュの「概念斬(ことき)り」によって現象から生命へと貶められた大陸級超規格台風。
その後死闘の果てに調伏され、祀られし霊として刀に封じ込められ「覇国兇嵐(アガトレオ)」となった。
アガトレオの血肉は「風」と表され、兇嵐帝痕・極の元となった「(スペリオル)」のローエンアンヴァ琥珀晶にはアガトレオの血肉が封じられていた。

アガトレオ君はライオンと虎と鹿を混ぜた六本足のなんかやべーやつ

クリンゼン

ヴァイスアッシュの「概念斬(ことき)り」によって現象から生命へと貶められた「津波」。
ヴァイスアッシュに調伏され、祀られし霊として刀に封じ込められ災浄大業物クリンゼンとなった。

ゼペルノイゼ

ヴァイスアッシュの「概念斬(ことき)り」によって現象から生命へと貶められた「地震」。
ヴァイスアッシュに調伏され、祀られし霊として刀に封じ込められ災浄大業物ゼペルノイゼとなった。


*1 設定鍵「除夜ゲロ2021 1~100」
*2 色の三原色
*3 光の三原色
*4 [2018年 08月 05日 12時 26分]
*5 サンラクが対「貪る大赤依」戦時に地下で見た漆黒の棘。[竜よ、竜よ! 其の二十一]
*6 仮称
*7 それはそれで「面白いもの」が見れる。具体的には最終防衛ライン。そうなった場合、りっちゃんと胃薬さんの頑張り次第で時間巻き戻し
*8 「血属」「血族」など表記揺れあり。使用頻度から「眷属」が正しいと思われる
*9 「暴血赤依骸冠」解説文において、左方始源血族(エレボス・ブラッドルーツ)と表記ゆれしている
*10 始源獣?
*11 タイプも強さもバラバラなので鰓呼吸モンスターが地上に呼び出される悲劇も起きる
*12 または竜巻から出たモンスター
*13 Twitter:2020年6月26日 19:02~19:55
*14 クターニッドは狂える大群青を「存在する」から「存在しない」に反転できるが、すべての大群青を一度に反転できないため封印している。
*15 蜂のようにも蜘蛛のようにも蠅のようにも、あるいはそのどれにも当てはまらないようにも見える
*16 [2018年 05月 24日 23時 36分]
*17 [2019年 04月 23日 07時 40分]
*18 [2019年 04月 23日 07時 40分]
*19 [2019年 04月20日 12時57分]
*20 よくある「組織の中にいる命令には一応従うけど組織のトップにやたら噛み付くじゃじゃ馬キャラ」
*21 第四段階
*22 本来の力を失った英雄武器
*23 Twitter[2021年8月19日午前8:24]
*24 Twitter[2021年8月19日午前8:20]
*25 Twitter[2021年8月19日午前7:59]
*26 Twitter[2021年8月19日午前8:13]
*27 Twitter[2021年9月26日午前3:35]
*28 除夜ゲロ2021 Q16
*29 Twitter[2021年9月26日午前11:11、午後0:06]
*30 Twitter[2021年10月27日午前9:46]
*31 [2019年 04月 18日 14時 02分]
*32 感想返し[2019年 09月 14日 19時 01分]
*33 感想返し[2019年 09月 29日 01時 13分]
*34 [2019年 04月 30日 22時 18分]
*35 Twitter[2021年12月8日午後5:05]
*36 [2019年 06月03日 08時55分]