AMX 38

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:37

F13_AMX38.png

Tier 3 フランス 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)60/40/40本体価格(シルバー)41,000
最高速度(km/h)前進25マッチング範囲(戦闘Tier)3~5
後退10派生元車輌FCM 36
隠蔽率静止時0.28Renault R35
移動時0.21

パッケージ

AMX 40
E:4,610
S:147,500
AMX 38
E:1,270
S:41,000
AMX 38 (47) early
E:410
S:4,250
AMX 38 (25)
E:805
S:8,670
AMX 38 (47) late
E:920
S:9,600

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
AMX 38Aster37 mm SA38AMX 38 1er prototypeAMX 38220ER 52
15030 / [26.25]60/40/40300
9.401.4/1.6/2.728310
AMX 38 (47) earlyAster47 mm SA34AMX 38 sérieAMX 38220ER 52
15032 / [29.68]60/40/40300
9.391.3/1.4/2.528310
AMX 38 (25)Aster M25 mm Raccourci mle. 1934AMX 38 sérieAMX 38220ER 52
16032 / [31.58]60/40/40300
9.991.3/1.4/2.528310
AMX 38 (47) lateAster M47 mm SA35AMX 38 sérieAMX 38220ER 53
16032 / [31.52]60/40/40360
9.971.3/1.4/2.528310
 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
37 mm SA38AP
APCR
HE
14
2G
10
34
67
24
40
40
45
25.001,0002.000.48
3.72
2.15
162+17
-6
47 mm SA34AP
APCR
HE
10
2G
13
36
69
24
50
50
62
18.759382.300.53
3.84
2.67
148+20
-6
25 mm Raccourci mle. 1934AP
APCR
5
2G
46
68
27
27
33.339001.700.45
3.26
1.26
258+25
-2
47 mm SA35AP
APCR
HE
20
3G
13
45
79
24
55
55
70
18.751,0312.500.47
3.41
2.63
120+20
-6

解説

  • 概要
    Tier3フランス軽戦車
    多くの低Tierフランス軽戦車と同じく重装甲かつ鈍足。軽戦車詐欺筆頭とも言える。
     
  • 主砲
    2種類の47mm砲が新たに装備可能となる。
    いずれの砲も精度や照準速度は良いとは言えず、格下相手でも火力の低さと命中の悪さがついて回ることになる。
    その他、砲塔旋回速度が遅く快速戦車への対応が難しかったり、俯角が狭く起伏の多い地形では不利。
    特に25mm Canon Raccourci Mle. 1934では俯角がたったの-2°しかとれず、わずかな起伏のせいで正面の相手を狙えなくなるので注意。
    • 47mm SA35
      25mm Canon Raccourci Mle. 1934に匹敵する貫通力を持つ最終砲。
      とはいえ、貫通力そのものはTierに比してあまりに不足気味であり、金弾を使用しても正面からでは全く敵わない敵も多い。
      通常弾では昼飯したM3スチュアートはおろか同胞フランスの格下戦車にも苦労させられるので、できる限りの多めに金弾を用意しておこう。 
       
  • 防御
    前面で60mmという破格の装甲は大部分に傾斜装甲が採用されており、格下からの砲撃を殆ど受け付けない。昼飯45度で正面84mm、豚飯70度で側面117mmになる。
    砲塔は避弾経始を考慮した多面体で、当たり方によっては、貫通力70-80mmでも弾くことがある。
    砲塔後部のハッチと、側面の覗視孔だけは弱点なので、後ろから狙われないように注意が必要である。
    また、頑丈な装甲の中身はとても脆く、一度撃ち抜かれてしまうと、HPを大幅に削られるので要注意である。
    また、駆逐戦車は昼飯時の正面装甲でも問題なく貫通できる場合が多い為、その動向には注意を払いたい。昼飯や豚飯を駆使しても駆逐戦車や格上には抜かれることが多くなる。
     
  • 機動性
    欠点だった機動性の低さは殆ど改善されていない。
    砲塔旋回はやや向上しているが、その他の点に関してはHotchkiss H35とほぼ同じと考えていい。
    寧ろTierが上がり快速な車両も増えるため、足の遅さがさらに目立つ。
    下手すると重戦車より遅いこともあり、お世辞にも軽戦車の機動力とは言えない。ただし、車重は重くないため、馬力がある戦車に押してもらったときはそれなりに速度が出る。
     
  • 総論
    防御に特化し、攻撃力と機動力は低性能。
    Tierが上がった結果、格上との交戦機会が増え、より装甲と火力が役立つ局面が限られてしまっている。
    売りである重装甲も格上に対しては簡単に貫通される上、重装甲の戦車に対してはほとんど攻撃が通らず完封されることもある。
    無理に真っ向から格上と戦おうとせず、味方に気を取られている装甲の薄い敵を狙ったり、低貫通砲装備の同格以下相手のときのみ強気に前に出るといった難しい運用が強いられる。
     
    余談ではあるが、その形状と国識別章のラウンデルの絶妙な位置から鳥や、ポケモンの「ポリゴン」にそっくりであるとよく言われる。
    次のAMX40が丸くなり「ポリゴンII」に似ているためなおさらである。
     

史実

イシー・レ・ムリノー工廠(AMX)が1938年に計画したD2戦車の小型化を図った後継の軽戦車として短期間で開発されました。
AMX38の重装甲は傾斜装甲を持つ砲塔もあって、当時のルノーR35よりも厚く、重装備でもありました。
同年に行われたルノーDAC戦車との競作に勝利し、試作車を2両完成させますが、翌年のドイツ軍侵攻のため生産は中止されたとも言われているようです。
重装甲により18tにまで膨れ上がった車重は軽戦車には不相応の重量でしたが、フランス軍が装甲を厚くすることに熱心だったことからの結果であると言えるでしょう。

コメント