用語集/登場人物/あ行/3

Last-modified: 2018-07-30 (月) 21:12:44

当項目は『天頂-TEPPEN-』の「ゲーム内の正式名称」・「登場人物」・「俗称」を解説するページです。
性質上、ネタバレ前提ですのでゲームのストーリー・イベント未プレイの方はご注意ください。


★注意★
項目の追加及び内容修正に関して、以下の注意事項を守ってください。

  • 登場人物や団体、作品を誹謗中傷するような記載は避けてください。
  • 主観的な感想は最低限にとどめ、あくまで用語の解説に努めてください。


目次

映徳

イベント「危険な仕事と二人の主役」の登場人物。元ネタを踏まえるに芸名だと思われる

ジャパンアクションソサエティに所属している俳優(スーツアクター)。
黄雪麗のバイクアクションについていける優れたライディングテクニックの持ち主で、同会社の養成所の講師もしている。

仮面レンジャーキャッシュ」劇場版の仮面レンジャークレジットのスーツアクターを担当していた。
しかし練習中に(タイヤの部品トラブルによる)バイク事故で、足を折る大怪我をしてしまい彼の代役を立てることとなった。

越後あかね

【概要】
イベント「鬼庭組と呉服屋騒動」にて初登場。
サクアサの呉服屋「えちご」の一人娘にして崎坂なつきらが通う学園の学生。
「えちご」は鬼庭組が常連として世話になっていることから岩城静馬窪田真悟ら鬼庭組の面々とも顔見知りである。

「かじゅある」「おーだーめいど」など、一部の横文字をひらがなで表記する喋り方が特徴。また、機械には疎いらしく持っている携帯電話は老人向けのらっくらくケータイを使用している。
若い人にも着物を着てもらえるようにと着物のデザインを考えたりもしているのだが、あまりに独創的すぎるのか、なつき以外からの評価は芳しくないようである。

【ストーリーでの活躍】
イベント「鬼庭組と呉服屋騒動」では、新海守が鬼庭組の新年会で着用する着物を仕立てるために来店すると接客を担当する。
店の常連客である佐縁馬俶子や同級生の駒崎珠美が行方不明になったことを気にかけており、俶子を捜索する静馬や真悟に俶子自身やその友人である古梶真矢のことについて教えている。
ところが真矢はアルバート・マグリに俶子を拉致させた張本人であり、邪魔をしたということで真矢にスタンガンで気絶させられた上で俶子ともども性奴隷として輸送船に載せられそうになる。
すんでのところで黒龍に救われるが、その際に黒龍が自身をかばって負傷したことから「命の恩人」として恩義を感じており、その一環として黒龍のために「龍の如き力強さと、聖母のような優しさの調和したいめーじした」着物をデザインしている。

越後直康

イベント「鬼庭組と呉服屋騒動」に登場する人物。
サクアサの呉服屋「えちご」の店主にして越後あかねの父。

エドワード・スミス

イベント「エピソード0 刀花と千早」の登場人物。
CIAのエージェントで、日露関係の友好化阻止のため暗躍していた。
過去に片倉仙一が雇い主から消されかけた時に助けを求めた相手でもあり、残された家族の保護をしていたという。
その後、仙一のハンドルネームである「サウザンドファースト」の名を使ってハッキングを行い、敵対勢力をおびき出して潰す作戦を取っていた。

しかし裏では相手側にも通じており、仙一の動向をリークして消そうともしていた。
同時にその周囲の人物も対象としており、内山刀花が滞在していたアパートにも放火して彼女を消そうとしていた。

仙一が一連の真相を知り刀花に情報を流したことで、ちょうど対峙していた彼女の手によって本部に裏切り者として引き渡された。
刀花は斬り捨てるつもりであったが、血を嫌う片倉千早の顔が頭をよぎったことから峰打ちで済ませて上記の処置をとっている。

榎本勇子

【概要】
神武斗署の刑事。階級は巡査部長。エピソード3-1-1にて初登場。
権堂剛とバディを組む後輩で、法の番人としての誠実さと高い任務遂行能力を権堂も認めている。
権堂にとっては「内部はかなり腐っている」神武斗署において数少ない信頼に値する刑事で、一部の署員から「神武斗署の正義担当第二号」の称号を付けられている。
刑事ドラマでいうと、主人公の代わりに足を使って情報を集める脇役の立ち位置であり、権堂刑事が署内で煙たがられているところからすると、彼女も同様に煙たがられる存在であると推測される。

権堂に比べると固定観念に囚われているところが強く、黒龍を含めてヤクザは全部危険分子で存在する価値すらないものと思っているようである。
そのため何か事件があって黒龍が何かしらの形で関わっているだけで、黒幕は彼だと決め込んで確たる証拠もないのに逮捕しようとする。
またカタギでもヤクザが絡んでいる場合は絶対に何か裏があると思い込んでおり、権堂から苦笑されることも少なくない。

  • さすがに、ラーメン屋(椿屋)まで疑うというのは行き過ぎだろう。
  • とはいえ、黒龍は彼女のような血気盛んな警官は嫌いではないらしい。毅然とした態度で黒龍に事情聴取を試みようとするも「任意だったら断る」とあっさり一蹴されている。

後輩の巡査・武藤直子には深く尊敬されており、イベント「神武斗町のオンナたち」(武藤直子編)では軽くあしらったり、話を聞いてやっても本題まで入らないうちに終わってしまう印象が強かったが、
イベント「不幸を呼ぶ埋蔵金」での会話からは先輩として気に掛けている様子が見て取れる。

イベント「ともえと刀花のドリームステージ」にて、グルメランド神武斗町の会場で見回りついでに大量の食事をするという健啖家の一面も見せている。

【ストーリーでの活躍】
権堂に対する信頼は非常に高いようで、エピソード5では足利宗光の加入で一時バディを解消した際も(自身の職務が別にありながら)陰で権堂のヤマを並行して追い続け、
彼が停職処分を喰らった後はしっかり引き継いで、武藤直子に重要証人となる天城ゆりの護衛を頼むなどして解決をアシストしている。

  • そんな彼女であるが、足利が就任する際の態度を見るに彼からは当初無能と目されていたようである。

イベント「伊達組ゆく年くる年」(年末編)にて、実は岡本みずほのファンであることが判明。同人誌の売り子をしていた黒龍と鉢合わせてしまった。
「先生のBL作品のファンです」というカミングアウトからいわゆる腐女子の気がある模様。しかも同人誌即売会に顔を出すレベルで。
さらに「特に極道と刑事の救われない恋とか好きです!」という爆弾発言から取り返しの付かないレベルでイメージが崩壊している。

  • 黒龍と権堂をどういう目で見ていたのか興味深いところである。公私の混同はしていないと信じたいが…

署内では(当然だが)秘密にしており、バレたら無能な上司や足利にバカにされると焦っていたが、正直なところバカにされる程度で済むならまだマシである。
とりあえずその場はお互いの立場を慮り、そのまま何も気付かない振りをしている。

イベント「バレンタインエール」にて温泉を一人で巡る趣味があることが判明。
またお菓子作りも得意なようで、「レッツスウィートジンシュク」では優勝賞品の熱海温泉旅行券を目当てに、予選を突破して決勝まで進んでいる。

イベント「神武斗町で休日を」では、アイシャ・ハーンの護衛に女性しか付くことが出来ないという理由から、SPの人手不足もあって護衛の一人に抜擢される。
彼女の正義感は警視庁本部でも知られているらしく、一時的に警備課長の補佐となっている早川忠相からは「神武斗署の正義担当二号」と呼ばれている。

イベント「狙われた司書と名探偵」では夏イベントで岡本みずほの同人誌の売り子をしていた黒龍とまたしても鉢合わせてしまう。
そこでの発言からみずほの執筆している「刑事と極道とその兄弟分の三角関係」という内容のブログ記事にはまっていることが明らかになっている。
売り子が黒龍であることを確信してしまったものの、「お互い今日のことは忘れよう」という黒龍に提案され「そう……だな……」と受け入れている。

イベント「不幸を呼ぶ埋蔵金」では戦国武将のカラみもいけるらしく、松林菜々美がネットで公開している耽美小説のファンであることが発覚している。
読む度に「尊い」と感情を表に出すぐらいには、疲れのたまる日々の癒やしになっているらしい。
それに加え仕事に疲れているにも関わらず、作者(菜々美)のモチベーション向上のためにすぐさま感想を送ったりと熱心さが覗える。

過去編にあたる「片倉千早 就職への道」でも登場。
当時はコミケに初参加で右も左も分からない状況だったところを片倉千早と出会っており、岡本等伯(岡本みずほ)の新刊を一緒に買いに行っている。
その途中で荒ぶるオタクを取り押さえるトラブルがあったせいか、最後の一つになっていたみずほの新刊を千早から譲られている。

コミケ会場とはあまりにも視線を感じたことから、同行していた千早に対しストーカー被害に遭ってないか心配して尋ねている。
「もし何かあったら神武斗署に連絡して下さい。必ず力になりますから。」と約束しており、身分を明かしてないがこの時点で既に神武斗署の警察官であったと推測される。

  • しかし、千早はその後会社のPCで爆破予告を出した疑い(冤罪)で逮捕されてしまっている。

イベント「密室に残された暗号」では顔見知りの検事である東雲秋子に、過去に会津仁樹が会計情報を持ち出していたことを伝えている。

イベント「チョコとみずほとバレンタイン」では、みずほの描き下ろしイラストを当てるためにミヤガワコレクションのバレンタイン限定版チョコレートを5箱も予約している所を崎坂なつきらに目撃されている。
それが功を奏してか見事当選してみずほの描き下ろしイラストをゲットできたのだが、渡す係が黒龍だった上にその現場を有栖川沙耶に目撃されてしまったことで一悶着を起こしている。

  • その後沙耶は兜光寺で出家しようとするまでに思い悩んでしまったことから、状況の釈明をせずその場から逃げてしまったようである

イベント「鑑識官と呪われた廃屋」では、年末の書類整理時に丸山秀明の書いた浅倉智美の捜索願に不審な点を見つけたことで丸山を問い詰めると、カミツレ園地下に呼び出される。
ナイフで襲いかかる丸山を制圧し、手錠で机に拘束したまではいいが、丸山のナイフで失血死寸前の重傷を負った上に応援を呼ぼうにも携帯が壊れてしまったことから建物を出たところで気絶してしまう。
そこへたまたま花村小町が通りがかったため、花村医院で彼女の治療を受けていたのだが、状況から丸山殺しの容疑者とされており、神武斗中央病院に移送されたところで身柄を確保されている。
その後の証言から、手錠に拘束された丸山を最初に発見した識名智美が新たな容疑者として浮上したため、智美には自身が確保されている事実は伏せられていた。

イベント「山形慶子の危険な駆け引き」では、智美や山形慶子と共に佐島修一郎が開催しているカジノ船を摘発するべく潜入要員となるが、通信手段を探しているところを警備員に見つかり、あえなく捕まってしまう。
山形の機転で結果としてカジノの摘発には成功し佐島は捕まったのだが、そのために智美ともども大会の景品にされた上セクハラまがいのことまでされたことには智美以上に憤慨していた。

エフゲニー・イワノヴィッチ

イベント「黒龍と迷えるガンスミス」に登場する人物。
SVR諜報員で、内部でもトップクラスの射撃術を持ち、ガンスミスとしても一流の腕を持っていたという。
あるロシアンマフィアに潜入していたが、そのままマフィアに付き同時に潜入していた諜報員を殺害した他、SVRに多大な被害を与えたため捜索対象となっていた。
2年前にはアメリカに潜伏しており、イワンという偽名を名乗って安達澄香の働く射撃場に顔を出しており、澄香とも顔見知りとなっている。

最近になって日本の羽柴会に潜入調査をする指示を受けており、手駒を潜り込ませているという。
神武斗町で多発している銃の暴発事件にも関与しているとして、行方を追ってアリサ=パヴリチェンコが再び神武斗町へ赴いている。

賭け射撃場ではニコライという偽名で参加しており、準決勝では泉田繁を破ってSVRトップクラスの実力に恥じない結果を出している。
決勝での黒龍との対戦では自身が不利になるとレーザーポインタで目潰しを仕掛けたものの、視覚に頼らず射撃した黒龍に敗れている。
正体がバレたことでアリサに取り押さえられると銃弾に仕掛けを施し暴発させていたことを自白するが、銃に澄香のサインが入れられている件については無関係であった。

  • そもそも澄香の働く射撃場は彼にとって「アメリカに数ある射撃場の一つ」にすぎず、澄香のことも覚えていなかった。

エルネスト・ベルトラン

イベント「交わる刃と心の在処」に登場する人物。
ヨーロッパ連合議長。かつて日本大使館に勤務しており、内山怜花とも親交を持っている。

怜花からベルニカ王国で勃発したクーデターを鎮圧するため治安部隊を派遣してほしいという要請を受けると、クーデターの裏に(連合に反発する)モルゲン公国が関わっていることで、連合の威信回復という目的から賛同している。
ただし怜花がベルニカ王国の持つ鉱業技術を欲していることを見抜き、釘を刺すなど一筋縄ではいかない面も見せている。

遠藤

エピソード8に登場した人物。
ダイサカでホームレス狩りなどをして暴れている不良たちのリーダー。フルネームは不明。
繁華街にあるクラブで定期的にいかがわしいパーティを開いており、ジンの依頼を受けた黒龍神宮寺優良の二人が説得のため会場に足を運んでいる。
(男女同伴という条件があったため、黒龍一人で乗り込むことができなかった)

当初は黒龍の説得を拒否して叩きのめそうとしたが返り討ちに遭い、ホームレス狩りをやめるという約束を録音された上で開放されている。

及川真琴

【概要】
神武斗町にて弁護士事務所を営む若き女弁護士。
イベント「神武斗町のオンナたち」にて初登場。

伊達組と古馴染みである弁護士・中村の恩師の一人娘であり元気の良さを中村から評価されている。
また、不動産店で働く神田あきなとは旧知の仲。

なお、このゲームにおけるカタギの登場人物には珍しく、関西弁で喋るキャラである。

【ストーリーでの活躍】
イベント「神武斗町のオンナたち(及川真琴編)」にて中村弁護士からの紹介を受けて、駆け出しの身ながら調味料事件で逮捕された長谷川久三の弁護を引き受ける。
もとから状況証拠で不利な裁判であり当初は罪を認めて情状酌量を求める戦術を示唆したものの、あくまで無罪と主張する黒龍の意向を受け入れて裁判に臨む。
途中で元子分のサブ(山田三郎)が裏切って久三に不利な証言をしたうえ事件の真相を握る田中士郎(天王寺颯太)田丸会消し屋に消されるなどして敗訴確実な状況となり彼女自身も投げ出しかけるが、
黒龍および伊達組の面々(内山刀花片倉千早ら含む)の活躍で動かぬ証拠をつかみ取り、見事絶体絶命の状況から逆転無罪を勝ち取る。

実は、彼女の父親自身が痴漢の冤罪を掛けられ、無実であることを証明できないまま亡くなってしまった、という悲しい過去を持つ。
そのことを悔やみもう二度とそんな悲劇を起こしたくないという思いから弁護士になり自分の事務所も持ったが厳しい現実にその意欲も殺がれ廃業寸前にまで陥っていた彼女もまた、黒龍達によって救われたのである。

以後は椿屋襲撃や野々村建設倒産危機の件で損害賠償や再建に関わる法律相談に乗ったり、
黒龍に対する犯人隠匿罪(エピソード5)やクピド企画へのカチコミに伴う不法侵入罪(イベント「闇に抗うアイドル」)で野田英治が警察に連行された際には、
担当弁護士として警察に出向く、カヤノリゾートのリゾートホテル建設の土地の売買交渉(エピソード8)など黒龍および伊達組との関係を強めており、顧問弁護士に近い立場となっている。
時には黒龍の意気を買って弁護士費用をまけることもしばしば。

大石鎌次郎

イベント「狙われたアイドル」にて初登場。
リリカルプロダクションのエグゼクティブプロデューサー。
リリカルプロダクションではいわゆる管理職・もしくは幹部にあたる人物でそれなりの権限を持っているようだ。

二ノ宮愛の店で愛内りあに執拗に絡んだ酔っ払い客を成敗した野田英治新海守を見て、
自社所属のアイドル・松永絢香神武斗町内におけるイベントプロデュースへの協力依頼を持ち掛ける。

業界人ではあるがその仕事ぶりは非常に真摯であり、津軽拓哉神保林太郎とは違い正真正銘のカタギと思われる。
が、英治らが伊達組の人間と気づいたうえで近づいていることや、その後の「伊達組、南国に行く」では普通に黒龍と面識があることが示されていることから、
英治たちの前に現れる以前から(会社もしくは本人が)伊達組および黒龍と何らかの関係を持っていた可能性がある。

  • ひょっとしたら、七尾成実が関係しているかもしれない

イベント「闇に抗うアイドル」ではクピド企画の悪評を英治に教えるも「我々からは伊達組に協力もしないし、邪魔もしない」と約束した結果、クピド企画及び津軽が仕込んだステマ騒動も解決し、
所属アイドルの連城美海もスキャンダルから無事救われるというある意味幸運な人物。
連城の件で伊達組に窮地を救われた際には、黒龍・英治ら伊達組の一同を「本物の侠客」と讃え、「できることは何でもする」と言ってしまったほどである。
それに乗じ、英治は裏川朱美のアイドルデビューを願い出た。結果的に姉・裏川蒼衣、妹・裏川黄泉まで巻き込んで三姉妹でデビューするに至ったが大石にとっては渡りに船であったらしく、売り出しには乗り気なようだ。

大崎

イベント「思い出の車に残された謎」に登場する人物。フルネームは不明。
ブクロイケ半グレ集団・首都同盟のリーダー。

最近になってリーダーに就いたらしく、就任すると組織の方針を変更してヤクザを潰してシノギを奪い、旧来のシノギにつなげて勢力を拡大させていった。
支倉一家もターゲットの一つとして、一人に対し十人単位で絡んでは法を盾に脅してリンチを加えていた)
五木正直によれば「成功体験しか積んでいない怖いもの知らず」であり、龍頭を敵に回すことも恐れず金城健の愛車であるハンヴィーを盗み出し、裏で売りさばこうともしていた。

  • 元々首都同盟の本業が高級車窃盗のため、売り捌く伝手には困らなかったようである。

愛車を盗まれたことで金城の怒りを買い龍頭と抗争になると港のヤードに潜伏していたが、自動車窃盗を調べていた黒龍に依頼された阿万野ほのかの発案で囮のブゴッティを搬入するところを突き止められてしまう。
伊達組と支倉一家に乗り込まれ、陸奥時正に「ヤクザに喧嘩を売る意味」をたっぷりと教え込まれた上で身柄を金城に引き渡されている。

大島

イベント「黒龍と迷えるガンスミス」の登場人物。フルネームは不明。
神武斗署の警官でマルボウに所属している。

マルボウ時代の権堂剛の部下にあたる人物であったが、イベント「黒龍と迷えるガンスミス」では毛利組の潜入調査中に同僚の皆方と共に殉職していたことが明らかになっている。
毛利組では「大村」という偽名で潜入しており、正体のバレた皆方と井幡光一が対峙しているところに現れ井幡を射殺しようとしたものの、皆方が井幡の銃を奪って威嚇射撃したところ暴発し、被弾したことが元で死亡している。

大原千穂

【概要】
イベント「伊達組 南国に行く」にて初登場。
伊達組の面々が慰安旅行で訪れた南国のカジノでディーラーをしていた日本人女性。

なお、公式設定では神武斗町の裏カジノでディーラーをしているとんでもない強運の持ち主という設定となっており、実際のシナリオとは若干差異がある。

【ストーリーでの活躍】
イカサマブラックジャックで新海守&野田英治の全財産を巻き上げるも黒龍にはそのイカサマを見破られて大敗(ただし、黒龍相手のときはイカサマを仕掛けていなかった)。
その後プライベートで黒龍たちのいるビーチを訪れて勝負を挑んだ際にはこれでもかというぐらい危ない水着で黒龍に隙を生じさせようとする作戦に出るものの、そんなことで揺らぐような黒龍ではなかった。

  • 尤も、「これでもかというぐらい危ない水着」は一応修正済のもので、最初期はもっと危なかったらしい。

一方、おなじく慰安旅行で訪れていた宇喜多組の面々からも同じくイカサマで全財産巻き上げたが
この時は逆恨みを買い終業後に襲撃を喰らい、のちに宇喜多組組長と対戦した際には大敗を喰らって貞操の危機に追い込まれるも、いずれもその場に現れた黒龍の機転で難を逃れた。
(その結果、宇喜多組は現地のマフィアと抗争を勃発させる羽目に陥るわけだが…)

大浦武史

イベント「闇に抗うアイドル」の登場人物。
芸能プロダクションクピド企画の社長。クピド企画はスカウトした女性を名目上タレントとして所属させた上で高いレッスン料を請求したり化粧品を高値で売りつけるなどの欺罔行為を働いているため、その親玉にあたる。
ただし実態は津軽拓哉の配下で、「狙われたアイドル」における神保林太郎のポジションに近い。

部下の扱いには苦労しているようで、看板アイドルとなっている辻山ルイのワガママを宥めるのに津軽の力を借りたり、事務所へカチコミに来た野田英治に対して問答無用で凄むマネージャーを制止しきれなかったりしている。
伊達組によってドラッグパーティーの会場を警察に摘発されたことで事務所そのものにも捜査のメスが入ったようであり、さらに津軽が大須賀組の上納金をちょろまかしたことも発覚していることから、
警察か大須賀組かどちらかに捕まり失脚していることは想像に難くない。

太田隆盛

イベント「好奇心は猫も飲み込む」の登場人物。
猫葉家に仕える執事。庭師の鈴木明夫、メイドの高橋里奈と共に猫葉邸の管理をこなしている。
猫葉虎徹の遺産相続のため上高地を訪れた猫葉ひなた岩佐いずみを屋敷まで案内しているが、基本的に多忙のみであるらしく屋敷内の案内は花形明楽に任せている。

岡倉一発

イベント「北沢鳴海 哭きの一手」の登場人物。
鬼庭組が企画したサクアサの麻雀大会に参加したプロ雀士で、北沢鳴海黒龍、聖雀ジークハルト(センセイ)とともに決勝へ勝ち進んだ一人。
やや中二病の入った口調ではあるが、解説の落語家によれば「常にランキング上位に入っている強者」だという。

岡本みずほ

【概要】
イベント「伊達組ゆく年くる年(年末編)」に初登場。女性漫画家。
岡本等伯のペンネームで男性向け女性向け問わず活躍し、同人誌を出せば3000冊が完売するというその筋では売れっ子の作家。実家は農業を営んでいるらしい。

  • 岡本等伯というペンネームは安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した絵師、長谷川等伯に由来すると思われる。

幼児体型の持ち主であるが、本人曰く二十歳は超えてるとのこと。
ちなみに男性経験は無い。漫画に関しては他のエロ漫画を参考にして描いたほうが売れるとぶっちゃけている。

普段は冷静で感情の起伏が少ない性格であるものの、無修正の原稿を付きつけられ狼狽する内山刀花に対し「おぼこなねんじゃあるまいし、ゴチャゴチャうるさい。気が散る!」と発言しており、キレると言動が荒くなる節がある。
妙に言い回しが古めかしいことから春陽には「リアルで初めて聞きました」と内心でツッコまれている。

原稿は生にこだわるアナログ派。理由は手書きだからこそ出せる線があること、そして電子機器が苦手なことから。
漫画に対する姿勢もストイックそのもので、園崎春陽がみずほについて熱く語るようにファンも多数抱えている模様。そしてその中には意外な人物(榎本勇子)が…

【ストーリーでの活躍】
イベント「伊達組ゆく年くる年(年末編)」では宇喜多組の下っ端に絡まれていたところを黒龍に助けられるのだが、その際黒龍が殴り飛ばした下っ端とぶつかった拍子に、
印刷所に持って行こうとしていた生原稿が近くにあった水たまりに落下してしまったことから年末編の珍騒動の幕が上がる。

予想外の事態に「なにしくさっとんじゃ、われぇぇぇぇぇぇっ!」と怒鳴ったのちに泣きじゃくるみずほを前に女の涙に弱い黒龍が迂闊にも「俺にできることなら、なんでもする」と発言したことで、
「え? 今、なんでもするって言った?」と即座に言質を取り、人員確保と作業の手伝いを強引に約束させる。
描く漫画がまさか成人男性向けのエロ同人誌だとは知らなかった黒龍は漫画ということで何も考えずに片倉千早に声をかけ、
千早がマリー・ランベール、春陽、藤堂楓花を招集し計4名を確保。濡れて駄目になった10Pを描き直すために奮闘する。

出会った時点では疲労困憊だったのに加え原稿のことで頭がいっぱいだったためなのか黒龍が極道だと本人に言われるまで気づいていなかった。

イベント「黒龍、動物園へ行く」にて再登場。
またも黒龍と宇喜多組(今回はユースケ)の喧嘩に巻き込まれたことで今度は取材用のカメラが車に轢かれ粉々に。
黒龍はすかさず謝罪し弁償を約束するも「え? 今、なんでもするって言った?」と半ば脅迫し、カメラの弁償に加え動物園への取材に付き合わせることに。

  • ちなみにこの時黒龍は同人誌の制作を付き合わされた一件を「年末の悪夢が脳裏をよぎる」と評しており、トラウマになっている節がある。

向かった動物園にて永倉莉乃と出会い、彼女によるレッサーパンダ談義を聞いたことで擬人化したレッサーパンダと飼育員の絡みを思いついたらしく、黒龍を置いて大慌てで帰っていった。

イベント「狙われた司書と名探偵」でも登場。
宮部未央に絡んでいた宇喜多組構成員と黒龍の喧嘩に巻き込まれたことでまたしても入稿しようとした原稿を台無しにされる。
「え? 今、なんでもするって言った?」と二回も念入りに脅しをかけられ、マリーと春陽と共に原稿とイベントの売り子を手伝わせている。

  • ちなみに脅されていた時の黒龍は未央も心配するほど顔色が悪かったらしい。当の黒龍も年末と同じような地獄を味あわされるが、「全年齢版の同人誌の手伝いだったことが唯一の救いだった」とのこと。

過去編の「片倉千早 就職への道」でも登場。
本人曰く当時は「まだ人気ってほどじゃないけどね」とのことであるが、千早と勇子はすでにファンであった模様。
年末のコミケにて最後の一冊だった新刊を勇子に譲った千早に対し、代わりにイラスト付きサインを渡すサービス精神を見せている。

イベント「チョコとみずほとバレンタイン」で久しぶりの主役級として登場。
神武斗町で行われる松永絢香のバレンタインライブにて販売されるバレンタインクッキーのパッケージイラストを担当。
その縁で製造元のパリス神武斗から無料でチケットを貰ったこともあり、入稿を四日後に控えるなか商品の確認名目で訪れる。
ところがライブの最中にトッポーゲームおじさんが乱入し絢香に襲い掛かるも黒龍が制止…したまではよかったが、そのために黒龍は咄嗟で相手を客席に向けて殴り飛ばしてしまい、おまけに事もあろうかみずほのいた場所に落ちてきてしまい右手を負傷してしまう。

  • その様子は、みずほ曰く「ホームランされてきた男」とのこと。

例によって「おどれ舐めとんかごるぁああああああああああああ!?」「右手やぞ!?利き手やぞ!?どないしてくれんのじゃボケェエエエエエエエエ!!」と怒鳴り散らす姿に、負傷者がみずほと知った黒龍は絶句。
ライブの運営担当だった野田英治は相手がカタギということもあって平身低頭謝るも「ごめんで済んだら警察もヤクザもいらんのじゃあああああ!!」「四日後入稿なの!息抜きが終わったら頑張る予定だったの!もう無理間に合わないぃぃぃぃぃぃ!!」という取り乱しぶりに(みずほの素性を知らなかったこともあり)思わず「できる限りの補償はさせて……」と切り出してしまい、黒龍も思わず「よせっ!!」と口を挟んでしまったうえにみずほの「え?今、なんでもするって…」にもすかさず「言ってない!!」と必死の否定に走る羽目になり、結局英治を外させ黒龍が一対一で話をつけることとなった。

  • その際、黒龍の取り乱しぶりに英治は二人が知り合いであることに気づいたらしい。

そして事情に理解を示して一旦は許した(この展開が意外だった黒龍は驚愕の表情をみせたが、みずほにはその理由が分からなかった)ものの黒龍はその場を円く収めて足早に立ち去ろうとしたため、
ケガ…か。これから病院で精密検査だけど……私、四日後に入稿しなきゃいけない原稿があるのよ。全治数日だったとしても、間に合わないなぁ……
もうほとんど終わりかけなのに……最後の最後で、私の原稿は落ちるのね……
一生懸命……一生懸命原稿書いたのに……!待ってる人たちがいるのに……!私……なんて無力なのかしら……うっ……うぅ……
と思いっきりの泣き落としに走り(しかも包帯の巻かれた右手を黒龍に見せつけながら)、結局黒龍の口から「わかった……!できる限りのことはする!」と言わせてしまう。

  • その後の「え?今なんでもするって言った?」に対しては、黒龍も「……もうそれでいい。」と諦めの極致に達したようである。
  • なお、この直前に黒龍はテレビのニュースで「会場の老朽化が原因で延期されていたコミックミーティングが今月開催される」ことを知って、新海守が心配するほど顔色が悪くなる思いをさせられたばかりで(年末に何もなかったことで油断してしまったらしい)、まさに最初っから仕組まれていたかのような悲劇であった(ストーリー自体は喜劇だが)。

沖田志保

【概要】
エピソード7「交錯する欺瞞」にて初登場。天才ヴァイオリニスト。
かつては紫藤凛も同じヴァイオリン教室に通っており、ライバル関係にあったという。
現在でも凜を意識しているところがあり、当時の凜の演奏の録音を持っておりよく聴いたりもしている。

その実力は凄まじく、音楽に興味のない黒龍ですら演奏に圧倒されるほどで、後日世界コンクールで最優秀賞も受賞している。
また、やはり幼少期に同じ教室に通っていた小沢響子によれば、「自分には見えていない世界が見える」程の実力の持ち主であるという。

自身の愛用するヴァイオリンに「ラディちゃん」と名前を付けて呼んでいるのだが、人前でもヴァイオリンに話しかけているためマネージャーにとっては頭痛の種になっている。

【ストーリーでの活躍】
エピソード7-2-5にてヴァイオリンのコンサートを開いており、凜が黒龍を連れて演奏を聞いている。

イベント「熱血指揮者と追懐のメロディ」の頃には活動拠点を海外に移すようになっており、その準備としてイタリアに新居を構えたりしている。
神武斗ホールのこけら落としとして凱旋コンサートを務めるために日本へ戻ると、マスコミのインタビューに「子供の頃、一緒にヴァイオリンを学んだ古い友人に聴いてもらいたい」と語っており、神武斗交響楽団のヴァイオリン担当を頼まれたが拒否した凜が考えを改め引き受けるきっかけになっている。
コンサート当日、たまたま街中で見かけた凜を追って迷子になったところでシナリオおじさんに絡まれ逃げた先がビーストハントのアジトだったために道案内をしていた魚住なぎさ共々さらわれてしまうが、たまたまビーストハントのタタキをするため現れた黒龍に助け出されている。

奥本航

イベント「エピソード0 伊達組と黒龍」に登場する人物。
山岡克己のファミレスで働くアルバイト店員で、ホール担当。
店内でも古参であり、他の店員のフォローもこなしていることから他店員からの信頼も厚い。
(自身もフォローしてもらった野田英治は「いつも忙しそうにしている」と評している)
ただ、他者のフォローや地味な作業を担当することが多いことからチーフを務めた業神浩が導入したポイント制では低い評価となってしまい、
業神から働きの悪い人物として名前を挙げられてしまいついには解雇を言い渡されてしまう。

しかし翌日になると自身が要となっていたこともあって店の営業に著しく支障をきたす事態となってしまったことから、「数字の先にあるもの」が何であるかを知った業神の頼みもあって店に復帰する。

  • 事情を知っていた山岡の計らいによって、有給扱いとして処理されていた

休んでいる間に山岡から「スタッフを甘やかしていたのではないか」と指摘されたこともあり、復帰後はただフォローするだけでなく指導もするような方針に切り替えている。

普通に男性口調で喋る人物なのだが、何故かシルエットはオカマキャラであるハニーバニーの店長と同じものが使われている。

小栗俊一郎

エピソード3「暴走する凶器」にて登場。小栗家具の御曹司にして宝島ひよりのフィアンセ。
小栗家具を舞台にした拳銃密輸疑惑の黒幕。

有名高校から有名大学に進み、留学経験も有している。
五木正直曰く「いいとこのお坊ちゃんの割に野心はあるって感じ(勉強しかできないバカだと失敗するパターン)」

ハワイの射撃場かなんかで拳銃を撃ったことがあるらしく、堀尾組の連中がいつまで経っても伊達組の面々を仕留められないのに痺れを切らし、無理矢理奪って撃った。
しかしそれは射撃の腕前があるからではなく守が無鉄砲に飛び出したからそうなっただけのことに過ぎないのである。

なお父親とともに失脚後、堀尾組が雇った消し屋によって始末されたとかされなかったとか。

小此木

イベント「密室に残された暗号」の登場人物。神武斗署の刑事。フルネームは不明。
会津仁樹が転落死した事件を担当している刑事で、その事件を独自に調査を行っている東雲秋子に対して事務的な対応している。

イベント「みどりの畑と研究成果」にも登場。
畑家みどりらのサークルが使っている畑が荒らされたことで通報を受けて学園に出向くものの、やはり事務的な対応に終始している。

小沢響子

【概要】
イベント「熱血指揮者と追懐のメロディ」にて初登場。
音楽大学出身の社会人。当初はMANOTECに勤めていたが、紫藤凛に潰されてしまったためパッションプランニングに再就職している。

気合と根性が取り柄で熱くなりやすい性格を持っており、特に音楽についてはその傾向が顕著。
ただし暴走するところもあり、高校当時は万年地区大会止まりの吹奏楽部を全国まで目指すを息巻いた結果、地区予選突破と県大会銅賞まで持っていったものの激しい練習を課したため多くの部員に退部されたという過去も持っている。
現在では自身のそういった性格を悪癖と認識している。

また幼少期から音楽に携わっており、凜や沖田志保と同じヴァイオリン教室に通ってもいた。
さらに大学では指揮者を希望して留学までしたものの、資質の違いを痛感させられたこともあって現在は音楽関係の仕事につくことは諦めている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「熱血指揮者と追懐のメロディ」では、勤めていたMANOTECが潰れたことで友人の槇村千鶴と呑んで管を巻いていたところ、神武斗交響楽団の指揮者を探していた黒龍に声をかけられ、代理の指揮者を引き受けることになる。(ついでにパッションプランニングを紹介され、再就職を果たしている)

楽団の指揮者としては、団員のやる気の無さに一度は憤慨して怒鳴りつけてしまい、その結果数名に退団されてしまったものの栂野やもともとやる気のあった団員のフォローもあって続けていっている。
また、野田英治の発案でソリストのあてを黒龍に聞かれると凜の名前を出している。
残った団員とは指導の的確さから信頼されるようになっており、さらに協力することになった風見理緒が通う学園の吹奏楽部員の指導もしたことで、そちらとも良好な関係を築いている。
無事にコンサートを終えた後、元々の指揮者だった芝原から頼まれて正式に後任の指揮者に就いている。

音羽真白

【概要】
エピソード7「交錯する欺瞞」にて紫藤凛の電話口にて初登場した運び屋・シロの本名。
イベント「ソムリエ脱出大作戦」にてその名と容姿が明らかになった。

「ホワイトスワン」の異名を持つプロの運び屋で、優れた運転技術を持ちながらも「麻薬カルテルにスクールバスで乗り込み未成年30人を救出する」
という破天荒な伝説を持つことから一部では「クレイジースワン」と呼ばれているようだが、本人は前者の呼び名で呼ばれたがっている。
ブローカーの神宮寺優良とは仕事上の付き合いがあり、腐れ縁のような関係でプライベートでも交流している。

明るく子供っぽい上に寂しがり屋という優良とは対照的な性格をしており、イベント「ソムリエ脱出大作戦」開始時点では些細なことで「親友」の優良とは仲違いしている。

  • 優良には「仕事仲間」として扱わているながらも内心では気に掛けられている様子。

本人曰く「ジェネラリスト」で大陸の言葉も話せるものの訛りが強いらしく、霜月梓乃と比べて流暢には話すことができない。

車両以外の運転にも長じており、イベント「エピソード0 英治と黒龍」では優良から借りた試製の複座ドローンにリディア=ストレルコフ内山刀花を乗せて操縦し、逃げる久我翔馬を追跡している。

尚、車の運転は得意だが船酔いする体質でもある。

【ストーリーでの活躍】
黒田の依頼を受けて陳継正のワインを日本に運ぶ際、追加注文として陳と四会合とのいざこざに巻き込まれた梓乃の逃亡を手伝うことになる。
途中、灰村マフィアと激しいカーチェイスを繰り広げることになるも卓抜したドライビングテクニックで切り抜け、梓乃を無事に日本まで送ることに成功する。
着いた先ですでに黒田と入れ替わっていた灰村によって梓乃を奪われてしまったものの、船の到着先を先読みしていた優良と黒龍の助けによって梓乃を奪い返し、神武斗町まで送り届ける仕事を完遂している。

メインストーリーではエピソード10「神武斗町の動乱」にも登場。
神武斗町再開発計画に反対するデモに乗じて暴動を煽る輩を追跡するために黒龍の依頼で待機しており、実際に相手が車で逃げると黒龍らを乗せてカーチェイスを繰り広げている。

鬼庭軍蔵

【概要】
エピソード6にて初登場。
サクアサの独立系暴力団・鬼庭組の組長。
人呼んで「鬼の軍蔵」「外道殺しの軍蔵」「サクアサの侠客」。新海守は「最終鬼畜喧嘩屋稼業」とも呼んでいた。

金儲けよりも喧嘩を好む昔気質の極道。
それゆえ気が短く喧嘩っ早く、単純で猪突猛進な面もあるが憎めない人物。

  • しかしいくら何でも、呼び鈴を押されて「カチコミか?」はないでしょうに…

そのせいか、配下の組員も親分の影響を色濃く受けている。
だが若頭の岩城静馬が理性の働く男であり、また黒龍曰く「気っ風の良い連中」とのこと。

伊達組現組長・鮫島健介とはかつて会うたびに喧嘩を繰り広げていた犬猿の仲でありながら互いに侠客として認め合った仲。

  • なお鮫島は、伊達組を畳むようなことがあれば子分を鬼庭組に預ける、と言っていたと泉田繁が証言している。(おそらく黒龍が服役しているあいだの発言であろう)

【ストーリーでの活躍】
エピソード6ではオレオレ詐欺の元締めが伊達組だと聞かされた際は「……ありえんだろ」「あいつが、こんなゲスなシノギに手を出すわけない」と懐疑的な反応を見せている。
一方で鮫島以外の伊達組に関する知識はあまりなかったらしく、池松組の策略に踊らされて外道呼ばわりし黒龍を怒らせて抗争を始めてしまう。
その抗争も当初出張らずおとなしくしていたが伊達組の勝ちが決まりそうになった時に乱入し、野田英治泉田繁を特に苦戦もなく倒すほどの実力をみせる。
そのあとも黒龍と互角と言えるほどの殴り合いをするが、謀略に気づいた岩城の説得とおなじく最初から謀略に気づいていながら外道呼ばわりされた一点において決着をつける姿勢を崩さなかった黒龍の覚悟に感服、
自らの負けを潔く認めたうえ黒龍と外兄弟の盃(おそらく五分)を交わすに至った。

黒龍に自分の負けを認めた当初自分の命と引き換えに子分たちの許しを求めたり、黒龍と兄弟盃を交わすにあたって(黒龍より年上で、組織内立場でも格上であるにもかかわらず)
「五分の盃…いや、四六であんたが兄貴でもいい」「漢の世界に肩書も年齢もあるかい!あんたに惚れた!それだけで十分じゃい!」と細部に執着せず本質をずばり突いたりという、胸の空くような潔さをみせる。

またその際岩城や窪田真悟が庇おうとしたことに対して「ふざけんじゃねえ!ガキを犠牲にして生き延びる親がどこにいやがる!」と言い切ったあたり、
任侠らしく仁義や人情を何より重んじる、親分としての品格・度量ともに優れた、まさに侠客の呼び名に相応しい人物である。
ゆえに岩城やら子分たちからも(何かと苦労させられながらではあるが)慕われており、岩城も窪田も、軍蔵を庇い矢面に立とうとしたのは自発的だったことからもそれは窺える。

ちなみに美鈴という一人娘がおり、その存在も女子供には弱いことで有名な黒龍が軍蔵を許す決め手になった。
最初は黒龍を美鈴の婿にしようとしたが、さすがにそれは…ということでの兄弟盃である。

イベント「龍宮流 お家騒動」ではオチ担当として登場。偶然神武斗町に居た所にセンセイに酔った勢いで喧嘩を吹っ掛けられたことで因縁が発生。
さらにたまたまその場に居合わせセンセイに借りを返すために退路を断った野田英治新海守、さらに英治と守を見かけたことで現れた泉田繁を見て何故か
「バトルロワイヤルか!よっしゃあ、まとめてかかってこんかい!」と謎の解釈をしたことで最低でもセンセイと泉田をぶん殴る大立ち回りを演じ、
黒龍が出張らざるをえない状況を生み出し結果的に黒龍の現実逃避の口実を作った。

イベント「道野栞のウェディング・ロード」では酔った勢いで一人娘の鬼庭美鈴に黒龍との結婚を強引に勧めた挙句家出されてしまう。
その後記憶を失っていた美鈴が地元の敵対勢力である北楯組に拉致されさらにそれを追って道野栞も単身乗り込んだため、黒龍からの救援要請を受けて北楯組事務所に乗り込む。
その際事務所のドアを「邪魔だったから」という理由だけでパイナップル(手榴弾)で吹っ飛ばすという相変わらずの強引・豪快ぶり。
そして北楯組組長から腹を撃たれるものの「俺を弾くんなら、しっかりドタマ狙わんかい!」と返して見事な返り討ちに遭わせる(本人はあの世まで送り出すつもりだったようだが、美鈴に良心が思いきり痛むように説得されて思いとどまった)。
その後駆け付けた黒龍に対しては「こんなもん、かすり傷…だ…」と言いつつも倒れ、花村医院に担ぎ込まれた。

ところがまたしてもここで美鈴を黒龍に任せようという目論見から「自分が勝ったら黒龍は婿、負けたら美鈴を黒龍にやる(つまりどっちでも結果は一緒)」というあまりに理不尽すぎるにも程があるタイマン勝負を挑んでしまい大騒ぎした挙句、
「そんなに暴れたら治療の意味がなくなる」と怒った花村小町から鎮静剤を打たれて眠らされてしまった。
(この時の花村の怒りは相当だったらしく、「次暴れたら、鎮静剤を致死量打つかもしれない」ととんでもないことを言い出して、その場にいた岩城静馬を軽く震え上がらせた。)

豪快な気質は普段の生活でも反映されており、イベント「家電事情はすずにお任せ!」に登場した際には、家にある家電を怪力と癇癪をもってして日常的に破壊していることが発覚した。

  • 今年だけでも少なくともテレビ三台、携帯五台、冷蔵庫一台、普通は直接手を触れないエアコンも飛び蹴りで破壊している。

白崎すずの協力もあり、美鈴が家電をネット通販で買った際には「通販なんぞ信用ならん!」とのことで快く思っていなかったものの、自身が数々の家電を破壊していることもあり美鈴には強く言い出せずにいる。
また、訪問してきたすずには「これからも美鈴と仲良くしてやってくれ」と親としての情を見せるものの、
直後にやってきた静馬に対し「美鈴の友達が来てるのに、何をぼさっとしよるんじゃい!さっさと茶を出さんかい!」と言って殴りつける破天荒ぶりも見せている。

その後、美鈴たちがルバンを操作して遊んでいたところ、自分も操作したいと言い出したものの操作を誤ったことで真悟の足により踏みつけられ破壊してしまう。

  • 壊れたルバンタナカデンキで修理に出したことで、盗撮できるよう改造されたことが発覚したことから美鈴に「今回ばかりは父に感謝です」と言われている。

鬼庭美鈴

【概要】
エピソード6にて名前のみ登場し、イベント「道野栞のウェディング・ロード」にて正式に登場。
鬼庭組組長・鬼庭軍蔵の一人娘。
星山梨々花とは無二の親友。

病弱であり、治療のために海外へ行っていたが「道野栞のウェディング・ロード」時には容体が安定して日本に戻ってきている。
極道の娘ではありながらも常識的で思いやりを持ち、真っ直ぐな心の持ち主である。
父・軍蔵には似ていない可憐な容姿の持ち主であるが、極道の娘らしくいざという場面では敵対するヤクザの親分相手に勇ましい口調で堂々と啖呵を切り、恩義ある相手にも仁義を貫く芯の強さをみせる。
また喧嘩っ早く自由奔放な父親に幼少から母子ともども振り回されて苦労してきた様子も垣間見える(母親はすでに故人となっている)。

体質そのものは花村小町からも「血圧が低く元々体が弱い」と診断されているが、野球でホームランを打ってみせたり、ボルダリングを嗜んでいたり、と存外に活発。
また、軍蔵との親子喧嘩では机を振り回すなど、親譲りのアグレッシブな面も持ち合わせている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「道野栞のウェディング・ロード」では軍蔵が酔った勢いで黒龍と結婚するよう勧めたことから、そのことに反発して携帯も財布も置いて家出してしまっている。
その後は神武斗町を彷徨っていたところをジャンキーに絡まれてしまい、黒龍に助けられる。
しかしその喧嘩に巻き込まれた際に、頭を強く打った衝撃とストレスが原因で一時的に記憶を失ってしまっている。
警察を避ける本人の意向と、困っている人間を見過ごせない黒龍の性分もあり、道野栞に預けられ、栞の命名により「カオリ」という仮名を名乗っていた。

その後敵対勢力である北楯組から狙われ拉致されてしまいついには助けに来た栞まで巻き込んでしまうがその一連の過程で記憶を取り戻し、さらには黒龍の応援要請を受けて乗り込んできた父・軍蔵に栞ともども救出される。
どうやら一連の過程で黒龍に好意を抱いていたようで、軍蔵の勧めた相手が黒龍だと分かった途端に軍蔵の意志を上回る勢いで黒龍に求婚する羽目に。
しかし「慕う殿方を困らせるのは本意ではない」と一旦引き下がるものの諦めないと宣言した。

イベント「伊達組 草野球大会!」にて再登場。
前述の通り病弱の身であるはずなのだが、鬼庭組のチームに選手兼監督として参加している。
敵チームであるものの黒龍への愛が故に「黒龍様を全力で応援いたします」と宣言するしていたが、最終回のツーアウトで黒龍へ思いの丈をぶつけるために代打として出場する。
体は弱くても運動神経はいいのか150kmの直球を投げる黒龍を相手にホームランという凄まじい打撃を披露している。本人曰く想いの力ですとのこと。
しかし塁を踏み忘れていたのを見逃さなかった片倉千早にアウトを取られその場で倒れ込んでしまう。
目覚めたあとに黒龍の満塁ホームランをみたあとには「まさに愛のアベックホームランですね!!」と感激するも、横にいた梨々花に「敵同士では、アベックホームランと言わないんじゃない?」とツッコミを受けている。

イベント「家電事情はすずにお任せ!」に再登場。
すぐに家電を破壊する父・軍蔵の短気に頭を悩まされており、黒龍に相談するためにわざわざ伊達組事務所に出向いている。

  • 美鈴の相談の切り出し方もあって黒龍も当初は「兄弟分が不治の病にかかっている」と誤解してしまい、
    しかもよりにもよって「俺で力になれることなら、なんでも言ってくれ」と早々に確約してしまったため騒動に巻き込まれることとなった。

黒龍がタナカデンキで知り合った白崎すずの協力もあり、無事に家電の購入に漕ぎ着けている。
すずのことも当初は「またライバルが増えてしまいました……」と思っていたものの、すずの家電選びには恩義を感じたのか、
家電購入後もすずの家に遊びに行ってルバンの動きに感動したりと、すっかり仲のいい友達になっている。

すずが自身の配信している動画で炎上騒ぎに巻き込まれた際には「すずとその妹と弟を鬼庭家で預ける」という黒龍からの要望を快く承諾している。

軍蔵が操作を誤ったことでルバンを壊してしまい、すずの勧めもありタナカデンキに修理に出した際にはタナカデンキ店主の仕事ぶりに感心しており、
「父が家電を壊したら、また持ってきます!」と言っており、父の破壊癖に悩まされることも少なくなりそうである。
一連の事件解決後は「スズの家電紹介チャンネル」にミスズとして出演しているが、撮影中にも関わらずすずと黒龍を巡って鞘当てを演じている。

小野寺美和

【概要】
神武斗町にある中学校の社会科教師。
本作に学生の人物は数多く登場するが、全て高校以上であるためか彼女らの登場するシナリオに現れることはなかった。

【ストーリーでの活躍】
2018年4月1日に「小野寺美和の危険な誘惑」と言うイベントシナリオが作成された…が、日付を見ての通りエイプリルフール企画なので、本人は登場していない。

イベント「七夕祭りとそれぞれの思い」でようやく登場。
上原もえと共に「素敵な出会いがありますように」という願い事を書いていたが、その姿を見た岩佐いずみ
単に異性と出会いたいというより、出会うべき異性と出会えなかった悲哀のようなものを感じる
という印象を感じている。

織部ひとみ

【概要】
イベント「怪盗ハロウィンに出現す」にて登場。
神武斗町にて質屋「織部堂」を営む女性。黒龍早川まなみがジョギングの帰りに織部堂の前を通ったことで2人と知り合い、
その後チンピラが強盗に押し入ったところに黒龍や宮部未央が割り込み、ひとみの代わりにチンピラを撃退したことで未央とも接点を持った。

『価値ある物を価値ある者に』をモットーとし、贋作の商品は一切扱わない。
また、贋作を見極めるだけの鑑定眼も確かな模様。仕事柄、贋作をよく知る黒龍も並べられている商品には贋作の特徴が一切無いとのこと。
美しい商品に対する強い拘りと誇りを持った、謎めいた空気を纏う気品ある女性である。

  • どこか只者ではない雰囲気のひとみの、特に眼を指して黒龍は「こっちの深層を無遠慮に覗き見る眼差し」と評し警戒していた。

イベント後半開始直後、イベント交換が可能になったユニットだが、専用スキル強化ユニットが『怪盗のモノクル』。
お察しの通り、彼女こそが怪盗オリヴィアの正体である。

  • その証拠に、怪盗オリヴィアがイベント会場爆破によりジャック・オ・ランタンとともに消息不明となった後で、黒龍らが遭遇したひとみは足を怪我していた。(爆破の衝撃で負傷した模様)

【ストーリーでの活躍】
イベント「伊達組ゆく年くる年(クリスマス編)」にて再登場。
伊達組のシマにおける二ノ宮愛発案のクリスマスイベントの依頼に関してはサンタのコスプレにはやや躊躇いを見せつつも黒龍の頼みということで了承した。
躊躇った理由は「サンタのコスプレは少し恥ずかしい」とのこと。オリヴィアの痴女同然のコスチュームの方が余程恥ずかしい気もするが…
また、イベントにおけるビンゴ大会では他の店と共に幾つかの景品となる商品を提供している。

イベント「好奇心は猫も飲み込む」では、旧知の弁護士斉藤史奈から猫葉虎徹の遺品となる絵画の鑑定の依頼を受けると、前々から調べようとしていた猫葉晴斗の盗作疑惑の証拠探しも兼ねて猫葉邸に赴いている。
証拠を掴んだ後、怪盗オリヴィアとして晴斗に盗作を認めるよう説得するつもりでいたものの、晴斗はその前に殺害されてしまっている。

イベント「真夏の神武斗町」では、クリスマスイベントで伊達組に協力したことが縁で道野栞と顔見知りである他マリー・ランベールも織部堂にちょくちょく足を運んでいることが明かされた。
また水泳も得意のようで、オープン間もないプールでマリーと栞に泳ぎを教えている。
(元々はマリーに泳ぎを教える予定だったのだが、栞も泳げないことが発覚したため二人に教えることになってしまった)

さらに職業柄たまりやすいストレス解消のためにカラオケを一人で歌うことが趣味としており、それが高じて松永絢香のファンでもある。
ただし絢香のファンになったのは割と最近らしくリリカルプロダクションの興業を伊達組が仕切っていることなどは知らなかったようで、過去に絢香が神武斗町でライブをしていたことを知り残念がっていた。
歌の実力は相当なもので、プールで開催されたのど自慢大会では野田英治が資質を見出してしまった上にマリーと二人して表彰されるほど。

イベント「危険な仕事と二人の主役」でも登場しており、織部堂では仮面レンジャーシリーズのDX変身シリーズも取り扱っていることが発覚した。
英治(の彼女である木曽根翔子)が欲しがっていた「キャッシュドライバー」も売っており、英治がなんとか安く売ってもらえないか交渉をしている。

イベント「アリサのドキドキ神武斗町デート」では、黒龍とアリサ=パヴリチェンコがデートをしているところに自身が試験的に導入していたドローン探知システムが作動したことで、二人が何者かに監視されていることにいち早く気づく。
日頃世話になっている黒龍への恩返しということで監視者の妨害をすることを決めると、自身はドローンの映像に細工を仕掛ける一方でその時店を訪れていた紫藤凛に情報収集を依頼している。
映像の細工自体は送信元がアリサの着けていたコンタクトレンズ型カメラだったため失敗に終わっているが、一連の犯人であったロジン=ロマーヌ=ラスコーリニコフが爆弾を起爆しようとすると、ジャミングをかけてこれを阻止している。
後日、凛が協力を仰いだリディア=ストレルコフを通じてアリサと知己を得ている。

イベント「二人の孫と思い出の壺」では、黒龍が薬師丸漢方店へ薬を取りに行く話をすると、興味を抱き同行する。
店内に古伊万里の壺があり、さらに店主の薬師丸美幸から倉に大量の骨董品が眠っていることを聞くと整理を申し出て、美幸から「焼き物に詳しい人間」として紹介された小鳥遊さくらと共に鑑定している。

今回はダークウェブも駆使してミストに代わる盗品オークションに目を光らせていたことが明かされており、占林で薬師丸漢方店にあった壺が出品されることを発見したことで薬師丸漢方店における一連の騒動に何らかの悪意が介在していることを感じ取る。
黒龍とともに漢方店を訪れたところで真相が発覚すると、黒幕であった朽木文一がさくらまで利用して贋作を売りつけていることに怒りを覚える。
占林で「小鳥遊禄郎未発表の遺作」の出品が予告されると、「小鳥遊禄郎の遺作を頂きます」という予告状を出して朽木の下へ乗り込み、さくらを救い出している。

本イベント内にて、近々仕事で海外に出ることを黒龍に話しており、続くイベント「残された絵画と予告状」で海外に出ている間に怪盗オリヴィアを騙る偽物が画家・本藤康弘未発表の遺作51点をいただくという予告状が出されたことを知ると、凛と黒龍に調査を依頼している。
偽オリヴィア事件の解決後、凛から一連の顛末を聞くと犯人である井手口八鍬の事情や被害者である宍倉が事件を表沙汰にする気がないという意向を受けて自身もこの一件を不問にすることを凛に伝えている。

おやっさん

ここではイベント「危険な仕事と二人の主役」の登場人物を指す。
河田レース場に所属している整備士。オートレーサーの飯笹一葉からは「おじさま」と呼ばれ信頼されている。

坂田秋江の落車事故に関して何か知っているらしく、(一葉自身も事故を起こしたことで)陰謀を確信した一葉に対して、
「それ以上は言うな」「これは警告だろう。これ以上は深入りはせんことだ。」と意味深な警告を送っている。

前述の事故は河田レース場の八百長の胴元である小山組の仕業であることが発覚しており、
レース場関係者も何人か逮捕、処分されることとなったが、(本人の言を信じるのであれば)彼自身は事件に関与していないと思われる。

音響監督

イベント「闇に抗うアイドル」にて登場。
連城美海がオーディションを受けたアニメ作品の音響監督。
オーディションの場で美海にダメ出しを繰り返しながら特訓を繰り広げたが、彼女を育てたいとの意向を示して重要な役柄を任せる。

実はその直前に、神武斗町劇場にて観劇中に酔ったチンピラの態度に激高してゴタゴタを繰り広げており、その際に黒龍に引き連れられた松永絢香とともに美海とは既に顔を合わせていた。
その時も厳しくも的確なダメ出しをぶつけて二人の闘争心に火を点けていたが、やはりそれが言えるだけの人物ではあったようだ。