Tier 8 ソ連 重戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 180/150/140 | 本体価格(ゴールド) | 7,500 | ||
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最高速度(km/h) | 前進 | 40 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~9 | |
後退 | 11 | シルバーボーナス(%) | 50 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.05 | 経験値ボーナス(%) | 15 | |
移動時 | 0.03 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
KV-5 7,500G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
KV-5 | M500 | 107 mm ZiS-6M | KV-5 | KV-5 | 1,780 | 10RKM | |
1,200 | 18 / [14.18] | 180/180/180 | 730 | ||||
11.98 | 1.26/1.60/2.86 | 21 | 350 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
107 mm ZiS-6M | AP APCR HE | 270 11G 280 | 167 219 54 | 300 300 360 | 7.00 | 2,100 | 2.86 | 0.43 3.13 1.09 | 60 | +22 -7 |
解説
- 概要
Tier8ソ連プレミアム重戦車。
戦間期にソビエト連邦で計画された超重戦車の一つ、開発時のコードはオブイェークト225。
当時の設計者達は『重戦車に副砲塔は要らない』という結論には達していたが、常軌を逸した超重戦車に対しては未だ必要であると考えていたようだ。
その結果がこのKV-5である。
マッチング優遇を持ち、Tier10とはマッチングしない。
- 火力
- 107 mm ZiS-6M
KV-4の最終砲…ではなくT-150の最終砲と同じものである。
Tier6の最終砲をTier8たる本車が扱うことの意味を理解出来ない同志諸君ではないだろう。
APの貫通力は167mmで当然同格最下位、課金弾のAPCRでやっと219mmと同格の標準的な通常弾と同等になる。
そのため運用の際はAPCRを最低20発は持って行こう。
ダメージは300とやや低いが、発射速度が高いためDPMに優れる。
IS-3などとは違い、装填中の隙を突かれにくいのが救い。
しかし、前線での疑似ターン制の撃ち合いではDPMよりも単発火力がものを言うので、不利に感じられることもあるだろう。
重装甲の車輌に弱点を隠されると、こちらの攻撃はほとんど通らないことも多い。
- 107 mm ZiS-6M
- 装甲
KV-4と同様に全周にわたり厚めの装甲を持ち、さらに耐久力も同格最高の値を誇る。
格下や多方位からの攻撃に強い一方、正面の防御力は同格重戦車と比べると劣るため、真正面を向いて棒立ちしていては弾く機会は訪れない。
スペック上の装甲厚はKV-4を上回るが、弱点の面積が大きく、しかも隠しにくい場所にあるため、総合的な防御力は見劣りする。- 車体
前面は上部下部共に180mm、中部が205mmとかなりの重装甲。
しかし、正面から見える機銃塔及び操縦手用視察塔の二つが「R2-D2」と揶揄される程に狙われやすい弱点。
機銃塔は全周140mmで防盾のみ150mm。
操縦手用視察塔は前面180mm、側後面140mmと機銃塔よりは厚めになっている。
この弱点をどうやって相手に狙わせ無いかがこの車輌を扱う上でのポイントとなってくるだろう。
投影面積が増えるリスクはあるが、豚飯時は車体に限れば非常に強固になる。 - 砲塔
全周180mm、しかしTier8重戦車で前面180mmはむしろ薄い方であり、同格には殆ど通用しない。
格下相手でも装甲厚が150mmしかない機銃塔を狙われると厳しい。
- 車体
- 機動性
エンジン出力はKV-4と同様、1200馬力になっており、出力重量比は大差ない。
しかし、履帯性能が高いためか最高速度は10km/h上回っており、開幕時などの出遅れは少なくて済む。
また、速度を出した時の体当たりが侮れない威力になっている。
ただし加速力や旋回速度は低い。
- 総論
スペック上では、高いDPM、隙のない装甲、重量100tとしては高い機動力、と非の打ち所のない重戦車に見える。
しかし、同格以上には通用しにくい貫通力の主砲、判りやすい正面の弱点と、実際は長所と短所がはっきりしている。
マッチング優遇があり、Tier10との戦闘は免除されているとはいえ、日常的に対戦しなければいけないTier9戦車に対しては1対1では苦戦は必至である。
どの車輌でも言えることだが、味方と歩調を合わせ孤立しないようにしよう。
他の同格ソ連重戦車と同様、視界が350mしかないため、開けた場所では一方的に撃たれる危険が高い。
Gorynych KV-5
スペック
車体装甲厚(mm) | 180/150/140 | 本体価格(ゴールド) | 9,000 | ||
---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 40 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~9 | |
後退 | 11 | シルバーボーナス(%) | 50 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.07 | 経験値ボーナス(%) | 15 | |
移動時 | 0.05 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
Gorynych 9,000G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Gorynych | M500 | 107 mm ZiS-6M | KV-5 | KV-5 | 1,780 | 10RKM | |
1,200 | 18 / [14.18] | 180/180/180 | 730 | ||||
11.98 | 1.26/1.60/2.86 | 21 | 350 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
107 mm ZiS-6M | AP APCR HE | 270 11G 280 | 167 219 54 | 300 300 360 | 7.00 | 2,100 | 2.86 | 0.43 3.13 1.09 | 60 | +22 -7 |
解説
KV-5のモンスター仕様。
ハロウィンイベントの際に実装された。
ゴルイニチとは東欧伝承に登場する、三つの首を持ち、火を吐くドラゴンの名前である。
塗装は迷彩を兼ねており、新たに塗装を施すことはできない。
Minotaur KV-5
スペック
車体装甲厚(mm) | 180/150/140 | 本体価格(ゴールド) | 12,650 | ||
---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 40 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | |
後退 | 14 | シルバーボーナス(%) | 75 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.05 | 経験値ボーナス(%) | 10 | |
移動時 | 0.03 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
Minotaur 12,650G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Minotaur | M500 | 107 mm ZiS-24 | Minotaur KV-5 | Minotaur KV-5 | 1,780 | 10RKM | |
1,200 | 18 / [14.18] | 190/180/180 | 730 | ||||
11.93 | 1.26/1.60/2.86 | 20 | 350 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
107 mm ZiS-24 | AP APCR HE | 1,010 12G 650 | 227 289 62 | 320 320 420 | 5.36 | 1,715 | 2.90 | 0.40 3.52 1.44 | 60 | +22 -7 |
解説
- 概要
Tier8ソ連プレミアム重戦車。
2019年のブラックフライデーに合わせて実装されたクリムゾン車輌の一両で、通常版のKV-5からマッチング優遇をなくした代わりに諸性能を強化している。
迷彩は透明迷彩のみ施す事ができる。
人を食うなど凶暴な性格をしていたため、迷宮に閉じ込められ、その後英雄テセウスによって退治された。
- 火力
- 装甲
Hydraと同じく、正面装甲が強化されている。
格下相手には以前にも増して強気に出れるようになったが、格上にはあまり通用しない。- 車体
前面は上部下部共に180mm、中部が205mmとかなりの重装甲。
機銃塔の装甲厚が正面180mm、防盾190mmに強化され「R2-D2」が本車では弱点では無くなっている。
しかし、垂直装甲であることやTier10車輌とマッチングするようになってしまったことを考えると総合的にはそれほど変わらない。
側背面は変更無し。 - 砲塔
防盾部分を除いた砲塔正面と機銃塔の装甲厚が190mmに強化されている。
とはいえ、垂直装甲なので小刻みに動いて狙いを定められないようにしたい。
- 車体
- 機動性
砲が変わった分出力重量比が僅かに落ちているが、それ以外は通常版と同じ。
- 総論
火力が増したことにより、格上にも対抗しやすくなっている。
装甲は弱点を補強するような形で強化されているが、やや控えめな強化なので、格上に対しては心許ない。
火力が強化された分扱いやすくなっているが、格上と対戦する機会が増えたので、本車を扱う上で防御姿勢をとることがより重要になっている。
史実
KV-4とKV-5はいずれも107mm F-39(107mm ZiS-6の車載型)を装備する点では同一だったが、KV-4が最大装甲厚150mmを想定していたのに対し、KV-5はKV-4より大型の車体を持ち、最大装甲厚は180mmに達する予定だった。
この二つの戦車に対しては第2特別設計局から22もの設計案が提案されたが、ゲーム中に登場するKV-5に近いものはM.ツェイツ技師が設計したものである。
このプランでは巨大な砲塔に107mm F-39を搭載し、車体銃塔と車体前面、そして砲塔上部銃塔にそれぞれ機関銃を装備していた。
砲塔はそれだけで人の背の高さほどもある非常に巨大なもので、その周囲と砲塔直下の車体に弾薬を収納していた。
装甲は車体前面で170mm、砲塔前面で180mmに達し、側面ですら150mmが確保されていた。
その巨大な砲と重厚な車体によって、重量は100tの大台に乗っていた。
エンジンなどの詳細は不明であるが、この大重量を支えるため、おおよそ1200馬力が想定されており、転輪は片側8個だった。
多くの戦車関係者は仮に実用化したとしても、この戦車の運用が極めて困難であることを認識していた。
それ以前に開発されていた55t~60t級の多砲塔重戦車であるSMKとT-100ですら、1939年から1940年のフィンランドとの冬戦争において運用に大変な困難を生じていたのである。
その2倍弱の重量を持つ怪物戦車をKV-1すら移動が困難なソ連のインフラで運用するのは無理な相談だった。
このような形で設計案が提出されたKV-4とKV-5だったが、1941年6月には独ソ戦が始まり、それに伴って設計局や工場がウラルに疎開する中、ドイツ軍の保有する戦車が喧伝されていたほど強力ではなかったことが判明した。
そのため既存の戦車の生産・改良が最優先で行われることになり、1941年8月までに二つの超重戦車は試作すらされずに開発が中止された。