Tier 4 ソ連 軽戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 20/20/16 | 本体価格(シルバー) | 134,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 72.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 4~6 | ||
後退 | 20.0 | 派生元車輌 | BT-7 | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 326.11 | ||||
移動時 | 326.11 |
パッケージ
初期 | LVL1 | LVL2 | LVL3 | LVL4 | LVL5 | LVL6 | LVL7 | LVL8 | LVL9 | |||||
A-20 E:3,200 S:134,000 | ━ | 履帯 E:800 S:3,580 | 無線 E:700 S:33,600 | エンジン E:1,200 S:27,860 | 主砲 E:2,150 S:26,980 | 砲塔 E:1,350 S:5,170 | 主砲 E:2,350 S:20,540 | 主砲 E:2,450 S:25,990 | ━ | 戦車 T-50 E:10,200 S:352,000 | ━ | 戦車 T-34 E:5,750 S:356,700 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期 A-20 | V-2 | 37 mm ZiS-19 | A-20 mod. 1938 | A-20 mod. 1938 | 450 | 9R | |
480 | 44 / [37.23] | 25/25/25 | 325 | ||||
27.46 | 1.1/1.3/2.3 | 45 | 480 | ||||
LVL.1 履帯 | V-2 | 37 mm ZiS-19 | A-20 mod. 1941 | A-20 mod. 1938 | 450 | 9R | |
480 | 46 / [41.82] | 25/25/25 | 325 | ||||
27.46 | 1.0/1.1/1.9 | 45 | 480 | ||||
LVL.2 無線 | V-2 | 37 mm ZiS-19 | A-20 mod. 1941 | A-20 mod. 1938 | 450 | 9R | |
480 | 46 / [41.74] | 25/25/25 | 615 | ||||
27.41 | 1.0/1.1/1.9 | 45 | 480 | ||||
LVL.3 エンジン | V-2-34 | 37 mm ZiS-19 | A-20 mod. 1941 | A-20 mod. 1938 | 450 | 9R | |
500 | 46 / [43.49] | 25/25/25 | 615 | ||||
28.56 | 1.0/1.1/1.9 | 45 | 480 | ||||
LVL.4 主砲 | V-2-34 | 37 mm Automatic SH-37 | A-20 mod. 1941 | A-20 mod. 1938 | 450 | 9R | |
500 | 46 / [43.49] | 25/25/25 | 615 | ||||
28.56 | 1.0/1.1/1.9 | 45 | 480 | ||||
LVL.5 砲塔 | V-2-34 | 37 mm Automatic SH-37 | A-20 mod. 1941 | SP-3 | 480 | 9R | |
500 | 46 / [43.23] | 37/37/25 | 615 | ||||
28.39 | 1.0/1.1/1.9 | 50 | 370 | ||||
LVL.6 主砲 | V-2-34 | 45 mm VT-42 | A-20 mod. 1941 | SP-3 | 480 | 9R | |
500 | 46 / [42.96] | 37/37/25 | 615 | ||||
28.21 | 1.0/1.1/1.9 | 50 | 370 | ||||
LVL.7 主砲 | V-2-34 | 76 mm L-11 | A-20 mod. 1941 | SP-3 | 480 | 9R | |
500 | 46 / [42.14] | 37/37/25 | 615 | ||||
27.67 | 1.0/1.1/1.9 | 50 | 370 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲、緑字:オートリローダー砲
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm ZiS-19 | AP APCR HE | 35 2G 10 | 58 92 19 | 40 40 50 | --- --- 0.31 | 915 1,144 915 | 720 720 720 | 30.00 | 1,200 | 1.90 | 0.37 | 150 | +25 -7 | |
31.58 | 1,263 | 1.90 | 0.36 | 150 | ||||||||||
45 mm VT-42 | AP APCR HE | 35 3G 19 | 75 110 23 | 55 55 65 | --- --- 0.43 | 870 1,088 870 | 720 720 720 | 27.91 | 1,535 | 1.90 | 0.37 | 77 | +25 -7 | |
76 mm L-11 | AP HEAT HE | 56 7G 56 | 68 75 38 | 110 110 156 | --- --- 1.09 | 612 490 612 | 720 720 720 | 10.00 | 1,100 | 2.70 | 0.42 | 50 | +25 -7 | |
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 連射[間隔 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm Automatic SH-37 | AP APCR HE | 35 2G 10 | 46 62 19 | 40 40 50 | --- --- 0.31 | 900 1,125 900 | 400 400 400 | 59.02 連射[0.30] 弾倉[4.60] | 2,361 | 2.30 | 0.45 | 140 [6×23.3] | +25 -7 | |
63.16 連射[0.30] 弾倉[4.20] | 2,526 | 2.30 | 0.38 | 140 [6×23.3] | +27 -7 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字:改良砲塔
解説
- 概要
Tier 4ソ連軽戦車。 - 火力
武装はBT-7のものが流用可能だが、実質的には新たに追加された76mm L-11か45mm VT-42が必須。
どの武装もコンパクトに纏まっているが、ラインナップは別ルートのT-46から進化していない。- 37 mm ZiS-19
初期砲。BT-7の最終砲。
発射時間・照準時間が短く扱いやすい。
KV-1のような重戦車がいるTier 5までマッチングするため、装甲のある車輌相手には少々力不足を感じることも。
何発か課金弾APCRを用意しておくと良いだろう。 - 37mm automatic SH-37
中間砲①。
3発×2と連射可能。弾は37mm ZiS-19と共用。
リロード時間が4.6秒と短い上、全弾貫通で240ダメージと時間火力が高い反面、このTier帯では完全に貫通力不足で通常弾は基本的に格下専用と思った方がよい。
必然的に機動力を生かした裏取りと接近戦が多くなるので立ち回りが難しく、よほど慣れたプレイヤーでもない限りお勧めは出来ない。
金弾を前提に運用する場合、1セット(12G) or 4,800シルバーと財布への負担は大きいものの同格相手に十分な貫通を得られる。 - 45mm VT-42
中間砲②
T-46・T-70時代の砲で、本車から搭載可能になる。
このクラスの砲では貫通力・照準時間・装填時間・精度のいずれもトップクラスの優秀さで、NDKに有効な他、ちょっとした遠距離支援も可能で痒い所に手が届き、APCRの性能と価格のバランスも良好と、総合性能は高い。
難点は単発火力の低さ。平凡なDPMにより真っ向からの殴り合いには弱い点に注意。 - 76mm L-11
最終砲。
精度・収束こそ劣るが、口径の大きさから威力が45mm砲の倍の110あり、AP弾貫通も68mmと同格相手であればそこそこの数値。
HEも威力が高めで、装甲の薄い相手にはもちろん、格上戦車でも履帯にダメージを与える目的で使用するのもよい。
問題は発射速度の遅さで、DPMがたった1,100しかない。
これは同じ砲であるはずの格下軽戦車のT-46やBT-7 artilleryのものに劣る値である。
HEATも貫通力は僅か75mmと論外で、打撃力は全く期待できない。
一撃離脱戦法に特化した武装と言えるが、運用には慣れが必要である。
- 37 mm ZiS-19
- 装甲
紙装甲。
BT-7から申し訳程度に増強されただけであり、このTier帯では紙装甲どころかもはや無いに等しいレベル。
全面的に強く傾斜しているものの実装甲厚が薄く実質30mm程度しかない為、Pz.I Cの機関砲にすら意味を成さない。
この薄い装甲は小口径の榴弾さえ脅威となっており、格下相手でも殴り合いは極力避けたい所だ。 - 機動性
軽装甲と引き換えに、機動力はTier 4戦車としてはトップクラスの性能を持つ。
孤立した敵を囲んだり、側背面からちょっかいを仕掛けて注意を向かせたりといった支援はお手の物。
敵の戦線に穴があれば十字砲火も容易く、後述する視界の狭さから裏取りやNDK、ヒット&アウェイを常に選択肢に入れておこう。
同武装の車輌の中では最も機敏であり、この足回りがこの戦車の評価の鍵を握っていると言っても過言ではない。 - 偵察性能
偵察関連の性能が大幅なbuffを受け、視界370mといきなり同格軽戦車トップタイに躍り出た。
隠蔽率も326.11mもあり実用十分な値を手に入れ、走り、置き偵察ともに非常に得意な部類になった。 - 総論
火力・装甲で劣るかわりに優れた足を持ち味としているが、軽戦車相手にも苦労する貫通力、やや大柄な車体に紙装甲…と難点が深刻で、運用は難しい。
特に火力は足止めすら満足に行えないレベルであり、闇雲に撃って逃げてを繰り返すだけでは味方の潰走に飲まれるばかりである。
従って、本車に求められる戦い方は一にも二にも機動力を用いた支援となる。
まずは攻撃を全て牽制や布石と割り切り、自分の戦果より味方がスムーズに戦闘を進められるよう取り計らおう。
マップと戦況を常に把握し、走り回って敵味方の布陣の穴を報せ、裏を掻こうとする敵の動向を積極的に探り、囮役をこなしつつ味方を狙う敵の注意を向かせる…等、黒子役に徹する事で意外な伏兵として敵にプレッシャーを与える事が可能だ。
派手な戦果は望めないが、優秀なサポーターの素質を秘めた軽戦車である。
史実
A-20はソ連の試作戦車です。
BT快速戦車の後継として、A-32と共にトライアルにかけられました。
BT-20の別称を持つA-20はBT戦車の系列の通り8x6の装輪・装軌併用式で、舗装路では時速85km/hでの走行が可能でした。
エンジンにはV-2ディーゼルV12気筒エンジンを採用し、車体に装甲厚16~25mmの全方向傾斜装甲を先駆けて採用していました。
主砲は45mmM1934砲を搭載していました。
1939年クビンカの試験場で性能試験を受けたA-20は、主砲威力が小さいことと、装輪併用にメリットが見いだせなかったことに加えて、重装甲でもA-20と同等の機動性が出せるA-32に負けて採用されませんでした。後にT-32としてA-32が採用されますが、こちらもすぐにT-34に交替されることになりました。