ミッション/鬼神大嶽丸と黒紅の翼

Last-modified: 2023-07-17 (月) 16:55:17

概要

収集形式の緊急ミッション、初開催は2019/1/24~2019/2/7。
報酬ユニットは☆5天狗「天狗ホムラ」。
天狗の羽を集めた数で報酬ユニットが強化可能であり、また各種報酬が得られた。
何度か期間限定で復刻したことがある。
現在は「イベントヒストリー」の6年目として2023/5/25から常設化されている。

参考:妖怪関連、『あやかし狸と浴衣の拳士

主な舞台やキャラクターなど

主な舞台

東の国

主なキャラクター

ホムラ
鬼の軍勢と単身戦い、羽を奪われてしまった天狗の少女。
その正体はグレンの娘であり、理不尽に殺される命を見捨てられない、と啖呵を切って家を飛び出したのだという。
しかし、その力は未熟なものであり、一人だけでは届かぬものを悔いるような場面が何度もある。
天狗の羽を集める戦いにて、王子らはホムラが同行することを許すが、
その際、一人前になるまで顔向けできないとして、ホムラのことをグレンには内緒にすると約束する。
王子らの旅路に同行する中で、父のような守るべき者を守れる天狗にならねば、という思いがより強まっていき、
大嶽丸との戦いに際しては、父グレンを救出し、さらに集めた天狗の羽の力を借り、一時的に神通力を取り戻し戦闘に参加する。
大嶽丸撃退後も、まだ一人前ではないとしてグレンとは会わないことに決めるが、
グレンには内緒で、王子の仲間として戦うことを決意する。

コノハ
王子らに協力する、天狗の一人。鬼たちが天狗の羽を狙って襲撃を始めたため、王子らに救援要請を出した。
自身は天狗山の防衛に当たり、王子らに事情を説明し、天狗の羽の回収を依頼する。
天狗山を守り切ることには成功しながらも、鬼との戦いでは後手に回り続ける状況に悩んでいたが、王子らとの模擬戦で何かを掴むことに成功する。

クラマ
王子らに協力する、天狗の里の姫。鬼の軍勢が天狗の羽を狙って襲撃を続ける中、里の防衛に当たる。
里での戦いにて、重水の四天王率いる軍勢に追い詰められるが、王子らによって助けられる。
コノハ同様、鬼との戦いで後手に回り続ける状況に悩んでいたが、王子らとの模擬戦で何かを掴むことに成功する。

グレン
王子らに協力する、流浪の天狗。
ホムラの父親であるが、家を飛び出した彼女の行方をこの時点では知らず、
また自分が王子と共に戦い続けている理由について、いつかどこかで娘と会えるかもしれないと思っているから、と語ったことがある。
鬼たちが天狗の羽を狙って襲撃を繰り返す中、天狗の羽の回収のため各地を回り、
大嶽丸復活の儀式の場が判明した際は、単身その場に突撃し、復活した大嶽丸に追い詰められる。
トドメを刺されそうになった直前、気を失っている中、ホムラによって救助され、無事に回復する。
その後は事後処理に追われるクラマやコノハに代わり、状況報告のため王子の許を訪れる。
その際、気を失っている時に、ホムラと王子に助けられた夢を見たと語り、
同時にそれがいつか正夢になるのではないか、という思いが頭から離れずにいるということを明かす。
そこで王子に、いつか娘が一人前になった時に渡そうと思って自分が編んだという、天狗の団扇を預け、
もし王子がホムラと出会い、そして、彼女が一人前の天狗になったと思ったら、その団扇を渡してほしいと頼む。
引き続き天狗の羽を回収するとして、グレンは去っていくが、後にホムラとの再会を遂げることになる。

重水の四天王
酒呑童子配下の四天王、水を操る強大な鬼。慇懃無礼な口調が特徴。
復活した酒呑童子が動けぬ中、新たなる力が必要と考え、大嶽丸の復活を目論む。
そのために青坊主を配下に加え、天狗を襲撃し、その神通力の宿った羽を奪っていく。
大嶽丸復活の儀式を成功させ、天狗との戦いに出るが、王子らに敗れ、撤退を選ぶ。

大嶽丸
圧倒的な神通力を持ち、かつて東の国で大暴れした、三振りの宝剣を持つ鬼。
とある地に封印されていたが、鬼たちの集めた天狗の羽の神通力によって復活を遂げる。
炎を纏った金棒を武器とし、それには強大な神通力が宿っており、普通の鎧では防ぐことができない攻撃を行う(要は魔法攻撃)。
復活した当初は、三振りの宝剣を持っていないと思われていたが、
実は宝剣の一振り、「小通連」も同じ場所に封印されており、青坊主の手でその封印が解かれることになる。
王子らとの戦いに敗れるが、なおも立ち上がり、実に愉快な気分だとして、王子の剣を覚えておくと言い、撤退する。

キーワード

天狗の羽
天狗の羽とは、いわば天狗の神通力の源を収める器である。
そのため羽を奪われた天狗は、一時的とはいえその力の殆どを失い、また天狗の羽を手にした者は、その神通力を行使することができる。
主には姿を惑わす神通力が使われるが、河童の雨乞いの力など、他の様々な力にも応用できるらしい。
鬼の軍勢は、大嶽丸復活の儀式を行うため、天狗たちから羽を奪っていき、またその神通力を配下のための戦力としても利用した。
ちなみに、修行中のカラス天狗らは高位の神通力が使えないらしく、
また、クラマやコノハのような高位の天狗が人間との手合わせ(模擬戦などで敵として出る際)神通力(要は隠密能力)を使わないのは、
神通力で一方的に攻撃するのでは、人間の力を測るなどの目的に沿わぬからであるらしい。

青坊主
天狗同様に優れた神通力を持つ妖怪。その神通力の高さ故に魔法に対しても高い抵抗力を持っている。
離れた場所にいても、足元に強力な火柱を巻き起こす能力を持ち、それによって戦う。
今まで鬼と手を組むことはなかったが、大嶽丸の強大な神通力に惹かれて鬼たちに協力し、「小通連」の封印を解く。

小通連
大嶽丸の持つ三振りの宝剣の一つ。
大嶽丸が封印されていたのと同じ場所に封じられており、青坊主の神通力によってその封印が解かれる。
強力な妖気を放っており、ひとりでに動く強力な剣。物理攻撃よりも魔法攻撃の方が有効。
「小通連」がある限り、大嶽丸は無敵であり、大嶽丸を倒すには、まず「小通連」を破壊する必要がある。

ミッション別

ミッション1「傷ついた羽」(2019/1/24~2019/2/7)

(会話スクショ添付予定)
コノハの頼みで東の国を訪れていた王子らは、そこで傷を負っている天狗の少女を発見し、彼女を保護する。
天狗の少女は、各地を襲い「天狗の羽」を奪っているという鬼の手下たちと戦っていたらしい。
王子らは、天狗の少女に代わり鬼の手下と戦い、その集落を解放することになる。

戦いの途中、王子らは「天狗の羽」の力を得て、姿を惑わす神通力を使う餓鬼と対峙するが、無事に敵の鎮圧に成功する。
そこで王子らはコノハ、グレン、クラマと合流し、最近鬼たちが天狗を襲ってその羽を奪い、さらに人間の里まで襲っているという話を聞く。
挨拶も早々に、他の天狗を救うためクラマとグレンはその場を去っていくが、
王子らはコノハから改めて詳しい事情を聞き、「天狗の羽」の回収に協力することを約束する。

その後王子は、助けた天狗の少女、ホムラと面会し、天狗の羽を取り戻す戦いに彼女が同行することを許可する。
またホムラは、自分がグレンの娘であることを明かし、家を飛び出した手前、一人前になるまで父親と顔を合わせられないとし、
王子らは、ホムラのことをグレンに内緒にすると約束するのだった。

ミッション2「天狗の羽の神通力」(2019/1/24~2019/2/7)

(会話スクショ添付予定)
東の国を進む王子らは、助けを求める侍と遭遇し、鬼が河童を率いて村を攻めて来たという話を聞く。
王子らは、天狗の羽を悪用し、普段以上の力を得ており、さらに雨乞いの力すらも得ているという河童たちとの戦闘に入る。

敵を倒し、天狗の羽を回収した王子らだったが、そこでホムラの姿を目撃した侍から、何故妖怪を連れているのかと驚かれてしまう。
ホムラが鬼を退治するために王国に協力していることを説明され、侍はホムラに謝罪するも、
当のホムラは、東の国では妖怪との戦いの記憶が、まだ忘れられない者が大勢いるとして、そのことを気にしないように言う。
侍や村を助けられたことだけでも良いと言うホムラは、まだ自分には力が足りないと語るが、
それよりも今は鬼の企みを止めるのが先だとし、鬼が目をつけているかもしれない場所として、王子らを天狗の修行の地へと案内するのだった。

ミッション3「青坊主の猛火」(2019/1/24~2019/2/7)

(会話スクショ添付予定)
天狗の修行の地に辿り着いた王子らだったが、既にそこは重水の四天王率いる軍勢が天狗の羽を奪った後であった。
天狗の里を狙う重水の四天王を追おうとするホムラであったが、そこに足止めのため、青坊主たちが王子らの前に立ちはだかる。
これまで鬼と手を組むことはなかったという、神通力に優れた妖怪、青坊主を不審に思いながらも、王子らは立ちはだかる鬼の手勢の迎撃に入る。

青坊主たちを退け、天狗の羽をある程度回収した王子らだったが、その地の天狗の羽は鬼たちに持ち去られてしまう。
どうしていつも手が届かないのか、と後悔に嘆くホムラを励まし、王子らは重水の四天王が向かった天狗の里へと急ぐのだった。

ミッション4「天狗の里防衛戦」(2019/1/24~2019/2/7)

(会話スクショ添付予定)
天狗の里に辿り着いた王子らは、クラマと戦おうとしていた重水の四天王と対峙する。
里に潜入した別動隊はクラマとホムラに任せ、王子らは重水の四天王率いる軍勢と激突する。

重水の四天王相手に優位に立ち回る王子らであったが、その間に別動隊によって多くの天狗の羽が奪われてしまう。
目的は果たしたと言う重水の四天王は、その目的が「封印されし鬼・大嶽丸」の復活であることを明かし、撤退するのだった。

ミッション5「天狗たちの教え」(2019/1/24~2019/2/7)

(会話スクショ添付予定)
鬼が目的を達成したことで、天狗への襲撃も収まり、コノハの天狗山は無事であったことが判明する。
しかし既に多くの天狗が羽を奪われてその力を失っており、このまま大嶽丸が復活すれば、天狗はろくな抵抗もできず滅んでしまうかもしれない。
王子らが天狗の羽を回収し、また王国の忍者などが大嶽丸封印後を探っているものの、完全に後手に回り続けている。
そう悩むコノハとクラマであったが、力が足りないのなら稽古をするもの、と東の国の人間たちに励まされる。
鬼の脅威に対抗するため、特訓を行うことを決める王子らだったが、
そこで特例として、敵側はコノハとクラマから天狗の羽を借り、その姿を惑わす神通力を行使することとなる。

模擬戦を終え、王子らは姿を惑わす神通力への対策を練ることができ、またクラマとコノハも戦いの中で何かを掴むことに成功する。
そろそろ重水の四天王の足取りを追う、忍者たちの定期報告の時間だとして、王子らはいったん休憩に入るのだった。

ミッション6「竜人たちの奇襲」(2019/1/31~2019/2/7)

(会話スクショ添付予定)
姿を惑わす術を行使する竜人たちが行軍しているという報告を受け、王子らはその現場へと向かう。
王子らは、鬼たちより天狗の羽を与えられたという竜人の軍勢の迎撃にあたることになる。

竜人を退け、天狗の羽を回収した王子らは、今回の騒動が大嶽丸復活を狙う鬼たちの時間稼ぎであったのだろうと推測する。
その時、鬼たちの居場所を発見したという報告と共に、儀式完遂まであまり時間がないという報告が入る。
王子らは急ぎ準備を整え、鬼たちのもとへと出立するのだった。

ミッション7「鬼神の目覚め」(2019/1/31~2019/2/7)

(会話スクショ添付予定)
大嶽丸の封印を解く儀式が行われている地を訪れた王子らは、そこで既にグレンが単騎で突入したという話を聞く。
そこでホムラは、自分も封印の中心に連れて行ってほしいと王子らに頼み、復活した大嶽丸に追い詰められる、グレンのもとへと駆け付ける。
王子らは気を失ったグレンの身をホムラに任せ、大嶽丸たち鬼の軍勢との戦闘に入る。
その最中、三振りの宝剣を持つはずの大嶽丸が、一本も剣を持っていないことに王子らは気付き、宝剣を得るより早く大嶽丸を仕留めようと試みる。

戦いに勝利した王子らだったが、大嶽丸はその程度では死なず、さらに三振りの宝剣の一つ、
大嶽丸と共に封印されていた、「小通連」の封印が青坊主の念力によって解かれてしまい、宝剣の力で大嶽丸は再び立ち上がる。
その時、グレンの言葉を受けて決意を固めたホムラが現れ、王子に今まで集めた皆の羽の力を託してほしいと頼む。
王子はそれを許し、ありったけの神通力を借りたホムラは、反撃開始を宣言するのだった。

ミッション8「受け継がれる意志」(2019/1/31~2019/2/7)

(会話スクショ添付予定)
神通力を手にしたホムラと共に、王子らは大嶽丸と対峙する。
大嶽丸の宝剣の一振り「小通連」も姿を現し、王子らは大嶽丸を倒すため、まず宝剣に狙いを定める。

戦いの末「小通連」を破壊し、大嶽丸に膝をつかせた王子らだったが、大嶽丸は再び立ち上がり、「小通連」も元の形に戻ってしまう。
王子の剣を覚えておくとして大嶽丸は鬼を引き連れ撤退し、王子らは一度拠点へと戻るのだった。

その後王子らは、事後処理で手一杯というクラマとコノハに代わって現れたグレンから、現在の状況を報告される。
王子らが「天狗の羽」を集めたことで、力を失った天狗たちも力を取り戻しつつあるらしいが、全てを取り戻すにはまだ少し時間がかかるのだという。
また鬼の動向については、今後クラマやコノハが目を光らせておくらしい。
報告を終えたグレンは、最後に世間話に付き合ってほしいと言い、気を失っていた時に見たという夢について語る。
生きているのかも死んでいるのかも分からない娘、ホムラの姿を見たというグレンは、
王子に天狗の団扇を託し、もし王子がホムラに会い、彼女を一人前と認めたなら、その団扇を渡してほしいと頼み、残りの羽を探すため去っていく。
その後、本当にグレンに会わなくてもよかったのかと、王子らはホムラに訊ねるが、
ホムラはまだ自分が一人前の器ではないとして、胸を張って目の前に立てるようになったら、自分から会いに行くと答える。
そしてホムラは、自分が一人前になるまで、王子の許で戦いたいと頼み、王子らはそれを受け入れるのだった。

ミッション9「魂をつなぐ鎖」(2019/1/31~2019/2/7)

(会話スクショ添付予定)
炎の巨人が現れたという報告を受け、その現場に向かった王子らは、そこで炎の巨人に襲われる謎の女性と遭遇する。
王子らはその女性を助けようとするが、どうやら彼女は、巨人の潜む洞窟に入っていった王子らを止めるためそこを訪れていたらしい。
王子らは、その巻き込んでしまった女性に後ろへ下がるように言うも、心配してついてきたのに、知らないところで死なれては貴族の誇りに傷がつくとして、
その女性は下がろうとせず、誰かの負った傷を周囲に分散できるというその力を説明し、王子らと共に戦うことを宣言する。
押し問答をする暇もなく、王子らはやむを得ず謎の女性と共に巨人達との戦闘に入る。

巨人を退けた王子らは、その強さに驚く謎の女性に、自分たちが王国の者であることを明かす。
王国の王子の噂を聞いたことがあるという女性、スピリアは、王子らに自己紹介をし、気が向いたら王国に遊びに行くことを告げる。
別れ際にスピリアは、改めて王子らに助けられた礼を述べ、王子らもまた、巨人退治を終えたので王国へと帰還するのだった。