Tier 8 アメリカ 中戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 76/51/38 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 55.0 | ボーナス | シルバー | 50% | |
後退 | 20.0 | 車輌経験値 | 15% | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.237 | 搭乗員経験値 | 0% | ||
移動時 | 0.177 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
T25 Pilot 1 G:7,450 |
G:購入価格(ゴールド)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
T25 Pilot 1 | Ford GAN T | 90 mm Gun T7 | T25 Pilot Number 1 | T25 Pilot Number 1 | 1,450 | SCR 528AM | |
530 | 43 / [30.71] | 76/64/64 | 745 | ||||
14.20 | 0.5/0.7/1.5 | 45 | 390 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
90 mm Gun T7 | AP APCR HE | 255 11G 255 | 192 243 45 | 240 240 320 | 7.69 | 1,846 | 2.00 | 0.36 2.57 1.62 | 50 | +20 -10 |
解説
- 火力
- 90 mm Gun T7
T25の史実砲。
基本的にはM26 Pershingの90mm砲と同程度の性能だが、発射速度・精度・照準時間に優れる。
反面、APCRの貫通力は243mmとやや低い。
重装甲車輌への対処力はPershingに劣るので、弱点への精密射撃や立ち回りで補っていこう。
アメリカ戦車の例に漏れず俯角は-10°と優秀。
照準拡散も極めて良好であり、Tier8中戦車としては破格の拡散の少なさを誇る。
稜線射撃や飛び出し撃ちの際に照準に時間をかけなくて済む点は装甲に頼れない本車にとって非常にありがたい。
ただしT20の90mm砲と同様に弾速がやや遅く、通常弾で中~遠距離の狙撃をするには向かない。
- 90 mm Gun T7
- 装甲
Tier7中戦車T23E3の防盾を分厚くした、或いはTier8中戦車Pershingを薄くしたといった趣。
全体的に頼りない装甲だが、防楯だけは同格以下の攻撃をそれなりの確率で防ぎうる厚さがある。ハルダウンで車体装甲の薄さを補おう。
燃料タンク大破による火災が頻繁に発生するため、消火器は必須。- 砲塔
カタログ値は正面76mmだが、203.2mm厚を誇る面積の広い防盾が張られており、ハルダウンを行えば一定の防御力が期待できる。
とはいえ、このティア帯では200mmを超える貫通を持つ車輌が珍しくないため、何発かに1回防げれば良い方。
また、格上や同格以上の駆逐戦車相手にはほぼ通用しない。
ほっぺ(防盾横の本装甲)や2つあるキューポラは76.2mm~38.1mmしかないため、傾斜を込めても100mm~160mm程にしかならない。
格下相手でもじっくり狙われれば貫通は免れないだろう。また、防盾を避けて榴弾を撃たれた場合にも大ダメージになりやすい。 - 車体
正面は上部ですら76.2mm+傾斜で100mm程度。
このTierでは榴弾の貫通を防ぐくらいにしか役立たない紙装甲なので、車体はなるべく晒さずに被弾を避けるように心掛けよう。
側面前部は50.8mm、側面後部に至っては背面と同じ38.1mmしかない。
真横や背後から大口径榴弾砲で撃たれるとHEも貫通しかねないため、充分な警戒が必要。
また、車体は撃たれると高確率で弾薬庫が損傷することにも注意したい。
- 砲塔
- 機動性
加速力は鈍めだが、最高速度はそこそこ高く、陣地転換時には目に見えて差が出るだろう。
Pershingと比べた場合、出力重量比で劣るが履帯の接地抵抗はかなり優秀。
相殺されて加速力はおおむね同程度となる。車体旋回は下回るが、砲塔旋回はこちらが上。
全体的にややもっさり感が否めないが、Pershingと同様、中戦車に必要な機動性は確保されていると言えるだろう。
- 総論
Pershingの性能を一部上げて一部下げたといったところである。また、M46 Patton KRとも良く似ている。
総じてアメリカTier8中戦車に相応の性能と言えるが、突出した強みとなる部分が無く、派手な活躍とは縁遠い車輌である。常に戦場全体を見ながら裏方として地味に立ち回ろう。
Tier8中戦車としては比較的修理費が安く、運用負担はさほどでもない。
とはいえ、まともな戦果と勝利のためには金弾を惜しまず使う必要があるため、基本的には赤字運用となる。
Vengeance
スペック
車体装甲厚(mm) | 76/51/38 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 55.0 | ボーナス | シルバー | 50% | |
後退 | 20.0 | 車輌経験値 | 15% | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.267 | 搭乗員経験値 | 50% | ||
移動時 | 0.207 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
Vengeance G:9,740 |
G:購入価格(ゴールド)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範 囲 | ||||
Vengeance | Ford GAN T | 90 mm Gun T7 | T25 Pilot Number 1 | T25 Pilot Number 1 | 1,450 | SCR 528AM | |
530 | 43 / [30.71] | 76/64/64 | 745 | ||||
14.20 | 0.5/0.7/1.5 | 45 | 390 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
90 mm Gun T7 | AP APCR HE | 255 11G 255 | 192 243 45 | 240 240 320 | 7.69 | 1,846 | 2.00 | 0.36 2.57 1.62 | 50 | +20 -10 |
解説
アメリカの戦没将兵追悼記念日*1に合わせて実装された特殊塗装版。Vengeanceは「復讐」を意味する。
迷彩が最初から固定で施されている以外、T25 Pilot 1の性能と差はないが、搭乗員経験値にボーナスがあるため搭乗員の育成に向いている。
史実
第二次世界大戦ではM4中戦車を主力として大量投入したアメリカ陸軍ですが、搭載砲が元々歩兵の支援を目的とした75mmM3砲だったために火力不足は否めませんでした。
アフリカ戦線でチュニジアにドイツ軍がティーガーを投入すると、ただでさえドイツ軍の火砲に対して損害の多かったM4も将来的にヨーロッパ戦線を見越すと不安要素を払拭するに至らないことが解りました。
T25試作中戦車はM4シャーマンの後継となるT20系試作中戦車のデザインが出来上がった1942年9月に主砲を90mmにすべきという意見が出され、1943年3月にT23の1両を使って試作することになりました。
計画はT23の車体に90mm戦車砲T7を装備する大型砲塔を搭載したもので、車体上面を補強して砲塔重量に耐えられるようにしてあります。
サスペンションはHVSS、履帯幅23インチとなり、装甲厚は最大75mmで計画重量36トンで1944年1月と4月に1両ずつ完成しました。
T23譲りの駆動系では信頼性が低く、重量も戦闘重量36.7トンと予定をオーバーしそうなため、サスペンションを強化する必要があるとみられ、フォート・ノックスでテストが始まる頃にはT25E1の開発が決まっていました。
T25E1へ改良するにあたり、重量軽減のために電気駆動を止めてトランスミッションを流体トルクコンバータ付きトルクマティック・トランスミッションに、サスペンションをトーションバー式に換えたものに再設計し直しました。
下部転輪は大直径ダブルタイプ片側6組で上部転輪はダブルタイプ片側5組。
履帯幅は据え置きの23インチのままですが、車体形状が変更され、前面のシャックルの位置や車体機銃周りが微妙に異なっているものになっています。
T25中戦車はT26重戦車?を補う為の戦力として設計されており、武装は同じ90mm砲だったのですが、装甲厚を減じて機動性を重視した運用を想定していました。
発注されたT25のうち40両がこちらに切り替えられ、1944年1~2月から5月にかけて30~40両が完成、4月には50両の追加生産が決定しましたが、量産配備は全く進まなかったのでした。
というのも、陸軍地上軍管理本部(AGF)は「ドイツの戦車は数が少なく、ティーガーはさらに数が少ないので、遭遇はまれであり、既存の75mm砲のシャーマンで戦力は十分」という楽観的かつ保守的な主張をし、T25やT26などの新型戦車の配備を遅滞させていたのでした。
もし、出会っても数両を囮にして側背面から肉薄して撃破せよと、人命軽視のマニュアルを出していた程、認識が現場からかなりズレていました。
しかし、実際は数の多いIV号戦車やパンターにすらシャーマンが圧倒されている事を報告されているにも関わらず、AGFは新型のT25戦車に75mm砲や76mm砲を搭載するように頑なに要求するという酷い有様でした。
上層部が前線を無視した方針を取り続けた結果、かの有名な「タイガー恐怖症(タイガー・フォビア)」が蔓延し、数多くの戦車兵が無謀な戦いで犠牲になってしまったのは言うまでもありませんが、AGFは自分たちの認識より兵士の方を疑い続け、間違いを認めていませんでした。
そして、ティーガーやパンターに対抗可能な重戦車を前線が再三要求した結果、ようやくアメリカ陸軍は重い腰を上げてT26E3をM26パーシングとして制式採用したのでした。
こうなると、逆にT26よりも装甲の薄いT25中戦車は需要が無くなってしまい、うち10両はティーガー戦車に対抗できる重装甲を備えたT26試作戦車にコンバートされています。
こうしてT25の制式採用はされず試作車輌のみで開発は中止、予定していた生産の残りも止められて、既に完成していたものは開発試験車輌として使用されました。
コメント
- 90mm Gun T7貫通力: 192/243/45 -> 221/268/45精度: 0.36 -> 0.34弾速: 853/1021/823 -> 975/1219/975 -- 2022-05-15 (日) 17:27:13
- エンジン: 530 hp -> 700 hp出力重量比: 14.2hp/t -> 18.75hp/t -- 2022-05-15 (日) 17:27:18
- シャーシ移動時の散布界: 0.13 -> 0.1/旋回時の散布界: 0.13 -> 0.1 -- 2022-05-15 (日) 17:27:33
- 「自由の戦士」のOp報酬、搭乗員経験値ボーナス等でこっちがお得! -- 2023-07-06 (木) 08:25:13
- コレに金札車長乗せるか -- 2023-07-12 (水) 20:59:41
- コレ強すぎて乗ってて笑ってしまうわ -- 2023-07-24 (月) 21:01:10