ミッション/カテゴリー/デモシェフ商会関連

Last-modified: 2024-04-03 (水) 23:42:19

デモシェフ商会に関係するミッションの一覧
物質界での商売を始めたグレーターデーモンに関係するミッションも含む
各ミッションの詳細は該当ページ参照

関連キャラクターはこちらを参照

デーモンサンタのおもちゃ工場』(2019/12/5~2019/12/12)

デーモン工場長(後のデーモンシェフ)初登場

王子らが魔王との戦いに勝利した後、魔王軍の残党は魔界に帰ることができず、その多くが物質界に残っていた。
その中には魔王ガリウスの志を継ぎ、新たな魔王を目指す者たちもおり、ある下級デーモンの軍勢は、メカゴブリンクイーンを失ったゴブリン族を服属させ、
さらに雪の国のおもちゃ工場を乗っ取り、ゴブリン博士にメカドラゴンのおもちゃを兵器として開発させる。

子供たちに贈るクリスマスプレゼントのため、ミニメカドラゴンを仕入れた王子らは、それらが普通のおもちゃでないことに気付き、雪の国に問い合わせを行う。
伝令に送った者たちがすぐに帰ってこず、不審に思った王子らは雪の国へと直接赴き、
そこで魔王軍残党が雪の国の工場を乗っ取り、また調査に向かったエーテルが囚われたことを知る。
王子らはエーテルを解放するため、雪の国を救うため、そしてクリスマスを待つ子供たちのため、メカドラゴンを操るデーモンたちとの戦いに挑む。

試作品のデラックス版、設計段階のコンプリート版メカドラゴンを破られ、デーモンたちは工場から撤退。
一方、開発したメカドラゴンを破壊されたゴブリン博士のもとに、崩壊した魔王城からの脱出に成功していたメカゴブリンクイーンが合流。ゴブリン軍の新たな動きが始まる。

またその後、デーモン工場長が余ったおもちゃの在庫をデーモンロード(ハルモニア)に分けていたことが明かされ、
ハルモニアがクリスマスプレゼントとして、ミニ~コンプリートのメカドラゴンと、メカゴーレムをデモンポーン(エスネア)に贈る。
案の定おもちゃは暴走を始めるが、偶然その場に居合わせた王子らがその鎮圧に協力し、事態は収束する。

デーモンシェフのお菓子工場?』(2020/2/6~2020/2/20)

デモシェフ商会本格活動開始、副デーモンシェフ初登場、デモンポーン(エスネア)がバイトとして登場、エフネ初登場

先日雪の国で騒動を起こしたデーモンの工場長は、おしゃれで素敵なデーモンシェフを名乗り、
ある街の住民を全て退去させてお菓子工場を作り、お菓子の力によって物質界を支配しようと活動を始める。
その活動の中、デーモンシェフはよりコクの出るチョコレートの材料を求めてジャングルの奥地を探検。
手に入れた木の実を捕らえたオークに食べさせ、その実に食べた者を巨大化させる力があることを知る。
その他様々な実験の末、デーモンシェフは魔法によって動く、チョコでできた魔物の製造に成功し、その流通を開始する。

その後バレンタインの祝祭が迫る中、マイコニド型の動くチョコと戦った王子らは、その製造元となったお菓子工場の調査に向かう。
その道中で王子らは、デーモンシェフに雇われたゴブリンたちの妨害を受けるも、無事にお菓子工場のある街に辿り着く。
新たにトレント型のチョコを退けた王子らはお菓子工場の中に突入し、さらにチョコでコーティングされた魔物たちとも戦い、先を進んでいく。

その後王子らは、デーモンシェフの味方をするデモンポーン(エスネア)の姿を発見。
ハルモニアに子供扱いされることに反発して家出をしていたエスネアは、王子らの言葉も聞かず工場の奥へと逃げて行く。
エスネアを追い工場の最深部まで来た王子らは、エスネアと工場職員(エフネ)率いる軍勢との戦いに勝利、
デーモンシェフたちの逃走は許してしまうものの、騒動を終結させ無事にバレンタインの祝祭が開催できることとなる。

その後、チョコが本格流通する前に工場が操業停止したことを嘆くデーモンシェフは、
元手となる資金が足りない状況の中で、膨大なチョコの在庫を巨大化させて販売する作戦を思いつく。
しかしその企みをなす前に王子らに見つかり、デーモンシェフたちは王国軍を退けるために巨大チョコを繰り出すことになる。

巨大チョコを全て倒されたデーモンシェフは、その悲しみを胸に次なる事業に進むことを誓い、副デーモンシェフたち従業員もまたそれについていくことを決意する。
魔界にいた頃から切れ者であり、その才能が開花したらしいデーモンシェフの姿を見て、彼らが次は普通の事業を始めるよう、王子らは祈るのだった。

王国軍の慰安旅行―温泉編―?』(2020/3/12~2020/3/26)

物質界で商売を企むグレーターデーモンの話

ある日遠征から戻ってきた王子らは、城壁にまで迫る魔物の軍勢と遭遇し、その迎撃にあたることとなる。
魔物を無事に討伐できた王子らは、東の国より戻ってきたという伝令兵から、シュシュ宛の手紙を受け取る。
その手紙は、以前魔物討伐で王子らが訪れ、シュシュが孫のように可愛がられた東の国のある村のものであり、
村が無事に復興したので、魔物討伐のお礼に温泉宿に遊びに来てほしいという内容のものであった。
魔王軍との戦いの傷がまだ癒えていない兵も多くいることを鑑み、王子らは湯治を兼ねた遠征に出ることを決める。

温泉旅行に向かう王子らは、その道中で山賊の襲撃を受けるが、返り討ちにして反省を促す。
その山賊たちが、今回の目的地の村の出身であることを知った王子らは、彼らを更生させるため、案内役として共に温泉宿へと向かう。

東の国に辿り着いた王子らは、妖怪に化けたドッペルゲンガーを退けて温泉宿に到着。
温泉でも村人に化けたドッペルゲンガーの襲撃を受けるが、王子らはそれを退け、
また村の様子がおかしいという元山賊たちの調査の結果、本物の村長が裏山の薪割り小屋に拘束されているのを発見する。
さらに王子らは、村を占拠している黒幕が元魔王軍のグレーターデーモンであることを知る。

物質界で真面目に温泉宿を営んでいたと語るグレーターデーモンに対し、村の人たちの頑張りを横から盗んだだけとシュシュは反論。
それに対しグレーターデーモンは、儲かる商売とは既に成功している商売を乗っ取るのが基本とさらに反論。
その言葉にシュシュは怒り、王子らは村を解放するため、集まってきた魔物たちとの戦いに突入する。

最終的にグレーターデーモンには逃げられるものの、王子らは魔物を撃退し、全ての村人を救うことに成功する。
さらに王子らは休暇を延長することにし、改めて温泉旅行を楽しむのだった。

アルケウス・アルケミスト』(2020/4/23~2020/5/7)

ある日のこと、チョコレート工場を失ったことにより、ついに資金が底をついたことを嘆くデーモンシェフに対し、
デモンポーン(エスネア)は諦めてはだめだと言い、諦めずに手を伸ばし続けるのが大事だという、その辺りを歩いていた人の言葉を伝える。
諦めないという言葉を良い響きだと言い、デーモンシェフが再起を誓ったその時、彼を本物の経営者と称える副デーモンシェフがあるものを持ち寄ってくる。
それは廃工場を襲撃したゴブリンが持っていた謎の赤い石、失敗作らしくすぐに割れたが、並々ならぬ力を放つ欠片であった。
デーモンシェフたちは、その欠片の力を近くに遠征に来ていた王子らと戦って試すことに決め、エスネアにデーモンを指揮させ、その力の観測を行う。

結局デーモンたちは王子らに敗れるが、どれだけ高い能力を持っていても失敗することがあるという証明だとして、
デーモンシェフはこの実験を良い励みになったと捉え、もう少しだけ自分の商才を信じて新たなビジネスに挑む決意を固める。
そのために情報収集が欠かせないとして、デーモンシェフはエスネアに、赤い石を作った研究者の工房へ潜入調査をするように命じ、事業計画の練り直しを始める。

その後エスネアは、無事に「賢者の金赤石」の抽出実験を行っていた錬金術士ニコルを見つけ、彼女の助手として働くようになる。
エスネアは助手としてニコルを様々な面で助け、ついに二人は「賢者の金赤石」抽出に成功するが、
その時を狙ってゴブリン博士率いるゴブリンが工房を襲撃、ニコルとエスネアははぐれてしまう。

ゴブリンに追われるニコルを助けた王子らは、ゴブリンの襲撃があった工房へと向かい、そこから戦闘の痕跡をもとにエスネアを発見し、無事に合流する。
その後王子らは、ゴブリンたちの企みを阻止するため金赤石の鉱脈を訪れ、メカゴブリンクイーン率いるゴブリン軍との戦いに勝利する。
戦いの末に王子やハルモニアたちはエスネアの成長を認め、改めて仲間になるよう誘うが、まだしなくちゃいけないことがあると言うエスネアはどこかへ走り去ってしまう。

その後、ニコルは王子らの仲間となり、「賢者の金赤石」の工房を王国に移すこととなる。
またエスネアは、デーモンシェフに退社の申し出を行い、対するデーモンシェフは、引き止めたいのが本音と言いながらも、
ニコルのもとへ派遣して以来、随分と楽しそうに仕事をしていたエスネアのことを思って引き止めることはせず、
自分たちが世界的大企業となったあかつきには、必ずもう一度スカウトしに行くと告げ、エスネアの退職を受け入れる。
王子らはエスネアを模擬戦によって歓迎し、新たな心強い仲間が増えたことを喜ぶのだった。

GR(2020年7月)「ゴールデンサイクロン」(2020/7/24)

帝国軍に追われていたベラートは、デーモンシェフの玩具工場で作られた鎧を入手。
パーフェクトベラートなる姿に変貌し、その力を見せつける。

悪魔召喚士とパンプキンパレード?』(2020/10/15~2020/10/29)

デモシェフ商会という単語が初めて登場。

ハロウィンの祝祭が迫っていた頃のこと。
物質界での商売のやり方を少しずつ学んできたデーモンシェフは、とあるカボチャの木を仕入れて新たな商売を始める。
どこにでも植えられて、すぐにカボチャがなるという新種のそのカボチャを、食糧難も解決できると喜ぶデーモンシェフは、
食料品は鮮度が大切で活きがいいものが喜ばれる、そしてどこでもすぐに育つ食物は貴重だとして、そのカボチャの木を各地に流通させ始める。

同じ頃、ハロウィンの祝祭について知ったリヴルは、ハロウィンのお菓子を買うためバイトを始めることを決意。
デモシェフ商会に雇われ、件のカボチャの木の販売を始めるが、王子らがその様子を見に来た時、カボチャの木よりカボチャの魔物が姿を現す。
カボチャの魔物を倒した王子らは、リヴルを雇ったのがデーモンシェフであることを知り、今回の騒動を突き止めるため彼の動向を追うことにする。
一方、当のデーモンシェフたちは、カボチャの魔物が現れたことを想定外としながらも、
それはカボチャの活きがいい証拠と前向きに捉え、次に砂漠の国へとカボチャの木の販売に向かう。

砂漠の国に辿り着いた王子らは、そこで既にカボチャの木が繁殖しているのを目撃。
魔物を倒した王子らは、カボチャの魔物たちが王子らの知らぬ場所で、カボチャの木を利用して大繁殖するつもりだったのだが、
デーモンシェフたちがその木を仕入れて商売を始めてしまったため、王子らに計画が露見してしまったということを知る。
その後王子らは、カボチャの木の繁殖場となっていた森でデーモンシェフに追い着き、カボチャの木の真相を教える。
またしても商売に失敗しデーモンシェフが悔しがる中、カボチャの魔物たちはデーモンシェフの部下たちを操り手駒に変えていく。
王子らはカボチャの魔物を倒し、デーモンシェフの部下たちを解放し、また落ち込むデーモンシェフを励ます。
その後王子らは、最も大規模なカボチャの木の農場が妖精郷にあることを知り、事態の収束のためその現場へと向かう。

カボチャの魔物の騒動も解決し、リヴルもアルバイトを成し遂げ、ハロウィンの祝祭が無事に開催される中、
ハロウィンパーティーに魔物が紛れ込んだとの噂が入り、王子らはそれを解決するためハロウィン模擬戦パーティーを行うことにする。
模擬戦を終えた後、紛れ込んだ魔物は存在しないと分かり王子らが安堵する中、そこにデーモンシェフが姿を現す。
先日の詫びと礼のためにパンプキンパイを焼いてきたと言うデーモンシェフは、王国軍の皆に差し入れをし、
また今回は随分と物質界の商売を学ばせてもらったとして、次こそは大ヒット商品を送り出せるはずと意気込みを語る。
新商品開発のため去って行ったデーモンシェフを見送る中、王国軍の一部の者は、噂となった魔物の正体がデーモンシェフだったのではと密かに気付くのだった。

年末年始特別!お年玉ラッシュ(2021)』「戦闘用晴れ着はじめました」(2021/1/1)

正月のこと、王子の提供した資金により、シャディアグリムエフネの晴れ着が特注で作られる。
晴れ着の出来栄えに喜ぶ三人の前に現れた、晴れ着の仕立て職人の正体は何とデーモンシェフであった。
一業種だけでは、トラブルが起きた時に社員を守ってやれないと語るデーモンシェフは、将来の異業種展開に備えて自ら修行中なのだという。
そしてデーモンシェフは、今回試作された晴れ着は、着心地、華やかさ、そして防御力を備えた新機軸の戦場で着る晴れ着だと明かし、
アルバイトのエフネに晴れ着の戦闘試験を行うように命じ、シャディアとグリムはそれに応戦することとなる。

戦闘の末、傷ひとつない晴れ着の姿にデーモンシェフは感嘆。
シャディアもまた良い着心地だったと述べ、動きも阻害されず、祝いの席でも護衛がしやすくなるだろうと評価する。
デーモンシェフは晴れ着の量産に入る決意をするも、バイトのエフネはそれを無理だと否定する。
性能は抜群、完全な晴れ着ではあるものの、その要求する性能が高すぎるあまり、三着分で王子にもらった予算を使い果たしたというのだ。
予算との兼ね合い、何事もバランスが大事だと学んだデーモンシェフは、それでも身についた技術は嘘をつかないはずと考え、さらなる商売への決意を新たにする。
だが商売の前に、王子に新年の挨拶をしようと考え、デーモンシェフは晴れ着の戦士たちと共に王子のもとへ向かうのだった。

王国おんせん繁盛記?』「デーモンはお熱いのがお好き」(2021/1/14~2021/1/28)

物質界で商売を企むグレーターデーモンの話

王子らがある温泉宿の業務を代行することとなり、エマが女将、ソーマサオシュが若女将を務めていたある日のこと。
その温泉宿を、去年温泉宿を乗っ取ろうとして王子らと戦ったグレーターデーモンが、ペットのクラーケンと共に客として訪れていた。
温泉の泉質を評価しながらも、その温度が足りないと言うグレーターデーモンは、沸騰しているくらいがちょうどいいとして、熱波を発動させる。
王子らは温泉を沸騰させようとするグレーターデーモンを止めるため、戦闘に駆り出されることとなる。

王子らに温泉沸騰を止められたグレーターデーモンは、温泉事業の乗っ取りも難しそうだと考え残念そうな様子を見せる。
事業乗っ取りも温泉沸騰もだめだと言われたグレーターデーモンは、物質界の流儀を面倒と言いながらも、致し方ないとその言葉を受け入れる。
しかしもてなしと料理は一級品だと言うグレーターデーモンは、自分が本気で欲しくなるほどにこの温泉宿は良いところだと褒め称える。
温泉を出たら敵同士、自分の覇道を邪魔するというのなら美人女将三姉妹とて捻り潰すと言うグレーターデーモンに対し、
その時は美人女将三姉妹がお仕置きだと、三人は宣言。その言葉を商売敵として実に魅力的な宣戦布告と語るグレーターデーモンは、
それでも物質界の民は甘いと述べ、いずれ全ての商店は自分の配下になるとして、その時を楽しみにしておくように言う。
商売とは、乗っ取り、買収こそ王道と語るグレーターデーモンは、それをいずれ分からせてやると言い残し、去っていくのだった。

魅惑のチョコレート・トラップ?』(2021/2/10~2021/2/25)

キホル初登場、王国とデモシェフ商会初共闘

バレンタイン。甘いチョコと共に想い人に気持ちを伝える、ときめく催しが物質界にあることを知ったデーモンシェフは、
恋人たちのため、素敵で美味しいチョコを流通させると決意し、王国の許可も取ってバレンタインの準備を進めていた。
チョコ細工技術を磨くデーモンシェフは、等身大デーモンチョコなるものの量産に成功するも、
人類の恋愛に妥協は許されないというエフネの言葉を聞き、バレンタイン直前まで従業員にチョコ細工技術を磨くよう指示していた。
商売と恋愛は似ている、作戦と駆け引き、そして育まれる信頼などと、デーモンシェフが意気込みを語る中、
魔界アリがチョコを奪うため各地で襲撃を行っていることを警告に来た、エレットたち王国軍が現れる。

その時、魔界アリの群れが市街地に侵入し、等身大デーモンチョコに殺到。さらに蜘蛛の魔物までもが姿を現す。
そこでデーモンシェフは、恋人たちの愛を繋ぐチョコ職人、商売人として、バレンタインを守護するのも使命だと語り、
等身大デーモンチョコを虫たちに対する囮として使うよう、王国軍に勧める。
試作品のチョコのお陰で街の被害は最小限に抑えられ、王子らは虫たちの撃退に成功する。
こうなれば虫を掃討するまで助力を惜しまないとデーモンシェフは決意し、王国軍とデモシェフ商会の共同作戦が始まる。

まずは街に潜伏している虫をチョコで誘き出すこととなるが、街全体に配置するにはチョコ細工の数が足りずにいた。
そこでオーガスタは、チョコ彫刻用に大きなチョコを用意していたと言い、瞬く間に等身大デーモンチョコを完成させてしまう。
その鮮やかな技術を前に、デーモンシェフは完敗だとオーガスタを讃えるが、対するオーガスタは、お手本が量産を考えられた優秀なデザインだったからこそと謙遜する。
作戦前に料理人同士の絆が芽生え始める中、チョコに誘き出された虫たちが出現し、王子らはその迎撃にあたることとなる。

虫たちと戦う王子らは、その中に世界樹の女王蜘蛛の姿を発見。デーモンシェフは、彼女が魔界アリのフェロモンに操られていることに気付く。
オスにしか効かないフェロモンで女王蜘蛛を操ったのかと王子らが驚く中、そこに進化した魔界アリの女王と、
そのフェロモンがメスにも効くように、チョコの形に料理した、自称魔界一の料理人キホルが現れる。
キホルは元魔王軍の料理番、魔王ガリウスに人一倍強い忠誠心を抱いていた人物であり、人間を強く憎んでいた。
そこをつけこまれたキホルは、魔界アリの女王に、自分が作ったフェロモンチョコを食べさせられて操られていたのだ。
仮にキホルを無力化し、フェロモンの効果が切れたとしても、彼女を仲間にできると思わない方がいいと、デーモンシェフは警告するが、
エレットたち王国軍の者たちは、そんなことを気にせず、キホルも助けるため魔界アリの女王との戦いに挑む。

戦いが続く中、王子らが戦っていたのとは別の魔界アリの軍勢が東門を突破し、虫たちが街の中へと流れ込んでいく。
あまりに虫の数が多く、集中砲火を浴びかねない状況の中、デーモンシェフはその近くにあった、あるものを従業員に用意させる。
それはセレモニー用に作られていた、特大デーモンのチョコ細工であった。
王子らはそれを虫たちの遠距離攻撃を引き付けるのに利用し、魔界アリの軍勢との戦いに勝利。
魔界アリの女王には逃げられたものの、キホルや女王蜘蛛を正気に戻すことに成功する。
正気に戻ったキホルは、人間に助けられたことを絶対に認めないと怒りを見せるが、
デーモンシェフは、そんな彼女に物質界での実地体験を行わせるため、彼女をデモシェフ商会にバイトとして雇うことを決める。

その後、バレンタインの祝祭は無事に開かれることとなり、また多くのチョコを失ったデモシェフ商会は、王国軍との共闘によって街の皆から寄付が集まることとなる。
キホルも少しずつ物質界に馴染んできているらしく、エレットにお菓子作りを教えるなどして絆を育んでいることが分かる。
こうして一件落着かと思われたその時、キホルがオーガスタに喧嘩を売り、料理対決が始まろうとしているとの報告が入り、王子らはその現場に向かう。

キホルとオーガスタの料理対決は、互いに得意料理をぶつけ合う、一進一退の勝負となり、決着がつけられずにいた。
そこでデーモンシェフとエレットは、王国といえば模擬戦しかないとして、二人の料理人に戦士を元気づける料理をオーダーする。
王国軍の女性陣はオーガスタの天界料理を、デモシェフ商会職員たちはキホルの魔界料理を食べて力をつけ、
対する王子は、二人の料理を両方とも食べ、普段の倍は強い状態で模擬戦に挑む。
結局料理対決は、両方の料理を食べた王子が模擬戦に勝利したことで、引き分けで終わるが、
戦いの末に、キホルとオーガスタは料理人として互いを認め、エレットもまたキホルとの友情をさらに育む。
こうしてついに一件落着、平和なバレンタインの祝祭が始まるのだった。

シャーク・オブ・ザ・デッド?』「楽しい外来種ガーデニング」(2021/7/1~2021/7/15)

物質界で商売を企むグレーターデーモンの話

ある夏の日のこと、王国ドルイド会、すなわち王国のドルイドが管理する庭園でのお茶会とガーデニングが開催される。
今回は王子と、メープルの姉であるエメルダがゲストとして参加する。
しかしそこには、ドルイドの農園を勝手に自分の花卉農場に変えた、グレーターデーモンの姿があった。
グレーターデーモンはそこに魔界ヒマワリという、強力な従魔としても使える植物魔獣を植えており、それによってドルイドたちの育てた花は全て枯れてしまっていた。
今回の栽培が上手くいけば、本格的に事業を立ち上げ物質界に展開させるのも悪くないと考えるグレーターデーモンに対し、
付近の植生を丸ごと崩壊させるほどの外来種を広げることを止めるため、また踏みにじられた乙女の花園を取り戻すため、王子らは勝負を仕掛ける。

戦いに敗れたグレーターデーモンは、丹精込めて育て上げた魔界ヒマワリが全滅したのを見て意気消沈とする。
今回もまた王子らに邪魔されたとして、ロクでもない因縁があると言うグレーターデーモンに対し、そう言いたいのはこっちの方だと王子らは反論。
それに対しグレーターデーモンは、機を見るに敏であるのが商人であり、金の匂いのあるところに現れるものなどと抜かす。
メープルに花を枯らしたことについての謝罪を要求されたグレーターデーモンは、敗者の務めとして素直に謝罪。
育てた花を台無しにされる辛さは身を以て体感したとして、枯らしてしまった花は後日同じ種を送付すると約束する。
謝ってくれたならいいと、メープルはグレーターデーモンを許し、またププルは、植物を育てる大変さを理解する者として、
乗っ取りや買収のためなどではなく、物質界で花を育ててみる気にはならないかとグレーターデーモンに告げ、相談に乗ることを提案する。
それに対しグレーターデーモンは、庭仕事は趣味の範囲に留めると答え、今の生き方を変えるつもりも、野望も捨てるつもりはないと言い、
この世全ての商店を己の手の内に置く計画は継続するとして、茶会に水を差したことを謝り、その場を去っていく。
予定は大幅に変わったものの、王子らは改めてドルイド会を始めるのだった。

魔神レラジェ降臨』(2021/11/11~2021/12/2)

ある日、王子らのもとに元魔王軍より「魔界の門復活計画」への協力の要請が入る。
魔王ガリウス亡き後、物質界と魔界が遠ざかり、数多くの魔物が物質界に残されている現在。
デモシェフ商会などのように、物質界で新たな生活を始める者たちもいる一方で、
今も物質界に馴染めぬ者や、故郷が恋しいなどの理由で、魔界に帰りたいという者たちも大勢いるのだった。
そこで、魔神の力を借りて魔界と物質界の通路を作るという話が持ち上がったというのだ。

その計画は、戦場の狩人と称される魔神レラジェを魔界から召喚し、それによって無理やり魔界の門を作ろうというものであった。
レラジェの顕現には、膨大な魔力と、レラジェの加護を受け目印となるレライエ、そして強大な軍勢による戦争が必要であり、
魔神レラジェはその戦いの相手として、王子を指名したために、今回の話が王子らのもとに届いたのだ。
王子らは困っている魔界の民のため、魔神レラジェとの模擬戦を行うことを了承し、戦場となる西の廃砦へと向かう。

魔界の門復活計画には、デモシェフ商会も関わっており、王国軍を出迎えるデーモンシェフは、何人かの社員も魔界に帰りたがっていることを明かす。
王子らは魔神レラジェとの模擬戦で勝利をおさめ、レラジェより放出された膨大な魔力によって、魔界と物質界を結ぶ通路が復活する。
これにより、魔界との新たな交流や戦いが始まることとなるのだった。

魔王城大討伐・幻影の王子』(2021/11/18~2021/11/25)

世界樹の災厄が迫る中、王子らは「神の楔」を求めて魔界に落ちた魔王城に向かうことになる。
デモシェフ商会が先遣隊として魔界を調査し、魔王城の場所を特定。
魔王城には三女神の力の影響が残っており、魔界瘴気の影響がないこと、また城内にはガリウスを信奉するデーモンが残っていることを報告する。

クリスマス・デストロイヤー?』(2021/12/16~2021/12/29)

クリスマスが迫る中、魔物に襲われる荷馬車の救助に向かった王子らは、その荷馬車の正体が闇の組織のものであることを知る。
闇の組織の構成員を捕らえた王子らは、荷馬車の中身を調べ、クリスマスプレゼントの箱の中に謎の機械部品が入っているのを発見する。
組織の構成員も口を割らず、王子らは雪の国のおもちゃ工場、デーモンシェフの新おもちゃ工場へ調査に向かう。

異物混入のことを知ったデーモンシェフは、発送済みのプレゼントを急ぎ調査することを決定。
さらにデモシェフ商会は安心と信頼で成り立っているとして、子供たちの安全を守るため、
また社員の生活を守るため、新たな異物混入がないか工場内を調査するとして、工場の操業を一時停止する。
王子らが急ぎ工場内を調査する中、デーモンシェフは不審な動きをする作業員を発見。
全社員の顔と名前を覚えているデーモンシェフは、その人物が社員ではないことを突き止める。
王子らはデーモンシェフに社員を避難させ、フォーの命令で「クリスマス・デストロイ作戦」なるものを進める闇の組織の構成員を捕らえる。

王子らが闇の組織の構成員を倒し捕縛している間に、デーモンシェフたちは工場内で梱包されていた全ての機械部品の回収を完了。
その部品を見たエスネアたちは、その正体がメカドラゴンシリーズのものであることに気付く。
そのことを聞いたデーモンシェフは、しばらく前に工場に盗人が入ったことを思い出し、
あの時は何も盗まれなくて良かったと思ったのだが、その時に設計図を写し取られたのかもしれないと気が付く。
フォーの目的は、王国の警備網を抜けるためわざと部品を分けて運び、市街地の中でメカドラゴンを組み立て暴れさせることだったのだ。

急ぎ王国に戻った王子らは、フォーと、彼に雇われメカドラゴンの量産を成し遂げた絡繰り忍者と対峙。
絡繰り忍者は、デーモンシェフが極秘プロジェクトにしていた、試作型のブラックメカドラゴンのフルサイズでの完成、量産化を成功させており、
フォー人形やミニメカドラゴンの群れと共に、闇の組織特有の毒を帯びた、ブラックメカドラゴンを市街地に解き放つ。
王子らはフォーたちを取り逃がしてしまうものの、戦いに勝利し、平和なクリスマスを取り戻すのだった。

年末年始特別!お年玉ラッシュ(2022)』「魔王の威光を広める新商品?」(2021/12/29)

王子らは街の中に潜む邪教徒の情報を聞き、その現場に踏み込み強制捜査を行う。
現れた魔物たちと戦う王子らは、やがてその正体がデモシェフ商会の社員たちであることに気が付く。
王子らに降伏することを告げ、社員を落ち着かせるデーモンシェフは、人間を怯えさせぬよう、隠れて新規事業の展開を準備していたことを明かす。

その新規事業とは、副デーモンシェフが新たに身に着けたフィギュア作成技術により、魔王ガリウスの人形を作るというものだったのだ。
物質界での共存を望んだとはいえ、故郷を離れたデーモンたちには心の拠り所が必要不可欠として、
そんな同胞たちに懐かしき魔界を思い出すものを作ろうという想いがあったのだが、
人間にとっては侵略者たる魔王のフィギュアを堂々と並べては、人々を怯えさせてしまうとして、隠れて製造していたのだ。
謝るデーモンシェフに対し、王子らも自分たちの調査不足を謝り、荒らしてしまったその場の片づけを手伝うと申し出る。
デーモンシェフは、片付けが終われば全員に特別ボーナスを出すとして、すぐに片付けに取り掛かるのだった。

温泉街決戦~悪魔の卵と命のお湯~』(2022/1/13~2022/1/27)

温泉旅行を楽しんでいた王子らは、そこで、その辺りに生息しないはずの魔物、ドラコリザードの群れと遭遇する。
ドラコリザードの出処を探る王子らは、かなりの高額で貸し切られ、従業員すらいない温泉宿に辿り着く。
そこには、温泉でドラコリザードの卵を孵化させようとしているグレーターデーモンの姿があった。
王子らに孵化の中止を求められたグレーターデーモンは、数匹逃げ出したことについては謝罪し、賠償を補填すると約束するも、
孵化の中断は契約上無理な話だと断り、何よりまさに孵化しようという頃合いなので、今更止めようがないと答える。

王子らとの戦いの末、これ以上の業務遂行は不可能と考え、グレーターデーモンは撤退を決定。
ドラコリザードの孵化は雇用主の希望と語るグレーターデーモンは、賠償金の請求は雇用主にするように言いながら、
守秘義務があるとして、その雇用主の正体を明かさぬまま、温泉宿から帰ってしまう。

その後、温泉宿の調査を続ける中、王子らは副デーモンシェフと遭遇する。
問答の末、王子らは今回の騒動の黒幕がデモシェフ商会であることを知り、
彼らがドラコリザードだけでなく、さらに巨大な海の魔物、ドラコシーサウルスの卵を孵化させようとしていることを知る。

王子らから逃げるデーモンシェフは、ドラコリザードを逃がした挙句、王子を呼び寄せながら撤退したグレーターデーモンの仕事ぶりに愚痴をこぼす。
自分の人選ミスだと副デーモンシェフが謝るのに対し、過ぎたことはもういいとデーモンシェフはそれを許し、
グレーターデーモンのやり方とは反りが合わない、それが分かっただけでも収穫だと前向きにとらえる。

その後、王子らはデモシェフ商会社員と、孵化した海の魔物たちの制圧を完了し、改めてその事情を問い質す。
デーモンシェフは、デモシェフ商会が海に進出するに当たり、商船の護衛を担ってくれた友人がいたと語り始め、
それが今回孵化したドラコシーサウルスたちの母親であったと説明する。
本来ドラコシーサウルスは凶暴な魔物だが、その母親は温厚な性格であり、人間とも上手に共存していたらしい。
そんな彼女が先日、浜辺で倒れているのが発見され、気付いた時にはもう手遅れであったと語るデーモンシェフは、
瀕死の状態にありながら、彼女が大事に卵を抱え、我が子を救ってほしいと目で訴えかけてきたと言う。
卵の孵化には繊細な温度管理が必要であり、機材を用意するまでに卵が死んでしまうと知ったデーモンシェフは、
彼女への大きな借りを返すため、急遽ドラコシーサウルスの体温に近い環境を用意するため、温泉宿を貸し切った。
それが今回の騒動の真実であった。

デーモンシェフは、商会総出で今回の償いをすると約束し、商会の内部留保は全て失われるが、
不幸中の幸いとして、辛うじて人的被害はなかったため、温泉街はすぐに営業再開し、今回の騒動は収束する。
こうして一件落着、王子らも引き続き温泉旅行を楽しむのだが、その影で新たな戦いの兆しが見え始めるのだった……。

恋と欲望のチョコレートナイツ?』「デーモンたちのチョコ細工」(2022/2/10~2022/2/17)

バレンタインの祝祭が迫る中、「今年もデーモンの立像を作ってもらえないか」という市民からの依頼により、
キホルを中心としたデモシェフ商会の面々は、市街地に大量の等身大デーモン型チョコレート細工を作っていた。
そんな中、各地でチョコを奪うチョコレート騎士団と、それを追う王子らが現れる。
王子らはデモシェフ商会に市民の避難を任せ、またチョコの立像を囮に活用するように言われ、チョコレート騎士団の迎撃にあたるのだった。

繋がる世界と時空を渡る戦士?』「次元生命体の力」(2022/5/5~2022/5/12)

三つの世界を滅ぼそうと動く次元生命体プルラルクルスとの戦いの中、
デモシェフ商会もまた物質界連合の一員として、その戦いに参加することとなる。
戦場にてデーモンシェフは、ゴブリン博士と相対。かつての因縁を水に流したのか、互いを讃え共に戦えることの喜びを語り合う。
その時、次元生命体の力によりデモシェフ商会とゴブリン軍は精神操作を受けてしまい、王子らに逃げるように告げる。
しかし王子らは、仲間を見捨てて逃げられないとして、操られた者たちを無力化し、救出する。
その後王子らは、デーモンシェフたちに負傷者の介抱を任せ、メカゴブリンクイーン率いるゴブリン軍団の救援へと向かうのだった。

幻のシャークアイランド?』「夏休みの昆虫採集」(2022/7/7~2022/7/21)

物質界で商売を企むグレーターデーモンの話

物質界での商売を企むグレーターデーモンは、夏休みの社員旅行と称して部下たちと共に聖なる森を訪れていた。
グレーターデーモンの目的は、高く売れる昆虫の捕獲であり、これは休暇ではなく業務なのではと言う部下たちに対し、
超高額の幻のカブトムシを捕まえた者には、特別ボーナスを支給すると言い、昆虫採集を始める。
そこに森の生態系を守るため、虫の乱獲をやめるように言う王子らが現れるも、
グレーターデーモンは森の地主でないならば口を出すなと言い、それでも止めるというなら少し相手になるとし、勝負を仕掛ける。

王子らとの戦いに敗れたグレーターデーモンは、そこが英霊の魂の眠る聖なる森であることを知り、
自分も先達への敬意は忘れないとして虫の捕獲をやめ、また生態系についても理解を示す。
急に態度が変わったグレーターデーモンに驚く王子らに対し、彼は自分も色々と模索中だとその胸中を明かす。
自分とデーモンシェフの差は何だったのか、まさか物質界の流儀が足りない、いやそれはありえないなどと言うグレーターデーモンを前に、
王子らは、そのまさかなのではないかと心の中でつぶやく。
捕獲した虫を森に逃がしたグレーターデーモンは、眩く輝く蒼空と、緑に満ちた世界という言葉を呟き、
自分にはまだまだ分からんようだと、ひとり思いを馳せるのだった。

異世界の恋姫と悪魔商会の陰謀?』(2022/10/13~2022/10/27)

インテリデーモン初登場

魔界動乱』(2022/11/2~2022/11/17)

年末年始特別!!お年玉ラッシュ(2023)』「狙われたデーモン像 事件編」、「狙われたデーモン像 解決編」(2023/1/3,1/4)

AIGIS Idol Project』(2023/1/19~2023/2/2)

花咲く想いのバレンタイン』(2023/2/9~2023/2/22)

キラキラ★オルカサマー』(2023/6/29~2023/7/13)

聖夜のメカニカルおもちゃ戦線?』(2023/12/14~2023/12/28)

魔女と闘士と温泉郷?』「戦わないと出られない温泉」(2024/1/11~2024/1/25)

遥かな空を目指すには?』(2024/1/25~2024/2/1)