Crusader

Tier 5 イギリス 中戦車

公式紹介ページ

スペック

パッケージ

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

• 概要
  Tier5のイギリス中戦車。
  大戦中期、Covenanterと併行して開発・量産された巡航戦車である。
   

• 火力
  改良砲塔の俯角は-12°と優秀だが、これは車体側方のみの数値である。
  具体的には車体正面の左右40°までは-7°、車体後方140°以降は-1°と大きな俯角制限を受けてしまう。
  この為、地形を最大限活かすには目標に対して車体を横にする必要がある。
  癖の強い特性だが、優秀な地形適性は本車の長所でもあるので巧みに使いこなしていこう。
  • QF 6-pdr Gun Mk. V
    中Tierでお馴染みの英国の6ポンド砲。口径は57mm。
    後期砲塔専用ではあるが、Valentine、Sherman III、Churchill Iと中Tierの自走・駆逐以外を除く全ルートで共有する互換性の高い主砲で、予め研究を済ませておけば研究が格段に楽になる。
    単発火力こそ低めだが発射速度に優れ、2,000を超える高DPMを誇る手数型の主砲である。
    通常弾のAPは貫通力110mmと控え目だが、金弾のAPCRは貫通力180mmと非常に優秀。
    しかし、速すぎる発射速度に対して照準時間が遅く、似た性能のT-34(57 mm ZiS-4)と比べて精度がかなり悪いといった欠点もある。
    あちら以上に中距離以遠の敵にはDPMを活かす事は難しいだろう。
    リスクを覚悟で距離を詰めるか、極力被弾しないための位置取りや運用に気を配る必要がある。
     

• 装甲
  車種が中戦車に変更されたものの装甲は軽戦車時代から変化がなく、正面でもわずか32mm厚とかなり頼りない。
  遭遇しやすい105mm榴弾や122mm榴弾によって即死する事も珍しくないほか、他の同格中戦車では起きにくくなった自走砲による一撃爆散も、本車ではまだ起こり得る。
   

• 機動性
  車種が軽戦車から中戦車に変更された経緯を持つためか、出力重量比は20.76と非常に高い。
  しかし、最高速度は44km/hと前身のCovenanterから6km/hも低下しており、同格中戦車の中でも決して速いとは言えない。
  このため、良好な加速性能で最高速をカバーしていく事になる。
   

• 偵察性能
  視認範囲は改良砲塔で360mとTier5中戦車としては優秀であり、拡張パーツや搭乗員スキルでさらに伸ばすのも良いだろう。
  隠蔽もCovenanterと同等で良好だが、車種が中戦車になった為、移動時に隠蔽が低下する点には注意が必要だ。
   

• 総論
  軽装甲と手数型の主砲の組み合わせゆえに扱いに癖があるが、地形への適応性を上手く活用する事で見かけのスペック以上に幅広い運用が可能な車輌となる。
  逆に言えば、状況に応じた柔軟な行動を取れなければ結果はついて来ない。
  中戦車らしい臨機応変な行動を心掛け、砲塔の向きを考慮して立ち回れるようになった時、この戦車はあなたの期待に応えてくれるだろう。
   

史実

Crusaderは1938年から1940年にかけ、Nuffield Mechanisations社およびAero社で共同開発された。
1941年から1943年にかけて5,300両以上が製造された。
1941年から1942年の北アフリカ戦線で特に大規模な運用が行われた。

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