日本 RankVIII 中戦車 STB-1(74式戦車第一次自作車第一案)
概要
第2世代MBT試作車両。74式の試作戦車だが、本家WTでは使えた油圧サスペンションが使えなくなっており、他の性能が尖っているわけでもないのに、ランク7相当の火力でランク8にいる不遇な子。
車両情報(v2.25.0)
必要経費
必要小隊レベル | 0 |
---|---|
車両購入費(SL) | 1,720,000 |
報酬
SL倍率 | 2.2 |
---|
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
砲塔旋回速度(°/s) | 45.2 |
俯角/仰角(°) | -6/9 |
リロード速度(秒) | 6.7 |
スタビライザー / 維持速度(km/h) | 二軸 / 75 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 80 / 40 / 25 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 100 / 75 / 40 |
重量(t) | 37.8 |
エンジン出力(hp) | 1,660 |
2,200rpm | |
最高速度(km/h) | 59 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** |
視界(%) | 96 |
乗員数(人) | 4 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 105mm L7A3 cannon | 50 |
機銃 | 12.7mm M2HB machine gun | 660 |
機銃 | 7.62mm M1919A4 machine gun | 4,500 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
105 mm L7A3 | M392A2 | APDS | 4.0 | ― | 1,478 | 350 | 347 | 333 | 317 | 302 | 287 |
Type 75 | HESH | 10.8 | 3.89 | 760 | 127 |
発煙弾
砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
M416 | Smoke | 11.4 | 0.05 | 730 | ‐ |
装備
設置場所 | 装備名 | 説明 |
---|---|---|
砲塔 | 発煙弾発射機 | 視界前方に煙幕を張る |
主砲 | 二軸スタビライザー | 移動中の砲の垂直と水平方向への揺れを軽減 |
搭乗員
搭乗員名 | 説明 |
---|---|
車長 | 砲手が気絶した際に砲手の役割を代行する |
車両改良
Level | 名称 | 購入費(SL) |
---|---|---|
15 | 迫撃砲 | *** |
曳光弾ベルト | ||
リロードシステム | ||
20 | 大口径 | *** |
装甲貫通ベルト | ||
濃煙 | ||
25 | 発煙弾 | *** |
ステルスベルト |
迷彩
小隊ツリー
前車両 | - |
---|---|
次車両 | 74式(C) |
解説
特徴
【火力】
ST-A1が装備していた90mm砲から打って変わって西側第2世代MBTの標準装備の105mm L7砲を装備し大幅に火力が向上した。砲弾貫通力303mmのAPDSと全周囲貫通力127mmのHESHを使い分ける事になる。また二軸スタビライザーを装備したことにより行進間射撃や出会い頭、飛び出しといった面でAPFSDSが無い事を除けば同格と張り合える性能を有している。
【防御】
砲塔は130~75mm程度の装甲があり、数値上では決して硬いとは言えない。しかし全面にわたって傾斜がかかっていることや防楯の緑判定が硬いこと等によって意外な抗堪性を発揮することがあるが、同ランクの戦車の殆どはAPFSDSを持っている為、あまり意味はないと言えよう。車体正面は80~40mm程のキツイ傾斜がかかった装甲であり、車体上部であればT-10AやIS-4Mの様なAPHE弾を弾けるが、車体下部は弾く事が出来ず、またAPFSDSを弾く効果は期待できない。ハルダウンなどして車体を隠そうと行きたい所だが、本車の素の俯角は-6°と東側戦車よりはマシ程度で、本来その俯角の無さを油気圧サスペンションで補うのだが、Mobileではそれが無いので、ハルダウン出来る地形は限られるだろう。
砲弾は計16発までなら砲塔後部に収まる為誘爆リスクを減らすことができる。
【機動性】
37.8tと西側戦車としては少し軽めの車体にM60A1(AOS)と同じ750馬力エンジンを搭載しているが、同ランク帯ではレオパルト A1A1、OF-40 Mk.2A等といった西側快速車両がいる中で最高速度は53km/hであり、M60A1(AOS)と同様かなり低め。最初の位置取りや陣地移動で敵味方戦車に遅れを取るだろう。また後退速度が-8km/hと遅い為飛び出し撃ちの時は注意が必要。
【総評】
同ランク帯ではM60A1(AOS)や74式戦車C型と共にAPFSDSが使えず、この時代の戦車では標準搭載の2軸スタビライザーを装備している。そして西側戦車の中では低めの機動力とAPHE弾に対してはある程度の防御力を備えたMBTである。
史実
STB-1は、陸上自衛隊の第二世代MBT「74式戦車」の試作車両の一つである。
当時、世界各国では第2世代MBTの配備が始まっており、1961年の採用時点で既に時代遅れとなってしまった61式戦車の後継として、1964年から開発が始められた。STB-1は試作車両の一つとして1969年に完成した車両であり、その時点では費用対効果は重視されていなかった。その為1974年からに正式化される74式戦車と比較して、STB-1の方が優れている部分も少なくない。また細部の作りはより丁寧であったとも言われている。61式戦車のSTAシリーズとは異なり見た目で74式戦車と大きな違いはない。ただしリア側が74式戦車量産型は少々角度がついているのに対しSTB-1は垂直である。また砲塔上部にマウントされたM2ブローニングをSTB-1は先進的なシステムで、リモコンで操作できた(所謂RWSである)が、動作が不安定としてSTB-2からは廃止された。あとは赤外線監視装置が後のSTBシリーズや74式とは異なりアクティブ式ではなくパッシブ式である。しかし当時は今より高価だった為、一般的なアクティブ式に変更された。しかし後の74式戦車改(G)ではパッシブ式になり、STB-1の試作要素が数十年の時を経て実用される形になった。
試作当時の映像 https://youtu.be/U-ZNsISUiUo
小ネタ
STB-1→「74式戦車改造試作戦車回収車」と題して78式戦車回収車へ(車体を流用)
STB-2→行方不明
STB-3→土浦駐屯地(※現在は撤去されている可能性アリ)
STB-4→前側腹駐屯地
STB-5→霞ヶ浦駐屯地
STB-6→行方不明
外部リンク
コメント
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- ランク8でこいつだけ明らかに不遇だよね...装甲はないしダーツ弾もないしランク7でいいでしょもう... -- 2024-04-01 (月) 05:04:58
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