Tier 5 ドイツ 重戦車
スペック
パッケージ
┌ | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ | VK 36.01 H E:23,200 S:935,000 | ||||
│ | ┌ | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ | VK 30.02 M E:27,350 S:915,000 | |||||
VK 30.01 H E:13,600 S:410,000 | ┬ | VK 30.01(H)b E:5,690 S:51,770 | ┴ | VK 30.01(H)(G)a E:13,900 S:72,430 | ┴ | VK 30.01(H)(G)b E:13,500 S:71,810 | ─ | VK 30.01(H)(G)b II E:14,700 S:97,430 | ─ | VK 30.01(H)(G)b III E:19,300 S:62,730 | ||
└ | 0-Serie VK 30.01 E:2,650 S:26,570 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
VK 30.01 H | Maybach HL 116 | 7,5 cm Kw.K. 37 L/24 | VK 30.01 (H) | VK 30.01 (H) 0-Serie | 600 | FuG 5 | |
300 | 20 / [15.38] | 50/50/50 | 310 | ||||
9.38 | 1.0/1.3/2.7 | 42 | 330 | ||||
0-Serie VK 30.01 | Maybach HL 190 | 5 cm Kw.K. 39 L/60 | VK 30.01 (H) | VK 30.01 (H) 0-Serie | 600 | FuG 7 | |
375 | 20 / [19.11] | 50/50/50 | 415 | ||||
11.65 | 1.0/1.3/2.7 | 42 | 330 | ||||
VK 30.01(H)b | Maybach HL 190 | 7,5 cm Kw.K. 40 L/43 | VK 30.01 (H) verstärkteketten | VK 30.01 (H) 0-Serie | 600 | FuG 7 | |
375 | 22 / [24.29] | 50/50/50 | 415 | ||||
11.39 | 1.0/1.1/2.3 | 42 | 330 | ||||
VK 30.01(H)(G)a | Maybach HL 150 | 10,5 cm Kw.K. L/28 | VK 30.01 (H) verstärkteketten | VK 36.01 (H) | 660 | FuG 12 | |
400 | 22 / [22.32] | 80/60/60 | 710 | ||||
10.47 | 1.0/1.1/2.3 | 24 | 360 | ||||
VK 30.01(H)(G)b | Maybach HL 150 | 7,5 cm Kw.K. 40 L/48 | VK 30.01 (H) verstärkteketten | VK 36.01 (H) | 660 | FuG 12 | |
400 | 22 / [22.67] | 80/60/60 | 710 | ||||
10.63 | 1.0/1.1/2.3 | 24 | 360 | ||||
VK 30.01(H)(G)b II | Maybach HL 150 | 7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | VK 30.01 (H) verstärkteketten | VK 36.01 (H) | 660 | FuG 12 | |
400 | 22 / [22.54] | 80/60/60 | 710 | ||||
10.57 | 1.0/1.1/2.3 | 24 | 360 | ||||
VK 30.01(H)(G)b III | Maybach HL 150 | 7,5/5,5 cm Waffe 0725 | VK 30.01 (H) verstärkteketten | VK 36.01 (H) | 660 | FuG 12 | |
400 | 22 / [23.16] | 80/60/60 | 710 | ||||
10.86 | 1.0/1.1/2.3 | 24 | 360 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
7,5 cm Kw.K. 37 L/24 | AP HEAT HE | 30 5G 38 | 43 87 38 | 110 110 175 | 15.38 | 1,692 | 2.30 | 0.55 ? ? | 100 | +20 -10 | |
5 cm Kw.K. 39 L/60 | AP APCR HE | 30 5G 18 | 67 130 25 | 70 70 90 | 26.09 | 1,826 | 2.30 | 0.40 ? ? | 130 | +20 -10 | |
7,5 cm Kw.K. 40 L/43 | AP APCR HE | 70 7G 38 | 103 139 38 | 110 110 175 | 13.95 | 1,535 | 2.30 | 0.41 ? ? | 50 | +20 -8 | |
10,5 cm Kw.K. L/28 | AP HEAT HE | 120 10G 128 | 64 104 53 | 350 350 410 | 7.50 | 2,625 | 2.30 | 0.55 ? ? | 40 | +20 -8 | |
7,5 cm Kw.K. 40 L/48 | AP APCR HE | 70 7G 38 | 110 158 38 | 110 110 175 | 15.00 | 1,650 | 2.30 | 0.39 ? ? | 50 | +20 -8 | |
7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | AP APCR HE | 109 7G 98 | 150 194 38 | 135 135 175 | 11.54 | 1,500 | 2.50 | 0.35 ? ? | 40 | +20 -8 | |
7,5/5,5 cm Waffe 0725 | AP APCR | 186 8G | 157 221 | 135 135 | 12.00 | 1,620 | 2.50 | 0.34 ? ? | 45 | +20 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
前身のD.W. 2からかなりの充実を見せ、特に駆逐戦車並の精度と貫通力を持つ7,5/5,5 cm Waffe 0725(ゲルリッヒ砲)によって、Tier7戦車にも通用する攻撃力を手に入れる。
とはいえ、それはあくまで開発が完了した段階での話であり、ストック状態は前身と同じ主砲でTier7とも戦わなければならないため苦行の一言である。
ゲルリッヒ砲以外の主砲はPz.Kpfw. IV Ausf. H→VK 30.01 (P)のルートで全て開発可能なので、フリー経験値に余裕がない場合は先にそちらのルートを進めてからこちらに乗るのをお勧めしたい。- 10,5 cm Kw.K. L/28
格下の軽戦車程度なら一撃で倒すHE威力を持ち、同格に対しても直撃させればある程度のダメージが期待できる。
瞬間的な火力は上がるが装填速度は遅く、弾速と精度が劣悪なので遠距離攻撃に苦労するようになる。
格上の戦車、特にTier7クラスに対しては流石に効果が薄くなるため、履帯切りなどの支援に回ろう。
近距離での戦闘が得意な人向け。 - 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
次のVK 30.02 (M)でも使用可能であるが、この戦車には榴弾を使用できないことを除いて完全上位互換のWaffe 0725(ゲルリッヒ砲)があるため、あまり使う意味はない。
ゲルリッヒ砲研究までの一時的なつなぎとしては使える。
VK 30.01 (P)などで先に開発済みの場合は、ゲルリッヒ砲とほぼ遜色ないAP貫通力と精度で以降の研究の心強い味方になってくれる。 - 7,5/5,5 cm Waffe 0725
ゲルリッヒ砲と呼ばれる最終砲。
Tier5重戦車の主砲としては最高の貫通力を誇り、特に「ゲル金」とも呼ばれる課金弾では破格の221mm。
これは同格やTier6戦車はもちろん、Tier7戦車の大半をも易々と貫通できる値である。
弾速が速く、精度も抜群なので、遠距離狙撃やとっさの偏差射撃でも安定して命中させられるだろう。
反面、単発火力はあまり高くないので、敵戦車の接近を許すと対処に手間取りやすい事に注意。
また、頭出しをしているT29やBlack Prince、ATシリーズなど、課金弾でも弱点を狙わないと弾かれる車両も存在するので弱点を事前に確認しておくと良いだろう。
- 10,5 cm Kw.K. L/28
- 装甲
重戦車にも関わらず、車体の装甲はD.W. 2から進歩が無く全周で僅か50mmしかない。
上限がTier5の特殊マッチングでさえ厳しかった装甲が、強力なTier7戦車ともマッチングするようになったことで、ますますその薄さに拍車がかかる形になってしまっている。
更に変速機が前面にあるので正面からの砲撃でも炎上する可能性が高く、防御面は大変厳しい状態にある。
特に同Tierで猛威を振るう10.5cm榴弾砲のHE平均貫通力53mmを下回っているため、
垂直に車体正面を撃たれると高確率で貫通し甚大な被害を受けることになる。相手がAPやHEATを撃ってきたら尚更貫通されてしまうだろう。
また、口径100mm以上のAPやAPCRは2倍ルールに引っかかってしまうため、豚飯も相当シビアな角度を取らないと跳弾は期待しがたい。
改良砲塔の防盾は中央部で80mm、外周部は40mmで、外周部の裏には60mm装甲が存在し実質100mm。
防盾の範囲外に位置する垂直装甲は左右の三角形の部分で120mm、それ以外の部分で80mmである。
以上のように砲塔正面は実質80~120mmであり、特に防盾部分は傾斜の恩恵を受けやすいため、同格の砲撃を弾けるだけの硬さがある。
ただ一つ問題として、改良砲塔に代える事により砲塔旋回速度が大幅に悪化してしまう弱点が有る。
遅い車速と相まって、開けた場所で敵戦車にまとわり付かれると、ほぼ無力化されてしまう。
砲塔は硬いのでハルダウンして地形を積極的に利用して車体部分を隠し、
出来るだけ硬い砲塔だけを出す位置取りをしよう。
市街地戦など平坦路のためハルダウンできない場合は積極的に昼飯・豚飯の角度をとり、
薄い車体の貫通を極力避けるようにしよう。
- 機動性
最終エンジンでも400馬力で出力重量比が低く、更に前身のD.W. 2から履帯性能が大きく低下し、旋回性はもちろん悪路の走破能力も大幅に劣っている。
前身以上にその動きの重さが目立つことだろう。
幸い、加速は悪いものの最高速はそれなりにあるので普通に進軍するだけなら大きな問題は無いが、陣地転換や後退しての体勢立て直しの判断は迅速かつ慎重に行う必要がある。
なお、旋回性の低さはここから派生するほぼ全車両に共通する弱点なので、今のうちから操縦手のセカンダリスキルで「クラッチの名手」を習得しておくといいかも知れない。
- その他
最終砲塔での視界は360mで、同格の重戦車の中では最も広い。
精度と貫通に優れた主砲と合わせ、双眼鏡やレンズ被膜を装備して視界勝負で先手を打つのも良いだろう。
単純な視認範囲では双眼鏡が勝るが、動きが遅く装甲もやや頼りない本車両で長時間足を止めるのは少々危険で、絶えず戦場を移動する重戦車としてはレンズ被膜が使いやすい場合もある。
どちらを採用するかは自分の戦闘スタイルとの相談になる。
- 総論
薄い装甲と高貫通・高精度な主砲を備えた、「全周砲塔付きの重駆逐戦車」とも言える性能である。
装甲の薄さと機動性の低さもあって、最前線で正面切って撃ちあうのは少々厳しいが、距離を置いての砲撃戦では大きな力を発揮する。
なるべく敵に至近戦へ持ち込まれないようにしつつ、高い精度と貫通力、広めの視界で確実に打撃を与えていけば、チームを勝利へ導ける活躍が可能である。
ただし駆逐のように後方へ位置取りするのは必要な時に前に出るのが間に合わなくなるため、いつでも(HPが減った車両と)最前線を交代できる程度の距離を保つこと。いわゆる「芋」とは違うという事をよく覚えておいてほしい。
同格の重戦車とは正面から戦う事になるが、幸いにも貫通力の高さからこちらの弾が弾かれることは少ないため、昼飯や豚飯の角度、ハルダウンなどを駆使して積極的にこちらの生存率を高めよう。
この「高貫通・高精度・広視界・低速・低隠蔽・垂直の薄い装甲」という性能はTiger Iと共通する特徴なので、Tigerへと開発を進めるつもりならここで慣れておくといいだろう。
史実
Henschel 社の車体をベースにしたプロトタイプには、1941 年 3 月から 10 月にかけて 4 つのシャシーが製造された。Krupp 社が、この車両用に 12 門の砲塔を製造した。