T-70

Last-modified: 2022-11-23 (水) 06:25:49

R43_T-70.png

Tier 3 ソ連 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)35/15/25本体価格(シルバー)39,300
最高速度(km/h)前進45マッチング範囲(戦闘Tier)3～5
後退18派生元車輌T-60
隠蔽率静止時0.33
移動時0.25

パッケージ

┏━━T-80
E:3,900
S:140,000
T-70
E:1,150
S:39,300		━GAZ-70
E:1,050
S:11,860		┻T-70M
E:1,740
S:28,150

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
T-70GAZ-20345 mm 20KT-70T-702109R
14048 / [44.31]35/35/35325
15.221.2/1.3/2.336300
GAZ-70M-8037 mm ZiS-19Т-70MТ-70M2309RM
17052 / [53.68]35/35/35525
17.141.1/1.2/2.140310
T-70MM-8045 mm VT-42Т-70MТ-70M2309RM
17052 / [53.08]35/35/35525
16.951.1/1.2/2.140310

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM		照準時間精度総弾数最高角
最伏角
45 mm 20KAP
APCR
HE		14
2G
14		51
88
23		47
47
62		25.001,1752.300.46
5.80
2.65		90+25
-6
37 mm ZiS-19AP
APCR
HE		35
2G
10		58
92
19		40
40
50		26.091,0442.300.39
?
?		150+25
-6
45 mm VT-42AP
APCR
HE		35
3G
19		75
110
23		55
55
65		24.001,3202.300.37
?
?		90+19
-4

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier3ソ連軽戦車
    T-60を大型化した改良車輌で、性能も全体的に強化されている。
     
  • 火力
    • 45mm VT-42
      最終砲。T-46のものと同一のもの。
      AP弾で75mmの貫通力を持ちながら、発射速度や精度も良好。威力もそれなりとTier4クラスの優れた性能に仕上がっている。
      APCRを用いれば貫通110mmにも達し、後述する正面装甲と合わせて十分な火力運用が期待できるだろう。
      ただし、俯角が狭くちょっとした段差で敵を狙えなくなるので足元の地形には十分注意したい。
       
  • 装甲
    砲塔には厚めの50mm防楯を、車体正面には傾斜の効いた35mm(40度54mm相当)の装甲を持ち、Tier3車輌の中では優れた防御力を持つ。
    しかし、側面は垂直で15mmしかなく、榴弾すら貫通を許してしまうほど薄い。
    いかに側面を晒さないよう立ち回るかが鍵となる。
     
    優れた正面装甲も格上の強力な砲を防げる程ではない。
    防御力は戦場と相手を見定めて活かしていこう。
    なお、車体正面ハッチおよび車体下部は弱点ではないので敵対時には注意が必要である。
     
  • 機動性
    特筆すべき速力こそ持たないが、改良エンジンは必要十分な性能を持ち、臨機応変に立ち回ることが可能。
    旋回性能にも優れており、脆弱な車体側面や後部に回り込もうとする相手に合わせる事は得意。
     
  • 偵察性能
    視界範囲は310mと同格車輌より短い反面、隠蔽率が非常に高い。
    置き偵との相性が良く、場合によっては草むらに隠れて偵察しながら敵を撃つといった芸当も可能。
     
  • 総論
    軽戦車に分類されているが、性能としては駆逐戦車に近いものも持っており、中長距離からの火力支援などもこなせる。
    突出せず孤立せず丁寧に立ち回れば、優れた火力と生存性、まとまった機動力で答えてくれる一両だ。
    また、優秀な旋回速度と正面装甲のおかげで同格帯の快速車輌が用いる機関砲に対しては滅法強く、隠れたキラーにも成り得る。
     

史実

T-70

T-70はT-60軽戦車を改良した軽戦車です。
1941年末から開発され、1943年10月までに8,226両が生産されました。

 

T-60軽戦車は装備が貧弱だったため、45mm戦車砲M1938を搭載して火力強化を図り、ドイツ軍が使用する37mm対戦車砲に耐えられるように前面装甲が45mmの傾斜装甲になっていました。
砲塔は左にオフセットされており、防楯の装甲は厚さ60mmにもなりました。
下部転輪は片側5枚、起動輪は前部、誘導輪は後部にあり、上部転輪3枚を持っています。
戦闘重量10t、エンジンはトラック用GAZ-202(70馬力)2基で路上最大速度50km/hを発揮しました。
エンジン2基で左右それぞれの履帯を駆動させる方式でしたが、左右の同期が上手く行かず不調に終わり、1942年3月に駆動方式を変更したT-70M型が開発されました。

 

T-70MではGAZ-203エンジン(85馬力)を串形に連結し、1つのトランスミッションを介して左右の履帯を駆動する方式に変更しましたが、最大速度は45km/hに下がってしまいました。
また、砲塔を平板装甲の溶接組み立て式1名用砲塔に換えて生産性を上げています。 1942年9月からはT-60から生産が完全に切り替えられ、1943年10月まで生産されました。
なお、ソ連戦車といえばディーゼルエンジンを採用していると一般に思われがちですが、T-60シリーズはガソリンエンジンを採用しています。

 

独ソ戦緒戦で戦車が足らなかったため、主力戦車替わりとしてドイツ軍のIII号・IV号戦車の相手をさせられて大損害を出しました。
車体前面が大きく傾斜しているため、遠方から見るとT-34と誤認されることが多かったそうです。

 

1943年までソ連戦車旅団の30%前後が本車で占められていましたが、レンドリースで譲り受けた米英の戦車に役割を譲った後、SU-76?の車体として使用されました。
色々と不評はあったものの、愛着とそれなりの信頼は得ていたようで、しばしばソ連側の記録写真に写っていたりします。

コメント

  • 間違って売ってしまった -- 2022-11-23 (水) 06:25:49